「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「私の2019年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
「キングダム」(UC豊洲にて)私的批評眼★★(今年72作品目)映画キングダム
中国春秋戦国時代を舞台にした大ヒットアニメの映画化。「馬鹿らしい」の一言です。あまりにもアニメ過ぎる。

「アベンジャーズ エンドゲーム」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年73作品目)映画アベンジャーズ
マーベルのスーパーヒーローが総登場しての大活劇。3時間は長いね。最後は?

「初恋、お父さんチビがいなくなりました」(シネスイッチ銀座にて)私的批評眼★★★(今年74作品目)映画初恋
初老の夫婦。子供たちは独立し、黒猫のチビとの二人と一匹の生活。そこで起こる夫婦間の断絶に猫の逃亡。妻は離婚を考えだす。果たしてこの夫婦の先行きは?初恋とは何なのか?

5月10日の日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「マルリナの明日」が3つ星、「ホワイトクロウ 伝説のダンサー」が3つ星、「初恋 お父さんチビがいなくなりました」が3つ星、「轢き逃げ」が2つ星、「ドント・ウォーリー」が3つ星、「ザ・フォーリナー 復讐者」が3つ星、「RBG 最強の85才」が3つ星でした。

「2019年の映画、私的評価表」
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」「運び屋」「こどもしょくどう」
★★★★=「蜘蛛の巣を払う女」「バハールの涙」「メリーポピンズ リターンズ」「女王陛下のお気に入り」「ちいさな独裁者」「ヴィクトリア女王」「半世界」「ねことじいちゃん」「翔んで、埼玉」「あの日のオルガン」「天国でまた会おう」「マイ・ブック・ショプ」「Bの戦場」「ブラック・クランズマン」「ROMA」「ザ・プレイス」「バイス」「ハンターキラー」

「2018年の映画はこんなでした」
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」「万引き家族」「空飛ぶタイヤ」「輝ける人生」「判決 ふたつの希望」「日日是好日」

「2019 観劇シリーズ」 2018年の歌舞伎観劇は3度でした。
1月大歌舞伎=歌舞伎座にて 
2月競春名作喜劇公演観劇=新橋演舞場にて

「2019 旅暦」
国内旅行は、1月に2度北海道と1度の佐賀武雄温泉。6月に孫を連れてハワイアンズに、更に6月末からは神奈川会の仲間と三陸に、7月に4S会で壱岐の島から長崎へと、そして9月は北海道へ競争馬を観に行く予定。
海外旅行は、2月と5月のハワイ、8月もハワイの予定。

「2018 読書記録」 2018年の読書数は、252冊でした。
「返討ち」(藤井 邦夫 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年85冊目)本返討ち

「秋暮の五人」(今村 翔吾 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★★(今年86冊目)本秋暮の五人

「居眠り磐音 雪華ノ里」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年87冊目)「居眠り磐音 決定版」シリーズ第4弾本雪華ノ里

「居眠り磐音 龍天ノ門」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年88冊目)「居眠り磐音 決定版」シリーズ第5弾本龍天ノ門

「居眠り磐音 武士の賦」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年89冊目)「居眠り磐音 外伝」本武士の賦

「さくら坂の未来へ」(和田 はつ子 著)小学館文庫 私的批評眼★★★(今年90冊目)「口中医桂助事件帖」シリーズ最終編本さくら坂の未来へ

「隠密道中」(早見 俊 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年91冊目)「闇御庭番」シリーズ第2弾本隠密道中

「団塊の後 三度目の日本」(堺屋 太一 著)毎日文庫 私的批評眼★★★★★(今年92冊目)本団塊の後
作家の遺稿になってしまったが、団塊の世代を描いた作者が三度目となる日本再生を願い描いたものだと思う。今の日本に必要な活力がこの本に集約されていた。

