九州の旅

「J  REPORT 2013 12月第3週号」
「リタイアメント・ノート 5年6ヶ月目」、
「VOL。825 SINCE AUG.12th、1983」
「九州の旅」
「博多へ」
ANAのマイレージの有効期限が切れるので急遽博多行きを決意した。晴れた羽田から福岡空港へと飛ぶ。寒い。東京よりかなり気温が低い。玄界灘からの寒風が吹くからだろう。写真は「博多駅前」の光景だ。イルミネーションが輝いていた。人手も多い。さてその日はいつも行く薬院大通りの「焼肉もつ鍋 七山」に行く。「もつ鍋」を食べたが、美味い。来週横浜の実家に親戚が集まるので、その時用にお土産を注文し郵送してもらうことにした。さて、体調が余り良くないので早目にホテルに帰った。ところが折角持って行ったパソコンがインターネットに繋がらない。なぜだ?困ったものだ。結果として東京へ戻ってきてからメーカーに電話したら、どうやらウィルス対策用のソフトを一ヶ月以上使用していなかったために自動的にネット接続をシャットアウトしてしまったらしい。ソフトを可動させた後に問題なく接続出来るようになった。南アフリカに持参した時にネット接続が上手く行かなかったから、帰国後ほっておいたのが悪かったのだろう。現在パソコン3台あるので、どれを使うかはその時の気分だからこういうことも起きるのだろう。

鮨 まねき

「手前勝手世界食物語、第320」
「鮨 まねき」
先ほどもお話しした「武雄温泉」の「まねき鮨」で佐賀、長崎の海で獲れる魚を食べた。「クラゲの酢の物」「菜の花のお浸し」「平戸産の鯛の刺身」「貝柱」「生鯖」「なめこ」「ナマコ」、このナマコの大きさには驚かされた。写真はその大ナマコだ。「わらすぼ」「たいらぎ」「芝海老」等々食べたが、帰りの列車に時間の都合で握りは食べずに終えた。この店、今は親子二人がカウンターに出ているが、元々親父さんは名古屋で30年以上店を持っていたという。それが母親の介護を含めて地元に戻ってきたという。息子さんのほうは東京で修行して帰って来て一緒にやっているという。この地で10年経つというが、果たして地元には老舗も沢山あるので成功するかどうか心配だったというが、やはり鮨でも何でもそうだが、美味い物も出せば必ず客は付く。そこは鮨屋の真髄なのだろう。場所も住宅街の駅からは10分ほど歩いた場所で分かり難いから余程宣伝でもしないと来る場所ではない。しかし口コミでその味が広まったということだろう。私自身、取引先の人から教えられた店だからだが、その後年に一度か二度はわざわざ東京からやってくるようになったのだった。
以上、博多から勢古口がお送りしました。

ヴィクトリア・フォールズにて

「隠居の薦め」
「隠居は素晴らしい」とは亡くなった「天野祐吉」氏が言っていたのをラジオで聞いたことがあるが、正にその通りだと思う。私自身、既に隠居しているが、やることが多過ぎて「貧乏暇なし」とはよく言ったものだと感心している。今年もあと数日となったが、海外旅行は3月に「南米」、9月に「南西フランス」、10月に「東カナダ」、11月に「南アフリカ」と行きました。国内は「北海道」に3度、「九州」にも2度行った。「伊勢神宮式年遷宮」にも行った。その他日帰りで房総、会津若松、青森にも1回、信州には3回も行った。今年も旅の連続の年だった。隠居しているから自由な時間が取れるから、旅にも行ける訳だ。来年は1月にトルコ再訪、2月に3度目の台湾、3月にインド、4月に中国、5月に何度目かのイタリア、6月にカリブ海クルーズを予定している。写真は「ヴィクトリア・フォールズでの私だ。最近会う人毎に「痩せましたね」と言われるが、減量努力中です。

