「愛犬ももの危機?」

「愛犬ももの危機?」
先月、腰の痛みを訴えた「愛犬もも」(10歳、メス、シーズー)だが、レントゲンの結果、背骨の一部に軟骨が出来ていて、そこが神経に触れるために起こる痛みだと医師はいう。その後、再度痛みが発生して病院に連れて行ったが、その時には痛みは解消していた。さてそんなこともあったので、一度精密検査をしてみようと思い、予約して病院を訪れた。その病院は24時間稼動でチェーン展開していて、獣医師だけで30名近くいる大病院だったが、約3時間掛けて、レントゲン、血液検査、内臓のエコー、心電図等の検査を行った。統括院長という女性獣医師が相手をしてくれて、説明を受けた。まずは頭部、歯は下は犬歯があるが、前歯は殆どなくなっている。上の歯はこれも殆どない。臼歯はあったからこれで咬んでいるのだろうか?眼は少し白濁しているという。所謂白内障なのだろうか?咽喉の部分は、脂肪が付いていて細くなっている。従って、呼吸が苦しそうな状態にあるという。さて心臓。問題はここだ。まずレントゲンでは非常に大きく写っている。これは心臓の周囲を脂肪が覆っているので大きく写っているのだという。そして左心房、左心室の間の弁が壊れていて、肺から戻ってきた酸素を含んだ血液が少量だが逆流しているという。まあ、それにより心臓にかなりの負担が掛かっているという。それは心電図からも分かる。肝臓、腎臓、副腎にもちょっと問題がありそうだが、今すぐどうのこうのとは言えないとのこと。胃は食べ過ぎ太り過ぎで拡張している。腸にはガスが溜まっているという。これも食べ過ぎの影響か?老化もあると言うことで心臓は問題があるが、数ヶ月様子を見ることとした。まあダイエットさせることが必要だというのが当面の結論だ。先週病院で計った体重は7.1kg、今回は6.7kgだった。ここのところダイエットさせていた効果が一週間で出た訳だ。まあ6kg以下を目指そう。ところで費用だが、初日は夜間診療ということもあり2万円、2度目は問診だけなので5千円、今回は検査が入っているので5万円掛かりました。医療費の控除がないから全額負担なのが痛いね。

「なぜ、政治家の髪は黒いのか?」
テレビを観ていていつも不思議に思うのが、「政治家の頭の髪の毛」だ。どうして皆が皆、あんなに髪の毛が黒いのか?誰しもが不思議だと思うだろう。政治家は皆、髪の毛が黒くなくてはならないのだろうか?こういう風に疑問に感じるのは私だけだろうか?当然染めているとしか思えないが。

「春霞」

「春霞」
豊洲運河の先に、晴海大橋と「レインボーブリッジ」が霞んで観える。今日の東京は久々の15度超えだ。春らしい暖かさになってきた。これまで余りにも寒過ぎて「三寒四温」とは思えぬ位の寒さ続きで参っていた木々も草花も春をそろそろ実感し始めただろう。今年の桜の開花は例年並みとか。来月には桜が満開になる。「春よ、来い。早く来い。春よ、早く来い」 話しは変わるが、晴海大橋の左手では今、「豊洲市場」の建設が進みつつある。数年後に完成する予定の市場では「場外市場」の計画も進んでいるという。橋の右手はご存知「東京オリンピック」の選手村になる予定地だ。この豊洲と晴海地区は2020年までに大きく変貌を遂げるものと思われる期待の土地なのだ。

「2014年の映画のお話し」  2013年は221本の映画を観ました。
映画「グランド・ピアノ」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年37作目)
天才ピアニストが5年振りに演奏会に出ることになった。しかし開いた楽譜には「演奏を絶対にミスするな。すればお前を殺す」とあった。恐怖の演奏会が始まる。果たしてピアニストはこの危機を逃れられるのだろうか?

映画「それでも夜は明ける」(TOHOシネマズスカラ座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年38作目)原題「12years slave」
アカデミー「作品賞」受賞作。1841年、ニューヨーク在住の自由黒人が拉致され、南部で奴隷にされてしまう。その12年を描く。アメリカの恥部を描いた感動作。

映画「銀の匙」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年39作目)
帯広の農業高校に進学した男子生徒の一年間を描く学園ドラマ。銀の匙を持って生まれた子供は食べることに困らないとの言い伝えがあるという。

映画「リデック ギャラクシーバトル」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年40作目)
未来のどこかの惑星上でのこと。脱獄囚のリデックを賞金稼ぎたちが追う。更にそこには怪物たちがいた。果たして逃げられるのか?