「かみそり同心 松平定信」(藤村 与一郎 著)コスミック文庫 私的批評眼★★★(今年93冊目)「同」シリーズ第1弾本かみそり同心

「見沼に臨む遺跡」

「さいたま歴史研究会―28」
月一回の歴史研究会は南浦和で開かれている。新潟県村上市出身で現在さいたま市在住の歴史研究家のM氏に講義をお願いしている。主に埼玉県を中心とした歴史の勉強だ。
今回の題名は「見沼に臨む遺跡」だ。私は横浜生まれのハマッ子だし、東京在住なので、今回の勉強からからは「見沼の遺跡から見た日本人の変遷」という観点から内容の一部をご紹介しよう。
見沼は現さいたま市の東部にある窪地だ。(写真:M1=現在の地図と遺跡跡)M1
元々今から6000年前には平均気温が今より3度ほど高く、東京湾がこの辺りまで達していて、その海を臨む台地の縁に旧石器時代から縄文時代にかけての遺跡群がある。従って、海の産物である「貝」や「魚」、周辺の動植物を採り生活していた。証拠としては「貝塚」が発見されている。(写真:M3)M3
因みに「ハマグリ、牡蠣、シジミ」が貝塚からは見つかっている。そして貝塚は竪穴住居の使われていない住居跡に貝の殻を捨てることで塚状になっていた。
見沼は江戸時代、八代将軍吉宗の時代に、和歌山から来た土木の専門家である井沢氏が将軍の命を受け、この湿地帯を干拓し、水田にしたという。
旧石器時代(30,000年前から12,000年前頃)は冷涼な気候で、まだ見沼は深い谷(30m?)で、石器を利用したナイフや鏃(やじり)で狩猟生活をする人々が住んでいた。(写真:M2=石器、主にナイル類)M2
それが縄文時代前期(10,000年前から)には次第に温暖化し海水が侵入してきて谷は海となり、魚介類が採られるようになった。中期から後期にかけては気候の変化(寒冷化)で海が後退し見沼は湿地低地になる。
2,500年程前に大陸より稲作が九州に伝えられるが、稲作が関東の中央部の見沼に伝わるのは紀元3世紀頃と遅い。この地方には縄文時代の土器が殆ど切れ目なく(前期から後期、そして晩期と)発見されている。従って、常に見沼に人々が定住生活していたことが分かる。私が不思議に感じたのは、というか1、000年以上掛かって、九州からこの見沼まで到達したとすると如何にも遅いという感じがする。どうも稲作は九州から陸路東に伝わると共に、一方では日本海側を暖流に乗って青森地区へ先に伝わったという。青森のほうでは関東より早くに稲作が行われていたというのだ。それが青森から南下したのだろうか?
ところがどうも見沼周辺では縄文時代晩期と弥生時代との間に500年から600年程の間、縄文人がいなくなっていたらしいのだ。どこに行ったのか、見沼にいた縄文人は?遺跡はそういったことを示している。
こうして考えると、縄文時代に日本に住んでいた人たちは、大陸から伝えられた稲作と共にやってきた渡来人の進出と合体し、新しい弥生人となったのだろう。
しかし、それにしても見沼周辺にいた縄文人はどこに消えたのか?永遠の謎だ。そして新しい弥生文化をもたらし見沼に住み稲作を始めた人たちはどこから来たのだろうか?そして見沼に弥生人が現れた頃とは、畿内では統一国家が形成され、高松塚古墳が出来るなど古墳時代に既に入っていたのだ。しかし見沼周辺では古墳は殆ど見るからない。それはそれだけの権力を持った人物が存在しなかったこととなる。まだ未発展の地域だったということか。
歴史の研究は常に謎解きだ。
M先生の話しで面白いのが、縄文人や弥生人の特徴を持った現代人の話しだ。縄文人は腋毛が多く、耳が湿っているという。典型的なのが「吉永小百合」さんだという。そして弥生人の例は、腋毛が薄く、耳が乾いている。これは「岩下志麻」さんだという。ある有名な考古学者の説だそうだ。果たして貴方は、縄文系か弥生系、どちらですか?
土器類について見てみよう。縄文前期の土器。当然模様が刻まれていて縄目模様だ。(写真:M4)M4
縄文中期。(写真:M5)M5
縄文中期。2,200年頃か?(写真:M6)M6
縄文後期後半。(写真:M7)M7
弥生中期後半。(写真:M8)M8
(写真:M10)M10
古墳前期。(写真:M9)M9
古墳時代、鬼高式土器。(写真:M11)M11
土器の変遷を見ていると、縄文時代初めは、円錐形を逆さにしたもので、地面に挿していた。勿論表面は縄目模様である。それが時代を経るに形は多様化していくが、紋はなくなり、単純な線になっていく。口の部分は火焔のような複雑なものになっていく。多分私の意見だが、実用的な物と、祭祀に使う儀礼的な物への発展と分かれてきたのではないだろうか?
いずれにしても歴史を探ることは面白い。

