「プラド美術館展」

J  REPORT2018年 3月第4週目」
「リタイアメント・ノート 9年 9ヶ月目」
「VOL.1047号 SINCE AUG.12th、1983」
ご意見ご要望等が御座いましたら、こちらへメールをください。
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「プラド美術館展」
(副題:ベラスケスの絵画の栄光)
スペインのマドリッドにある「プラド美術館」には、2016年の4月に訪れたことがある。庭に大きな白い裸婦像があった。太陽が沈まない国「スペイン王国」が繁栄していた「フェリペ4世」の時代、国王が集めた美術品の数々、特に有名なのが「ディエゴ・ベラケラス」(1509-1660)の作品群だ。彼は生涯に約120点と多くない絵画を残している。その内の7点が今回、上野の国立西洋美術館に展示されている。(写真:P1)

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(写真:P2)
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(写真:P3)
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その他、素晴らしい絵画も多数展示されていた。配布されていた新聞の紙面から、その絵画を追ってみよう。(写真:P5)
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写真左は、ベラスケス作、狩猟服姿のフェリペ4世」。権威の象徴である猟銃と狩りを意味する猟犬を従えている。
写真中央は、「東方三博士の礼拝」(1619)。幼子イエスを抱く聖母マリア、その右は夫のヤコブ。
写真右は、「マルス」。戦いの神だ。ちょっと年老いたマルスだ。
次の写真。(写真:P6)
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左は、フォン・デ・エスピノーサ作「ブドウのある八角形の静物」(1646)。
右が、ルーベンス作「聖アンナのいる聖家族」(1630)。
看板にもなっているのが、ベラスケスの「王太子バルタサール・カルロス騎馬像」(1635)。(写真:P4)
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フェリペ4世の息子で次期国王になるはずの王子だったが、10代で死亡している。それにしても実に生き生きした絵画だ。傑作ばかりの絵画展。是非ご覧あれ。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「2018 私の映画鑑賞記録」 昨年は200本の映画を観ました。
「ブラックパンサー」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★(今年44作品)ブラックパンサー
アフリカのある国の王位を巡りいとこ同士が争うというお話し。

「おもてなし」(有楽町スバル座にて)私的批評眼★★★(今年45作品)
滋賀県の琵琶湖湖畔の旅館の再建を担う台湾出身の父と息子の姿と、日本人側旧経営陣との軋轢や対立を経て、和睦に進むが、その真髄は日本流のおもてなしだった。

「坂道の上のアポロン」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★★(今年46作品)映画坂の上のアポロン
1966年の佐世保の高校が舞台。彼らの高校は坂道のその上にあった。青春学園映画だが、ジャズセッションが見所か?いずれにしてもハッピーエンドで清清しい映画でした。

「しあわせの絵の具」(東劇にて)私的批評眼★★★★(今年47作品)映画しあわせの絵の具
カナダの田舎に住む男性の家政婦となった女性はリュウマチ持ち。彼女の才能は絵を描くこと。やがて二人は夫婦になり、彼女の絵を売るようになる。主人公の女優はあの「シェイプ・オブ・ウォーター」のサリー・ホーキンズだ。しんみりとした夫婦の愛が育まれる。

「リメンバー・ミー」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★★★(今年48作品)映画リメンバーミー
日本のお盆に当るメキシコの死者の日に死者たちの世界に紛れ込んだミュージシャンを目指す男の子が、祖先と巡り合い、家族愛の大切さを知るというお話し。いいね。因みにアカデミー賞の長編アニメと作曲賞を獲得した。

3月16日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「リメンバー・ミー」が4つ星、「ラッキー」が4つ星、「修道士は沈黙する」が3つ星、「馬を放つ」が3つ星、「ザ・キング」が3つ星、「ちはやふるー結びー」が3つ星、「彼の見つめる先に」が3つ星でした。

「私の2018年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」

★★★★=「嘘八百」「バークバル」「ネイビーシールズ」「ジオストーム」「デトロイト」「ロングロング・バケーション」「ルイの9番目の人生」「ジュピターズ・ムーン」「ローズの秘密の頁」「犬猿」「ぼくの名前はズッキーニ」「リバーズ・エッジ」「ミッドナイト・バス」「シェイプ・オブ・ウォー」「坂道の上のアポロン」「しあわせの絵の具」

