「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「2017 私の映画鑑賞記録」
「オリエント急行殺人事件」(TC日劇にて)私的批評眼★★★★(今年190作品目)映画オリエント
余りにも有名な小説の映画化だが、それなりに面白かった。やはり、台本がしっかりしている映画は面白い。

「DESTINY 鎌倉ものがたり」(TC日劇にて)私的批評眼★★★(今年191作品目)映画ディスティニ
昭和の雰囲気満タンのファンタジーです。古今東西のあらゆるファンタジーの要素を組み入れたお伽噺。

「ルージュの手紙」(シネスイッチ銀座にて)私的批評眼★★★★(今年192作品目)映画ルージュの手紙
往年の名女優たちが素晴らしい。30年前に家族を捨てて出て行った母親が突然娘のところに現れる。脳腫瘍だという。手術後、娘の家に入った母親と娘との愛憎を描くが、何とも女同士の感情の表現が上手い。

12月15日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「HANAGATAMI」が5つ星、「ミスター・ロン」が4つ星、「ユダヤ人を救った動物園」が3つ星、「ヒトラーに屈しなかった国王」が3つ星、「わたしは、幸福」が3つ星、「オレの獲物はビンラディン」が2つ星、「8年越しの花嫁」が3つ星でした。

「私の2017年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「彼らが本気で編むときは」「わたしはダニエル・ブレイク」「はじまりの旅」「ブランカとギター弾き」「ボブという名の猫」「あしたは最高のはじまり」「オン・ザ・ミルキー・ウエイ」「50年後のボクたちは」「ドリーム」「女神の見えざる手」「め組の喧嘩」
★★★★=「ショコラ」「アイヒマンを追え」「マグミフィセント・セブン」「愚行録」「ラビング 愛という名前のふたり」「パッセンジャー」「しゃぼん玉」「ジャッキー」「ライオン 25年目のただいま」「グレイト・ウォール」「追憶」「マンチェスター・バイ・ザ・シー」「怪物はささやく」「ザ・ダンサー」「怪盗グルーのミニオン大脱走」「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走」「君の膵臓をたべたい」「ファウンダー」「夜明けの祈り」「僕のワンダフル・ライフ」「婚約者の友人」「IT」「ローガン・ラッキー」「否定と肯定」「オリエント急行殺人事件」「ルージュの手紙」

「2017 観劇シリーズ」
・6月大歌舞伎

「2017 旅の記憶シリーズ」
国内旅行は、2月の北海道(札幌、旭川)、9月の宮城県(石巻、松島海岸)。9月の中国地方(広島、愛媛、山口)。12月の九州・山口(佐賀武雄温泉、福岡博多、山口下関)。
海外旅行は、1月のキプロス(66カ国)経由マルタ島(67カ国)。3月のタイ。5月のハワイ。6月に中国(西域とシルクロードの旅)。9月にバルト三国(リトアニア68、ラトビア69、エストニア70カ国目)。そして10月にアメリカはハワイ。

「2017 本の記憶シリーズ」
「旧主再会」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年244冊目)「酔いどれ小藤次決定版」シリーズ第16弾本旧主再会

「祝言日和」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年245冊目)「酔いどれ小藤次決定版」シリーズ第17弾本祝言日和

「雨垂れ石を穿つ」(千野 隆司 著)幻冬舎文庫 私的批評眼★★★(今年246冊目)「出世侍」シリーズ第15弾最終回本出世侍

「銀杏散る」(井川 香四郎 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年247冊目)「ふろしき同心御用帳」シリーズ第2弾本銀杏散る

「口は災いの友」(井川 香四郎 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年247冊目)「ふろしき同心御用帳」シリーズ第3弾本口は

「横浜中華街に激震が」

「横浜中華街に激震が」
年2度あるフットボールOBの集い、「横浜会」でしか訪れていない横浜中華街だが、行って驚いた。
JR石川町から歩いて中華街へ向かう。中華学校の横の道だ。門が見えてきた。(写真:C1)