「帽子の女」

「国立西洋美術館・常設展松方コレクションより Ⅷ」
「帽子の女」(写真:B16)B16
ピエール・オーギュスト・ルノワール作、1891年。
流行のエレガントな服装に身を包んだ愛らしい女性像は、ルノワールの1890年代の作品の中でもとくに人気を集めたジャンルである。本作では、青、オレンジ、赤という明るい色彩のカーテンを背景にあしらう一方、画面の中心を占める若い女性の魅力は、白いドレスと滑らかな肌の微妙なニュアンスによって表現されている。女性のドレスはまさに真珠色の耀きを帯び、生地の薄い胸元と袖に肌の色がかすかに透けて見える趣向も巧みである。そして、顔を覆う薄いヴェールの付いた、装飾的なデザインの大きな帽子がひときわ目を引く。
私見:実に美しい作品ですね。好きな絵画です。
参考資料「MASTERPIERCES The National Museum of Western Art, Tokyo」編集:国立西洋美術館
絵の注釈は全て同上の本から抜粋しています。これで国立西洋美術館の絵画ご紹介シリーズは終了です。

「散歩」
ハワイ旅行中、ペットホテルに預けていた愛犬を回収してきた。まあ引き取る時は大歓迎で飛び付いて、大いに甘えていた。初めてのペットホテル生活だっただけに、心配していたが、少し痩せたみたいだが、元気だった。早速翌朝、恒例の散歩に出掛ける。白いツツジが美しい。(写真:愛犬)愛犬もも
朝の空気が爽やかな公園でのひとシーンでした。愛犬も一生懸命に歩いていました。

「利久の牛タン」

「手前勝手世界食物語、第520号」
「利久の牛タン」
確か年初にも食べに行ったと思うが、好きな利久の牛タンを食べに「東急プラザ銀座」に行く。何度かこのコーナーでもご紹介しているのだが、今のところベストの牛タンはこの店のだろう。仙台発祥の牛タンは色々な店が挑んでおり、仙台駅には牛タン通りもある位の人気食材だ。今回は「特選牛タン、山葵定食」を食べた。
牛タンは厚みがあって柔らかい肉質だ。(写真:食1)食1
山葵を自分で摺り下ろして、これを牛タンに漬けて食べるというもの。(写真:食2)食2
「テールスープ」(写真:食3)食3
「自然薯」勿論麦飯にかけて食べる。(写真:食4)食4
「麦飯」が意外にもこの牛タンには合うのだ。(写真:食5)食5
自然薯を掛けて美味しく食べました。
何か季節が早く進み過ぎの感がある東京から勢古口がお送りしました。

