「癌闘病記ー第15回」

「癌闘病記―第15回」
「人間ドックの結果は?」
去年4月の人間ドックでステージ2の肝細胞癌が発見されたが、果たして今年はどうか?と思い受診した結果がネットで送られてきた。それによると特に問題はなく、肝臓のエコー検査にも特別な記述はなかった。果たして癌はどうしたのだろうか?

「大腸内視鏡検査」
人間ドックで便に血液が混ざっていたことで再検査となり内視鏡検査を受けた。肛門から内視鏡が入れられて大腸の最上部まで進み、そこから逆に戻って来ながらポリープ等を見つけようとするものだ。それが帰り道の直腸部分辺りで出血跡が見つかった。便の圧力なのだろうか、こすれて出血した跡がかさぶた状態となっていたので万全を期して組織の一部を採取して検査することとなった。この時の出血が中々止まらず、約1時間も内視鏡が体内に入れられ、行ったり来たりした状態が続いた。お腹は痛いし張るし辛い時間帯だった。医師によれば多分問題ないとは思うが最悪を想定して組織検査をするということで結果は6月に聞くこととした。更に医師はポリープもなく大腸も元気で活発に動いていて綺麗だからもう内視鏡検査を卒業してもいいとのことだった。

「癌治療」
当面継続となり、再来週MRI検査をして現状を確認するとのこと。相変わらず口内炎状態で口の中に切り傷も出来たりと踏んだり蹴ったりです。好きだった辛い物も全く食べられず不自由な生活ですが、我慢、我慢ですね。

「断酒」
一年経った断酒。まあ完全に止められたのでもう安心。今後共お酒ウィ飲むことはないだろう。