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大通りはやはり週末とあって人通りも多い。年間2000万人が訪れるという中華街。日本最大の中華街だ。(写真:C2)
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(写真:C3)
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「香港路」に入る。(写真:C4)
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びっくりした。まず「海員閣」が閉鎖されていた。内装工事のための休業だというが、あの家族たちも年寄りになっているから果たして再開出来るのだろうか?(写真:C5)
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心配だ。あの味が忘れられないので早く再開してくれることを願う。それ以上に驚いたことがあった。それは激安店があちこちに出来たことだ。何しろ「時間無制限、オーダー制食べ放題」と謳っていて@1680円、@2480円となっているのだ。(写真:C6)
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これ以外にも@2980円も店もあるが、これでは普通の店は適わない。一品料理の味やコース料理で勝負していた中華街の老舗はどこも大苦戦していることだろう。倒産する店もあるのではないだろうか?この影響と海員閣の休業とはリンクしないだろうが、心配だ。若い人は味より量と価格に興味を示していることなのだろうか?横浜生まれ横浜育ち所謂「浜っ子」の私にとっては、このような状況を憂慮しています。
「海員閣」の名物といえば肉厚の牛肉を柔らかく旨煮にした「牛バラ」なのだが、これを牛バラ麺か牛バラ飯で食べている若い人がいる。大体普通だと30分から1時間並ばないと入れない人気店で、どのガイドブックにも載っているから、それらを頼りに折角中華街を訪れて海員閣に来たならば、もっと美味しいものを食べてもらいたい。私のお勧めはまず「車海老の辛煮」、醤油味で抜群の美味しさだが、値段が一人前3000円はする。次は「シュウマイ」、崎陽軒の数倍の大きさがある。店に入ったらまずシュウマイを注文すること。これは直ぐに出てくる。他の料理は中々出てこないから繋ぎでシュウマイを食べて待つ。その他、「鮑の旨煮」や勿論「牛バラと青菜炒め」の単品料理は美味いこと確実です。でも当分食べられそうにない。

「椎茸」

「雑談、第15話」
「椎茸」
きのこシーズンも終わるが、今年はまったものに「椎茸」がある。それも大きな椎茸だ。(写真:きのこ)きのこ
偶然訪れた京橋の「明治屋」で売っていたものだが、これを椎茸ステーキにして食べると最高なのだ。ちょっと醤油をかければ、味も香りも最高になる。実に安くてヘルシーで美味しい椎茸ステーキでした。

「テスラ」
銀座で「テスラ・モータース」のEVが走っていた。(写真:テスラ)

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この車を見るのは2度目だ。日本でも走っているんだと驚いたのでした。それにしてもEVはこの先本当に主力車種になるのだろうか?各自動車メーカーは舵を切りつつあるようだが。

「日本海側に大雪」
早々と雪の便りが聞こえたと思ったら、何と大雪だとのこと。それで思い出したのだが、NHKラジオで放送していたが、北海道の札幌市は、人口196万人の大都会だが、世界的にもこれだけの人口を抱える大都市で年間の降雪量が6mを越すというのはなく、札幌が一番だというのだ。それなのに冬の街は安心安全快適な生活が出来るのには理由があるという。それは「除雪」だ。何しろ市内の除雪道路は総延長5500km、それを1000台の除雪車で夜中の0時から4時の間に行うという。冬期間の出動回数は約60回。こういった除雪活動があるから生活が出来る訳だそうだ。一方、東京で雪が降ったら、数センチでも大混乱になる。不思議ですね。

「月と金星」
その日は双子座彗星群がよく観られる夜だったが、都会の明るい場所では無理なので、夜中は諦めた。夜明け前、いつものように愛犬「もも」と散歩に出掛ける。(写真:もも)もも
東の空に三日月が観える。(写真:月と金星2)月2
その左下に微かに光るのが金星か?(写真:月と金星1)月1
澄み切った空が開け始めた。

「大新園」

「手前勝手世界食物語、第472号」
「大新園」
その横浜会の会場が「大新園」という中華料理店だ。(写真:Y1)

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「エビチリ」(写真:Y3)
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「ワンタン」(写真:Y4)
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「スープ」(写真:Y5)
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「フカヒレ」(写真:Y6)
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「若鶏カシューナッツ炒め」(写真:Y7)
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「豚肉旨煮」(写真:Y8)
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等々が出ました。飲み放題でがっちりと飲みました。
当日出席した横浜会の面々でした。(写真:横浜会)横浜会
以上、東京から勢古口がお送りしました。