「江戸の庶民の生活は楽だったか?32」
当時、玉子は貴重品だったようだ。その為か値段も一個20文もしたらしい。蕎麦が16文だから、蕎麦一杯よりも高いということになる。滋養のある食べ物として貴重だったのだろう。
侍たちの「鬚(ひげ)」だが、幕府や大名等に使える武士たちは「鬚」を生やすことを禁じられていたというから、これも面白い。基本的に武士は「月代(さかやき)」をきちんと剃り上げ、「髷(まげ)」を結っていた。だが鬚は禁じられていた。鬚を生やしているのは、「浪人」や「儒者」「医者」等だったようだ。
庶民の娯楽の一つに「勧進相撲」がある。寺社仏閣が行ったもので、特に有名なのは本所の「回向院」で行われたものだ。回向院は明暦3年(1658年)の大火で亡くなった犠牲者、10万8千人を祭るために、4代将軍家綱が開創させた名刹で、「江戸相撲の定場所」として春秋二回10日間づつ開かれていたという。今も昔も相撲は江戸庶民の人気が高かった。写真は「富岡八幡」の境内にある「横綱碑」だ。横綱は明治以降に出来たものだから、江戸時代にはなかったはずの碑だろう。歴代の横綱の名前が刻まれていた。

熊本城

「熊本城」
急に思い立って熊本に行くことにした。博多駅前のバスセンターから熊本行きのバスに乗る。約2時間20分掛かるが、運賃が往復3700円と新幹線に比べると安いので利用することとした。さて熊本の「交通センター」所謂バスセンターも大きなもので、そこはお城の目の前だった。「熊本城」はその大きな姿がほぼ完全に復元されており、威容を誇っていた。本当にこれまで観たお城で一番大きなお城だろう。本丸も大きいが、「櫓」というのが随所にあるから本当に凄く大きい。「櫓」と言っても五層だったりと天守閣並みだ。写真は「天主閣」だが、「大小」二つの天主閣があるのにも驚かされた。ほんの一時間程度だったが、お城に圧倒された。この城、「西南戦争」の折に「西郷率いる薩摩軍」に包囲攻撃されたが、その時理由が分からない出火があり、天主閣が焼け落ちたが、それでも50日以上持ち応えて薩摩軍を撤退させたというから、300年後に「加藤清正」の築城法が成功したとは皮肉なものだった。70万人都市熊本は「くまもん」の影響もあり非常に活気があった。

タコツボ

「タコツボ」
佐賀県武雄温泉の「鮨 まねき」に行った。鮨の話しはあとで話すが、たまたま「タコツボ」が置いてあった。観てみると「素焼きの壺」に貝が付着していた。聞くと底網漁の船が海底から引き上げたというものだそうだ。海底に置き忘れられていた壺だったという。中々味のある壺だった。話しは地元の医者のことになった。その医者はこの店で何度か見かけていたのだが、一度は製薬会社の接待、もう一度は家族で来ていたが、先祖は長崎で「シーボルト」に教えを受けたという一族で「医院開業120周年」の記念パーティーを開き、「鮨 まねき」さんの店が屋台で出店を任せられたという。パーティー客220人に対して倍の440人前の握りを客の目の前で握ったという。家族総出で大変だったとのことだった。ご苦労様でした。さて、この「武雄温泉」だが、例の「図書館」で有名で、要は市の図書館の運営を民間業者に任せたところ、来館者が急増したからだ。そのため、民間、官庁問わず見学者が全国から集まって来ていて、町全体が活気付いているという。確かにネオンも増えたし、人の流れも変わったようだった。成功例を学ぼうということらしい。

「2013年の映画のお話し」
映画「47RONIN」(日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年205作目)
ベースは忠臣蔵だが、ちょっと変なお話しでお薦めできない。

映画「利休にたずねよ」(銀座TOEIにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年206作目)
本が良過ぎたので映画が感動出来なかった。ちょっと残念でした。

映画「RED2」(日比谷スカラ座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年207作目)
いつもながらの活劇でそれなりに楽しめる作品でした。

映画「かぐや姫の物語」(日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★★(今年208作目)
日本人の心の綾に触れる物語だが、本当に美しく悲しかった。でもいい映画でした。お薦めですね。「鳥、虫、けもの、草、木、花」と流れる歌がいい。

日経新聞12月13日付け夕刊「シネマ万華鏡」の評価によれば、「ゼロ・グラビティ」が5つ星、「少女は自転車にのって」が4つ星、「バックコーラスの歌姫たち」が4つ星、「鑑定士と顔のない依頼人」が3つ星、「武士の献立」が3つ星、「カノジョは嘘を愛しすぎてる」が3つ星、「りんこのうかの少女」が3つ星でした。

