「病との闘い」

「病との闘い」
昨年からは本当に予期せぬ病との戦いの連続だった。否、まだ続いている。
昨年11月に「心房細動」所謂不整脈というやつに襲われた。そして電気ショックで一応心房細動は抑えたが、完璧を期すために今年1月4日に「アブレーション手術」という心臓の手術を受けて不要な電気信号を除去することが出来た。その際、腎臓機能が悪化しているので塩分摂取制限が課せられた。塩分を一日6g以下に抑えるようにとのことだった。そこから醤油を使わず、塩を減らす努力をしたが、逆に少な過ぎたか、体調不良となり、食物が腸へと流れなくなり、十二指腸から逆流して戻してしまう状態になり、3月末に緊急入院した。
それから1週間は絶食状態で点滴と氷のみの安静状態で過ごすこととなった。漸く食事再開となったが、10kgも体重は減少していた。そして体力回復後、5月6日に胆嚢析出手術を行った。何故胆嚢か?というと、元々胆嚢には胆石があり腫れていたのだが、胆嚢が腫れ上がって十二指腸を圧迫し、食物が胃から腸へと流れなくなっていたからなのだ。ここまでは度々「J REPORT」でもご報告している。
台風16号が日本列島の東側を通過する日、風雨の中を聖路加国際病院に向かう。まずは血液検査。続いて眼科検診。こでは白内障も網膜も視力も問題なしで半年後の再検査となった。次は消化器外科。肝臓の数値の悪化で今後の禁酒を告げられる。問題は肝臓だ。長生きしたければ肝臓に負担を掛けないようにしないと駄目だと痛感させられた。まあ50年以上も毎晩飲んでいたのだから、付けはいつか廻って来るということだった。
以上、ちょっと落ち込み気味の勢古口が東京からお送りしました。