「福岡、武雄温泉、下関へ」

J  REPORT2017 12月第3週号」
「リタイアメント・ノート 9年6ヶ月目」
「VOL.1033号 SINCE AUG.12th、1983」
ご意見ご要望等が御座いましたら、こちらへメールをください。
 sekoguti@aa.e-mansion.com

「福岡へ」
日本一便利な福岡空港は拡張改良工事がまだ終わっていないが、これまでのように乗り降りする人が同じ通路を使っていたのが、完全に分離され、スムーズな乗降客の移動が行われるようになったが、それに伴い歩く距離が物凄く長くなっていた。空港から博多駅まで地下鉄に乗ったが、新型車両のようで面白い吊り輪があった。円形になっていた。(写真:F1)

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椅子も楽なものになっていた。(写真:F2)
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博多の駅前はLEDライトの海だった。(写真:F3)
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(写真:F4)
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「東長寺」
日曜日は晴れて実に綺麗な空だ。そんな中、博多駅から歩いて5分ほどのところにある「東長寺」というお寺に行った。(写真:F5)

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ここは弘法太子、空海が創建したといわれていて、火事でその当時の建物は焼けているので今あるのは勿論現代のお寺だが、由緒ある寺だそうだ。五重塔もあった。(写真:F6)
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寺の由来が書かれた石の板があった。金色の文字で刻まれていた。(写真:F7)
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確かに弘法太子が持ち帰った密教の日本で最初の霊場だというものだった。

「櫛田神社」
その後、近くの「櫛田神社」に向かう。夏の夜明け前に駆け出す「博多祇園山笠」で有名な神社だ。(写真:F8)

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変わった彫り物が神社の軒下にあった。(写真:F9)
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境内にあった「霊泉鶴の井戸」。(写真:F10)
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勿論「山笠」も飾られていた。(写真:F11)
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結構な人出だった。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「2017 私の映画鑑賞記録」
「探偵はBARにいる3」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★(今年186作品目)
いつもの探偵物。だんだんマンネリ化している。

「プラハのモーツワルト 誘惑のマスカレード」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★(今年187作品目)映画プラハのモーツワルト
プラハを訪れたモーツワルトが若い女性と繰り広げる不倫と悲劇を描く。

「永遠のジャンゴ」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★(今年188作品目)映画永遠のジャンゴ
ドイツ占領下のフランスはパリで活躍する伝説的ジャズギターリストで、ジプシーの彼にナチスからドイツ公演の命令が出た。それを嫌ったジャンゴはスイスに逃げようとして国境の町へ行く。そこには仲間のジプシーたちがいたが、ナチスの迫害が始まる。抵抗する彼ら。そして、、、

「否定と肯定」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★★(今年189作品目)映画否定と肯定
ナチスドイツの行ったホロコーストはなかったとするイギリス人の歴史学者と、事実を伝えようとするユダヤ系アメリカ人女性教授とがイギリスの法廷で戦った模様を描いたもの。実話。これを見ながら今のアメリカの大統領とイギリス人歴史学者が重なって見えた。

12月8日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「ビジランテ」が5つ星、「アランフェスの麗しき日々」が4つ星、「否定と肯定」が4つ星、「ルージュの手紙」が3つ星、「女の一生」が3つ星、「DESTINY 鎌倉ものがたり」が3つ星、「映像の発見=松本俊夫の時代」が5つ星でした。

「私の2017年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「彼らが本気で編むときは」「わたしはダニエル・ブレイク」「はじまりの旅」「ブランカとギター弾き」「ボブという名の猫」「あしたは最高のはじまり」「オン・ザ・ミルキー・ウエイ」「50年後のボクたちは」「ドリーム」「女神の見えざる手」「め組の喧嘩」
★★★★=「ショコラ」「アイヒマンを追え」「マグミフィセント・セブン」「愚行録」「ラビング 愛という名前のふたり」「パッセンジャー」「しゃぼん玉」「ジャッキー」「ライオン 25年目のただいま」「グレイト・ウォール」「追憶」「マンチェスター・バイ・ザ・シー」「怪物はささやく」「ザ・ダンサー」「怪盗グルーのミニオン大脱走」「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走」「君の膵臓をたべたい」「ファウンダー」「夜明けの祈り」「僕のワンダフル・ライフ」「婚約者の友人」「IT」「ローガン・ラッキー」「否定と肯定」