「私の去年2013年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、「舟を編む」「少年H」「タイピスト」「そして父になる」「かぐや姫の物語」
今年の★★★★は、「シェフ」「アルバート氏の人生」「ライフ オブ パイ」「東京家族」「ムーンライズ・キングダム」「ジャンゴ」「愛、アムール」「ヒチコック」「天使の分け前」「藁の盾」「アイアンマン3」「ラストスタンド」「カルテット」「旅立ちの島唄」「奇跡のリンゴ」「アンコール」「真夏の方程式」「ワイルド・スピード ユーロミッション」「風立ちぬ」「クロワッサンで朝食を」「最愛の大地」「スマイル・アゲイン」「サイド・エフェクト」「凶悪」「グランド・イリュージョン」「危険なプロット」「49日のレシピ」「燦燦」「ペコロスの母に会いに行く」

「シノプスシ244」
「歪」(堂場 瞬一 著)角川文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年334冊目)

「神無月の惑い」(稲葉 稔 著)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年335冊目)「よろず屋稼業の早乙女十内」シリーズ第6弾

「二都騒乱」(佐伯 泰英 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年336冊目)「新・古着屋総兵衛」シリーズ第7弾

「虚け者」(藤井 邦夫 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年337冊目)「秋山久蔵御用控」シリーズ第19弾

ヴィクトリア・フォールズの虹

「美しかったヴィクトリア・フォールズの虹」
マンデラ元大統領が亡くなった。つい先日、彼の元の家や収監されていた監獄を訪れたばかりなので、驚きもひとしおだった。さて、南アフリカの旅で印象的だったのが、世界三大瀑布の一つ「ヴィクトリア・フォールズ」で見た「虹」だった。水量が10分の一程度と少なかったが、朝日に輝く滝とそこに現れた虹は素晴らしかった。

帯広に行く。いつも行く「鴨川」へと向かう。「豚丼」の店だが、今日も暖簾は出ていない。扉を開けると怪訝そうな顔の親父が出て来たので「三回目だ」と伝え入れてもらえた。「味噌」はなく「醤油」だけだという。どうも雰囲気が変わっていて、通常ではないようだった。聞けば色々な中傷があり、ミシュランガイドに出てから困っているという。それにご主人が肩の関節の痛みで手術をするかも知れないということだった。まあ次回には常連さん扱いの名刺を貰ったので味噌味の豚丼を食べられそうだ。豚丼も帯広の名物だが、あくまで地元の家庭料理だったという。それがブームとなり、観光客が訪れて味も出し方も変わったのかもしれない。鴨川のご主人に言わせると、他の店では事前に豚を焼いて、客に出す前に電子レンジでチンして出しているが、自分の店では毎回客の目の前で、フライパンで焼いているという。創業昭和21年の意地なのだろう。さて、夜は函館に移動した。勿論行くのは「鮨処、美な味」だ。この店、親方一人小さな店だが、鮨のネタの本来の味を大切にして出してくれる貴重な店だろう。勿論ミシュランガイド推薦の店だ。まずは「煮ハマグリ(千葉産)、車海老(熊本産)、煮たこ(鹿部産)」「ふくらげ(ぶりの幼魚=函館産)」「小肌(佐賀産)、ほたて(野付産)」「うまずら(北斗産)とごぼう」「たらの白身(恵山産)とたらこの粕漬」「からすみの炙り」「アワビの酒蒸し」、「焼き穴子」、握りは「ヒラメ(函館産)」「烏賊」「ホッキ(苫小牧産)」「しめ鯖」「中トロ」「ウニ(北方領土産)」「海老」「アワビ」「ハマグリ」、「牛蒡とエシャロットの醤油漬け」「焼き卵」を堪能しました。偶然に三重県から毎月やって来るという人と話しをした。彼は若いが、毎月函館に来るというから凄い。まあ若い頃から贅沢が出来るというのがいいかどうかは分からないが。
朝は函館朝市で「ホッケ定食」を食べた。「ウニのむらかみ」は冬場は11時からしか開店しないので諦め東京に戻る。

