「江戸の庶民の生活は楽?3」

「江戸は朝炊き」と前回垂オ上げたが、当時の庶民は、というよりも「江戸の華は火事」だったから、「火の始末」には非常に敏感になっていて、飯炊きは一度で行い、お櫃に残した飯を昼と夜に食べたようだ。だから深川辺りでは所謂「深川飯」といって「あさり」を煮込んだ汁をかけて食べたものが出来たようだ。これは「早く」「安く」「暖かく」といった具合で庶民に愛されていたらしい。「一汁一菜」の時代で、食事も簡素だった訳だから、「深川飯」はある意味ご馳走だったのかも知れない。

「ララポート豊洲の夕暮れ」
今や都心の観光スポットの一つにもなった「ララポート豊洲」。秋口から改装工事が行われていて、出店がかなり変更になっている。最近ではテレビの番組にも度々登場するこの施設だが、外の風景も中々に美しい。丁度「夕暮れ時」だった。目の前には「跳ね上げ橋」と「昔のクレーン」を利用したイルミネーション、そしてその向こうにはお台場に掛かる「レインボーブリッジ」が観えるというものだ。右手の「晴海地区」の高層ビル群も窓から見える光に浮かび上がり、これまた幻想的だ。そしてその先にはうっすらと「赤い夕焼け」が空を被っていた。

「手前勝手世界食物語、第277話」

「九州、食の旅 その一」
「武雄温泉、まねき鮨」
10月にも行ったが、佐賀県武雄温泉にある「まねき鮨」をまたまた訪れた。前回は客は私一人だったが、今回はご夫婦を設定している4人組と、友人同士3人組が来ていた。4人組は「ゴルフ」の帰り、3人組は「ャ?リエ試験合格記念」のようだった。二組ともシャンパンとワインを持込していた。さて、「いつものようにお任せで美味しいものを頼みます」とお願いする。まずは「牡蠣の燻製」、「ナマコの酢の物」、「あらの刺身」これは東京では超高級魚の「くえ」のこと、地元平戸で獲れたものだという。岩塩の板の上にスダチを絞り、そこにあらの刺身を軽く触れて食べる。歯応え助ェの刺身は確かに美味しい。写真はその「あらの頭」部分だ。目方は3.5kgあったというが、あらは捨てるところがなく、なんでも食べられるという。次が「あらの肝」これは塩で食べる。次が「しめ鯖」私が鯖好きなのでいつも必ず出してくれる。勿論玄界灘の鯖で生姜+ニンニク+刻みネギを中に挟んである。そしてまたまた「あらの胃袋とえら」の部分、これは珍味としかいいようがない。「貝柱」、「このわたのうずら卵かけ」、「蝦蛄」半身を刺身にして塩で、更に残りの半身は軽く炙ってレア状態で食べる。これも美味い。「鯵のたたき」は白胡麻+貝割れ+大葉を刻み、酢橘と塩で食べる。お願いをして前回も食べた「穴蝦蛄」の甘煮を出してもらう。次が「白子の昆布〆」を軽く炙ったもの。「焼き貝柱」の海苔巻き。「甘鯛」を身と皮とを合わせたまま一緒に油で揚げ、塩で食べた。実はこれが一番その日の食べ物で美味しかった。甘鯛がこんな風になるとは想像できなかった。九州産の「からすみ」これは自家製で色が赤く、まるで赤ワインに浸したかのような色合いで実に美味しかった。そしてまたまた「あら」の登場で「あらの皮」の素揚げ、塩で食べる。「磯巾着」の揚げ物。これも美味かった。いよいよ「握り」に入る。お米は佐賀産のものだそうだ。まずは「鯵」、酢橘と醤油で食べる。大分産「赤貝」、「ハマグリ」小さいけれど美味しい、「しめ鯖」+生姜の手巻き、「卵焼き」、「焼き穴子」、最後は「かんぴょう巻き」でした。隣の3人組はキロ14万円の国産「松茸」を食べていた。今年は松茸が高値だったそうです。私は「芋焼酎」を飲みながら満腹になったが、これでいくらだと思います?なんと「16000円」ですよ。博多から往復4200円の特急列車代を払っても来たいと思う私でした。書き忘れた。目の前にはつねに「ワカメ、生姜、乾燥エビ、カイワレ」が置かれていて自由に食べられました。