「2018 観劇シリーズ」
・3月大歌舞伎の予定。

国内旅行は、1月の東北。
海外旅行は、1月の台湾。2月の香港。7月のシアトルと9月のハワイの予定。

「2018 読書記録」 昨年は256冊の本を読みました。
「奇跡の人」(原田 マハ 著)双葉文庫 私的批評眼★★★★★(今年40冊目)本奇跡の人
いやあ、久し振りに面白い本を読んだ。感動の作品で涙涙でした。絶対お勧めです。

「埋伏」(上田 秀人 著)角川文庫 私的批評眼★★★★(今年41冊目)「表御番医師診療禄」シリーズ第11弾本埋吹く

「状箱騒動」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年42冊目)「酔いどれ小藤次・決定版」シリーズ第19弾完結篇本状箱

「さくさくかるめいら」(坂井 稀久子 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年43冊目)「居酒屋ぜんや」シリーズ第4弾本さくさく

「夫婦からくり」(中島 要 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年44冊目)「六尺文治捕物控」シリーズ第2弾本夫婦からくり

「呑舟の魚」(井川 香四郎 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年45冊目)「ふろしき同心御用帳」シリーズ第6弾本ふろしき

「また訪れたあの日」

「雑談、第17話」
「また訪れたあの日」
7年が経った。3・11のあの日がまたやって来た。あの日は金曜日、突然の揺れに驚いたが、次々に入ってくる津波やら火災やらの情報には更に驚かされた。あれから7年、ということは孫娘は6歳でこの春、小学生になる。そんな孫たちの卒園式や発表会があるので松戸の娘の家に行った。会場は家の目の前の保育園3階の舞台付きの大広間。いつも感じるのだが、我々が子供自体もまた我々の子供たちの時代もこういった催し物があっても、爺さん婆さんお父さんお母さんはこんなに来なかったと思う。ところが最近は皆家族一族連なって来るというから、時代の変化を感じる。まず孫娘次女の「凜」のお遊戯。蜂の役だろうか。(写真:H1)

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(写真:H2)
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(写真:H3)
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成長の過程を見つめながら、動きに注目。(写真:H4)
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(写真:H5)
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題目は「リーダーに続け」だという。(写真:H6)
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孫娘長女の「栞」の番はまずは演奏と歌。英語の歌もあるという。(写真:H7)
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(写真:H8)
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(写真:H9)
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それにしても大きくなったなあ。あっという間にもうじき小学生になろうとは。(写真:H10)
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(写真:H11)
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(写真:H12)
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一度退出。(写真:H13)
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今度は劇「竹取物語」、孫は月から迎えに来る天女の役だそうだ。(写真:H14)
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(写真:H15)
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(写真:H16)
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(写真:H17)
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(写真:H18)
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(写真:H19)
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(写真:H20)
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(写真:H21)
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(写真:H22)
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(写真:H23)
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(写真:H24)
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二人で園の前で記念写真。(写真:H25)
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さあ次は入学式だな。

「嵐が丘倶楽部」

「嵐が丘倶楽部」
年に数度集まっているが、母校フットボール部OB会の一つだが、嵐が丘というのは以前にもご説明したが、今は理工学部が建っている丘を我々は嵐が丘と呼び、グラウンドとして毎日の練習を行っていたところなのだ。私が大学4年の春に校舎建設が決まり、今の新嵐が丘グラウンドに移転したが、それまで苦しい練習の場を思い出しながら歓談する仲間たちだ。写真を撮ったが、余り上手く撮れていないのだが、お許しください。(写真:嵐1)

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私が入ったのが、ちょっと駄目でしたね。(写真:嵐2)
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聞くと数日前に日吉の新嵐が丘グラウンドで昨年の秋の全国大会に優勝した佼成学園高校と母校(関東大会2位)との合同練習があったらしいが、新チームになっても佼成学園は凄く強く、力の差は歴然だったという。もう既に春のフットボール・シーズンは真近だ。

「季節は巡る」
春よりも初夏のような気候になってきた。今年は桜の開花時期が早いらしい。上野公園の「寒緋桜」も満開だ。(写真:K1)

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(写真:K2)
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白木蓮も咲き始めた。(写真:木蓮)
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澄み切った空には飛行機雲がたなびいていた。(写真:飛行機雲)飛行機雲
3月も中旬、春の足音が聞こえてきた。

「銀座線も変わる」
青山1丁目駅での転落事故を受けて急ぎ改修を行っていた地下鉄銀座線だが、漸く「三越前」駅にホームドアが設けられ運用が始まった。(写真:G1)

