「切腹最中」

「新橋演舞場」で行われていた歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」を観に行ったら、「切腹最中」というお菓子を売っていた。期間限定とかで、忠臣蔵が演じられている期間だけ販売しているようだ。最中の皮が既に開けられていて、如何にも切腹した腹のようになっている。中には餡に包まれたお餅が入っていた。ちょっと甘過ぎて私は好みではなかったが、正に商魂逞しい品だった。何だかサラリーマンが仕事で失敗した時にこの切腹最中を持参して上司のところに謝りに行くというものらしいが、まあそこまですることはないと思うのだが、どなたか経験者はおられますか?

歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」(新橋演舞場にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年歌舞伎観劇2回目)
300年以上も演じられている歌舞伎でも超有名な作品だ。勿論赤穂浪士の討ち入りを題材としているのだが、歌舞伎では幕府の権威を傷付けまいとして「足利時代の鎌倉」を舞台としている。「昼の部」を観たが、「大序」は事件の発端を、「三段目」は「松の廊下での刃傷」の場を、「四段目」では「切腹」の場を、「道行」では「おかる勘平」の逃避行の場だった。「夜の部」はいよいよ討ち入りとなる。

2012年の映画のお話し
映画「僕等がいた 後編」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年76作目)
前編は高校時代の二人の愛の姿を甘く描いたが、後編は大人になった二人が離れ離れになり、次々と人生の苦難に襲われ仲を引き裂かれていく様子を描く。だが最後は?

映画「捜査官X」(丸の内TOEIにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年77作目)
1917年の中国の山奥の田舎で事件が起こった。2人のならず者が村を襲うが、一人の紙梳き職人がそれらを退治して英雄となる。しかしやって来た捜査官Xはその職人に疑問を抱く。なぜならば武術の達人でなければ絶対に出来ないことだと考えたのだった。果たしてその職人の正体は?疑問を解くとそこには何があったか?激しい戦いもある。カンフー並みの動きが凄い。

映画「ブラック&ホワイト」(日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★(今年78作目)
観なければ良かったと後悔しました。二人のCIAロス支社の男が一人の女性を巡って競うというもの。汚いセックス絡みの言葉の連続でした。勿論子供には見せられない。

映画「ももへの手紙」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年79作目)
手書きの絵が実に美しい。心和むといった感じの作品だ。父を亡くした少女と母が実家のある瀬戸内の小さな島に東京から移ってきた。その古い家に天から使わされた妖怪が彼女たちの「見守り役」としてやってきた。父と喧嘩した末に父の死に直面し、父の残された便箋に書かれた「ももへ」のあとの文章はなんだったのかを探ろうとする娘「もも」。そこには何が書かれようとしていたのか?いい作品でした。ぜひ子供に見せたいアニメ映画でした。

映画「名探偵コナン 11人目のストライカー」(有楽座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年80作目)
いつもながらこのアニメは面白い。今回は「Jリーグ」が舞台。恨みを持つものが爆発物で観衆を襲うというもの。コナンがそれを阻止するのだが。

日経新聞4月27日夕刊「シネマ万華鏡」の評価によれば、「わが母の記」が5つ星、「ル・アーブルの靴みがき」が5つ星、「テルマエ・ロマエ」が3つ星、「HOME 愛しの座敷わらし」が3つ星、「狐島の王」が3つ星、「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」が3つ星、「王朝の陰謀 半次ディーと人体発火怪奇事件」が4つ星でした。

「シノプスシ172」
「囮同心」(稲葉 稔 著) 講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年110冊目)「八丁堀手控え帖」シリーズ2作目
「隠密廻り」の深見じゅう兵衛は、奉行の遠山様から直接ある事件の再調査を命じられた。

「神隠し」(藤井 邦夫 著) 文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年111冊目)「秋山久蔵御用控」シリーズ2作目
南町奉行所吟味役の秋山久蔵は「剃刀久蔵」と呼ばれ犯罪者達から恐れられていた。

「秘剣 双竜ツ竜」(門田 泰明 著) 祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年112冊目)
「浮世絵宗次日月抄」 江戸で大人気の浮世絵師である「宗次」は、実は武術の達人だった。また真の姿は別にあった。彼が偶然に徳川家の姫君のお輿入れに何者かが襲い掛かるのを防ぐことになった。そこに隠された秘密は?