「夜明けの東京タワー」

朝、5時半の東京は豊洲。愛犬を連れての散歩の最中だった。西の空にはオレンジ色のライトアップされた古豪「東京タワー」、昭和33年に建設されてからもう50年余になる「東京のシンボル」だった。今はその座を「東京スカイツリー」に奪われた感があるが、それでも堂々とした姿を見せていた。周囲には高いビルが建ち並んだので、ちょっとその姿も背高のっぽとは言いにくくなったとはいえ、まだまだ頑張っていました。

2012年の映画のお話し
映画「人生の特等席」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年208作目)
「ベースボール」はアメリカの国技だ。プロのスカウトが老いて眼が見えなくなった。娘が助けに出るが、拒否。この父と娘を巡る物語だが、結論が分かっているだけに安心して観ていられる。

映画「ロックアウト」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年209作目)
未来の刑務所は宇宙にあった。そこへ米国大統領の娘が視察に訪れる。だが起こりようがなかった反乱が起こり人質となってしまった。そこで一人の犯罪者が救出に向かい。それなりに面白い映画でした。

映画「カラスの親指」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年210作目)
二人の詐去tがこの境遇に落とす原因になった詐居W団と対決し、遂に復讐劇にとなる。最期のどんでん返しが面白い。「カラス」とは黒を意味し犯罪者を、そして「親指」は指で唯一他の指に正面から向うことができる父親を意味している。

日経新聞11月30日夕刊「シネマ万華鏡」によれば、「007スカイフォール」が3つ星、「恋のロンドン狂想曲」が3つ星、「ファースト・ポジション」が3つ星、「ドリームハウス」が2つ星、「裏切りの戦場、葬られた誓い」が4つ星、「綱引いちゃった!」が2つ星、「カラスの親指」が2つ星でした。

「私の今年の映画の評価は?」
今年の★★★★★ 「ヘルプ」「わが母の記」「声をかくす人」
今年の★★★★  「ロボジー」「麒麟の翼」「ドラゴンタトゥーの女」「ポエトリー」「ピラミッド」「シャレード」         「PINA」「エル・ブリ」「マーガレット・サッチャー」「マリリン 7日間の恋」「アーティスト」「ジョン・カーター」「裏切りのサーカス」「ファミリー・ツリー」「星の旅人たち」「ミッドナイト・イン・パリ」「プレイ 獲物」「崖っぷちの男」「ブラック・ブレッド」「リンカーン弁護士」「ローマ法王の休日」「ダークナイト・ライジング」「あなたへ」「最強のふたり」「アウトレイジ・ビヨンド」「アルゴ」「黄金を抱いて翔べ」「人生の特等席」

「シノプスシ199」
「警視の偽装」(デボラ・クロンビー 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年317冊目)「警視」シリーズ第7弾
スコットランドヤードの警視キンケイドと恋人のノッティンガム警察の警部補ジェマが活躍するシリーズ。

「バーニングワイヤー」(ジェフリー・ディヴァー 著)文芸春秋刊 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年318冊目)「リンカーン・ライム」シリーズ
好きな作家の作品だ。470頁を越える作品だが、飽きない。素晴らしい着想力と展開力に脱帽。