「ハワイの旅」

『J REPORT 2019年5月第2週』
「リタイアメント・ノート 10年11か月目」
「VOL.1106号 SINCE  AUG.12, 1983」
「ハワイの旅」「旅暦82」
連休初日ということで「出国ラッシュで大混乱」とのニュースがあったので、かなり早めに羽田空港に着いた。するとがらがらだ。聞くと午前中は混雑していたが、夕方からは便数が減って空いているとのこと。ラウンジで2時間半待つこととなった。新しいメニューが続々と出ていた。まずは「カレーパン」と「麻婆豆腐」だ。(写真:H1)H1
「豚の角煮」(写真:H2)H2
連休なので家族連れが多い。人気はやはりカレーライスか?柔らかい焼きそばも売れている。
ハワイまでの6時間半は何か寝た気がしない状態で到着。前回2月の時はイミグレーションで1時間も並ばされたので覚悟していたら、ここもがらがらだ。ハワイへ来て初めての、列がなく並ばないがらがらの入国審査だった。自動読み取り機が多数配置され、漸く扱いにも慣れたのか、機械通過は一人1分ほど、これが合理化の一環だろうか。スムースに通過出来た。
当日は気温21度、曇り空。途中で雨がぱらぱら降ったりしていた。時差は日本と19時間。ホノルル着は現地時間午前10時。ということは、日本時間は翌日日曜日の午前5時だ。
ホテルは初めて泊まる「アラモアナホテル」だ。古いホテルだけに(勿論数年前に大幅改装はされているが)料金が安いので選んだ。チェックインが午後1時なので、まずワイキキのHISの事務所に行き、トロリーの7日間のチケットを貰い、ホテル近くの「ドン・キホーテ」に行き食料品の買い出しをする。今日は午後からワイキキの大通りを封鎖して、何か催し物があるというので、大渋滞に嵌まる。途中見つけたのが、流石アメリカだ。ドライブスルーのATMがあった。写真は入口だ。(写真:H3)H3
(写真:M5)M5
ヒルトンハワイアンヴィレッジ前からは道路は車がびっしりで動きが取れない。ヒルトンの入口に現地人の踊りをあしらった像が3体。(写真:H4)H4
道端の花でも眺めているしかないか?白や赤の花が咲いている。(写真:H5)H5
(写真:H6)H6
(写真:H7)H7
歩道を歩く家族のほうが、進み具合が早いのだ。(写真:H8)H8
(写真:H9)H9
行くも戻るも大渋滞。(写真:H10)H10
(写真:H11)H11
さて、ホテルからワイキキまで何と1時間かかった。普通ならば10分ほどだろう。従って、もうハッピーアワーで安く食べることは出来ない。一番近い店、いつも行く中華料理の「PF・チャンさん」の店に行く。
アイスティーを頼む。$3.99。(写真:H12)H12
「チッキン・レタス包み」$13.99。ハッピーアワーならば半額なのに。(写真:H13)H13
「特製BBQスペアリブ」$14.99。(写真:H14)H15
「いんげんの揚げ物」$11.99。(写真:H15)H14
ここの料理はボリュームもさることながら、どの料理も実に美味しい。大半が地元の人だが、場所がロイヤル・ハワイアン・センターのAブロック入口にあるから分かり易い。お勧めです。(写真:H16)H16
さて、何の催しかと思えば、「SPAM JAMフェスティバル」というものなのだ。凄い人混みだ。(写真:H17)H17
(写真:H18)H18
ロックバンドが大音響で歌っている。(写真:H19)H19
(写真:H20)H20
(写真:H21)H21
カラカウア大通りを全面通行止めにしての、完全な歩行者天国になっている。(写真:H22)H22
道路には露店が出ていて、近所の店が出店を出しているようだ。テーマはハワイ名物の「スパム」を使った料理を提供しているようだ。いつも行く店も出ていた。まずは先ほど行ってきた「チャンさん」の店だ。(写真:H23)H23
タイ料理の「NOI THAI」も出ている。(写真:H24)H24
「DUKE」もあった。(写真:H25)H25
ここで出されていたのは、馬鹿でかいケーキだった。生クリームがたっぷり乗っている。どれだけのカロリーがあるのだろうか?(写真:H26)H26
「HULA GRILL」も出ていた。(写真:H27)H27
また別のバンドが歌っていた。(写真:H28)H28
スパムを焼いていた。(写真:H29)H29
「デューク カハナモク像」のところまで来た。夜のワイキキの浜辺だ。(写真:H30)H30
銀座のトンカツの店「梅林」も出ており、「スパムのカツカレー」だった。(写真:H31)H31
最後はハワイアンが演奏されていた。(写真:H32)H32
徐々に人の波も減りながら、帰路についていった。お疲れ様でした。初日が終わりました。

