「人生は旅の如くー9月のニュージーランドにて」

「J  REPORT 2024 5月第4週号」
「リタイアメント・ノート 14年11ヶ月目」
「VOL.1368 SINCE  AUG.12th、1983」

「走るな! 転ぶな! 風邪引くな!」が老人には大切らしいです。㔟古口
追加して「癌になるな」もね。

「人生は旅の如くNO.9-2009年編・第7話、9月のニュージーランドにて」
市販のガイドブックも買ってないし、旅行会社の案内も捨てていたので今回は記憶だけが頼りのお話しとなってしまったが、お許しあれ。
北島のオークランドから始まった旅だが、丁度日本と真逆の気候のニュージーランドはこれからが春から夏にかけての季節、桜に似た美しい花が印象的だったのと、火山国なので温泉もあり日本に似た雰囲気があった。まだ山には雪があり氷河も美しい湖もあり、何か親しみ易さを感じさせられた国だった。
南島のクライストチャーチは都会とは言え、小さな美しい街だった。それがこの時から1年数か月後の2011年2月に大地震に襲われ日本からの語学留学生も多数亡くなったことは記憶にあろう。それから一か月後には東日本大震災が今度は日本を襲うのだった。
旅に出ても土産類は一切買わない私が唯一買ったのが、羊毛のベストだった。メリノ種という羊の毛だが結構な値段(確か300ニュージーランドドル)だった。勿論今でも愛用している。
山や海も美しかった。住みたい国は?と問われればニュージーランドもその候補になると思えたのでした。
南の湾には色々な生物や滝もあり、もう一度行きたいと今でも思っている。
移動途中、大型トラックに沢山の羊が乗せられていたが、ラマダン明けの御馳走用にイスラムの国々に輸出されると知った。羊や牛が人間より多いのがこの国だった。鹿肉のステーキ弁当も食べたが意外に淡白だった。兎に角この国の印象は田舎であり自然が残り美しいということだった。
南十字星の見つけ方も知った。これは非常に貴重な情報だった。後に南米チリの旧都クスコで披露することになる。
そうそう巨木があったが、これらはカリフォルニアから持ち込まれたものだという。本当は完璧に自然はそのままにしておいたほうが良いのだろうが、林業のためだったのだろうか。
湖の畔に三坪ほどの小さな教会があった。正面の壁が四角に切り取られていて窓になり、十字架の先に向こう側の景色が見えた。それが正に一幅の絵画のようになっていて実に美しかった。