銀座のクリスマスツリー

「J  REPORT 2012 12月第1週号」
「リタイアメント・ノート 4年6ヶ月目」、
「VOL。770 SINCE AUG.12th、1983」
「銀座にもクリスマスツリーが出現」
銀座通りの真珠の店に毎年恒例の「クリスマスツリー」が出現した。街行く人たちが携帯のカメラを向けている。あと1ヶ月もすれば「クリスマス」だ。慌ただしい年末に「都知事選」と「衆議院選」のダブル選挙がある。何か焦点を失った「都知事選」にはウンザリさせられる。「東京オリンピック」「新銀行東京」「築地市場移転」等々あることはあるのだろうが、都民にとってはどうでもいいことばかりだ。さて先週都知事選挙のポスター掲示板の色が違うと書いたら、友人から「色は各自治体が自由に選べる」という回答を頂いた。よく観てみるとそれぞれの「選挙管理委員会」毎に違っていることが分かった。それで納得でした。

「手前勝手世界食物語、第276話」

「大判ハラミ」
いつも行く歌舞伎座裏の「ホルモン焼きの炭蔵」が突然閉店してしまった。余り客が入っていなかったから、多分1年で閉店したのだろう。「水商売」は難しいものだ。そこで新しい焼肉の店を探していたら、インターネットで見つけた店に行って見た。その店は銀座松屋裏の「鳴尾」という店だ。初めての店なのでお薦めを伺ったら、「ホルモン」と「大判ハラミ」だという。じゃあ、それを注文した。この店の焼き方は、炭の上の網に更に半円形の溶岩石の板が置かれていて、まず網の上に焼く物を置き、更にそこに溶岩石の板を乗せ、板と網とで挟んで焼くと言うものだ。焼き時間は約30秒。遠赤外線効果ありとのこと。「ホルモン4種」@1200円、これが意外に美味しい。そして「大判ハラミ」@950円、これは大きな肉だ。店員さんが焼いて切ってくれるのだが、食べ応えあり、非常に美味かった。納得した。翌週日曜日にもう一度蘭?オて行った。土日コース@2900円、飲み放題@1200円でしたが、最初が「豚タン」「野菜盛り合わせ」「ホルモン5種」「大判ハラミ」等でお腹一杯でした。満足、満腹
以上、勢古口が秋めく東京からお送りしました。

「夜明けの街」

愛犬との朝の散歩、東の空が色付き始めてきた。幻想的な「夜明け」だ。「しし座流星群」が見られたらしいが、流れ星を見られなくても、この美しい夜明けの空を観られただけでも嬉しい。本当に綺麗な夜明け前の空だった。

「GASOLINE価格の不思議」
私の自宅近くのスタンドでの価格は最近下がり始めて1リッター辺り@141円だ。だが、墨田川を越えた中央区に入ると途端に@149円になる。そして千葉県の松戸市に入ると今度は@138円まで下がる。これはどういう訳なのか?勿論需給バランスによるものなのだろう。近年エコカーが進み、ハイブリッド車の普及なのでGASOLINEの使用量が減って、石油精製設備そのものを減らす動きもある。車離れ、燃費向上など石油業界を巡る動きは後ろ向きなのだろう。だが、これだけ近い地域でも値差があるということが理解出来ない。消費者にとっては安いことにはありがたいのだが。

「江戸と大坂」
江戸時代、首都は朝廷のある京都だったかも知れないが、事実上の首都は勿論「江戸」だった。そして商都は「大坂」だった。以前にも垂オ上げたが、江戸は100万人都市、京都、大坂は30数万人、名古屋が12万人といった都市が10万人を越えていたという。しかし、その人口告ャは多いに違う。江戸は武士が50万人、ところが大坂は8000人程度と言われ、商人の町だったことが分かる。江戸はほぼ半分が武士であったのに、大坂では武士は3%にも満たない数だったのだ。如何に商人の力が強かったかが分かるというもの。大坂は幕府直轄地だから「大坂城代」がいて、これがトップだったが、例えば「橋」などは大半が商人が金を出し合って作ったものだったらしい。このへんが江戸と大坂の違いのようだ。要は江戸はお役所がやり、大坂は民間が公共事業もあるということだったようだ。話しは変わるが「江戸の朝炊き、大坂の昼炊き」というように江戸の庶民はお米を朝炊き、昼と夜は冷や飯を食べたという。大坂は昼に炊いて、夜と朝は冷や飯だったようだ。ちょっと面白い風習だ。