映画「偉大なる、しゅららぼん」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★(今年41作目)
琵琶湖周辺に綿綿と続く二つの特殊能力を有する家族の物語。訳の分からないお話しでした。まあ、これだけ人気のある俳優を集めた割には酷い映画だった。

映画「アナと雪の女王」(TOHO日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年42作目)
アニメミュージック。まあそれなりに面白いが、ディズニーだからこんなもんで当たり前か?

2014年3月14日付け日経新聞夕刊「シネマ万華鏡」の評価は、「アナと雪の女王」が4つ星、「あなたを抱きしめる日まで」が4つ星、「ロボコップ」が3つ星、「ドン・ジョン」が2つ星、「ランナウィ・ブルース」が3つ星、「偉大なる、しゅららぼん」が2つ星、「5つ数えれば君の夢」が4つ星でした。

「私の去年2014年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、
今年の★★★★は、「小さいおうち」「アメリカン・ハッスル」「ウルフ オブ ウォールストリート」「光にふれて」「ダラス・カーボウイズ・クラブ」「それでも夜は明ける」

「2014 旅の記憶シリーズ」  2013年の旅では、「ペルー」が51カ国目、「南アフリカ」が52カ国目、「ジンバブエ」が53カ国目、「ボツワナ」が54カ国目、「ザンビア」が55カ国目でした。
2014年の国内旅行の第一回目は、1月の九州福岡と水俣でした。第二回目は能登でした。
2014年の海外旅行は、トルコ(1月、3度目)、台湾(2月、3度目)です。

「2014 歌舞伎観劇シリーズ」歌舞伎座にて★★★「今年2回目」
「鳳凰祭三月大歌舞伎」夜の部「盲長屋梅加賀鳶」

「2014 本の記憶シリーズ」  2013年は本を350冊読みました。
「美雪晴れ」(高田 郁 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年52冊目)「みをつくし料理帖」シリーズ第9弾

「風塵の剣」(稲葉 稔 著)角川文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年53冊目)「風塵の剣」シリーズ第5弾

「古手屋喜十為事覚え」(宇江佐 真理 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年54冊目)「古手屋喜十為事覚え」シリーズ第1弾

「藍の糸」(中島 要 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年55冊目)「着物始末暦」シリーズ第2弾

「夢かさね」(中島 要 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年56冊目)「着物始末暦」シリーズ第3弾

「海上掃討作戦」(矢月 秀作 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年57冊目)「警視庁暗殺部」シリーズ第2弾

「死なない男」(和久田 正明 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年58冊目)「同心野火陣内」シリーズ第1弾

「縣軍の章」(北方 謙一 著)集英社刊 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年59冊目)「岳飛伝」シリーズ第7弾

「月夜のからす」(和久田 正明 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年60冊目)「同心野火陣内」シリーズ第2弾

「春一番?」

「J  REPORT 2014 3月第3週」
「リタイアメント・ノート 5年9ヶ月目」、
「VOL。838 SINCE AUG.12th、1983」
「春一番?」
その日の東京は銀座4丁目交差点、日産ビルの上にある温度計は午後8時半過ぎにも拘わらず「17度」を示していた。暖かいというか、生暖かい風が通り過ぎる。真冬並みの寒波が日本海上に、そして真夏並みの暖気が太平洋沿岸に迫り、その間を発達した低気圧が西から東に走り去る最中。南からの暖かい風が吹き込んできていた都内。気味の悪い雰囲気だ。「春一番か?」と思ったが、東京の北側に低気圧がないので、春一番ではなかったそうだ。そして翌日はまたまた10度を切る寒さとなってしまった。来週は暖かそうだから、期待していよう。

「3月11日」
3年前のあの日のことを振り返る番組が放送されている。あの日、私は自宅で地震を体験した。何度かマンションのドアを開けて外に出てみた。隣の敷地の樹木が驚くほどの揺れ方をしていた。自宅のマンション自体は揺れてはいたが、倒壊するだとか、危機的な思いはしなかったが、樹木があれほど揺れていたのにむしろ驚いたというのが真実だ。家具も転倒防止してあるので心配要らない。室内では電灯が揺れていただけだった。あれからもう3年だ。月日と言うのが経つのが早いこと早いこと。あっという間の3年だった。その間に孫娘も生まれた。どんどん人生は過ぎて行く。あっという間にゴールなのだろうか?あと15年、いや20年は生きたい。