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(写真:G2)
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日本はかなり早い時期に鉄道網が発達したために、こういったホームドアのようなものの設置が遅れていたが、漸く急ピッチでの整備が進みつつある。これから作られる鉄道の駅は全てホームドア設置となるのだろう。
以上、桜の季節を迎えた東京から勢古口がお送りしました。

「G46、春の浅草会」

J  REPORT2018年 3月第3週目」
「リタイアメント・ノート 9年 9ヶ月目」
「VOL.1046号 SINCE AUG.12th、1983」
ご意見ご要望等が御座いましたら、こちらへメールをください。
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「G46、春の浅草会」
春近しといえども、まだ寒い東京。日本橋の袂から船に乗って浅草へ行くことになった。いつもの体育会46年卒の仲間たちが集まっての浅草会だ。丁度野村證券ビルの真下に碑があった。日本橋建て替え時のものらしい。(写真:K1)

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日本橋は映画でも有名になったが、麒麟の像がある。(写真:K2)
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ちょっと日本橋川を遡る。すると江戸時代に造られ明治時代に架け替えられた旧「常盤橋」の復旧工事が行われていた。勿論この橋は明治時代に造られたもので140年経っているが、東日本大震災で壊れたものの修復だ。(写真:K3)
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昔の「常盤橋御門」の脇には江戸時代の石垣がそのまま残っている。(写真:K4)
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ここから日本橋川を戻る。川の上は全て高速道路だ。1964年の東京オリンピックのために造られた道路で、今地下化が検討されているものだ。日本橋には16基?の獅子(ライオン)の像があるらしい。理由は4x4=16、(し・し・じゅうろく)らしい。(写真:K5)
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隅田川に向かう。江戸橋があり、高速道路の江戸橋ジャンクションがあり、次が「湊橋」だ。(写真:K6)
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いよいよ隅田川に出た。右手が「永代橋」だ。(写真:K7)
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上流にさかのぼる。「隅田川大橋」の次が「清洲橋」だ。スカイツリーもよく見えるようになってきた。(写真:K8)
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すぐ右手に「小名木川」がある。(写真:K9)
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この川は江戸時代初期に掘られたもので、中川に繋がり江戸の物流の中心になった堀川だ。
「新大橋」、「5号線6号線の高速道路」を越えると「両国橋」だ。(写真:K10)
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この辺りが川開きの花火の中心地だ。従って橋の一部が花火の模型になっている。(写真:K11)
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また相撲の中心地でもあるので、土俵と同じ大きさの部分の張り出しもある。(写真:K12)
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当然両国の「国技館」も見える。(写真:K13)
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浅草からやってくる水上観光船とすれ違う。(写真:K14)
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アサヒビールの本社の建物にスカイツリーが写り、同時に二つのスカイツリーが見られる。(写真:K15)
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「蔵前橋」、「駒形橋」、「厩橋」、「吾妻橋」、「東武伊勢崎線」、「言問橋」を過ぎて漸く船着場に到着。目の前の墨田公園の向こう側には「浅草寺」より100年近く古い「待乳山聖天」(まつちやましょうてん)がある。(写真:K16)
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公園内には「平成中村座」開催の碑があった。(写真:K17)
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ここ「墨堤」には桜も咲いていた。(写真:K33)
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歌舞伎座の建て替えに伴い、ここで歌舞伎が行われた。4月には流鏑馬もこの公園で行われるという。その直ぐ脇に昔の「山谷堀」がある。(写真:K18)
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江戸時代、新「吉原」があったが、吉原に通う一つの方法が隅田川からこの山谷堀を船で行くのが人気だったという。浅草の「見番」がある。(写真:K19)
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何か古い時代を彷彿とさせる雰囲気が感じられた。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「2018 私の映画鑑賞記録」 昨年は200本の映画を観ました。
「15時17分、パリ行き」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★(今年39作品)映画パリ行き
老兵クリント・イーストウッド監督の作品。実際の事件を実際に遭遇した人たちが演じるという迫真に迫るもの。ただ、事件までの前置きが私には長過ぎた。だから3ツ星。

「シェイプ・オブ・ウォーター」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★★(今年40作品)映画ウォーター
アカデミー賞の作品賞、監督賞などを受賞した作品。言葉が出せない若い女性は政府のラボで清掃に従事していた。そこで南米から連れてこられた半人間半魚人と愛を交換しあうようになるというファンタジー。現実味はないが、何か悲しい。予想通り「スリー・ビルボード」が主演女優賞と助演男優賞を獲得した。

「ハッピーエンド」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★(今年41作品)
南仏で起こるある家族内の出来事。終わりよければ全て良しなのか?

