「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「ONODA 一万夜を越えて」(TC日比谷にて)私的評価★★★★(今年82作品目)
昭和19年9月フィリピンはルパング島に派遣された小野田少尉は中野学校で秘密戦の訓練を受けた特殊工作員だった。命令は「絶対に投降するな、玉砕するな、応援部隊が行くまで死守せよ」だった。そしてそれからの30年を描くが、教えられたことは「自分の上官は自分自身だ」ということ。最後の最後まで命令に忠実で愚直な生き方を描く感動作品。但し、現地人を殺したり、放火したり、盗んだりと犯罪を繰り返すのだが。

「燃えよ剣」(UC豊洲にて)私的評価★★★(今年83作品目)
幕末の京都で活躍した「新選組」副長「土方歳三」の半生を描く。

10月15日付日経新聞の「シネマ万華鏡」の映画評価は、「DUNE 砂の惑星」が5つ星、「ザ・モール」が4つ星、「最後の決闘裁判」が4つ星、「燃えよ剣」が3つ星、「かそけきサンカヨウ」が3つ星、「アワー・フレンド」が3つ星、「主婦の学校」が3つ星、「ルパンの娘」が2つ星でした。

「私の2021年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!! 
★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」「ドライブ・マイ・カー」
★★★★=「聖なる犯罪者」「羊飼いと風船」「天国にちがいない」「秘密への招待状」「愛と闇の物語」「ステージ・マザー」「ミナリ」「旅立つ息子へ」「サンドラの小さな家」「ファーザー」「ベル・エポックをもう一度」「ブラック・バード」「RUN」」「一秒先の彼女」「プロミッシング・ヤング・ウーマン」「イン・ザ・ハイツ」「キネマの神様」「モロッコ 彼女たちの朝」「虎狼の血 レベル2」「サマー・オブ・85」「くじらびと」「アナザーラウンド」「アイダよ、何処に?」「クーリエ」「コレクティブ」

「2020 観劇シリーズ」 2020年の歌舞伎観劇は6度でした。
1月の初春海老蔵歌舞伎(新橋演舞場)を観劇。
2月大歌舞伎(歌舞伎座)二幕を観劇「於染久松色読販・土手のお六、鬼門の喜兵衛」「神田祭」
3月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部二幕を観劇「一谷ふたば軍記 熊谷陣屋」「雪暮夜入谷畦道 直侍」
4月大歌舞伎(歌舞伎座)入院中のためチケットを友人ご夫婦に譲渡
5月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「仮名手本忠臣蔵六段目他」
6月大歌舞伎(歌舞伎座)第1部を観劇「御摂勧進帳」「夕顔棚」
7月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「身替座禅」「御存 鈴ヶ森」
8月花形歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「真景累ヶ淵 豊志賀の死」「仇ゆめ」
9月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇(近江源氏先陣館・盛綱陣屋)(詳細は別紙にて)
10月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部観劇予定。

「2021年大相撲観戦シリーズ」2020年の大相撲観戦は2場所でした。
1月場所の11日目を観戦。
3月場所は12日目を観戦。
5月場所は11日目を観戦。
7月場所は名古屋のため観戦は中止。
9月場所は11日目を観戦。

「2021年旅暦」
1月に米沢と新潟に。
7月は釧路に避暑に。
「2021 本の記憶シリーズ」  2020年の読書数は、364冊でした。
「酔いどれ鳶」(宇江佐 真理 著)朝日時代小説文庫 私的批評眼★★★(今年199冊目)

「鬼役 壱」(坂岡 真 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年200冊目)「鬼役新装版」シリーズ第1弾

「しくじり蕎麦」(早見 俊 著)中公文庫 私的批評眼★★★(今年201冊目)「お蔵入改事件帳」シリーズ第4弾

「はしからはしまで」(梶 よう子 著)新潮文庫 私的批評眼★★★(今年202冊目)「みとや・お瑛仕入帖」シリーズ第3弾

「青春の門 漂流篇」(五木 寛之 著)講談社文庫 私的批評眼★★★★★(今年203冊目)「漂流篇」シリーズ第9弾
文庫本でも640頁の大作だが、一気に読めた。主人公は筑豊出身の「伊吹信介」と幼馴染の歌手志望「牧織江」のふたりの 人生を描く長編大河作品だ。