「二日目」

二日目(日曜日)
昨晩は禁酒したので寝付かれないといけないと思い医師に処方してもらった睡眠剤を呑んで寝たら、朝までぐっすりと眠れた。ハワイにいる間は禁酒するつもりだ。意志が弱いから出来ることやら、心配だ。
さて、朝はホテルの二階から直接アラモアナショッピングセンターに行けるというのでその道を歩いてみた。アーケードにあったアップルストアを覘く。(写真:J1)J1
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アーケードの真ん中に池があった。錦鯉が泳いでいた。(写真:J4)J4
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さて、本日の目的は絵の鑑賞だ。ダウンタウンの東側、ワードセンターの西側の倉庫街がその建物の壁に絵があるのが最近有名になり観光客を集めているというので訪れた。まあ兎に角観てみよう。あるある、あそこにもここにも。(写真:J7)J7
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トコロも描かれていた。(写真:J24)J24
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と言った具合に絵が壁一面にあるのだ。
オバマ前大統領の絵もあった。歴代アメリカ大統領の人気ランキング第12位だそうだ。今のトランプ大統領はトップ、それもブービーだそうだ。
黄色い花は「ハイビスカス」、ハワイ州の州花だ。(写真:J42)J42
大きな波の絵だ。ビッグウェイブだ。(写真:J43)J43
ピンクの花だ。(写真:J44)J44
出雲神社がハワイにも分社がある。結構歴史ある神社だ。(写真:J45)。J45
カメハメハ大王像だ。彼は19世紀初頭にハワイ全体を統一し、大王となったという。(写真:J46)J46
丁度ホノルル港には二隻のクルーズ船が入っていたが、チャッターチャンスがなくて、道路の街路樹越しにしか写真が撮れなかった。(写真:J47)J47
これも壁の絵。監獄の窓越しに手が見えている。(写真:J48)J48
州の花「ハイビスカス」だ。(写真:J49)J49
街中を新しいバスが走っていた。それは「ハイ・バス」というもので、よく見たら「JTB」の新しいバスだった。(写真:J50)J50
それとANAのアラモアナとワイキキを結ぶ直通バスが運行されていた。これはノンストップで走るから早い。ANAカードを持っていれば乗れる。スタートはアラモアナは海側、ワイキキはDFSの地下からだ。
そして月曜日の夕食の予約を取りにワイキキに向けてANAのバスに乗る。途中止まらないから早い。あっという間に到着。そして「DUKE」に行き席を予約する。ちょっと早いが空いていたのが、午後4時45分だ。仕方ないね。
ホテルに戻り、36階のレストランに行く。「シグネチャー」だ。丁度4時半からハッピーアワーが始まったところ。それでもあっという間に満席になってしまった。
まずは「ニュージーランド産キングサーモンのスプレッド」$8.5。(写真:J51)J51
「フライド・カルマリ」所謂烏賊の揚げ物だ。$11.5。(写真:J52)J52
「リブアイ・ステーキ」$25。(写真:J53)J53
「マッシュポテト」$3。(写真:J54)J54
斜め前のカウンター席の白髪の老女。多分80歳か70歳代後半か?彼女が頼んだのは赤ワインのグラスと、ステーキ1人前。それを一人で食べていた。凄い食欲だ。
料理は全て美味しかったし、ハッピーアワーでハッピーでした。満足でした。
エレベーターホールも綺麗だ。(写真:J55)J55
また眺めも素晴らしい。まずはアラモアナの海岸にはヨットがたくさんいる。(写真:J56)J56
ダイアモンドヘッドも当然見える。(写真:J57)J57
看板は前にもご紹介した。今年の2月にも来た店だからだ。(写真:J58)J58
ドン・キホーテにより水と飲み物を再度仕入れて部屋に戻る。今日は早めに寝て時差を解消しよう。

