日曜日なので、今まで行ったことがない所に行こうのと思い、離島に行くことにした。まずはフェリーで香港島に渡る。これはスターフェリーで渡るのだが、兎に角便利で香港人の足となっている。(写真:P2)
まず料金が安い。30円から40円程度だ。直ぐに船は出発する。約10分の掛からない。香港島ではサーカスがやっていた。近くに「ジョーズ」の置物があり、皆口の中へ入って記念写真を撮っていた。(写真:P1)
40分程で「坪洲島」(ペンチャン島)に到着。(写真:P3)
香港の人たちは鳥を飼うのが好きだ。一種のステータスだという。この島にも鳥がいた。(写真:P4)
車も通れないような細い小路がメインストリートだ。子供が遊んでいた。(写真:P5)
この島の人は漁業に従事している人が大半で海の神である「天后」(ティン・ハウ)を祭っている。道鏡の神だ。だからあちこちに祠があり、家の中にも祭られていた。(写真:P6)
(写真:P7)
「天后宮」があった。(写真:P8)
「金花廟」があった。綺麗に掃除をしていた。(写真:P9)
旧正月明けなのでまだ正月飾りを付けている家が多かった。(写真:P10)
あっという間に島を巡ってしまった。香港島経由で九龍サイドに戻る。ホテルの近くには戌年なので大きな戌の張りぼてのようなのがあった。(写真:P11)
商店の前にはキンカンやみかんを沢山付けた飾り物があった。恐らく日本の門松のような縁起物だろう。(写真:P12)
夕食に出掛ける。「鹿鳴春」と書く。「スプリング・ディア」だ。最近のガイドブックには殆ど載っている有名な店だ。兎に角名物は「北京ダック」だ。入り口は見つけにくいいところにある。看板はあってもどこから入ればよいのか迷うかも。(写真:P13)
細い侘びしい階段を昇る。(写真:P14)
(写真:P15)
予約してあるから、直ぐに奥の席へと案内される。テーブルの上にはピーナッツなどが必ず置かれているが、今回はキャベツの酢漬けだった。(写真:P16)
まだ6時なので室内はガラガラだ。(写真:P17)
これがあっという間に埋まるから不思議だ。特に今日は日曜日だから満席は間違いない。頼んだのは北京ダックと3種の野菜炒めだ。野菜の方は小にしたが、それでもボリュームがある。(写真:P18)
いよいよメインが出て来た。(写真:P19)
ここは広東風の皮に身を集めに付けた切り方だ。北京式は皮を薄く削ぎ落すパリパリ感がある切り方だ。先日の台湾は北京式の皮に広東式の身を集めに切り取った二つを同時に出す方法だった。(写真:P20)
キュウリとネギも一緒に挟む。(写真:P21)
小麦の皮に挟む。(写真:P22)
小麦の皮の山。まだ温かい。(写真:P23)
周囲を観るともう満席でした。(写真:P24)
満腹でした。
月: 2018年3月
「澳門(マカオ)」
月曜日。HISの現地ツアーを事前に予約しておいたので、マカオに行くことに。香港サイドから「ターボジェット」という高速船に乗り、約1時間でマカオ到着。バスで昔の古い教会跡に行く。これらは世界遺産だ。フランシスコ・ザビエルの像がある。(写真:M1)
古い壁は剝げ落ちかけている。(写真:M2)
「オランダ坂」(写真:M3)
子供を祭ったお寺。(写真:M4)
ここからがベストポジションだという写真スポット。教会のファザードと坂とお寺が全て入る。(写真:M5)
名物のエッグマフィンを食べる。10ドル=130円位。(写真:M6)
表面はカリッとしていて、中は軟らかい。
教会の名前は「聖主教会」だそうだ。(写真:M7)
前回は個人で歩いたのでここまでは来られなかった。もう20年以上前に一度来たことがあった。観光名所だ。警察官がいた。何気なく写真を撮る。(写真:M8)
欧州風な石畳みと「聖ドミンゴ教会」。(写真:M9)
「民政ビル」(写真:M10)
その前の広場。(写真:M11)
ポルトガル人が初めてマカオのやってきて上陸した海岸の前にあるお寺。(写真:M12)
この寺は「馬祖廟」本当は女へんに馬と書くのだが、ポルトガル人と現地人は言葉が通じづ、「ここはどこだ?」と聞いたのに対して、現地人が「この寺の名前か?」と勘違いして寺の名前を言ったところ、どうも発音がマカオに近かったのでポルトガル人は「ここはマカオか」ということになったらしい。だからマカオという名の発祥の地だとか。
お御籤が沢山あった。(写真:M13)
お願いを書くらしい。日本語のもあった。食事の後、「マカオ・タワー」に登る。建設は清水建設だとか。(写真:M15)
対岸は中国本土だ。沢山の橋がマカオとの間に架けられている。(写真:M16)
高所恐怖症の私には信じられない光景があった。「スカイ・ウォーク」というのだが、タワーの端を歩いて行くのだ。よくやるよ。(写真:M17)
タワーにあった写真。本当はこういうことも出来る。(写真:M18)
私は決してやらない。長い橋が中国と繋がっている。(写真:M19)