「シークレットマン」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★(今年42作品)

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ウォーターゲート事件の情報をワシントン・ポストにリークしたFBIの副長官の実話。アメリカ史上最大の政治スキャンダルを正義を持って、告発した男の話し。事件は民主党本部をニクソン大統領が承認した上でFBIが盗聴したというもの。ニクソンは退陣に追い込まれた。

「あなたの旅立ち綴ります」(シネスィッチ銀座にて)私的批評眼★★★(今年43作品)
広告会社の元オーナーで81歳からラジオのDJをやっていた老女が仮に彼女が死んだら、訃報にはどんなことが書かれるのか?と思い、ある記者に調査を依頼した。所謂終活。彼女の評判が物凄く悪いことに気が付き、その生き方を改めるというもの。

3月9日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「ニッポン国VS泉南石綿村」が4つ星、「しあわせの絵の具 愛を描く人モード・ルイス」が4つ星、「北の桜守」が3つ星、「去年の冬、きもと別れ」が3つ星、「アイスと雨音」が3つ星、「かぞくへ」が3つ星、「彼の見つめる先に」が3つ星でした。

「私の2018年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」

★★★★=「嘘八百」「バークバル」「ネイビーシールズ」「ジオストーム」「デトロイト」「ロングロング・バケーション」「ルイの9番目の人生」「ジュピターズ・ムーン」「ローズの秘密の頁」「犬猿」「ぼくの名前はズッキーニ」「リバーズ・エッジ」「ミッドナイト・バス」「シェイプ・オブ・ウォー」

「2018 観劇シリーズ」
・3月大歌舞伎の予定。

国内旅行は、1月の東北。
海外旅行は、1月の台湾。2月の香港。7月のシアトルと9月のハワイの予定。

「2018 読書記録」 昨年は256冊の本を読みました。
「名無し」(藤井 邦夫 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年36冊目)「新・知らぬが半兵衛手控帖」シリーズ第4弾本名無し

「殿様推参」(井川 香四郎 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年37冊目)「寅右衛門どの江戸日記」シリーズ第5弾完結編

「夏の雁」(辻堂 魁 著)徳間文庫 私的批評眼★★★★(今年38冊目)「仕舞屋侍」

「御盾」(上田 秀人 著)徳間文庫 私的批評眼★★★(今年39冊目)「斬馬衆お止め記 上」本御盾

「破矛」(上田 秀人 著)徳間文庫 私的批評眼★★★(今年39冊目)「斬馬衆お止め記 下」本破矛

「パスポート」

「雑談、第16話」
「パスポート」
今回訪れた香港とマカオで驚いたことがあった。イミグレーションでのパスポートへのスタンプ押しがなくなり、代わりに小さな紙切れをくれたことだ。(写真:パスポート)パスポート
この紙には入国日や滞在可能日時が書き込まれている。確かにスタンプを押す労力から比べれは如何にも楽だ。世の中は変わる。

「月齢15.2日の月」
ほぼ満月の月、月例は15.2日だった。(写真:月)月齢15.2
この日を境に大変なことが起こったのだった。この日の前日訪れた「楽天モバイル」の料金は最低で月額1250円だったことから、現在の携帯会社であるNTTドコモから番号変更なしで移ることに決めた。全て手続きは完了した。まずドコモとの契約を解除、違約金も払った。MNP予約番号を貰って、勇んで楽天モバイルに行く。ここでも全ての手続きを終えた。但し、色々なアプリは自分でインストールする必要があるということで自宅へ一旦戻る。機種はドコモの製品(富士通のらくらくスマートフォン)を引き続き使う予定だ。しかし問題発生。インターネットの接続は上手く出来たのだが、メールソフトがインストール出来ない。一晩中やったが、結局駄目。この機種ではアプリが入れられず、メールが使えないことが判明した。メールなしなんて意味がない。仕方なく、再度楽天モバイルを解約して、再び出戻りでドコモと再契約し直した。それも新しい機種に変更してだ。月額はそれなりに安くすることが出来たが、これまで長年使ってきたメリットがなくなり、新規契約となってしまった。まあ、どじを踏んだ訳だ。自業自得ということでした。くやしい。

