「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「ONODA 一万夜を越えて」(TC日比谷にて)私的評価★★★★(今年82作品目)
昭和19年9月フィリピンはルパング島に派遣された小野田少尉は中野学校で秘密戦の訓練を受けた特殊工作員だった。命令は「絶対に投降するな、玉砕するな、応援部隊が行くまで死守せよ」だった。そしてそれからの30年を描くが、教えられたことは「自分の上官は自分自身だ」ということ。最後の最後まで命令に忠実で愚直な生き方を描く感動作品。但し、現地人を殺したり、放火したり、盗んだりと犯罪を繰り返すのだが。

「燃えよ剣」(UC豊洲にて)私的評価★★★(今年83作品目)
幕末の京都で活躍した「新選組」副長「土方歳三」の半生を描く。

10月15日付日経新聞の「シネマ万華鏡」の映画評価は、「DUNE 砂の惑星」が5つ星、「ザ・モール」が4つ星、「最後の決闘裁判」が4つ星、「燃えよ剣」が3つ星、「かそけきサンカヨウ」が3つ星、「アワー・フレンド」が3つ星、「主婦の学校」が3つ星、「ルパンの娘」が2つ星でした。

「私の2021年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!! 
★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」「ドライブ・マイ・カー」
★★★★=「聖なる犯罪者」「羊飼いと風船」「天国にちがいない」「秘密への招待状」「愛と闇の物語」「ステージ・マザー」「ミナリ」「旅立つ息子へ」「サンドラの小さな家」「ファーザー」「ベル・エポックをもう一度」「ブラック・バード」「RUN」」「一秒先の彼女」「プロミッシング・ヤング・ウーマン」「イン・ザ・ハイツ」「キネマの神様」「モロッコ 彼女たちの朝」「虎狼の血 レベル2」「サマー・オブ・85」「くじらびと」「アナザーラウンド」「アイダよ、何処に?」「クーリエ」「コレクティブ」

「2020 観劇シリーズ」 2020年の歌舞伎観劇は6度でした。
1月の初春海老蔵歌舞伎(新橋演舞場)を観劇。
2月大歌舞伎(歌舞伎座)二幕を観劇「於染久松色読販・土手のお六、鬼門の喜兵衛」「神田祭」
3月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部二幕を観劇「一谷ふたば軍記 熊谷陣屋」「雪暮夜入谷畦道 直侍」
4月大歌舞伎(歌舞伎座)入院中のためチケットを友人ご夫婦に譲渡
5月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「仮名手本忠臣蔵六段目他」
6月大歌舞伎(歌舞伎座)第1部を観劇「御摂勧進帳」「夕顔棚」
7月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「身替座禅」「御存 鈴ヶ森」
8月花形歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「真景累ヶ淵 豊志賀の死」「仇ゆめ」
9月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇(近江源氏先陣館・盛綱陣屋)(詳細は別紙にて)
10月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部観劇予定。

「2021年大相撲観戦シリーズ」2020年の大相撲観戦は2場所でした。
1月場所の11日目を観戦。
3月場所は12日目を観戦。
5月場所は11日目を観戦。
7月場所は名古屋のため観戦は中止。
9月場所は11日目を観戦。

「2021年旅暦」
1月に米沢と新潟に。
7月は釧路に避暑に。
「2021 本の記憶シリーズ」  2020年の読書数は、364冊でした。
「酔いどれ鳶」(宇江佐 真理 著)朝日時代小説文庫 私的批評眼★★★(今年199冊目)

「鬼役 壱」(坂岡 真 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年200冊目)「鬼役新装版」シリーズ第1弾

「しくじり蕎麦」(早見 俊 著)中公文庫 私的批評眼★★★(今年201冊目)「お蔵入改事件帳」シリーズ第4弾

「はしからはしまで」(梶 よう子 著)新潮文庫 私的批評眼★★★(今年202冊目)「みとや・お瑛仕入帖」シリーズ第3弾

「青春の門 漂流篇」(五木 寛之 著)講談社文庫 私的批評眼★★★★★(今年203冊目)「漂流篇」シリーズ第9弾
文庫本でも640頁の大作だが、一気に読めた。主人公は筑豊出身の「伊吹信介」と幼馴染の歌手志望「牧織江」のふたりの 人生を描く長編大河作品だ。