「旅暦回顧録 3S会のスイス編」

「旅暦回顧録 第25話 スイス&オランダ編 前半スイス編」
2012年6月に初めて「3S会」での海外旅行だった。3S会は、私の大阪時代の友人で取引先のサーさんに、サーさんの大学時代の友人スーさんとの三人の会だ。
現地集合でチューリッヒのホテルで待ち合わせし、朝は市内へと赴いた。
中央駅前にて。(写真:A1)

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(写真:A2)
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氷河特急で「ランドヴァッサー橋」を通過。私にとっては2度目のスイスだ。(写真:A3)
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スイスを代表する山「マッターホルン」だ。優雅だね。(写真:A4)
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巨大な「ゴルナー氷河」が凄い。(写真:A5)
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マッターホルンが池に映る。(写真:A6)
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「鼠返しのある小屋」(写真:A7)
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「ユングフラウヨッホ」に登ったが、吹雪で全く見えなかった。(写真:A8)
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(写真:A9)
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仕方なく下山しベルンの街に行く。古い都がベルンだ。(写真:A10)
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翌日もう一度ユングフラウヨッホに登る。ヨーロッパ最高峰に到達。(写真:A11)
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その後、ジュネーブに着く。「国連本部」だ。(写真:A12)
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レマン湖と噴水。(写真:A13)
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実はこの時大事件が起きた。観光バスを待つ間、待合所にいた時のことだった。待合所の中には私が残り、他の二人は周囲を歩き回っていた。すると私の右側のガラス窓の向こう側からガラスがノックされ、太った背広姿の男性が向うを指さし私の注意を向けようとしていた。何だろう?と思っていたら、私の左側にあったスーさんのリュックサックを持って出て行こうとする男がいた。慌てて私が怒鳴りながら(何を言ったか覚えていない)追い掛けると。犯人は走りながら荷物を放り投げた。直ぐに回収したが、実はパスポートが入っていたという。まあこんな時走っているのは泥棒以外に考えられないから、走るのは駄目だ。そんなことが起き、以後荷物の管理は個人ですることになった。盗まれないで良かったです。
レマン湖の向こうにフランスの「モンブラン」が見えた。(写真:A14)
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スイスの川は白濁している。それは氷河の溶けた水が流れているからだ。そのスイスでも原発があることに驚かされた。水力発電だけではないのだ。
この後、オランダに移動するのだが、その部分は後半に掲載します。

「3か月振りのたなか畜産&大北海道展の蟹弁当」

「手前勝手世界食物語、第602話」
「3か月振りのたなか畜産」
緊急事態宣言が解除されたので3か月振りに人形町の「たなか畜産」に行った。(写真:S1)
久し振りなので写真を撮るのを忘れて食べてしまい、肉は残り物になりました。野菜スティックはキュウリなしでした。(写真:S2)
キャベツ。(写真:S3)
ハラミとロース。(写真:S4)
カルビとロース。(写真:S5)
キノコとハンバーグ。(写真:S6)
ハンバーグも食べてしまってから写真がないことに気が付いたが、遅過ぎました。
久し振りの焼き肉にアルコール。気持ち良く酔いました。

「大北海道展の蟹弁当」
日本橋高島屋で開催中の「大北海道展」に行って来た。やはり北海道展は人気だ。弁当を買おうとして色々見たが、
根室産タラバ蟹の弁当を求めた。(写真:H1)
流石、身の詰まった蟹が満載でした。(写真:H2)
北海道は食の宝庫だからいつも楽しみだ。美味しかったです。
以上、そろそろ秋になって欲しい東京から勢古口がお送りしました。まだ夏日(25度以上)です。