「2017 観劇シリーズ」
・6月大歌舞伎

「2017 旅の記憶シリーズ」
国内旅行は、2月の北海道(札幌、旭川)、9月の宮城県(石巻、松島海岸)。9月の中国地方(広島、愛媛、山口)。12月の九州・山口(佐賀武雄温泉、福岡博多、山口下関)。
海外旅行は、1月のキプロス(66カ国)経由マルタ島(67カ国)。3月のタイ。5月のハワイ。6月に中国(西域とシルクロードの旅)。9月にバルト三国(リトアニア68、ラトビア69、エストニア70カ国目)。そして10月にアメリカはハワイ。

「2017 本の記憶シリーズ」
「島抜けの女」(佐伯 泰英 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年236冊目)「鎌倉河岸捕物控」シリーズ第31弾本島抜けの女

「金の権能」(上田 秀人 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年237冊目)「日雇い浪人生活録」シリーズ第4弾本金の権能

「十兵衛推参」(稲葉 稔 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年238冊目)「本所見廻り同心控」シリーズ第2弾本十兵衛

「蛮社始末」(上田 秀人 著)中公文庫 私的批評眼★★★(今年239冊目)「けつ所物奉行裏帳合」シリーズ第2弾本蛮社始末

「隠密同心」(小杉 健治 著)角川文庫 私的批評眼★★★(今年240冊目)「幻の弧影」シリーズ第1弾本幻1

「隠密同心」(小杉 健治 著)角川文庫 私的批評眼★★★(今年241冊目)「幻の弧影」シリーズ第2弾本幻2

「いつのまにか」(風野 真知雄 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年242冊目)「わるじい秘剣帖」シリーズ第9弾本わるじい

「寵臣」(坂岡 真 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年243冊目)「鬼役」シリーズ第23弾本寵臣

「もつ鍋と焼肉の店 七山」

「もつ鍋と焼肉の店 七山」
20年近く通っている店だ。昔は薬院にある自社ビルの3階にあったが、博多の赤坂という場所にあった蕎麦屋が廃業した跡に進出してもう3年かな?えらく繁盛している。元々マスターとおかみさん、それに手伝いの女の人の3人だったが、今は男性2人も増えていて、5名でやっている。メニューもコース料理が増えていてびっくりだ。まずは焼酎「しろ」、鹿児島産だ。(写真:N1)

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「酢もつ」を頼む。直ぐに出てくるからおつまみには最高だ。博多独特のものかな?(写真:N2)
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マスターが「テール」をサービスで出してくれた。柔らかくて美味しいのは当たり前。(写真:N3)
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黒毛和牛の「牛タン塩焼き」。これも柔らかくて最高だ。(写真:N4)
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そして勿論メインは「もつ鍋」だ。(写真:N5)
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キャベツとニラたっぷりのもつ鍋。ニンニクと唐辛子も嬉しい。(写真:N6)
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何回食べても美味しい。私のブログを見た人が飛び込みで訪れたことが何度もあったというから、因縁深い店なのだ。繁盛していてくれて、これまた嬉しい限りでした。博多の夜も更けていく。

「下関、角島」

「角島(つのしま)」
山口県最西端に「特牛」(下関市)というところがある。これが何と「こっとい」と読むのだ。絶対に読めない。そこに角島という島があり、そこに「角島大橋」という無料の橋では日本で二番目に長い橋がある。下関から観光バスで行ってみた。橋は結構長い。(写真:T1)

