「日本麺旅行、青森煮干しラーメン」

J  REPORT2018年 12月第4週」
「リタイアメント・ノート 10年6ヶ月目」
「VOL.1086号 SINCE AUG.12th、1983」
「日本麺旅行」
「青森煮干しラーメン」
JR東日本の大人の休日俱楽部パスを利用して、本日は青森に向かう。新幹線はほぼ満席状態だ。東京を出て宇都宮付近か?西に山が観える。雲との組み合わせが面白いし美しい。(写真:M1)M1
(写真:M2)M2
関東平野も端になるが、それにしても広い平野だ。家康が江戸に移った当時にこれだけの広さがあると実感していたのだろうか?
那須近くの山には雪が。(写真:M3)M3
もうじき白河の関だ。ここから先はみちのくだ。
福島駅付近では安達太良山が観える。(写真:M4)M4
学生時代、夏の合宿はこの安達太良の山で行ったものだった。懐かしい。
宮城蔵王にはスキー場も観える。(写真:M5)M5
この山の向こうは山形蔵王、お釜があるところだ。スキーでもよく行った。
仙台は八木山が観える。(写真:M6)M6
大都会だ。駅周辺はマンションが林立している。就職して最初の勤務地が仙台だったし、長男が生まれたのも仙台だ。今もマンションを持っている。漸く販売出来そうだ。この仙台平野も広いし、米どころでもある。昔は一石で一人一年養えると言われていたから、約六〇万石の仙台藩は60万人の人口を養える力があったということだ。
北上付近ではもう田んぼに雪がある。(写真:M7)M7
岩手山は雲の中だ。(写真:M8)M8
八戸では平地も雪景色だった。(写真:M9)M9
青森は完全に雪の中だ。(写真:M10)M10
青森駅は真冬でした。(写真:M11)M11
さて、今回行こうと思ったラーメン屋を調べてみると、市役所付近にあるのでタクシーかバスを使うかしか手がないことが分かった。そうすると帰りの新幹線に間に合わない。仕方なく、いつも行くラーメン屋に向かうことにした。それでも雪道で滑りそうになりながら、小股でゆっくりと歩く。徒歩10分、漸く到着。港の近くの店「まるかい」だ。青森のラーメンは煮干し出汁なのだ。中を頼む。(写真:M12)M12
ごく単純なラーメンだ。中太の麺に刻みネギとチャーシューに支那竹のみ。@600円也。
メニューも単純だ。ラーメンは中か大のみ。あとおにぎりがあるだけ。(写真:M13)M13
どうも今回食べたラーメンは納得いく味ではなかった。私の舌が変わったのか、それとも店の味が変わったのか?店は新しく建て替えられていたことにも驚く。(写真:M14)M14
街中は雪一色。つるつるの道路だ。(写真:M15)M15
途中にお地蔵様があった。(写真:M16)M16
青森駅は雪の中、津軽海峡冬景色。(写真:M17)M17
帰りの新幹線は完全に満席でした。

「はしごの担々麵」
実は八王子にも煮干しラーメンがあると言うことで行くことにしたのだが、どうしても時間的に間に合わないことが分かり断念して、数寄屋橋にある「はしご」に久々に行った。都内に数軒あるのだが、ここの名物は担々麵だ。辛いのだが、更に辛さを増した「大辛」を頼む。(写真:H1)H1
(写真:H2)H2
(写真:H3)H3
唐辛子一杯のスープに細い麺が入っていて、小さなチャーシューに中国野菜が少し。これだけで@800円だから高いと言えば高い。それでも隣のつけ麺の店は店舗が小さいから行列が出来ているが、「はしご」は店内にカウンター15席程度あるので店内で並ぶことはあっても行列が店の外に出来ることはない。私はこの辛い担々麵に更にラー油を掛け、それにお酢を垂らして食べる。白米が無料で出るので、沢庵漬けを掛けて食べれば、炭水化物一杯の食事が完了する。美味しかったです。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「マチルダ」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★(今年207作品目)映画マチルダ
最後のロシア皇帝ニコライ二世が見初めたのはバレリーナだった。しかし、彼が結婚しなければならないのはドイツの貴族の娘だった。ニコライとバレリーナのマチルダとの恋は成就したのか。

「パッドマン」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★★(今年208作品目)映画パッドマン
インドで衛生的で安価な生理用品を造った男の実話。インドの女性蔑視やあしき風習を打破しようとする男の熱意が素晴らしい。お勧めの映画です。

「グリンチ」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年209作品目)
孤独なグリンチが嫉妬から村のクリスマスを盗もうとするのだが、これがアメリカで大ヒットしているというのが信じられない。