「秋桜(コスモス)」

「J  REPORT 2021 10月第3週号」 
「リタイアメント・ノート 12年4ヶ月目」
「VOL.1233 SINCE AUG.12th、1983」
「秋桜(コスモス)」
正に字の如く、「秋の桜」がコスモスだ。浜離宮恩賜公園ではちょっと盛りが過ぎた感があるが、コスモス畑に花が咲き乱れていた。ここ浜離宮は都心のオアシスだ。隣には銀座、新橋から汐留に掛けて高層ビルが建ち並び、浜離宮は別世界のように緑に覆われていた。浜離宮にはお花畑が一角にあり、季節毎の花々が植えられる。植え替えだけでも大変だが、本当にご苦労なことだ。
さて、コスモスを観てみましょう。(写真:B1)
(写真:B2)
(写真:B3)
50m四方程度の花畑だが、写真を撮る人たちで結構賑わっていた。
(写真:B4)
(写真:B5)
(写真:B6)
江戸時代、将軍の休息所としての役割や、庭園での遊び等々あったのだろう。特に11代家斉は足蹴くここに通ったようだ。
(写真:B7)
(写真:B8)
(写真:B9)
蝶々が飛んでいた。(写真:
B10)

「インフルエンザワクチン予防接種」
10月に入り、地元江東区からインフルエンザワクチンの予防接種案内が来た。個人負担2500円(負担額は地域により異なる)とのことで早速近くの医者に連絡したところ、7日より予防接種を始めるとのことで朝から並んだ。(写真:ワクチン)
まあ早いことに越したことはないだろうとの思いでワクチン接種をした。ここ10年程毎年インフルエンザワクチン接種しているので今回も問題なく接種後、直ぐに帰宅した。これで約2週間後からは予防効果も発揮できるだろうから、安心してコロナに向き合える。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「護られなかった者たちへ」(UC豊洲にて)私的評価★★★(今年79作品目)
東日本大震災後、全てを失った人たちが生活保護を求めるが、それを拒む役所の非情さの中で一人の老女が飢え死ぬ。そこから起きる役所側の二人の殺人事件を追う刑事たち。そこから見えてくるものは?

「007 ノータイム・トゥ・ダイ」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年80作品目)
「ボンド、ジェームス・ボンド」本来ならば昨年4月公開予定だったが、コロナで1年半延期されての公開で、「死ぬ時ではない」はずだったが、遂に007完結でした。

「コレクティブ 国家の嘘」(HC有楽町にて)私的評価★★★★(今年81作品目)
ルーマニアで起きた「コレクティブ」という名のライブハウス火災事故で死者が67名発生したが、その後病院に収容されていた被害者が次々と死んだ。そこから浮かび上がったのは、政治の腐敗と医療関係者の汚職だった。まず判明したのは消毒液を規格の10倍に希釈したため、院内感染が起きたのだった。税金で買われた消毒液から出た利益はそのまま賄賂に。儲けるために自国民を犠牲にした関係者たちを炙り出す記者たちを描く社会派ドキュメンタリーでした。

10月8日付日経新聞の「シネマ万華鏡」の映画評価は、「ONODA 一万夜を超えて」が5つ星、「007 NO TMIE TO DIE」が4つ星、「夢のアンデス」が4つ星、「キャッシュトラック」が3つ星、「プリズナー・オブ・ゴーストランド」が2つ星、「人と仕事」が2つ星、「メインストリート」が4つ星、「スターダスト」が2つ星でした。

「私の2021年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!! 
★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」「ドライブ・マイ・カー」
★★★★=「聖なる犯罪者」「羊飼いと風船」「天国にちがいない」「秘密への招待状」「愛と闇の物語」「ステージ・マザー」「ミナリ」「旅立つ息子へ」「サンドラの小さな家」「ファーザー」「ベル・エポックをもう一度」「ブラック・バード」「RUN」」「一秒先の彼女」「プロミッシング・ヤング・ウーマン」「イン・ザ・ハイツ」「キネマの神様」「モロッコ 彼女たちの朝」「虎狼の血 レベル2」「サマー・オブ・85」「くじらびと」「アナザーラウンド」「アイダよ、何処に?」「クーリエ」「コレクティブ」