「軍師の挑戦」(上田 秀人 著) 講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年113冊目)
歯科医師でもある作家の初期の短編集だ。8編あるが、それぞれに出来の良い作品ばかりだった。

「宝引き」(佐伯 泰英 著) ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年114冊目)「鎌倉河岸捕物控」シリーズ20作目
若い芸者が座敷で殺された。調べる内に同様の事件がこの数ヶ月の間に何件か起きていた。連続殺人事件が?金座裏の10代目を継ぐ政次がまたまた大活躍。

仮名手本忠臣蔵

「J REPORT 2012 5月第1週号」
「リタイアメント・ノート 3年目11ケ月目」 「VOL.737 SINCE AUG. 12th、1983」
「仮名手本忠臣蔵」
この歌舞伎は、寛延元年(1748)8月14日に大坂で上演されたと記録にある。歌舞伎史上最高傑作となったこの作品、作者は「二代目竹田出雲」だ。「曽根崎心中」で有名な「近松門左衛門」の弟子だ。事件はこれより46年も前の元・P4年3月14日(1701)のことだった。徳川幕府を慮ってこれまで舞台化されていなかった。作品の時代設定を「足利幕府の時代の鎌倉」に変えての11段たての大作となった。事件が起こったのは「元・?v、将軍は5代目「綱吉」、史上最悪の将軍の時代だった。ご存知「生類哀れみの令」という悪法で知られている将軍だ。「松の廊下」で事件が起きるまでに何があったか、今もって分かっていないが、事件を聞いた将軍が即断即決で「切腹」「浅野家断絶」を命じたということは知られている。「癇癪持ち」と評判だった将軍だったから、本来「喧嘩両成敗」が当然だったのだが、激怒してそれらの処置が即決められてしまった。まあ、それがあったから「討ち入り」が起き、「忠臣蔵」が出来たともいえるが、怪我の功名かな?不思議なことにその後も殿中での刃傷は度々起きている。全て襲われた者は殺されている。浅野内匠頭だけが失敗したのだった。討ち入りの時は所謂「大名火消し」の装束で赤穂浪士たちは扮装していた。火消し装束ならば夜中に市中を歩いても文句や言われまい。装束の下には「鎖帷子」を付けた完全防御体制だ。寝起きを襲われた吉良邸の人たちこそいい迷惑だっただろうに。

「孫はやさしい」
これは健康的な生活を送る上で必要な食べ物を略したものだそうだ。NHKラジオ第一放送の「ラジオ朝一番」の「健康ライフ」という番組で聞いたのだが、出処は東京の「愛育病院の皮膚科部長さん」だ。妊婦さんが胎児のために摂取に必要なもので、覚えておくと良いとのこと。当然全ての人にも当て嵌まる訳だ。「ま」=「豆」、「ご」=「ごま」、「は」=「わかめ(即ち海草類)」、「やさ」=「野菜」、「し」=「しいたけ(キノコ類)」、「い」=「いも」。妊婦が胎児のために食べる「皮膚によい食生活」というのがこの「孫にやさしい」の狙いだそうだ。まあ、正に孫に優しい食生活だ。「やさ」を野菜ではなく「や=野菜」と「さ=魚」に解釈するという説もあるそうだ。いずれにしても身体によい食材ということだ。追伸:その後「孫たちはやさしいよ」という説まで出てきた。「たち」は「た=玉子」と「ち=乳(牛乳)」で、「よ」は「ヨーグルト」となるらしい。いずれにしても健康が一番だ。

