「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「護られなかった者たちへ」(UC豊洲にて)私的評価★★★(今年79作品目)
東日本大震災後、全てを失った人たちが生活保護を求めるが、それを拒む役所の非情さの中で一人の老女が飢え死ぬ。そこから起きる役所側の二人の殺人事件を追う刑事たち。そこから見えてくるものは?

「007 ノータイム・トゥ・ダイ」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年80作品目)
「ボンド、ジェームス・ボンド」本来ならば昨年4月公開予定だったが、コロナで1年半延期されての公開で、「死ぬ時ではない」はずだったが、遂に007完結でした。

「コレクティブ 国家の嘘」(HC有楽町にて)私的評価★★★★(今年81作品目)
ルーマニアで起きた「コレクティブ」という名のライブハウス火災事故で死者が67名発生したが、その後病院に収容されていた被害者が次々と死んだ。そこから浮かび上がったのは、政治の腐敗と医療関係者の汚職だった。まず判明したのは消毒液を規格の10倍に希釈したため、院内感染が起きたのだった。税金で買われた消毒液から出た利益はそのまま賄賂に。儲けるために自国民を犠牲にした関係者たちを炙り出す記者たちを描く社会派ドキュメンタリーでした。

10月8日付日経新聞の「シネマ万華鏡」の映画評価は、「ONODA 一万夜を超えて」が5つ星、「007 NO TMIE TO DIE」が4つ星、「夢のアンデス」が4つ星、「キャッシュトラック」が3つ星、「プリズナー・オブ・ゴーストランド」が2つ星、「人と仕事」が2つ星、「メインストリート」が4つ星、「スターダスト」が2つ星でした。

「私の2021年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!! 
★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」「ドライブ・マイ・カー」
★★★★=「聖なる犯罪者」「羊飼いと風船」「天国にちがいない」「秘密への招待状」「愛と闇の物語」「ステージ・マザー」「ミナリ」「旅立つ息子へ」「サンドラの小さな家」「ファーザー」「ベル・エポックをもう一度」「ブラック・バード」「RUN」」「一秒先の彼女」「プロミッシング・ヤング・ウーマン」「イン・ザ・ハイツ」「キネマの神様」「モロッコ 彼女たちの朝」「虎狼の血 レベル2」「サマー・オブ・85」「くじらびと」「アナザーラウンド」「アイダよ、何処に?」「クーリエ」「コレクティブ」

「2020 観劇シリーズ」 2020年の歌舞伎観劇は6度でした。
1月の初春海老蔵歌舞伎(新橋演舞場)を観劇。
2月大歌舞伎(歌舞伎座)二幕を観劇「於染久松色読販・土手のお六、鬼門の喜兵衛」「神田祭」
3月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部二幕を観劇「一谷ふたば軍記 熊谷陣屋」「雪暮夜入谷畦道 直侍」
4月大歌舞伎(歌舞伎座)入院中のためチケットを友人ご夫婦に譲渡
5月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「仮名手本忠臣蔵六段目他」
6月大歌舞伎(歌舞伎座)第1部を観劇「御摂勧進帳」「夕顔棚」
7月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「身替座禅」「御存 鈴ヶ森」
8月花形歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「真景累ヶ淵 豊志賀の死」「仇ゆめ」
9月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇(近江源氏先陣館・盛綱陣屋)(詳細は別紙にて)
10月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部観劇予定。

「2021年大相撲観戦シリーズ」2020年の大相撲観戦は2場所でした。
1月場所の11日目を観戦。
3月場所は12日目を観戦。
5月場所は11日目を観戦。
7月場所は名古屋のため観戦は中止。
9月場所は11日目を観戦。

「2021年旅暦」
1月に米沢と新潟に。
7月は釧路に避暑に

「2021 本の記憶シリーズ」  2020年の読書数は、364冊でした。
「幻の男」(小杉 健二 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年191冊目)「栄次郎江戸暦」シリーズ第26弾

「お世継ぎの座」(氷月 葵 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年192冊目)「御庭番の二代目」シリーズ第17弾

「魚籃坂の成敗」(喜安 幸夫 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年193冊目)「新・木戸番影始末」シリーズ第2弾

「地獄の釜」(鈴木 英治 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年194冊目)「父子十手捕物日記」シリーズ第9弾

「雨やどり」(岡本 さとる 著)講談社文庫 私的批評眼★★★(今年195冊目)「駕籠屋春秋 新三と太十」シリーズ第3弾

「金魚の縁」(風野 真知雄 著)角川文庫 私的批評眼★★★★(今年196冊目)「新・大江戸定年組」シリーズ第2弾

「優しい嘘」(井川 香四郎 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年197冊目)「くらがり同心裁許帳」シリーズ第2弾

「謁見」(上田 秀人 著)角川文庫 私的批評眼★★★(今年198冊目)「高家表裏譚」シリーズ第4弾