「2020 観劇シリーズ」 2020年の歌舞伎観劇は6度でした。
1月の初春海老蔵歌舞伎(新橋演舞場)を観劇。
2月大歌舞伎(歌舞伎座)二幕を観劇「於染久松色読販・土手のお六、鬼門の喜兵衛」「神田祭」
3月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部二幕を観劇「一谷ふたば軍記 熊谷陣屋」「雪暮夜入谷畦道 直侍」
4月大歌舞伎(歌舞伎座)入院中のためチケットを友人ご夫婦に譲渡
5月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「仮名手本忠臣蔵六段目他」
6月大歌舞伎(歌舞伎座)第1部を観劇「御摂勧進帳」「夕顔棚」
7月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「身替座禅」「御存 鈴ヶ森」
8月花形歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「真景累ヶ淵 豊志賀の死」「仇ゆめ」
9月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇(近江源氏先陣館・盛綱陣屋)(詳細は別紙にて)
10月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部観劇予定。

「2021年大相撲観戦シリーズ」2020年の大相撲観戦は2場所でした。
1月場所の11日目を観戦。
3月場所は12日目を観戦。
5月場所は11日目を観戦。
7月場所は名古屋のため観戦は中止。
9月場所は11日目を観戦。

「2021年旅暦」
1月に米沢と新潟に。
7月は釧路に避暑に

「2021 本の記憶シリーズ」  2020年の読書数は、364冊でした。
「幻の男」(小杉 健二 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年191冊目)「栄次郎江戸暦」シリーズ第26弾

「お世継ぎの座」(氷月 葵 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年192冊目)「御庭番の二代目」シリーズ第17弾

「魚籃坂の成敗」(喜安 幸夫 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年193冊目)「新・木戸番影始末」シリーズ第2弾

「地獄の釜」(鈴木 英治 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年194冊目)「父子十手捕物日記」シリーズ第9弾

「雨やどり」(岡本 さとる 著)講談社文庫 私的批評眼★★★(今年195冊目)「駕籠屋春秋 新三と太十」シリーズ第3弾

「金魚の縁」(風野 真知雄 著)角川文庫 私的批評眼★★★★(今年196冊目)「新・大江戸定年組」シリーズ第2弾

「優しい嘘」(井川 香四郎 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年197冊目)「くらがり同心裁許帳」シリーズ第2弾

「謁見」(上田 秀人 著)角川文庫 私的批評眼★★★(今年198冊目)「高家表裏譚」シリーズ第4弾

「旅暦回顧録 アメリカ西部編」

「旅暦回顧録 第24話」「アメリカ西部編」
2012年5月にアメリカ合衆国の中西部から西海岸に掛けての15か所の国立公園を15日間で廻るという弾丸ツアーに参加した。成田からサンフランシスコ経由でソルトレイクシティに飛び、そこからはバスで廻るのだ。ソルトレークシティのホテルから。(写真:A1)