カジノを見学。今はサイコロ3つの大小や、ルーレットは全て機械入力で機械決済になっていた。唯一バカラだけはディーラーとの勝負で最低が1000香港ドルからの勝負に沸いていた。私はギャンブルはやらない。30分程見学した。昔、取引先の社長に連れられてマカオに来たことがあったが、彼は一晩中バカラをやっていて昼は寝ていたのを思い出す。前立腺がんで早く亡くなった。
帰りのフェリーに乗る。(写真:M20)
タワーが微かに観える。(写真:M21)
さて、香港は旧正月明けで今がバーゲンの真っ最中だという。冬物一掃セールが行われていたので、思わず高級な皮のジャケットを買ってしまった。何と55%引きだ。それでも15万円近くした。
夜は目の前のペニンシュラホテル内の広東料理のレストランに行く。ワインが800ドルもした。チリワインだ。(写真:M22)
箸置きが素晴らしい船の形をしていた。(写真::M23)
料理はヨーロッパ産「豚肉のバーベキュー」。(写真:M24)
「蟹肉とブロッコリーの炒め物」。これは美味しかった。(写真:M25)
「野菜とキヌガサダケの炒め物」。(写真:M26)
高い店だが、あっという間に席が埋まっていた。店内の雰囲気も流石に落ち着いている。(写真:M27)
満足でした。
因みに、日本と香港は物価の水準が、日本1に香港3分の2で、マカオは香港の半分だそうだ。
「九龍」
火曜日。今日は買い物日。ネイザンロードでも未だに竹の足場を組んでいる。これが香港だ。(写真:K1)
それにしても毎日曇りだったのだが、本日は晴れていて実にさわやかだ。空気も気持ちよい湿度だし、まるで5月の初夏の感じだ。
朝から街のレストランで「野菜入り肉餃子スープ」を食べる。(写真:K2)
その後スーパーで買出しをして、更に中華系百貨店に行く。ここで皮のベストを買った。これも安かった。一階の薬局では「片仔廣」を売っていたが、何と一箱10粒入りが約10万円だった。私は引っ越し騒ぎで4箱紛失してしまい大損をこいてしまった。これは肝臓に非常に効くと言われている品だ。
ビルの中で獅子舞いが行われていた。次々と店店を廻っている。(写真:K3)
有名な子熊のクッキー屋さんだ。(写真:P4)
しかし、汚い店に商品だけ詰んでいる。続いてペニンシュラホテルのアーケードに行ったが、かなりの店が閉店してしまっていた。エルメスもなくなっていた。ルイ・ヴィトンはあった。(写真:K5)
ペニンシュラホテルの前の噴水。(写真:K6)
ハーバーシティのところにも戌があった。(写真:K7)
クルーズ船が停泊していた。(写真:K8)
優勝はもう一度北京ダックを食べに「北京楼」に行く。(写真:K9)
窓際の席だったので香港島がよく見える。(写真:K10)
(写真:K11)
「北京ダック」がやってきた。(写真:K12)
捌く。(写真:K13)
名前は北京楼だが、カットは広東風だ。野菜は少ししかない。(写真:K14)
周囲は韓国人の団体が二組入って来てワイワイ騒いでいた。後ろの席に太った若い女性2人も北京ダックのみ頼んでいた。香港の人も昔は痩せた人が多かったが、今は皆太っている。栄養過多なのだろう。それでは食べましょう。(写真:K15)
(写真:K16)
夜景も綺麗だ。(写真:K17)
もう一品「金華ハムと白菜」を食べた。(写真:K18)
これは白菜にも味が染みわたっていて実に美味でした。
香港最後の夜、100万ドルの夜景というのは香港島のビクトリアピークの途中から九龍サイドを観たのをいうのだが、今回は殆ど香港島に行かなかったから、香港サイドの夜景を堪能してもらおう。(写真:K19)
(写真:K20)
(写真:K21)
(写真:K22)
まるで青森のねぶたを思わせるような飾り付けがあった。(写真:K23)
(写真:K24)
(写真:K25)
(写真:K26)
香港よ、さようなら。
「帰国」
いよいよ水曜日だ。エアポートエクスプレスのバスで九龍駅へ、そこから列車でランタオ島の空港へと向かう。今日も曇り空、気温は20度前後か。湿度が高い。70-80%はあるだろう。だから周囲は靄って見える。空港ではラウンジに入る。「ユナイテッド・クラブ」のラウンジはがら透きだ。(写真:L1)
白ワインを飲みながらぼんやりとする。毎日良く寝た。10時間は毎日寝たと思う。ラウンジにあったインド式チキン・カレーが実に美味しかった。(写真:L2)
ちょっぴり辛くて中華の味になれてしまった舌には本当に久しぶりの感触だった。
今回感じたことは、中国本土からの観光客が多いのは当たり前だが、韓国人が多くなっていたことだ。日本人より多いのではないだろうか?それといつもどこでも工事をやっている。香港の活力は底知れない。また、相変わらず汚い街だ。以前よりは少しは綺麗になっているのだろうが、日本人の感覚ではまだまだ汚いというか公共道徳がなっていない。昔も今もだ。
3時間半で羽田到着。寒い。本当に寒い。
以上、勢古口が帰国早々お送りしました。