「手前勝手世界食物語、第249話」

これは大正解だった。NHK第一ラジオの「歌の日曜散歩」という番組で視聴者からの「我が家の料理、ふるさとの味」という紹介コーナーがある。ここで紹介されたものなのだが、試しに作ってみた。材料は「アサリ」400g、「水とお酒」各75cc、「砂糖」大匙6杯、「醤油」大匙5杯、「味醂」大匙2杯、「生姜」適当。以上である。アサリはスーパーで売っている冷凍もので全く問題ない。アサリは洗っておく。水と酒を沸騰させたらアサリを入れ、その他調味料を入れる。勿論生姜も入れるが、これは皮のまま薄切りにしておけばよい。小まめに灰汁を取りながら弱火で煮詰めれば出来上がり、20分でした。実に簡単だ。出来たものは、普通市販のような濃い味ではなく、さっぱりとした味付けでアサリの味がより強く感じられ、絶品に仕上がった。「お酒のあて」だけでなく「ご飯」のオカズとしても最高だ。紹介された方は沢山作って知り合いに配っているというが、本当に美味しかった。ぜひ一度お試しをしてみてください。私も3回作りました。
以上、東京から勢古口がお送りしました。

「光風会展」

例年通り、六本木の「国立新美術館」で開かれている「光風会」の絵画展に行ってきた。元の会社の先輩で岡山在住のF氏が毎年入選している関係でその絵を観た。毎年題材は殆ど同じお寺の風景なのだが、やはり毎年腕を上げていると私如き素人でも思うのだった。会員は別として一般応募作の中から約600点が選ばれて展示されている。「文部科学大臣賞」もあり、全数962点の絵画は流石に素晴らしいものだった。

「東京スカイツリーは」
入場券を求めて翌竄ュ殺到ということだが、東京スカイツリーを運営する会社は「年間3200万人の来客」を見込んでいるという。果たして可狽ネのだろうか?「東京ディズニーリゾート」で2500万人、「横浜中華街」でも2500万人なのだから、輸送迫ヘから考えても首を傾げたくなる数字だ。近くを走る電車の路線は「東武東上線」「都営地下鉄浅草線」「東京メトロ半蔵門線」だ。駐車場もなく、バスはどこに停めるのだろうか?交通渋滞は必至と思える。それと「レストランやトイレ」はどうなるのだろうか?人が集まると困る色々な問題は果たして解決されているのだろうか?疑問が残る。決定的な問題は「トイレ」の不足だと思うのだが、皆さんのご意見はどうであろうか?

「中国のガャ潟悼ソ格」
原油価格の値上がりから中国国内向けガャ潟悼ソ格が値上がりするという。その新しい価格はリッター当たり@110円だという。今年の経済成長率を年率8%に減速させつつある中国だが、日本の現在のガャ潟悼ソ格は全国平均@158円程度だから、それと比べれば安い?のだが、物価指数が日本と中国では違う。約10分の1だから、日本に置き換えればリッター@1100円となる。恐ろしい価格だ。

「自然災害 日本と欧州」
昨年の「東日本大震災」以降、地震が多発している。「南海トラフ」での更なる大地震も卵zされている日本列島。大昔からここに住む人たち、即ち我々の祖先は常にこういった自然の脅威と戦ってきて、いつも打ち負かされて涙を流して、そこからまた立ち上がっていったのだろう。次に起きるだろう「首都圏直下型地震」や、「東海、東南海、南海地震」によって引き起こされる損害は恐らく数百万人に影響し数10兆円から100兆円にも達するかもしれない。日本経済はそれによって根本的なダメージを負うのだろう。果たしてそれらは「太平洋戦争」に匹敵或いは上回る被害となるのだろうか?それでも我々は必ずどんなに時間を掛けてもきっと立ち上がり、また新しい世界を築いていくことを信じて生きて行こう。それに比べて欧州は安定した大陸にあり、自然の脅威には日本ほどあっていないのだろう。逆にだからこそ、人的な被害が起こり易い。それは「戦争」であり、「疫病」だった。国々が地続きだから、常に戦争の恐怖に耐え、また慢性的な衛生状態の悪さから国を越えて疫病が襲うという恐怖もあった。それが周囲を海に囲まれた日本はそういった脅威には比較的安全だった。どちらもそれなりに大変だった訳だから、ある意味世の中は公平なのかもしれない。