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最初は「イエロー・ストーン国立公園」だ。アメリカには59か所の国立公園があるという。
イエローストーンは日本で言えば温泉が噴き出す地域だ。美しい温泉池が沢山ある。(写真:A2)
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バッファローもいる自然豊かな人気の観光地だ。(写真:A3)
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間欠泉も有名だ。(写真:A4)
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次の噴出の時間も分かっているから観光もし易い。
次は美しい山々に囲まれた「グランド・ティートン国立公園」だ。絵のような美しさだ。教会が絵に嵌まる。(写真:A5)
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兎に角15か所を廻るのだが、印象的なものだけご紹介しよう。
「アーチーズ・キャニオン国立公園」だ。奇岩奇石が立ち並ぶ。(写真:A6)
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雨と風が織り成す独特の風景だ。(写真:A7)
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4州が交差する場所。アリゾナ、ニューメキシコ、ユタ、コロラドが交わっている。アメリカならではの光景だ。(写真:A8)
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日本の県境やヨーロッパの国境もそうだが、基本は山や川が目印になって出来ているのだが、新世界アメリカでは縦横の線がそのまま引かれて州境になっている。ある意味いい加減な線引きの州境だ。
「アンテロープ・キャニオン国立公園」細かい砂の集まりに日差しが輝く。(写真:A15)
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ここでの問題は細かい砂がカメラに入ってしまうことだった。でも自然が創り出す美しさには驚かされる。
「モンテロープ・キャニオン」(写真:A9)
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西部劇「駅馬車」の撮影現場だ。(写真:A10)
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(写真:A11)
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如何にも西部劇に登場しそうな風景と雰囲気だった。
「グランド・キャニオン」のサンセット。(写真:A12)
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2000mほど下をコロラド川が流れている。(写真:A13)
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(写真:A14)
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「ラスベガス」は観光客でいつも一杯だ。ホテルの噴水ショー。(写真:A16)
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「デス・バレー」(写真:A17)
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海面よりかなり低い場所にある塩湖だ。気温が50度を超えることもしばしばあるという。正に死の世界だ。
カリフォルニアに戻り、「ヨセミテ」の巨木。(写真:A18)
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キツツキがいた。(写真:A19)
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広大なヨセミテの谷だ。滝が流れ落ちている。(写真:A20)
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(写真:A21)
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ここにあったゴミ箱はグリスビー除けのために巨大且つ絶対に動物には開けられないものだった。流石だ。
これらの国立公園を15日間、実質12日程度で廻るのだから強行軍だった。もう現状の膝の状態では絶対に行くことは叶わないだろう。でももう一度行きたいなあ。大自然に包まれた楽しい旅でした。最後はサンフランシスコで中華料理を食べて帰国しました。

「栗の話し」

「栗の話し」
縄文時代の専門家だと言う人がNHKラジオで話していたが、私も2度ほど訪れたことがある青森の「三内丸山遺跡」は人工的栗林の中にあったという。調査の結果、栗の種子が層になって周辺の地下から大量に見つかっているというのだ。また栗の木は約100年で直径1mにもなり、建材としても非常に強度の高いものだというのだ。大型の見張り台や保存庫、集会室のような建物の柱や梁は栗の木で造られていたという。
数千年に亙る三内丸山遺跡での縄文人の生活に栗は欠かせないもので、秋に収穫された栗の実は保存食(焼き栗、乾燥栗等)としても用いられ、重要な栄養源となっていたというのだ。稲作が定着する弥生時代までの縄文時代ではこの地方では栗が主要栄養源であり、且つ人工的に栗林が造成されていたということに驚くばかりだ。カロリー源がなければ人口は増えない。数千年に亙る歴史があるということは確実に得られる栄養源が欠かせないということだ。
以上、なかなか秋が来ない東京から勢古口がお送りしました。