「3月15日」
この日が何の日だか、欧米人ならば即座に答えられるが、日本人では殆ど無理だろう。欧州の英雄と言えば一番に思い出させるのが「ユリウス・カエサル」英語名で「ジュリアス・シーザー」だ。彼こそがヨーロッパの歴史上最大の英雄だということに異論を挟む人はいまい。そして彼が暗殺されたのが紀元前44年3月15日なのだ。あの有名な言葉「ブルータス、お前もか?」と言いながら元老院で死んだ日なのだ。ヨーロッパ中をローマ化したあの英雄も一振りの剣で殺された。身に剣も帯びずに敵が一杯の元老院に単独で乗り込んでの死だったのだ。カエサルを偲ぶ。

「法政大学学長に田中優子氏が」
いつも着物姿の美しい女性教授である「田中優子」氏が4月から法政大学の学長になるという。勿論女性学長は初めてだという。女性の社会進出の一つの象徴だろうか?「江戸文化研究家」としても著名な女史の活躍を期待したい。

「大喜の鳥そば」

「手前勝手世界食物語、第330」
「大喜の鳥そば」
湯島天神の天神下にある「大喜」は10年位前に「東京一のラーメン」に選ばれたこともある店だ。観梅の後、観ると店に行列がない。いつもながら長い行列が出来ているのにと思い、入店してみた。狭い鰻の寝床みたいなカウンターがあるだけの店だから10人も入れば一杯になってしまう店だ。有名なのは「鳥そば」だ。塩ラーメンのような薄味のスープに細麺が入ったもので、今回は「特製鳥そば」@950円を頼んだ。特製といってもトッピングの具が多いだけだ。鶏肉、チャーシュー、煮玉子、海苔、支那竹等が入っていた。麺は細麺なのだが、ちょっと茹で過ぎで柔らかくなっていた。これでは「東京一」とは言えないなあ。帰りに表に出てみると、そこにはいつも通りの行列が出来ていたから不思議だ。期待外れのラーメンでした。
以上、寒さがぶり返した東京より勢古口がお送りしました。

「佃島風景」

「佃島風景」
東京マラソンでランナーが走った難所の「佃大橋」の上から、隅田川の上流を見る。右手が「佃島」、その先の橋が「中央大橋」、この橋は東京駅に直結している「八重洲通り」なのだ。その先には「東京スカイツリー」も見える。このところ、東京は寒がぶり返したような寒さだ。この佃島は、徳川家康が1590年(小田原の北条氏滅亡後)の江戸入りに際して、摂津の佃の漁師を連れてきて住まわせたことで有名だ。ある意味特権階級の漁師が住んでいた。この漁師達、実は1582年の明智光秀の「本能寺の乱」の危機に際して、大坂の堺に当時いた家康を船で堺から脱出させ、伊賀から三河へと逃すのを手伝ったという因縁深い間柄の漁師たちだったのだ。そんな末裔が今も住んでいるのか?分からないが、ここからの景色は東京のある意味「現代の象徴」である。佃島に建てられた超高層マンション群、その先に観える「東京スカイツリー」。川を走る「観光船」。どれをとっても現在東京の姿そのものだった。

「湯島の白梅」

「J  REPORT 2014 3月第2週」
「リタイアメント・ノート 5年9ヶ月目」、
「VOL。837 SINCE AUG.12th、1983」
「湯島の梅」
3月の声を聞いたとは言え、まだ平年より寒い日が続いている。毎年ことだが、「湯島天神」に名物の「梅」を観に行ってきた。5分から6分咲きだが、既に花びらを開いている花もあるし、蕾を固く閉じているものもあるが、それでも境内は合格祈願の「絵馬」で埋め尽くされていて、受験シーズン真っ盛りだということを痛感させられた。梅の花は「白梅」と「紅梅」がそれぞれ7:3位で植えられていたが、今年はやはり開花が少し遅れているようだ。3月6日は「啓蟄」で虫たちが地面から出てくる季節ということだ。とてもではないが、虫たちも寒くて出てくる気持ちにならないのではなかろうか?