信濃路

「手前勝手世界食物語、第319」
「信濃路」
松本に行く。「蕎麦処 浅田」がお目当てだったが、また休みだった。がっかり。3度来て2度休みとは少し休み過ぎではなかろうか?仕方なく「みよ田」という初めての蕎麦屋に入った。「とうじそば」というのがあり、これの「シンプル」というのを食べた。まずは鍋に野菜が入っていて、これに蕎麦をしゃぶしゃぶの要領で温め、出汁、具材と共に食べる暖かい蕎麦が「とうじそば」だ。次がこの鍋に蕎麦の実を入れて「雑炊」風にして玉子を割り込んで食べる。最後は「セイロ蕎麦」で締めとなる。余り美味くなかった。やはり駄目だ。「信州に美味い蕎麦なし」かな?
松本駅で特急「あずさ」に乗らずに長野行きの「特急しなの」に乗り長野から新幹線で帰京した。途中「姥捨」という駅を通過したが、そこからの「信濃盆地」の景色は素晴らしいものだった。周囲を山々に囲まれた盆地の真ん中を信濃川が流れ、のんびりとした中に赤く色付いた「柿」の実が沢山なっているのが印象的だった。鳥たちのために残された柿。田舎の雰囲気でした。長野新幹線が関東平野に出ると広大な平野が広がっている。一際高い建物は「群馬県庁舎」だ。こんな田舎になんであんなものを建てたのだろうか?
以上、勢古口が東京からお送りしました。

象の大群とカバ

「象の大群とカバ」
ザンビアの「チョベ国立公園」で見た象の大群には本当に驚かされた。動物園では1頭か2頭の象しかいない。それが群れをなして川に集まって来るのだ。最初、4駆の車から数頭の象が見えたので、皆で歓声を上げたのだが、次々と目に入る象の群れに、もう圧倒されっぱなしだった。人生、あれだけの象の姿を見ることはもうないだろう。それも野生の象なのだから素晴らしい。必ず子供の象を中心にして群れは動いている。更に小さな生後3か月程度の子象は日陰を求めて母親象のお腹の下を歩いて行く。小さな水溜りでは泥水を鼻で救い身体中に吹き掛けていた。更にその泥に身体を横たえ、まるで背中が痒いかのような動きをしていた。身体についている寄生虫のようなのを落としているのだろうか?やがて昼近くになると木陰を求めて川から離れ、林の中に走り去ってしまった。あっという間に象がいなくなっていた。そこには「エレファント・ハイウェイ」と地元のガイドが呼ぶ「獣道」が開かれていた。この国立公園には約4万5千頭の象がいるという。その極一部を見ただけらしい。さて、「カバ」だが、川の中に沢山いた。中州にもいたが、どうもカバは象と違って群れをなさないらしい。でも恋愛は水の中でするという。そんな一見して大人しそうなカバだが、実は非常に荒々し動物のようで、カバ同士の戦いで相手に咬まれて背中などは傷だらけだった。メスを巡る戦いは熾烈なのだろうか?

極楽鳥

「極楽鳥」
まるで鳥の顔のような花が「極楽鳥」と呼ばれているとは知らない私は「花音痴」だから仕方がないのだが、まあ花に興味がないのだから、お許しを願おう。それにしても不思議な花だ。鳥がくちばしを伸ばしたようなのが花だとは信じられない。

2013年の映画のお話し
映画「マラヴィータ」(TOHOシネマ有楽座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年196作目)
題名は主人公の家で飼われている犬の名だ。元マフィアの親分だった男がマフィアをFBIに売った。そしてマフィアに追い掛けられるということになるのだが、コメディーでした。

映画「悪の法則」(TOHOシネマ日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年197作目)
悪人達が麻薬の密輸を巡って争うが、兎に角残酷な映画でした。

映画「燦燦」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年198作目)
77歳の夫を既に失った女性が婚活をするというお話しだが、高齢化社会に進む日本では必見の映画だ。これはぜひ観てもらいたい。本当によい映画だった。

映画「ペコロスの母に会いに行く」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年199作目)
これも良かった。長崎に住む老女と息子と孫の3人の物語、老女は徐々に認知症が信仰して行くので施設に入れられた。老い、思い出、現在、未来、過去、薄れ行く記憶の中で一人の女性の人生が語られる。笑いあり泣きあり、今年の映画は傑作ぞろいだ。因みにペコロスとは「タマネギの頭」ということらしい。禿げの男性が沢山登場する。