「ハクセキレイ」
最近、自宅近くでよく見かける鳥が「ハクセキレイ」だ。チイチイと鳴きながら、人を恐れもせず、歩き回っている。比較的海辺に近いところに住む鳥だとか。鳥音痴の私にはパソコンで漸くその名を知ったのでした。可愛い鳥ですね。(写真:ハクセキレイ)はくせきれい

「春の浅草会で芸者さんと」

「春の浅草会で芸者さんと」
浅草会のメンバーは浅草探索を終えて、いよいよ宴会場入りだ。
場所は雷おこしで有名な「常盤堂」だ。3階の広い部屋だ。料理が既にセットされていた。(写真:K20)

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(写真:K21)
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実は私は経営立て直しのため転籍したDコンクリート社(会社更生法)のPRのために常盤堂さんに雷おこしのちょっと変形したものを作ってもらったことがあった。D社の製品で「シントール」という雨水対策の品が、実に雷おこしに似ていたので販促用に同じような、雷おこしの中に穴が開いた商品を作って頂いたのだ。そんな縁があった。さて、芸者さんが出てきてご挨拶し、我々の席を廻り、やがて踊りが始まった。(写真:K22)
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(写真:K23)
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(写真:K24)
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(写真:K25)
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(写真:K26)
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(写真:K27)
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初めて見たが、「幇間」所謂「太鼓持ち」の登場だ。一人芸で場を盛り上げる。(写真:K28)
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(写真:K29)
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(写真:K30)
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落語家と同じような芸だ。さて芸者さんとのお座敷遊びの一つ、扇を投げて的に当てる遊びが始まった。(写真:K31)
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(写真:K32)
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色々とルールがあり、例えば正座して投げる時にお尻を上げてはならないとか、扇は親指以外の4本の指の上に乗せて、親指で扇を押して投げるとかだ。中々に難しいようだった。
このように大いに飲み大いに楽しんだ夕べでした。全員で記念写真。(写真:K34)
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追伸:芸者さんとの会話で、踊りは大変ですね。なぜならば常に膝を曲げ、腰を落としての動きばかりだから、と問いかけたが、慣れもあるのだろうが、実に美しい動きで感動した私でした。
以上、東京浅草から勢古口がお送りしました。

「1年半振りの香港の旅」

「J  REPORT 2018 3月第2週号」
「リタイアメント・ノート 9年9ヶ月目」
「VOL.1045 SINCE AUG.12th、1983」
ご意見ご要望等が御座いましたら、こちらへメールください。
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「1年半振りの香港」「旅暦78」
もう何回香港に来たのか忘れたが、多分30回以上だろう。今回はANAのエコノミーだったが、それでもLCCと比べると広さが違うと感じた。
まずは羽田空港のラウンジでワインを飲み、お摘みを食べ、最後は名物の「掻き揚げ蕎麦」を食べた。(写真:H1)