「女性の病気」
NHKラジオで聞いたのだが、問題1、欧米女性が日本女性より、2倍掛かる病気とはなんですか? 問題2、二本女性がこの20年の間に2倍に増えた病気はなんですか? そうです。その病気とは「乳癌」だということです。驚くことに、欧米の女性は、25歳以上でなんと8人に一人が乳癌になるという。また同様日本女性では16人に一人だというから凄い数字だ。私は男性で関係ないが、それにしてもよく乳癌になった人の話しを聞くから、女性にとっては本当に大問題だと思う。その分、医療も治療も進んでいるというから、早期発見さえ意識すれば、もう怖い病気ではないという。女性の方々、診察を早目に受けて下さいね。

「からすみ」

「手前勝手世界食物語、第329」
「からすみ」
台北の朝市で買い求めてきた「からすみ」、一つは娘に台湾土産として渡し、残りは私が食べることとした。説明文は中国語と日本語で書かれていた。それによると、1)表面の薄皮を必ず剥ぐこと。2)表裏に酒を振り掛けること。3)両面をそれぞれ1?2分程度軽く焼く、その際にもお酒を塗りながら焼く。4)出来上がったら薄く斜めに切って、大根または白葱を添えて食べる。という具合だとのこと。薄く切ってから炙るのかと思っていたら、大きなまま炙って、それから薄く切るのだということが分かった。まだ食べていないが、楽しみだ。さて、今日は新しい店に行った。有楽町ITOCIAの地下にある韓国料理の店だったが、店員は韓国人で本格的かと思っていたら、意外にどうしようもない店で、頼んだ「サムギョプサル」も豚肉とニンニク、それに玉葱しか出てこない。肉を包む野菜も出てこない。これでは日本人は朝鮮料理を知らないだろうとばかりの店でした。二度と行きません。まあ、こんな店も都内には沢山あるということだ。

「日本堤と吉原大門」

「日本堤と吉原大門」
現在の台東区の地図を見てみると、言問橋の上流に隅田川から北西の方角に「土手通り」という道がある。これが江戸時代には「日本堤」と呼ばれていた。この道の先に「吉原大門」があった。通りを左に曲がり、「見返り柳」があり、「三曲がりの衣紋坂」の先に「大門」があったという。江戸時代は水運が発達していたから、吉原に遊ぶ客の多くが、「猪牙船」と呼ばれた小型の船、今で言えば水上タクシーのようなもので「山谷堀」で下りて、日本堤を歩いて吉原に向ったという。この「日本堤」、実は別な狙いがあったという。元々吉原は日本橋にあった。しかし「振袖火事」と呼ばれた「明暦の大火」(1657年)で焼け落ちたのを幕府が浅草の北に「新吉原」として復活させた。その折に、江戸の町を水害から守るために、「日本全国の大名」に命じて、土を盛り上げた堤をたったの60日で造らせたという。だから「日本堤」と名付けられた。この堤の上を人々が歩くから、堤はどんどん固まっていった。これにより隅田川が仮に氾濫しても、この堤により直接の江戸市中への浸水は防ぐことが出来るようになったという。何と知恵のある役人もいたものだ。感心するではないか。写真は「猪牙船(ちょきぶね)」だ。

「新月」
人間は太陽に影響されるのか?それとも月なのか?今年は新月が月に2度ある珍しい年だという。1月と3月に新月が二回訪れる。その後は19年後になるという。さて、世界中の国旗で太陽は日本だけかもしれない。月が国旗に使われている国は非常に多い。特にイスラムの国は月がある。日本の国旗は太陽だけだから不思議だ。世の中、暑くて日中は動けない。従って活動は夜間だという国は多い。月と星をあしらった国旗は本当に多い。どうも人間は月の満ち欠けや引力に非常に影響されているらしい。だから国旗も月と星、即ち夜のものになる。日輪に影響を受け、日の出、日の入りに感動するのは世界から見れば珍しい国民なのかも知れない。

「三井越後屋」

「三井越後屋」
「現金、掛売りなし」ということでそれまでの「掛け売り」を止めたのが、今の「三越」の前身である「三井越後屋呉服店」だという。江戸時代、買い物の代金は月末か年末に纏めて支払う習慣だった。だから資金力もさることながら、信用が大切だった。それを「現金ですよ、掛け売りはしませんよ、でもその分安くしますよ「」という合理的な販売方針は誠に斬新なアイデアだったろう。やはり常に新しいことをしようとする商売人は江戸時代にもいたのだった。

「2014年の映画のお話し」  2013年は221本の映画を観ました。
映画「キック・アス」(TOHOシネマ有楽座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年26作目)
15歳の少女が活躍するコミックの映画化。ちょっと暴力過ぎるのが問題か?