「三日目」

三日目(月曜日)
初日に「SPAM」の祭りの話しをしたが、SPAMとは、ハワイ生まれの加工食品で、豚肉の余りをスパイシーな味付けでハムにしたもので、それでSPAM、スパイシーなハムという造語になったという。
それとハワイに来て「ABC STORE」を知らない人はいないだろう。昔は「ミスターK」という店で日系の小笹さんという方が経営者で、「全てのワイキキのブロックに店を出す」という信念から、「ALL BLOCKS COVERD」で「ABC」としたという。今では現実にワイキキのどこにでも店舗はあるから凄いものだ。
さて昨晩は薬を飲んで寝たのだが、全く目が覚めて眠れない。薬の効果ゼロ。仕方なく追加を呑んで漸く眠れたが、今度は朝寝過ぎた。予定を変更してアウトレットモールのある「アイケレ」に行く。ワイキキから往復10ドルのシャトルバスが出ているので、それに乗る。しかし、目的の品はなく、1時間後にまたワイキキに戻る。
途中真珠湾が見える。(写真:K1)K1
建設中のモノレールも橋脚が出来つつある。(写真:K2)K2
(写真:K3)K3
後日、問題があると知るのだが。
ダウンタウンのところで昨日撮れなかったクルーズ船の写真確保。(写真:K4)K4
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近くのアウトレットに買い物に行く。約1時間程見て回る。欲しいのが見つかった。
ワイキキに戻り、予約してあったステーキハウス「デューク」に行く。デュークの写真が並ぶ。(写真:K6)K6
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店の看板だ。(写真:K8)K8
今、改装工事中で臨時のフロントが出来ていた。(写真:K9)K9
突然の雨が降り出した。(写真:K10)K10
席から見えるワイキキの浜辺と海。(写真:K11)K11
(写真:K12)K12
「サラダバー」$4。好きなものを好きな量持ってくる。(写真:K13)
「ココナッツミルク入りシーフード」$27。色々なシーフードがミックスされていた。(写真:K14)K14
ご飯もあり、ご飯にかけても食べられる。
メインは「リブアイ・ステーキ」$33。(写真:K15)K15
サーファーを観ながらの食事だが、5時だというのに満席で更にたくさんの人が待っている。
やはりこの店が人気なのはその味もさることながら、値段が格段に安い。ハワイでこの値段でこの味ならば絶対にお勧めです。
海は余り波がないからサーファーには気の毒だ。(写真:K16)K16
(写真:K17)K17
(写真:K18)K18
食後、サンセットを観るバスに乗る。ワイキキからアラモアナ公園内のマジックアイランドで下車して、夕日を見る。しかし生憎の雲が西の空にある。太陽は見えない。(写真:K19)K19
徐々に明るさが薄れる西の空。事件の経過を追うことにする。(写真:K20)K20
(写真:K21)K21
(写真:K22)K22
(写真:K23)K23
(写真:K24)K24
やがて太陽は沈んで行きました。