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ランタオ島の香港国際空港から快速電車で九龍へ、途中海上での道路建設が盛んに行われていた。(写真:H2)
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ホテルはいつもの「九龍ホテル」だ。ペニンシュラ系のホテルでペニンシュラホテルの真裏だから実に便利だ。部屋は狭いがロケーションがいいのでいつも使っている。早速街に出る。直ぐに日本の博多ラーメンの店「一蘭」があった。(写真:3)
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ここにも行列出来ていた。少し歩き明日日曜日の夕食の予約をする。「鹿鳴春」、「スプリング・ディア」だ。早めの6PMをセット完了。今度は「つけ麺専門店 三田製麵所」があった。結構混んでいる。家族連れも多い。大体800円から1200円位の価格だ。(写真:H4)
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新しいビルがどんどん出来ている。古いビルを壊してリニューワルだ。狭い香港だから埋め立て以外は取り壊すしかない。そこでも驚きの光景があった。行列の先は沖縄から出店している「パン・ドュ・パン」という店でフレンチ・トーストが美味しいみたいだ。(写真:H5)
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店の前の行列。(写真:H6)
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ビルの空間に大型テレビ画面があり、それを変わった椅子に乗って観ている人がいた。(写真:H7)
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ホテル近くでも交差点まで続く大行列を発見、その先には小さな飲み物店があった。(写真:H8)
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この行列、長さが20m位あり、50人近くが並んでいた。(写真:H9)
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さてスーパーで買い物をして一度ホテルに戻り、夕食に出掛けた。ホテル近くの海鮮料理の店「竹園」に行く。初めて行く店だ。ここは地元の人が行く店かな?勿論老酒「古越龍山5年物」を頼む。(写真:H10)
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料理は3種類頼んだが、最初に「季節の野菜、青菜の炒め物」が出て来た。(写真:H11)
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結構なボリュームでこれだけで満腹になりそうな量だ。次がやはり香港では必ず食べる「スチームされた海老」だ。この海老はこれまで食べた、この料理の海老では最高の大きさだった。(写真:H12)
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最後がこの店では一番人気の「伊勢エビのバタークリーム煮」だ。(写真:H13)
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両手で持ってがぶりと噛み付き、海老の身を掘り出す感じかな?これもボリューミーで且つクリーミーで美味しかった。満足です。サービスだと言って果物が出た。(写真:H14)
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店の入り口には水槽があり、沢山の魚介類がいて、ここから直接採り出して調理するようだ。海老がいた。(写真:H15)
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魚も沢山。(写真:H16)
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(写真:H17)
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入り口はこんな感じでした。(写真:H18)
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夕闇の中、ペニンシュラホテルの前に沢山のバルーンが浮いていた。美しい光景だ。(写真:H19)
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対岸の香港島を観る。いやあ夜景が一変していた。以前は企業の名前の広告が大きく出されていたが、今はビルの壁面を使って動くものが表示されていて実に綺麗だ。しばし、香港の夜景をごらんあれ。(写真:H20)
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(写真:H21)
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(写真:H22)
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素晴らしい景色だ。ホテルに戻る途中、ペニンシュラホテルの全景が観えた。(写真:H23)
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今日は朝も早かったし、移動での疲れもあるから、早めに寝よう。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「2018 私の映画鑑賞記録」昨年は200本の映画を観ました。
「ビッグ・シック」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★(今年35作品)
パキスタン出身の青年は芸人死亡、彼の恋人は白人女性。色々と誤解があり二人は別れたのだが、突然彼女が緊急入院。措置のために全身麻酔でこん睡状態にする。そして肺の一部除去手術をするが、回復しない。その間の彼女の家族と彼との軋轢やら中々面白い。果たして彼女は助かるのか?恋の行方は?

「ゴーギャン タヒチ、夢の楽園」(ANA国際線機内にて)私的批評眼★★★(今年36作 品)
妻と子供を捨ててタヒチへと逃げたゴーギャンの半生を描く。才能を開花させられず不遇な人生だった。

「空海」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★(今年37作品)映画空海
唐の長安に遣唐使として留学した空海が、詩人の白楽天と共に30年前の楊貴妃の死の原因を探るというもの。詰まらなかった。

「ナチュラル・ウーマン」(シネスィッチ銀座にて)私的批評眼★★★(今年38作品)映画ナチュラル
チリのサンチャゴに住む性転換した元男性は夜は歌手として昼はウエイトレスとして働き、年配の男性と一緒に暮らす。しかし男性は突然死ぬ。そこから起こる激しい差別と戦う女性を描く。

3月2日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「15時17分、パリ行き」が4つ星、「ハピーエンド」が4つ星、「聖なる鹿殺し」が4つ星、「ダウンサイズ」が3つ星、「ブラックパンサー」が3つ星、「ザ・シークレットマン」が3つ星、「息衝く」が3つ星でした。

「私の2018年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」

★★★★=「嘘八百」「バークバル」「ネイビーシールズ」「ジオストーム」「デトロイト」「ロングロング・バケーション」「ルイの9番目の人生」「ジュピターズ・ムーン」「ローズの秘密の頁」「犬猿」「ぼくの名前はズッキーニ」「リバーズ・エッジ」「ミッドナイト・バス」

「2018 観劇シリーズ」
・3月大歌舞伎の予定。

国内旅行は、1月の東北。
海外旅行は、1月の台湾。2月の香港。

「白金南蛮娘殺人事件」(風野 真知雄 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年33冊目)「耳袋秘帖」シリーズ第24弾本白金

「結び布」(中島 要 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年34冊目)「着物始末暦」シリーズ第24弾本結び布

「炎の紅襷」(和久田 正明 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年35冊目)「髪結いの亭主」シリーズ第9弾本髪結い炎