「小さな写真展」

有楽町の高速道路の高架下「銀座ファイブ」で開かれていた小さな写真展「第14回 フォトアカデミア正美写真展」。友人が出展しているので初日に訪れた。35名の会員の方たちの小さな写真展、それも3点のセットでの出品だ。それぞれのテーマに基づいて3枚の組写真となっている。友人M氏の作は「恋祈願(飛騨古川、三寺まいり)」というもので、飛騨にある古川というところでの写真らしい。もう一人の友人E氏のは「我等が地球(静岡上空他)」ということで飛行機の上からの写真だった。どれも皆素晴らしい写真だが、海外旅行での写真もあり、これはかなりお金も掛かっていると思う次第でした。

「NHK受信料問題」
先日の落Z委員会の国会中継で「NHK24年度落Z案」の審議があった。その際「身体障害者が暮す家庭で他の人も無収入の場合、NHKの受信料は払わなくてもよい」ということを知った。我が家は今は私と妻の二人家庭で共に「身障者」だし、「年金生活者」だからと思って「区役所」を訪れた。調べてもらったら、1月に次男が住民票を厚木から江東区の我が家に移していると言う。知らなかった。従って息子の収入があるので受信料無料にはならないと言う。がっかりでした。でもよく考えてみると、私は仙台に持っているマンションの家賃収入があるので「確定錐吹vしているのだから、最初から無収入には該当しないことに後から気が付いた。うっかりしてました。年金生活者の皆さんもNHKの受信料注意していたほうがいいですよ。因みに我が家のNHK受信料は「年間25520円」でした。これただになるといいよね。

「読書と疑似体験」
読書の楽しみ方の一つに「疑似体験」があると思っている。本の中のどんな場面でもどんな人にでもなりうる「想像力の世界」がそれだ。だからこれまで行ったことのない場所にも、過去にも未来にも行くことが出来る。そしてそこで色々な体験が出来る。美しい女性にもなれれば、強い男にもなれる。それが一番楽しいから読書は止められない。
追伸:有楽町三省堂でその日も10冊の文庫本を買った。当然自宅郵送を頼んだその時、新潮社の「NEW YONDA?CLUB」というのが目に入り、文庫本の侮・フ一部を切り取って送ると商品が当るのが分かったので、錐棊p紙を持ち帰った。文庫本を入れる「ホルダー」が20枚で貰えると言う。早速自宅で「新潮文庫」を出してみたが、あっという間に20冊分が集まり、直ぐにホルダーを応募することとした。まあ自宅にあるだけでゆうに100冊程度はあるだろう。

「ザ・ロープ帆船模型展」

昨年も観にいったが、コンクリートパイルを売っていた大同コンクリート時代の知り合いで旭化成建材のN氏よりお誘いを頂き、模型展に行ってきた。45もの大小の船の模型があった。どれも細かい部分まで精巧に出来ており、流石マニアだなあと感心させられた。N氏の作品は「カサドール」というスペイン大航海時代のスペイン海軍の軍船だった。まあよくこれだけ作れるなあ。驚きでした。

2012年の映画のお話し
映画「バトルシップ」(日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★(今年72作目)
ハワイから上空の衛星経由で別の太陽系に電波が送られた。その結果エイリアンたちがやってきた。ハワイ沖で14カ国の軍隊が合同訓練を行っていた。そこに現れたエイリアンとの戦いを描く荒唐無稽なお話しでした。詰まらない。