「四日目」

四日目(火曜日)
昨晩は退位の儀式をテレビ生中継で観た。重々しいものだった。ハワイにいて同時中継が観られるとは思ってもいなかった。朝、また寝坊した。急いでワイキキまで歩いたが、結局予定のバスには乗れず、仕方なく「NORD STRORM」のアウトレットに行き、買い物をした。アラモアナで恒例のフラダンスをやっていた。(写真:L2)L2
もう一度ワイキキに戻る。今回はANAのシャトルバスに乗る。しかし、ここでトラブルが発生。ANAカードを見せただけでは駄目でエアチケットがいるというのだ。持っている訳などない。だってチケットは空港で発行してもらうのだから。色々話しをして今回はということでバスに乗る。(写真:L1)L1
(写真:L3)L3
最近のバスは外からは中が見えないようになっている。そして「東オアフ絶景観光ライン」というバスに乗る。ワイキキの海岸も久しぶりの晴れで活気がある。(写真:L4)L4
木々も美しい。(写真:L5)L5
立派な木が道路の中央にあった。(写真:L6)L6
「ワイアラエ・カントリークラブ」の脇を通る。今年のソニーオープンを開催した有名高級ゴルフクラブだ。(写真:L7)L7
このコースの脇の住宅街は超高級地だそうだ。一軒家が立ち並ぶ。(写真:L8)L8
花が似合う街だ。(写真:L9)L9
さあ、オアフ島の東にある山「ココヘッド」が見えてきた。(写真:L10)L10
木には綺麗な花が咲いている。「モンキー何とかツリー」という木だそうだ。(写真:L11)L11
ココヘッドが近くなってきた。ココヘッドもダイアモンドヘッドと同じような海に面した珍しいカルデラだ。(写真:L12)L12
ハロナの潮吹き穴だ。余り波が高くなく、潮吹きは小さい。(写真:L13-1)L13-1
(写真:L13-2)L13-2
サンディービーチではボディーサーフィンをしている人がいた。(写真:L14)L14
途中ハナウマ・ビーチはクローズだったので立ち寄らなかったが、以前行ったことがある綺麗で小さな浜辺だったのを思い出す。
東の果てから北に向かい「ココビーチ」に到着。沖合に島が見える。(写真:L15)L15
(写真:L16)L16
(写真:L17)L17
ココナッツの実がたわわになっていた。(写真:L18)L18
おや、動物がいるぞ、マングースだった。ちょこまかと動いていた。(写真:L19)L19
ここからワイキキに戻る。ダイアモンドヘッドをワイキキと反対側から見る。(写真:L20)L20
(写真:L21)L21
ココヘッドのラグーンだ。(写真:L22)L22
ホノルル市街地が見える。(写真:L23)L23
見事な並木道。緑のトンネルだ。(写真:L24)L24
ワイキキ運河ではカヌーの練習が行われていた。(写真:L25)L25
本日の夕食は日本の日比谷にもある香港の有名な飲茶の店のホノルル店に行く。日比谷はいつ行っても大行列の人気店だ。その名は「添好運」(TIM HO WAN)、そのメニューです。(写真L26)L26
出てきた順に並べると、最初が「海老焼売」$5.8。(写真:L27)L27
「海老、肉、野菜の竹巻」$5.25。(写真:L28)L28
「シュリンプ・ロール」$6.5。(写真:L29)L29
「蒸しアワビ」$14.99。(写真:L30)L30
「焼売」$5.8。(写真:L31)L31
「茄子の揚げ物」$5.8。(写真:L32)L32
「大根餅」$5.6。(写真:L33)L33
店の様子です。(写真:L34)L34
厨房を覘く。(写真:L35)L35
中々美味しかったが、こんなものかという気もしました。世界で一番安い価格で食べられるミシュランの星を得た店とのことでした。
昨晩、曇りのために見られなかったサンセットにもう一度チャレンジしました。今日は晴れているから大丈夫だろう。その通り。完璧なサンセットでした。(写真:L36)L36
(写真:L37)L37
(写真:L38)L38
(写真:L39)L39
(写真:L40)L40
(写真:L41)L41
四日目も終わりました。今日から日本は「令和元年」ですね。テレビ生中継をまたまた観ています。
今ハワイ州の議会で問題になっていることが3つあるという。
一つは完全自然エネルギー化だという。2046年までに化石燃料をゼロにして、全てのエネルギーを太陽光、風力、水力で発電し、移動は電気自動車にすることだそうだ。既に太陽光による自家発電がかなり進んでいるという。驚いたことにハワイでは今でも都市ガスを全く使用していないオール電化だそうだ。
次の一つはモノレール建設費用の不足だそうだ。建設途上で予算不足で途中で止まっているという。6年後の開通を目指しているが難しいらしい。そして最後はホームレス問題だそうだ。ホームレスが急増しているが、彼らの大半がドラッグやアルコールの問題を抱えていて、州政府の提供する施設に入りたがらないのだという。
それでもハワイは人気の観光地だ。そのために土地代と家賃の高騰が激しい。これも実際には大きな問題なのだろう。一方で数億円するマンションを買う人。その人たちの住むすぐ隣にいるホームレス。現代社会の歪みはここハワイでも例外ではなかった。