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海岸ではサーファーがいた。(写真:T2)
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ここでは面白いものが見られる。北側が「日本海」、写真では手前側、そして南側、写真では上側が「響灘」だ。そしてここでそれぞれの海流がぶつかって「海瀬(あまのせ)」というものが見られる。ちょっと盛り上がり、海の色が違うのがお分かりいただけるだろう。(写真:T3)
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海の色も透明度が高くて綺麗だ。この辺りには沢山の海水浴場があるという。(写真:T4)
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島の名前の由来は、元々この島には牛が飼われていたという。島の小さな半島が牛の角に似ていたため、角の島、角島となったという。灯台がある。(写真:T5)
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ここで獲れる「烏賊」は佐賀県の呼子に持っていって有名ブランドである「呼子の烏賊」になるという。烏賊を食べさせる店が2軒あった。くるくると廻る烏賊たち。水分を飛ばして乾燥させている。(写真:T6)
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早速「烏賊焼き」を食べてみた。@300円。(写真:T7)
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「烏賊の目」も焼いてあり、無料で食べさせていた。(写真:T8)
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目は止めておいたほうがいい。食べにくい。行きたい道の駅、ナンバーワンにもなったという道の駅が近くにあり立ち寄った。水槽に魚が泳いでいた。(写真:T9)
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値段はこんなものでした。(写真:T10)
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烏賊もここから取り出してさばいてくれる。(写真:T11)
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さて活き活きの烏賊刺しを買い求めた。(写真:T12)
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こりこりとしていて足の部分は吸盤が口の中で吸い付く位だ。呼子にまで行く烏賊。甘い烏賊が美味かった。下関から往復4時間半のバス旅。参加者は10名でした。土曜日のみのバス旅でした。

「下関から門司港へ」
下関の「赤間神社」は源平の「壇ノ浦の戦い」の後に入水した安徳天皇を祀る神社だ。(写真:S1)

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戦いの模様を示す像も海岸にあった。(写真:S2)
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この関門海峡は当然ながら流れが速く、一日に4度潮の流れが変わる。それを利用して勝ったのが源氏だったという。平家方の方が圧倒的に船の数も兵士の数も多かったが、潮の流れが変わって源氏が攻め寄せ、平家の漕ぎ手を次々と殺したため、動きが取れなくなった平家が大敗を喫した。維新直前、幕末の時の大砲の模型もあった。下関戦争の時のものだろう。長州藩と英仏蘭米の4カ国との戦争だ。(写真:S3)
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「フクの街」を示す像だ。(写真:S4)
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ここ下関では「フク」と濁らない。福に繋がるからだというが、フグだと不遇に繋がるという縁起担ぎだ。唐戸から船に乗り対岸に渡る。対岸は九州だ。(写真:S5)
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「唐戸市場」。(写真:S6)
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「関門海峡大橋」だ。高速道路が通っている。(写真:S7)
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渡った先は「門司港」。「バナナの叩き売り」の口上で有名な土地といっても、今の若い人には分かるまい。昔貿易港として栄えた門司港では南国からバナナが輸入されて、ここで売られたからだ。「ふうてんの寅さん」もやっていた口上だ。最後に「持ってけ、泥棒」などと言っていた。(写真:K1)
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レトロな町並みが魅力的な港町だ。(写真:K2)
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「三井倶楽部」(写真:K3)
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旧「大阪商船ビル」(写真:K4)
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旧「税関ビル」(写真:K5)
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門司と門司港は駅4つ離れていた。不思議な雲が空を覆っていた。(写真:K6)
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変な雲だよね。

「鮨 まねき」

「手前勝手世界食物語、第471号」
「鮨 まねき」
年に一度は行っているのが、佐賀県は武雄温泉にある「鮨 まねき」だ。駅から歩いて10分ほどの住宅街にあるので、普通の人は絶対に分からない。夜になると余計分からないだろう。だが地元の人には超有名な鮨店なのだ。勿論私のようにわざわざ東京から行く人はいくらなんでもいないだろう。(写真:M1)

