「横浜中華街に激震が」

「横浜中華街に激震が」
年2度あるフットボールOBの集い、「横浜会」でしか訪れていない横浜中華街だが、行って驚いた。
JR石川町から歩いて中華街へ向かう。中華学校の横の道だ。門が見えてきた。(写真:C1)

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大通りはやはり週末とあって人通りも多い。年間2000万人が訪れるという中華街。日本最大の中華街だ。(写真:C2)
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(写真:C3)
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「香港路」に入る。(写真:C4)
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びっくりした。まず「海員閣」が閉鎖されていた。内装工事のための休業だというが、あの家族たちも年寄りになっているから果たして再開出来るのだろうか?(写真:C5)
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心配だ。あの味が忘れられないので早く再開してくれることを願う。それ以上に驚いたことがあった。それは激安店があちこちに出来たことだ。何しろ「時間無制限、オーダー制食べ放題」と謳っていて@1680円、@2480円となっているのだ。(写真:C6)
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これ以外にも@2980円も店もあるが、これでは普通の店は適わない。一品料理の味やコース料理で勝負していた中華街の老舗はどこも大苦戦していることだろう。倒産する店もあるのではないだろうか?この影響と海員閣の休業とはリンクしないだろうが、心配だ。若い人は味より量と価格に興味を示していることなのだろうか?横浜生まれ横浜育ち所謂「浜っ子」の私にとっては、このような状況を憂慮しています。
「海員閣」の名物といえば肉厚の牛肉を柔らかく旨煮にした「牛バラ」なのだが、これを牛バラ麺か牛バラ飯で食べている若い人がいる。大体普通だと30分から1時間並ばないと入れない人気店で、どのガイドブックにも載っているから、それらを頼りに折角中華街を訪れて海員閣に来たならば、もっと美味しいものを食べてもらいたい。私のお勧めはまず「車海老の辛煮」、醤油味で抜群の美味しさだが、値段が一人前3000円はする。次は「シュウマイ」、崎陽軒の数倍の大きさがある。店に入ったらまずシュウマイを注文すること。これは直ぐに出てくる。他の料理は中々出てこないから繋ぎでシュウマイを食べて待つ。その他、「鮑の旨煮」や勿論「牛バラと青菜炒め」の単品料理は美味いこと確実です。でも当分食べられそうにない。