映画「ジョン・カーター」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年73作目)
これがアメリカで初めてのSF小説だったそうだ。地球から火星に行った人間が火星の人たちを助けて活躍するというもの。意外に面白い。

映画「バンド・ワゴン」(日比谷みゆき座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年74作目)
戦前、戦中、戦後のハリウッドで大活躍した銀幕の大スター「フレッド・アステア」の晩年の作品。歌と踊りで大活躍するスターの役でした。1954年の作品でした。

映画「アンナの追憶」(有楽町スバル座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年75作目)
ホロコーストで亡くなったオランダはアムステルダム在住のユダヤ人少女「アンナ・フランク」の物語。生き残った父親の目から見たアンナを偲ぶ。原題は「メモリー オブ アンナ・フランク」

日経新聞4月20日夕刊「シネマ万華鏡」の評価によれば、「裏切りのサーカス」が4つ星、「捜査官X」が4つ星、「ブラック&ホワイト」が2つ星、「キリング・フィールズ 失踪地帯」が3つ星、「台北カフェ・ストリート」が3つ星、「ももへの手紙」が2つ星、「モンスタークラブ」が2つ星でした。

「シノプスシ171」
「アウトクラッシュ」(深町 秋生 著) 幻冬社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年103冊目)「組織犯罪対策課 八神瑛子」シリーズ2作目
上野署の八神警部補は夫の死の真相を見出そうとしてヤクザとの情報交換を行っている。そんな時メキシコから麻薬絡みで殺し屋がやって来た。激しい戦いが行われる。面白い。

「断絶」(佐伯 泰英 著) 講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年104冊目)「交代寄合伊那衆異聞」シリーズ16作目
上海より急遽江戸に戻った座光寺藤之助を幕府は「お家断絶、切腹」とした。しかしそれで挫けることなく、一族の者を連れて長崎へと旅立つ。行く先は海のその先。

「ぼうふら人生」(井川 香太郎 著) 文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年105冊目)「樽屋三四郎言上帳」シリーズ6作目
江戸に3人いる「町年寄」の一人である若旦那「樽屋三四郎」の活躍を描くシリーズ物。

「日本橋時の鐘殺人事件」(風野 真知雄 著) 文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年106冊目)「耳袋秘帖」シリーズ12作目
南町奉行の根岸が綴る「耳袋」に記されている謎解き物語。

「さらば故郷」(八木 忠純 著) 文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年107冊目)「喬四郎 孤剣ノ望郷」シリーズ完結編
宿敵東条兵庫に何度となく命を狙われた有馬喬四郎。将軍家斉によりお家騒動の責任を問われた兵庫は遂に獄門となり、喬四郎は無事家族の元に戻った。めでたし、めでたし。

「人相書」(藤井 邦夫 著) 文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年108冊目)「養生所見廻り同心 神代新吾事件覚」シリーズ5作目
若き同心が熱く活躍する。

「鬼彦組」(鳥羽 亮 著) 文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年109冊目)「八丁堀吟味帳」シリーズ1作目
新しく始まったシリーズで気玉儀奉行所同心、吟味役与力の「彦坂新じゅう郎」が活躍するお話し。

孫たちと娘たち

「J REPORT 2012 4月第4週号」
「リタイアメント・ノート 3年目10ケ月目」 「VOL.736 SINCE AUG. 12th、1983」
「私の孫と妹の孫」
昨年の11月に私の初孫が誕生したが、先日もお伝えした通り、私の妹も初孫を授かった。共に「外孫」「栞」ちゃんは5ヶ月経つが7kgを越えて色白な身体をしているが、生まれたて2週間の「怜也(りょうや)」君はまだ座らない頭だが、大きな眼を開けて、くりくりとまなこを動かしていた。ちょっと色黒の男の子らしい男の子だった。既に私の(勿論妹の)父も母も亡くなっているが、荘キを見せたかったと今更ながらに思う。
その後、またまた我が家を訪れた孫娘は娘が外出中、1時間は泣きっぱなし、3時間は寝ていたが、見慣れない顔を観て不安になってのことだろうが、兎に角泣き続けていた。それでも可愛いものでした。