「江戸の庶民の生活は楽?2」

第11代将軍「家斉(いえなり)」の頃、元号は「天明」の時代、西暦だと1781年88年の頃の話しだが、当時は「食べ物屋」が江戸には6106軒あったという記録があるという。まあ100万人都市の江戸だから、それ位あっても当たり前か。その当時日本橋は浜町河岸にあった「大黒屋」という店で「鰻の蒲焼」を初めて食べさせてという。値段はどうやら200文もしたそうだ。現在の価値に直せば3000円にもなろうか。やはり高い食べ物だった。鰻の話しだが、歌舞伎の小屋で道具の管理をしていた某が、鰻好きだったが、出前を頼むといつも冷たい鰻しか来ない。そこで「暖かいご飯の上に乗せきてくれ」と頼んだところ、熱々のご飯の温かさで鰻も暖かくなったまま届いたという。それから「鰻重」や「鰻丼」が出来たらしい。大黒屋の鰻の30年後位に、本所の「華屋与兵衛」が「握り寿司」を発明した。「酢飯」に生のネタを乗せて、小さく握ったもの、今の江戸前寿司の原形だという。寿司も蕎麦も「立ち食い」の今で言えば「ファーストフード」だったという。ご存知のように「鮪」は人々に嫌われていて、漸く「醤油漬け」、所謂「ヅケ」にして食べられていた低級魚だったという。今や「鮪」は寿司ネタで最も人気のある物だから時代も変われば変わったものだ。でも寿司の歴史がたったの200年というのは如何にも短い。寿司はこれからも世界に羽ばたき、更に進化するのだろう。話しは戻るが、「天明」と言う時代には「天明の大飢饉」というのがあり、沢山の餓死者が出たらしい。勿論地方の話しで将軍のお膝元ではそんなことはなかったのだろうが。

人気のスカイツリーはもう止まる所を知らないようだ。しかし、4400万人の集客力を持っているといいながら、地元の商店街にはお客の影はなく閑古鳥が鳴いているという。どうも地元で恩恵を蒙っているのは極々少数の人たちのようだ。夜、ライトアップされたスカイツリーは美しい。

「栞ちゃんは勉強家?」

1歳を迎えた孫娘が私の本を読んでます。???果たして本を読んでいるのか?破壊しているのか?分かりません。

2012年の映画のお話し
映画「ゲット・バック」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年203作目)
銀行強盗が1000万ドル盗んだが、警察に追われて逮捕された。その直前、奪った金は燃やしてしまった。逮捕されて収監されて8年後、出獄したが、昔の仲間から娘を誘拐され、分け前をよこせと脅迫される。果たして娘を奪還できるのか?手に汗握る。

映画「シルク・ドゥ・ャ激Cユ WORLKS AWAY」(有楽座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年204作目)
ラスベガスで行われているサーカスを盛り込み、3Dで作られたもの。人間業とは思えない映像でした。

映画「その夜の侍」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年205作目)
妻がひき逃げされて死んだ夫が、犯人に対して復讐を試みるというお話しだが。謎だらけの人間関係が面白い。主役ふたりの演技はよい。

映画「ドクトル・ジバゴ」(日比谷みゆき座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★★(今年206作目)
当時のアカデミー賞を軒並み受賞した大作。第一次世界大戦と革命に荒れるロシアを描く。面白かった。

映画「ウォリスとエドワード」(日比谷シャンテシネ座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年207作目)
イギリス国王とアメリカの既婚女性の恋愛を女性の立場から描いたもの。まあ普通の映画でした。