映画「くじけないで」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年200作目)
92歳で詩を書き始めて98歳で自費出版した女性の半生を描く。大正、昭和、そして平成と生きた人生、両親、夫、息子、息子の妻、走馬灯のように目の前を走る。

映画「キャプテン・フィリップス」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年201作目)
ソマリア沖で起きた海賊事件とそれに対応した船長の物語。実話だという。

映画「遥かなる勝利へ」(シネスゥッチ銀座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年202作目)
第二次世界大戦、ソ連で革命の英雄だった男とその家族の物語。三部作の最終編、最後が素晴らしかった。

映画「おじいちゃんの里帰り」(テアトルシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年203作目)
1960年代、ドイツに労働者として移民したトルコ人家族が久し振りに里帰り。だが次々と問題が発生する。自分の帰属はトルコなのかドイツなのか、悩む家族たち。面白かった。

映画「ルパン三世と名探偵コナン」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年204作目)
ルパンとコナンの組み合わせはちょっとやり過ぎでは?いつもコナンは面白いのだが、今回は一番詰まらなかった。

日経新聞11月22日付け夕刊「シネマ万華鏡」の評価によれば、「かぐや姫の物語」が5つ星、「もらとりあむタマ子」が4つ星、「遥かなる勝利へ」が3つ星、「ウォールフラワー」が3つ星、「ふたりのアトリエ」が3つ星、「ジ・エクストリーム・スキヤキ」が3つ星、「ジンクス!!!」が2つ星でした。また11月29日付けは「キャプテン・フィリップス」が4つ星、「オーバードライブ」が3つ星、「ザ・コール」が3つ星、「REDリターンズ」が3つ星、「母の見終い」が2つ星、「おじいちゃんの里帰り」が3つ星、「あさ・ひる・ばん」が2つぼしでした。12月6日付けは「ブランカニエベス」が4つ星、「ブリングリング」が4つ星、「47RONIN」が2つ星、「利休にたずねよ」が3つ星、「セッションズ」が3つ星、「リヴ&イングマール」が3つ星、「名探偵ゴッド・アイ」が4つ星でした。

「私の去年2013年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、「舟を編む」「少年H」「タイピスト」「そして父になる」
今年の★★★★は、「シェフ」「アルバート氏の人生」「ライフ オブ パイ」「東京家族」「ムーンライズ・キングダム」「ジャンゴ」「愛、アムール」「ヒチコック」「天使の分け前」「藁の盾」「アイアンマン3」「ラストスタンド」「カルテット」「旅立ちの島唄」「奇跡のリンゴ」「アンコール」「真夏の方程式」「ワイルド・スピード ユーロミッション」「風立ちぬ」「クロワッサンで朝食を」「最愛の大地」「スマイル・アゲイン」「サイド・エフェクト」「凶悪」「グランド・イリュージョン」「危険なプロット」「49日のレシピ」「燦燦」「ペコロスの母に会いに行く」

「シノプスシ243」
「野分荒ぶ」(芝村 涼也 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年312冊目)「返り忠兵衛江戸見聞」シリーズ第11弾

「凱、上」(矢月 秀作 著)中公文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年313冊目)「もぐら」シリーズ第7弾

「凱、下」(矢月 秀作 著)中公文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年314冊目)「もぐら」シリーズ第8弾
意外な結末だった。

「剛剣馬庭」(鳥羽 亮 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年315冊目)「隠目付江戸日記」シリーズ第6弾

「うぶすな参り」(佐伯 泰英 著)カドカワ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年316冊目)「鎌倉河岸捕物控」シリーズ第23弾

「戸惑い」(小杉 健治 著)カドカワ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年317冊目)「独り身同心」シリーズ第5弾

「判じ物の主」(鈴木 英治 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年318冊目)「口入屋用心棒」シリーズ第27弾

「波乱」(上田 秀人 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年319冊目)「百万石の留守居役」シリーズ第1弾

「日輪にあらず」(上田 秀人 著)徳間文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年320冊目)「軍師、黒田官兵衛」

「火龍の剣」(鳥羽 亮 著)カドカワ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年321冊目)「八丁堀剣客同心」シリーズ第14弾