「手前勝手世界食物語、第248話」

「紅虎の大黒餃子」
またまた、また「メトロポール紅虎」に行った。今回は餃子、それも「大黒餃子」というもの。餃子の皮が真っ黒で中身は挽き肉中心で基本的には味が付いているので、なにも付けずに食べるというもの。それなりに美味しかった。重ねて垂オ上げるがこの店は品数が多い。ちょっと間違って書いてしまったが、「麻婆豆腐は5種類」あった。「白」という豆乳を使ったのがあった。その他は「赤」「黒」「黄色」「緑」だ。次回の「スイス旅行勉強会」はこの店で行うこととした。さて、今回食べたのは、「2種のカルパッチョ」@1280円、「焼きエビワンタン」@680円、「大黒餃子」4個入り@600円、「丸鶏揚げ」@1000円でした。次回は「北京ダック」を食べてみたいな。

「ごぼう茶」
1ヶ月ほど前に「空腹が人を健康にする」という本をご紹介したが、そこでお薦めとされていた「ごぼう茶」だが、自宅で作ってみたが見事失敗だった。そこで市販のを買って作ってみたが、これが意外に美味しいし、飲み易い。当面これをお湯で煎じて冷やして飲んでみようと思っている。日本産のごぼうを粉上にしたものだが、多分乾燥させて作ったお茶だろう。
以上、花散しの雨が降る東京から勢古口がお送りしました。

「千鳥が淵の桜」

東京の桜の名所「千鳥が淵」は人で溢れていた。ちょっと肌寒い日だったが、休日とあって沢山の人が「桜見物」していた。ここは場所取りが出来ないのでただ歩くか写真を撮るだけ。人混みの中、見事な桜を満喫することが出来た。
ところで「古地図」を参照してみると、「千鳥が淵」は「アキチ」となっている。今の「戦没者墓苑」のところから「インド大使館」のところまでお城の堀に沿って空地となっていたらしい。そして同じく「靖国神社」も「ウエダメアキチ」となっている。ここから今の四谷駅にかけてのお堀の南西側は全て「旗本、御家人」の屋敷が割り当てられていた。勿論「番町」辺りは全て武家屋敷だ。「御城」の周りにいくつもの「アキチ」があるのが見受けられるが、多分これは「火事」のための「火除け地」の意味だろう。江戸時代は大火がいくつも起こった。江戸城も「天守閣」を消失してしまう大火事にあっている。その後天守閣は建設されない。堀で囲まれているところに、更にお堀に沿ってこういった形での「空地」が設けられていたと考えれば納得が出来よう。二重の防御を考えていたらしい。その天守閣を消失させた火事は「明暦の大火」通称「振袖火事」と呼ばれるもので、「明暦3年(1657年)」に起きた。当時の江戸の人口が約55万人程度(半数が武士、半数が町民)でその内の約10万人が死んだと伝えられている。物凄い火事だったに違いない。さて、千鳥が淵のところから半蔵門にかけて今は「イギリス大使館」があるが、ここは江戸時代は旗本屋敷だったようで古地図によれば「マツ下ナカイ」「前田タンゴ」「水ノ」「永井ハリマ」「南ア丹後」となっている。これらの屋敷がそっくりイギリス大使館の敷地になったようだ。他の大使館に比べ一番お城に近い場所が割り当てられたのは、イギリスが日本にとって非常に重要な国だったということなのだろう。