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ここは北の玄界灘と南の有明海、そして西の五島列島の丁度中間に当り、3つの海から美味しい鮮魚が届く場所なのだ。昔は長崎街道沿いにあり、長崎に勉学に向かう人たちが必ず通った道だし、かのシーボルトもここを通過して江戸に向かったのだろう。交通の要衝なのだ。さてそんな場所にひっそりとあるのが「鮨 まねき」だ。今は親子でやっているが、私の係りは息子さん。多分40歳位だが、どうやら未婚のようだ。聞くと東京の「久兵衛」で杉並の寮に住み込みで働き修行したという。苦しかったと言っていた。実家のある武雄温泉に戻る前は名古屋のホテルの鮨店で親子で一緒に働いていたそうだ。もう10年も前にここに移ったという。口コミをネットで見たら「超美味、超高」とあったが、行く甲斐は充分にあると思っている。さて、頼んだ焼酎は「鹿児島産の流水」というらしい。付き出しは大村産の「しゃこ」(甘タレ)と「なまこ」。(写真:M2)
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「太刀魚」は一本釣りしたもので表面に傷がない。網で獲ると傷が付くそうだ。肌が実に綺麗だ。(写真:M3)
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「太刀魚」と「鯛」の刺身。(写真:M4)
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「鰹(かつお)」は燻製にしてあった。(写真:M5)
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これは初めて見た。「あこや貝」、所謂「真珠貝」だ。びっしりと入っていた。初物だという。美しい。驚きだ。(写真:M6)
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そして「真珠貝」の刺身。(写真:M7)
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「からすみ」は自家製だ。ワインに浸して造ると言う。(写真:M8)
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赤い「大根」だ。(写真:M9)
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「からすみ」は「大根」に挟んで食べる。(写真:M10)
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「わたり蟹」。美味しいね。佐賀県竹崎産だという。(写真:M11)
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「鯨」ですよ。五島列島付近では今でも鯨漁が行われているという。入荷したばかりの鯨の刺身だ。(写真:M12)
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「鯨の叩き」も珍味でした。(写真:M13)
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五島列島の「鯖」。(写真:M14)
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「鯵(あじ)」。皆近海物だ。(写真:M15)
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「穴子」の握り。(写真:M16)
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最後は「ハマグリのお吸い物」。(写真:M17)
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あっという間に2時間半が経ち、列車の時刻だ。もうタクシーが店先で待っていた。「また来ます」といって別れたが、満足、満腹、美味しい至福の時を過ごしました。おっと言い忘れた。今夜の客は私以外に地元の元市長さんも来ていた。この人が市立図書館をTSUTAYAに経営を移管したら、客が殺到した要因を作った有名人だ。その勢いをかって県知事選に出たが敗れた。
以上、本格的な冬将軍が訪れた東京から勢古口がお送りしました。

「北斎とジャポニズム」

J  REPORT2017 12月第2週号」
「リタイアメント・ノート 9年6ヶ月目」
「VOL.1032号 SINCE AUG.12th、1983」
ご意見ご要望等が御座いましたら、こちらへメールをください。
 sekoguti@aa.e-mansion.com

「北斎とジャポニズム」
国立西洋美術館で開催中の「北斎とジャポニズム展」に行ってきた。東京都美術館でゴッホ展をやっているが、そのテーマもジャポニズムで浮世絵の影響を受けたゴッホの絵画展だ。同時に同じ主題の絵画展が上野で行われているのだ。(写真:H1)

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思いの他、入場者が多く込み合っていた。(写真:H2)
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特に北斎の浮世絵と印象派らの絵画が比べられ、北斎の影響をどうやって受けているのか、また彼らが北斎から何を学んだのか?が分かる仕組みになっていた。残念ながら写真は撮れないのでパンフレットで勘弁してもらうしかない。まずは「セザンヌ」の描いたサント・ヴィクトワール山を色々な角度から場面から多数描いているが、これが北斎の富士山を描いた「富嶽三十六景」の影響からだという。(写真:H4)
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(写真:H5)
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次が「ドガ」。日本の力士の姿を「踊り子たち、ピンクと緑」の踊り子のポーズに取り入れられている。(写真:H6)
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全く一緒だ。次は「カセット」。「青い肘掛椅子に座る少女」では、「北斎漫画」からその座り具合が使われている。(写真:H7)
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「ゴッホ」の「薔薇」は言うまでもなく北斎の「牡丹に蝶」からヒントを得ている。(写真:H8)
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「モネ」の「陽を浴びるポプラ並木」は、富嶽三十六景の「東海道程ガ谷」と構図が一緒だ。(写真:H9)
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北斎の有名な「神奈川沖浪裏」を真似た置物もヨーロッパで造られていた。(写真:H10)
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また、来年1月21日まで「すみだ北斎美術館」でも「めでたい北斎」と題した作品展が開催されているのでご覧になられるとよいのでは。私は2008年始めて長女と次男と一緒にバルセロナを訪れた時に、「北斎展」をやっていて非常な人気になっているのを見て、ヨーロッパで北斎の重要性を知った。こうやって作品を比較すると「天才・北斎」の偉大さが余計に分かるというものだ。必見です。
美術館の外に出ると半月がちょっと太めでポプラの木の上で光っていた。(写真:H3)
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