「ゴッホ展」

「J  REPORT 2021 10月第2週号」 
「リタイアメント・ノート 12年4ヶ月目」
「VOL.1232 SINCE AUG.12th、1983」
「ゴッホ展」(写真:B1)
37歳で亡くなった「フィンセント・ファン・ゴッホ」(1853-1890)展が上野の東京都美術館で開催されている。彼の死後18年経って、彼の作品を集め始めたのが「ヘレーネ・クレラ―=ミュラー」で実業家の夫アントンの支えの元、11,000点を超える作品を入手、特にファン・ゴッホの作品に深い精神性や人間性を感じ取った彼女は、美術批評家のヘンク・ブレマーをアドバイザーに多くの作品を購入した。結果、世界最大のゴッホ作品の収集家となった。1938年に自らの美術館を開館し初代館長に就任、長年の夢を実現した翌年、70歳で死去された。それでは時代別にゴッホの絵を見て行こう。(写真:B2)
「黄色い家(通り)」1888年9月(写真:B3)
「砂地の木の根」1882年4-5月(写真:B4)
「レストランの内部」1887年夏(写真:B5)
「石膏像のある静物」1887年後半(写真:B6)
「レモンの籠と瓶」1888年5月(写真:B7)
「糸杉に囲まれた果樹園」1888年4月(写真:B8)
「種まく人」1988年6月(写真:B9)
「夜のプロバンスの田舎道」1890年5月(写真:B10)
「悲しむ老人」1890年5月(写真:B11)
「カフェにて」ルノワール作1877年頃(写真:B12)
「キュクロブス」ルドン作1914年頃(写真:B13)
ミュラー美術館よりゴッホの油絵作品28点と素描・版画20点、ファン・ゴッホ美術館からもゴッホ作品「黄色い家」を含む4年を展示しています。美術ファンには必見の展覧会だと思います。時間予約制です。
近年、ゴッホほど映画や小説になった画家はいないだろう。それほど現代絵画界でも注目が尽きないのがゴッホなのだ。その数奇な人生を訪ねる旅も楽しいものだ。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「クーリエ 最高機密の運び屋」(TC日比谷にて)私的評価★★★★(今年78作品目)
これは実話だ。1960年米ソ冷戦下、ソ連の高官から機密情報の提供があるとの連絡が、イギリスのMI6にあった。そこで素人のビジネスマンにモスクワ行きを依頼し、情報提供を求めた。MI6とCIAは貴重な情報を得て、フルシチョフが核弾頭ミサイルをキューバに運ぼうとしていると知る。1962年10月、ソ連は実行に移そうとするが、事前に察知したMI6とCIAの動きにより米大統領ケネディーが反撃に転ずるが、イギリスのビジネスマンもソ連の高官もモスクワで捕まってしまう。そして2年後彼らはどうなったのか?事実は小説より奇なり。キューバ危機を救った英雄たちの話しだ。

10月1日付日経新聞の「シネマ万華鏡」の映画評価は、「草の響き」が4つ星、「クーリエ、最高機密の運び屋」が4つ星、「サウンド・オブ・メタル」が4つ星、「護られなかった者たちへ」が3つ星、「人生の運転手(ドライバー)」が3つ星、「カナルタ 螺旋状の夢」が3つ星、「コレクティブ 国家の嘘」が4つ星でした。

「私の2021年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!! 
★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」「ドライブ・マイ・カー」
★★★★=「聖なる犯罪者」「羊飼いと風船」「天国にちがいない」「秘密への招待状」「愛と闇の物語」「ステージ・マザー」「ミナリ」「旅立つ息子へ」「サンドラの小さな家」「ファーザー」「ベル・エポックをもう一度」「ブラック・バード」「RUN」」「一秒先の彼女」「プロミッシング・ヤング・ウーマン」「イン・ザ・ハイツ」「キネマの神様」「モロッコ 彼女たちの朝」「虎狼の血 レベル2」「サマー・オブ・85」「くじらびと」「アナザーラウンド」「アイダよ、何処に?」「クーリエ」

「2020 観劇シリーズ」 2020年の歌舞伎観劇は6度でした。
1月の初春海老蔵歌舞伎(新橋演舞場)を観劇。
2月大歌舞伎(歌舞伎座)二幕を観劇「於染久松色読販・土手のお六、鬼門の喜兵衛」「神田祭」
3月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部二幕を観劇「一谷ふたば軍記 熊谷陣屋」「雪暮夜入谷畦道 直侍」
4月大歌舞伎(歌舞伎座)入院中のためチケットを友人ご夫婦に譲渡
5月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「仮名手本忠臣蔵六段目他」
6月大歌舞伎(歌舞伎座)第1部を観劇「御摂勧進帳」「夕顔棚」
7月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「身替座禅」「御存 鈴ヶ森」
8月花形歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「真景累ヶ淵 豊志賀の死」「仇ゆめ」
9月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇(近江源氏先陣館・盛綱陣屋)(詳細は別紙にて)
10月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部観劇予定。