「闇の剣」(佐々木 裕一人 著)コミック出版文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年322冊目)「浪人若さま、新見左近」シリーズ第1弾

「雷神斬り」(佐々木 裕一人 著)コミック出版文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年323冊目)「浪人若さま、新見左近」シリーズ第2弾

「おてんば姫の恋」(佐々木 裕一人 著)コミック出版文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年324冊目)「浪人若さま、新見左近」シリーズ第3弾

「将軍の死」(佐々木 裕一人 著)コミック出版文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年325冊目)「浪人若さま、新見左近」シリーズ第4弾

「陽炎の宿」(佐々木 裕一人 著)コミック出版文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年326冊目)「浪人若さま、新見左近」シリーズ第5弾

「天主信長 表」(上田 秀人 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年327冊目)

「天主信長 裏」(上田 秀人 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年328冊目)

「カウントダウン」(佐々木 譲 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年329冊目)

「きつね日和」(倉坂 鬼一郎 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年330冊目)

「誘惑」(北原 亜以子 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年331冊目)

「たまゆら」(あさの あつこ 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年332冊目)

「待っている」(あさの あつこ 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年333冊目)

「ふるさと銀河線」(高田 郁 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年333冊目)

南アフリカの旅、後記

「J  REPORT 2013 12月第2週号」
「リタイアメント・ノート 5年6ヶ月目」、
「VOL。824 SINCE AUG.12th、1983」

「南アフリカの旅、後記」
「国家、キング・プロテア」
香港とヨハネスブルグ間往復にビジネスクラスを使った。これまで海外旅行には時差対策もあり、機内では寝ないで過ごし、現地時間に早く合わせようとしてきた。だから20時間以上寝ないこともあった。だが、今回は片道約13時間強をビジネスクラスの完全にフラットになる座席で6?7時間は眠った。これはやはり楽だった。もう歳だと思ったが、65歳を超え、元気なつもりでもやはり長旅は身体に堪えるということがよく分かった。これからは無理せず眠れるような旅にしようと思う。
ケープタウンの植物園で見た「キング・プロテア」の豪華な花は正に「国花」に相応しい花だった。それと感動したことの一つに「テーブルマウンテン」を下り降りる「雲」がある。次々とゲーブルマウンテンの後ろ側から湧き出す雲が次々と山を越えて、こちら側へと流れてくる。この迫力は見たものでないと分からないだろう。一度見たいと「摩周湖」で話しを聞いて思っていたが、摩周湖では年に1回か2回しか見ることが出来ないという。それがどうやらケープタウンではしょっちゅう見られるらしい。ケープタウンも治安が悪いのが玉に傷か。それがなければ本当に住み易そうな街だった。

南アの旅から戻って翌々日には、早速JR東日本の「大人の休日倶楽部パス」で北海道に向かった。流石に旅行の疲れが溜まっているのか、東北新幹線の社内では寝てばかりいた。新青森から見る八甲田の山々は既に雪景色だった。青函トンネルを渡り北海道へ。函館山も白く雪化粧していた。流石に寒さがちょっとばかり気になる。今日は函館本線で札幌に向かう。JR北海道は不祥事続きで特急の最高速度が130kmから120kmに落とされ、
では多分台湾からの観光客と見られる数人の若者が乗ってきたが、台湾でも日本の特に北海道は人気で温泉巡りが流行っていると聞いていたが、どうやら本当のようだ。いつも行く札幌の「すし処 ひょうたん」に行った。満席で私の席だけがカウンターのはじに空いていた。いつもの大将の前の席ではなく、若い板さんの前に座る。まずは「烏賊刺しとカニ子」「白子の酢の物」「いばら蟹の白子と内子」「煮たスルメ、タコ、アワビ」「ヒラメ、つぶ貝、甘海老の刺身」「青海苔の佃煮」「きびなごの干し炙り」、そして握りは「ホッキ貝」「ヒラメ」「中トロ」「ボタン海老」「オオスケ(天然の鮭)」「スルメ烏賊」「サバ」「ウニ」「イクラ」最後はお吸い物で「三平汁」で完了。本当に美味しかったし、安かった。至福の一刻でした。やあ、北海道は美味しいね。札幌には来年2月にまた来ます。明日は帯広と函館です。