映画「大統領の執事の涙」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年27作目)
アイゼンハウワーからレーガン大統領まで使えた黒人執事の涙溢れる物語。歴史の生き証人だが、その生い立ちは南部の綿花畑で働く労働者の息子としての苦難の連続だった。アカデミー主演男優賞も夢ではないだろう。

映画「ダラス・バイヤーズ・クラブ」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年28作目)
HIVに感染したテキサスの男性が余命30日と医師から宣告されるのだが、未認証の薬を求めてメキシコや世界中を廻り、やがてHIVの特効薬と言われているものが製薬会社の利益主義から導かれた副作用の多いものだと証明しようとして、戦うというもの。余命30日が6年後に遂に死ぬのだが、その戦いは素晴らしい。

映画「ジョバンニの島」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年29作目)
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を下敷きにしたアニメ。終戦直後、北方4島に侵攻してきたソ連軍と住民の暮らしを通じて、子供たちの生き方を描く。中々感動でした。

映画「ゲームセンターCX」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年30作目)
こんな映画があるのか?1986年に流行った家庭用ゲームを実際にやって見せる攻略するだけと言う映画だ。それでも何かのめりこんでしまうから不思議だ。

映画「土竜の唄」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年31作目)
駄目な警官がヤクザの組に潜入を命ぜられる。目的は組長の逮捕。果たして?まあ、コミックだと思えばいい。

2014年2月28日付け日経新聞夕刊「シネマ万華鏡」の評価は、「ネブラスカ」が4つ星、「グロリアの青春」が4つ星、「コーヒーをめぐる冒険」が4つ星、「マチュ?テ・キルズ」が3つ星、「ラヴレース」が3つ星、「愛の渦」が3つ星、「家路」が4つ星でした。

「私の去年2014年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、
今年の★★★★は、「小さいおうち」「アメリカン・ハッスル」「ウルフ オブ ウォールストリート」「光にふれて」「ダラス・カーボウイズ・クラブ」

「2014 旅の記憶シリーズ」  2013年の旅では、「ペルー」が51カ国目、「南アフリカ」が52カ国目、「ジンバブエ」が53カ国目、「ボツワナ」が54カ国目、「ザンビア」が55カ国目でした。
2014年の国内旅行の第一回目は、1月の九州福岡と水俣でした。第二回目は能登でした。
2014年の海外旅行は、トルコ(1月、3度目)、台湾(2月、3度目)です。

「2014 歌舞伎観劇シリーズ」歌舞伎座にて★★★「今年1回目」

「2014 本の記憶シリーズ」  2013年は本を350冊読みました。
「つぐみの佐平次」(坂岡 真 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年46冊目)「帳尻屋始末」シリーズ第2弾

「父子雨情」(稲葉 稔 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年47冊目)「影法師冥府おくり」シリーズ第1弾

「仕舞屋侍」(辻堂 魁 著)徳間文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年48冊目)「仕舞屋侍」シリーズ第1弾

「しのぶ梅」(中島 要 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年49冊目)「着物始末暦」シリーズ第1弾

「江戸の備忘録」(磯田 道史 著)文春庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年50冊目)
歴史好きな私には実に面白い本だった。江戸時代を含めて日本人の生き方、風習等を実際の古文書から読み解いている。映画にもなった「武士の家計簿」の著者だ。

「紅染月」(今井 絵美子 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年51冊目)「便り屋お葉日月抄」シリーズ第6弾

「解毒」(上田 秀人 著)角川文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年52冊目)「表御番医師診察禄」シリーズ第3弾

「幸楽園の鰻」

「手前勝手世界食物語、第328」
このコーナーを始めた理由は、私の食べ物の好みで判断した味を知ってもらおうということだった。だから題名も「手前勝手」としたし、「世界食物語」としたのは世界中の食べ物を食べてみようという思いからだった。手前勝手だから私の舌で感じたままを文字にしたのであって、他の人の感想がどうあろうと構わない。
「幸楽園の鰻」
浦和の小高い丘の上のその店はあった。有名な「小島屋」の近くなのだが、聞くとそこは鎌倉時代に砦のあった場所で丘の下は湿地や沼地になっていて昔から「鰻、鯉」等が獲れたところだそうだ。そんな丘の上に老舗の鰻屋「幸楽園」はあった。沈みゆく夕陽を見ながら、まずは「鯉の洗い」、次が「鯰の天麩羅」、「鯉こく」、最後が「鰻重」だ。鰻は二段重ねとなっており、その量は半端ではない。鰻は関東風に一度蒸してからタレをつけて焼くから香ばしく柔らかく焼きあがっていて、大変美味しかった。東京では南千住の「尾花」が馴染みの店だが、この幸楽園さんの鰻も流石でした。
以上、勢古口が東京からお送りしました。