「2021年大相撲観戦シリーズ」2020年の大相撲観戦は2場所でした。
1月場所の11日目を観戦。
3月場所は12日目を観戦。
5月場所は11日目を観戦。
7月場所は名古屋のため観戦は中止。
9月場所は11日目を観戦。

「2021年旅暦」
1月に米沢と新潟に。
7月は釧路に避暑に。

「2021 本の記憶シリーズ」  2020年の読書数は、364冊でした。
「盗まれた味」(氷月 葵 著)コミック文庫 私的批評眼★★★(今年181冊目)「仇討ち包丁」シリーズ第1弾

「大殿の顔」(千野 隆司 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年182冊目)「おれは一万石」シリーズ第18弾

「落暉に燃ゆる」(辻堂 魁 著)講談社文庫 私的批評眼★★★★(今年183冊目)「大岡裁き再吟味」シリーズ第1弾

「ゆく年」(金子 成人 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年184冊目)「ごんげん長屋つれづれ帖」シリーズ第2弾

「望郷の譜」(金子 成人 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年185冊目)「ごんげん長屋つれづれ帖」シリーズ第3弾

「飛燕十手」(風野 真知雄 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年186冊目)「若さま同心徳川竜之介」シリーズ第6弾

「菖蒲の若侍」(千野 隆司 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年187冊目)「湯屋のお助け人」シリーズ第1弾

「殿様商売」(井川 香四郎 著)徳間文庫 私的批評眼★★★(今年188冊目)「暴れ旗本天下御免」シリーズ第1弾

「陽はまた昇る」(倉阪 鬼一郎 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年189冊目)「夢舞台なみだ通り」シリーズ第3弾

「本所おけら長屋十七」(畠山 健二 著)PHP文庫 私的批評眼★★★★★(今年190冊目)「同」シリーズ第17弾

「旅暦回顧録 ベトナム・カンボジア編」

「旅暦回顧録 第23話」「ベトナム・カンボジア編」
2011年12月にベトナムとカンボジアを訪問した。南ベトナムの「ホー・チ・ミン」(旧サイゴン)経由でカンボジア中部の「シェムレアップ」にある、「アンコールワット」遺跡等に入り、帰りは北ベトナムのハノイ経由で帰国した。
ホーチミン市内ではバイクが本当に雲霞の如く走っていた。(写真:A1)

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二人乗り三人乗りは当たり前で家族全員が乗っているバイクもいた。
旧南ベトナム大統領府。(写真:A2)
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古い郵便局の建物だ。(写真:A3)
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市内を流れる川でのナイトクルーズにも行った。(写真:A4)
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ベトコンの地下壕跡。(写真:A5)
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(写真:A6)
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生々しいベトコン地下基地が残されている。突然現れるベトコンに米兵は驚かされたことだろう。
さて、カンボジアの遺跡群に向かう。「アンコール・ワット」だ。(写真:A7)
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(写真:A8)
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(写真:A9)
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(写真:A10)
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多数の遺跡が広大な森林の中に残っていたことに驚かされる。
夜は民族舞踊を見に行った。(写真:A11)
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アンコール・ワットの夜明け。(写真:A12)
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「パーテアイ・クデイ寺院跡」(写真:A13)
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確かハリウッド映画にも登場した遺跡ではなかったか?
ベトナムのハノイ、世界遺産の「ハー・ロン湾」での風景だ。(写真:A14)
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(写真:A15)
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犬を乗せたバイクが走る。(写真:A16)
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ベトナムには犬を食べる風習があるという。そのための食用犬だそうだ。
ベトナムの指導者だった「ホーチミン」の墓だ。(写真:A17)
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市内の夜景。社会主義国だとは思えないような姿だ。(写真:A18)
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今、ベトナムはどうなっているのだろうか?
比較的働き者として知られているベトナム人は日本だけでなく、韓国や中国でも多数働いているのだろう。国の発展のためには辛いものですね。頑張れ、ベトナム人。
それにしても米国は第2次世界大戦後、戦争で勝ったことがない。朝鮮、ベトナム、イラク、アフガン、局地戦になると常に負けてしまうのが米国なのか?