日経新聞11月23日夕刊「シネマ万華鏡」によれば、当日は新聞は休刊日でした。

「私の今年の映画の評価は?」
今年の★★★★★ 「ヘルプ」「わが母の記」「声をかくす人」
今年の★★★★  「ロボジー」「麒麟の翼」「ドラゴンタトゥーの女」「ポエトリー」「ピラミッド」「シャレード」         「PINA」「エル・ブリ」「マーガレット・サッチャー」「マリリン 7日間の恋」「アーティスト」「ジョン・カーター」「裏切りのサーカス」「ファミリー・ツリー」「星の旅人たち」「ミッドナイト・イン・パリ」「プレイ 獲物」「崖っぷちの男」「ブラック・ブレッド」「リンカーン弁護士」「ローマ法王の休日」「ダークナイト・ライジング」「あなたへ」「最強のふたり」「アウトレイジ・ビヨンド」「アルゴ」「黄金を抱いて翔べ」

「シノプスシ198」
「乱れ舞」(藤井 邦夫 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年313冊目)「秋山久蔵御用控」シリーズ第7弾

「千両船」(井川 香四郎 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年314冊目)「幕末繁盛記・てんぺん」シリーズ第2弾

「蔦屋でござる」(井川 香四郎 著)二見文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年315冊目)

「消失者」(堂場 瞬一 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年316冊目)「アナザフェイス」シリーズ第4弾

選挙近し

「J  REPORT 2012 11月第5週号」
「リタイアメント・ノート 4年5ヶ月目」、
「VOL。769 SINCE AUG.12th、1983」
「選挙」
もう街中には「東京都知事選挙」用のポスター掲示板が準備されていた。そういっているうちに「衆議院」も解散となった。掲示板も更に追加されるのだろう。投票日が12月16日と言うことは、私は海外旅行中だ。従って事前投票に行くことになる。殆ど最近は事前投票に行っている。暇な時に行けるから助かる。都知事選は近くの投票上は9日からとなっているから、旅行出発前の9日にでも行ってこよう。「都知事」も「衆議院」も一緒に投票してこよう。ところが不思議なことを発見した。このポスター掲示板なのだが、色が2種類あるのだ。「赤」と「緑」なのだ。どうして色を分けているのか、どうしても理解出来ない。なぜなのだろうか?どなたかお分かりの方はお教え願いたい。

「手前勝手世界食物語、第275話」

「特製担々麺」
いつも行く銀座4丁目の「紅虎」で食べたのが「特製担々麺」@1300円だった。私は麺類はこの「担々麺」が一番好きだ。特に好きなのは「はしご」の「担々、大辛」、この店の呼び名は「だんだん麺」と呼ぶ。@800円にご飯付きだ。このご飯に沢庵の漬物を乗せて食べるが、辛い麺のほうは上に更にラー油を掛けて食べるというのが私流だ。この「はしご」、知っているだけで、「銀座西6丁目店、銀座8丁目店、八丁堀店、東銀座店」と都内にはある。多分都内では一番美味しい「だんだん麺」を食べさせると思っていた。ところが「紅虎」で食べたのが、これまた凄かった。まず驚いたのは「チャーシュー」の厚さと多さだった。分厚いチャーシューが10枚も入っていた。「はしご」のほうは、柔らかい「チャーシュー」が一枚のみ、野菜は「チンゲン菜」が幅5ミリほどに切られたのが二枚だけに「刻みネギ」少々のシンプルなものだ。「紅虎」のは「煮玉子」1個、「チンゲン菜」2枚、「刻みネギ」少々、「挽き肉」少々と言う具合だ。それに「太い麺」がシコシコしていてこれまた美味かった。辛さも適度にあり、これはいけると思う。これまでの「はしご」のベストの座が揺らぎかねないものだった。「はしご」の麺は細いから茹で上がるのも「九州ラーメン」と同じような時間だ。今回は「担々麺」対決は一応「紅虎」に軍配を上げておこう。本当に久し振りの「担々麺」でした。
以上、勢古口が東京からお送りしました。