「読書」
私の趣味の一つに読書がある。まあ最近は「時代物」を中心に読んでいるが、どうだろう月間約1万円は本代に遣っているだろう。月によっては2万円の月もある。だから今読み残している本は30冊位あろうか?私は一覧浮?釋?チている。それはシリーズ物になっている本のどの分まで買ったかを記しているもので、シリーズ全体で20から30シリーズ位あるので、どれを買ったのかを覚えていないととんでもないことになってしまう。シリーズ物は作家によっても違うが、大体数ヶ月おきに出されるケースが多いので、浮??ゥながらこれは既に買ったものか、そうでないものかを観ながら判断しているという訳だ。読書をすることの楽しみの一つに「疑似体験」というのがあると思う。それについては次回にお話ししよう。

「同期の仲間と戸張 捷氏」

同期の仲間の集まりに「グルーヴ46」というのがあり、名前に因んで「4月6日の夜」開催された。これは母校の「体育会の昭和46年卒」のメンバーの集まりなのだ。昨年は「東日本大震災」があったので中止となったので2年振りの会となった。46年卒だから生まれは大体昭和22年、23年、24年だから皆、既に「還暦」を過ぎている。我が母校の体育会は現在36部ある。今回は総勢70名が紀尾井町のホテルに集まった。司会は「馬術部」OGの美女(平成10年卒)で、まずは「塾歌」斉唱、応援指導部のOBによる手の振りに合わせて皆で3番まで大声で歌った。そして幹事の挨拶、乾杯の後、「ゴルフ部」の先輩で「ゴルフトーナメント・デレクター」でもある「戸張 捷」氏による講演だ。住友ゴム工業(ダンロップ)への入社からゴルフトーナメントを開催するようになった経緯、そして今の選手達「石川遼」「松山秀樹」「宮里愛」らの裏話や秘話をお聞かせ頂いた。そして立食、歓談の合間には応援歌「若き血」や「丘の上」を歌い楽しんだ。昔の面影を残している人もいれば、誰だか分からなくなっている人もおり(私自身もその口なのだが)、中学や高校、勿論大学時代の友人達も多く、本当に心から楽しめた。更に二次会、三次会となり帰宅したのは午前2時だった。次回は昨年も行ったのだが、秋に箱根で宴会とゴルフを行うことを決め、正式な会は来年の4月6日に行うことで新幹事を決めて散会した。さて、石川遼君が婚約を発浮オたこともあるので、戸張氏の講演会の中から一つだけEPISODEをご披露しよう。石川遼が最初に優勝した岡山での大会でのことだったそうだが、彼は月曜日の卵I会で落ちて埼玉の自宅に帰宅したそうだ。しかし、大会直前にプロが一人欠場することとなった。そこで急遽大会開催者側は彼を推薦出場させることとした。実はそれには複線があり、月曜日の卵I会で彼はゴルフコースのフロント、キャティーマスター、食堂等に挨拶に行って自己紹介していたという。それが実に爽やかだったので欠員を埋める際、大会関係者は即彼に決めたそうだ。とても15歳の少年とは思えなかったきちんとした礼儀正しい態度だったという。その態度がなければ彼の初優勝は有り得なかった。運命とは恐ろしいというか運を持っている人は運を掴むことが出来るという運命ではないだろうか。

「ダイエットの壁」
「一日一快食」を始めて既に3週間を越えた辺りから、壁に突き当たっている。体重が落ちなくなったのだ。この壁を突き破ることが出来るのか?3kg体重減を乗り越えるのは可狽ネのだろうが、身体は必死に抵抗している。「必ず破るぞ、この壁を」 さて、1ヶ月が経過したがまだ壁を越えてはいない。3kgが厳しい状況として立ち塞がっている。

「上野の桜」
日曜日に上野公園に行ってみた。物凄い人出だった。色々な報道でご存知の通り、金土日曜日の3日間で55万人の人出だったというから凄い。桜も見事だったが、人出もたいしたものでした。