「五日目」

五日目(水曜日)
まずは最後の買い物に出掛ける。おや、またまた新しい建物が建てられようとしている。ここには以前「大三元(パンダ・キュイズィーン)」という中華料理屋があり、海老の串揚げだとか結構美味しくて、何度も通った経験があるのだが、遂にここも再開発の波が襲っていた。場所はアラモアナSCの山側100mほどの場所だから立地は素晴らしい。看板には驚くなかれ「MIDTOWN ALAMOANA」となっていた。(写真:M1)M1
この辺りにもホームレスがいる。(写真:M2)M2
(写真:M6)M6
ウォルマートで買い物後、ワードセンター近くの「ノードストラーム RACK」や「T.・J・MAX」といった安売り店に行く。そしてまたアラモアナSCで「FOODLAND」、これは名前の通り食料品のスーパーだ。(写真:M3)M3
(写真:M4)M4
ABCストアで発見したのは「NADINORA」という日本未入荷のシミ、そばかす、ニキビ抜きクリームだった。(写真:M13)M13
なんと一個$12.99だ。ところが先ほど言ったウォルマートでは同じものが$5.99で売られていた。
ABCストアはやはりローカルな店。一方、ウォルマートはま正に巨人。全米に5000店舗以上あるのだから、仕入れ力が全く違うのだろう。何か納得した。残念ながらこの商品はドン・キホーテでは売り切れていた。
ロイヤル・ハワイアン・センターには鯉幟が飾られていた。(写真:M7)M7
(写真:M8)M8
ハワイ最後の食事は人気のステーキ店「ウルフギャング」に行く。時間は午後3時。ハッピーアワーはカウンター席が都合よく空いていてすぐに座れた。頼んだのは、「シーフード コンポ」$10。(写真:M9)M9
マグロ、ツナ、カニの3つだ。そして「テイスト・オブ・ニューヨーク」を頼む。$44。(写真:M10)M10
骨が残った。(写真:M11)M11
本来このステーキは店の名物で、ディナーならば、$120ドル(二人分相当)する。それをハッピーアワーでは$88で二人分出てくる。だからお得だ。
隣のテーブル席では、二人前を男女が食べていた。凄い食欲だ。私は今回のハワイではアルコールを一滴も飲んでいないので、食事も少なめにしているつもりだ。帰りがけにはハッピアワー狙いの列には20人ほどが並んでいた。
FOODLANDでは有名な「POKE」の販売場所に行く。「POKE」ポケとは意味がよく分からないが、刺身用の生ものを色々な味付けで生の状態で食べさせるもので、ハワイ名物だ。(写真:M14)M14
どうも一番の売れ行きは「サーモンにサウザンド・アイランド・ドレッシング」掛けのもののようだ。次がマグロの醤油掛けみたいだった。(写真:M15)M15
店内の野菜などの並べ方も日本とは違い壁に貼り付けていた。(写真:M16)M16
(写真:M17)M17
驚かされたのは「サンドイッチ」だ。まるまる棒状のパン、長さ約50cmほどの巨大なのを売っていた。(写真:M18)M18
さあ,帰って荷物の整理をしよう。

六日目(木曜日)
いよいよ帰国日だ。空港に向かう。意外と空いていて直ぐにチェックインでき、しかも前回には「ゴールド・レーン」(優先搭乗レーン)に一般客が侵入してきて、何のための優先搭乗かと思っていたら、今回はちゃんと搭乗券にスタンプでゴール・レーンと押されたから、何の問題もなくスムースにセキュリティ・チェックを通過出来た。ラウンジで少し腹ごしらえして休む。(写真:M19)M19
5月末にはANAはエアバスのA380を導入する。500人以上の客を運ぶ大型機体だ。合わせてイノウエ空港内に専用のラウンジも出来るというから楽しみだ。次回は8月末に訪れるが、その時はA380で来ることになっている。
そして帰国便に乗り、無事羽田到着しました。お疲れ様でした。機内で本を2.5冊読みました。
以上、ハワイから帰国したばかりの勢古口がお送りしました。