「帽子の女」

「国立西洋美術館・常設展松方コレクションより Ⅷ」
「帽子の女」(写真:B16)B16
ピエール・オーギュスト・ルノワール作、1891年。
流行のエレガントな服装に身を包んだ愛らしい女性像は、ルノワールの1890年代の作品の中でもとくに人気を集めたジャンルである。本作では、青、オレンジ、赤という明るい色彩のカーテンを背景にあしらう一方、画面の中心を占める若い女性の魅力は、白いドレスと滑らかな肌の微妙なニュアンスによって表現されている。女性のドレスはまさに真珠色の耀きを帯び、生地の薄い胸元と袖に肌の色がかすかに透けて見える趣向も巧みである。そして、顔を覆う薄いヴェールの付いた、装飾的なデザインの大きな帽子がひときわ目を引く。
私見:実に美しい作品ですね。好きな絵画です。
参考資料「MASTERPIERCES The National Museum of Western Art, Tokyo」編集:国立西洋美術館
絵の注釈は全て同上の本から抜粋しています。これで国立西洋美術館の絵画ご紹介シリーズは終了です。

「散歩」
ハワイ旅行中、ペットホテルに預けていた愛犬を回収してきた。まあ引き取る時は大歓迎で飛び付いて、大いに甘えていた。初めてのペットホテル生活だっただけに、心配していたが、少し痩せたみたいだが、元気だった。早速翌朝、恒例の散歩に出掛ける。白いツツジが美しい。(写真:愛犬)愛犬もも
朝の空気が爽やかな公園でのひとシーンでした。愛犬も一生懸命に歩いていました。