ヴィクトリア・フォールズの虹

「美しかったヴィクトリア・フォールズの虹」
マンデラ元大統領が亡くなった。つい先日、彼の元の家や収監されていた監獄を訪れたばかりなので、驚きもひとしおだった。さて、南アフリカの旅で印象的だったのが、世界三大瀑布の一つ「ヴィクトリア・フォールズ」で見た「虹」だった。水量が10分の一程度と少なかったが、朝日に輝く滝とそこに現れた虹は素晴らしかった。

帯広に行く。いつも行く「鴨川」へと向かう。「豚丼」の店だが、今日も暖簾は出ていない。扉を開けると怪訝そうな顔の親父が出て来たので「三回目だ」と伝え入れてもらえた。「味噌」はなく「醤油」だけだという。どうも雰囲気が変わっていて、通常ではないようだった。聞けば色々な中傷があり、ミシュランガイドに出てから困っているという。それにご主人が肩の関節の痛みで手術をするかも知れないということだった。まあ次回には常連さん扱いの名刺を貰ったので味噌味の豚丼を食べられそうだ。豚丼も帯広の名物だが、あくまで地元の家庭料理だったという。それがブームとなり、観光客が訪れて味も出し方も変わったのかもしれない。鴨川のご主人に言わせると、他の店では事前に豚を焼いて、客に出す前に電子レンジでチンして出しているが、自分の店では毎回客の目の前で、フライパンで焼いているという。創業昭和21年の意地なのだろう。さて、夜は函館に移動した。勿論行くのは「鮨処、美な味」だ。この店、親方一人小さな店だが、鮨のネタの本来の味を大切にして出してくれる貴重な店だろう。勿論ミシュランガイド推薦の店だ。まずは「煮ハマグリ(千葉産)、車海老(熊本産)、煮たこ(鹿部産)」「ふくらげ(ぶりの幼魚=函館産)」「小肌(佐賀産)、ほたて(野付産)」「うまずら(北斗産)とごぼう」「たらの白身(恵山産)とたらこの粕漬」「からすみの炙り」「アワビの酒蒸し」、「焼き穴子」、握りは「ヒラメ(函館産)」「烏賊」「ホッキ(苫小牧産)」「しめ鯖」「中トロ」「ウニ(北方領土産)」「海老」「アワビ」「ハマグリ」、「牛蒡とエシャロットの醤油漬け」「焼き卵」を堪能しました。偶然に三重県から毎月やって来るという人と話しをした。彼は若いが、毎月函館に来るというから凄い。まあ若い頃から贅沢が出来るというのがいいかどうかは分からないが。
朝は函館朝市で「ホッケ定食」を食べた。「ウニのむらかみ」は冬場は11時からしか開店しないので諦め東京に戻る。

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