12月14日の経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「葡萄畑に帰ろう」が4つ星、「メアリーの総て」が4つ星、「マイ・サンシャイン」が4つ星、「暁に祈れ」が3つ星、「マチルダ 禁断の恋」が3つ星、「宵闇真珠」が3つ星、「グリンチ」が3つ星でした。

「私の2018年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」「万引き家族」「空飛ぶタイヤ」「輝ける人生」「判決 ふたつの希望」「日日是好日」

★★★★=「嘘八百」「バークバル」「ネイビーシールズ」「ジオストーム」「デトロイト」「ロングロング・バケーション」「ルイの9番目の人生」「ジュピターズ・ムーン」「ローズの秘密の頁」「犬猿」「ぼくの名前はズッキーニ」「リバーズ・エッジ」「ミッドナイト・バス」「シェイプ・オブ・ウォー」「坂道の上のアポロン」「しあわせの絵の具」「トゥーム・レイダー ファースト・ミッション」「B・P・M」「ペンダゴン・ペーパーズ」「ウィンストン・チャーチル」「とレイン・ミッション」「ジョマンジー」「ダンガル きっと、つよくなる」「ラブレス」「ワンダーストラック」
「ザ・スクエア」「弧狼の血」「モリーズ・ゲーム」「モリのいる場所」「犬ケ島」「ゲティ家の身代金」「ファントム・スレッド」「ワンダー」「天命の城」「女と男の観覧車」「告白小説、その結末」「ブリグズビー・ベア」「バトル・オブ・ザ・セクシィズ」「未来のミライ」「ジェラシック・ワールド」「ウインド・リバー」「カメラを止めるな」「MI」「オーシャンズ8」「オーケストラ・クラス」「泣き虫しょったんの奇跡」「プーと大人になった僕」「散り椿」「運命は踊る」「クレイジー・リッチ」「バッド・ジーニアス」「バーバラと心の巨人」「華氏119」が「母さんがどんなに僕を嫌いなっても」「サムライせんせい」「鈴木家の嘘」「ハード・コア」「パッドマン」

「2018 観劇シリーズ」
3月大歌舞伎=昼の部「国せん爺合戦」、「男女道成寺」、「芝浜革財布」
7月大歌舞伎=昼の部「三国無双瓢箪久 出世太閤記」
9月大歌舞伎観劇=秀山祭 「金閣寺」他

国内旅行は、1月の東北。6月は北海道、8月は壱岐の島、12月は東北。
海外旅行は、1月の台湾。2月の香港。5月のモンゴル(71)。7月のシアトル。9月のハワイ。
12月は香港。

「2018 読書記録」 昨年は256冊の本を読みました。
「鬼船の城塞」(鳴神 響一 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年235冊目)「南海の泥棒島」本鬼船の城塞

「童の神」(今村 翔吾 著)角川春樹事務所 私的批評眼★★★(今年236冊目)本童の神

「遠山金四郎が消える」(小杉 健治 著)幻冬舎文庫 私的批評眼★★★(今年237冊目)「遠山金四郎」シリーズ第4弾本遠山金四郎が消える

「引導」(坂岡 真 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年238冊目)「鬼役」シリーズ第25弾本引導

「怪盗鼠推参 三」(稲葉 稔 著)幻冬舎文庫 私的批評眼★★★(今年239冊目)「同」シリーズ第3弾本怪盗鼠推参

「獅子吼」(浅田 次郎 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年240冊目)本獅子吼

「裏切り」(藤井 邦夫 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年241冊目)「新・秋山久蔵御用控」シリーズ第3弾本裏切り

「眠れない凶四郎」(風野 真知雄 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年242冊目)「耳袋秘帖 眠れない凶四郎」シリーズ第1弾本眠れない狂四郎

「米沢・曲家なでらの蕎麦」

「米沢・曲家なでらの蕎麦」
米沢に行く。宇都宮付近の山は一部が雪を被っていた。(写真:Y1)Y1宇都宮
福島から分かれて新幹線は在来線に入る。直ぐに山になり、そこはもう雪の世界だ。(写真:Y2)Y2
(写真:Y3)Y3
(写真:Y4)Y4
米沢駅前。(写真:Y5)Y5
(写真:Y6)Y6
バスに乗って目的の蕎麦屋に行く。バスの運転手に店を知らないかと聞いたが、知らないとのことで、仕方なく多分こちらだろうと思って歩き出す。勿論雪道だ。途中で自動車が来たので止めてもらい聞くとこの先だというので、安心して歩き出した。ありました。古民家だ。曲家というから昔は馬と一緒に住んでいたのだろうか?店はちゃんと営業していた。店内だ。(写真:Y7)Y7
漬物が出て来た。これが意外や意外、美味しい。(写真:Y8)Y8
囲炉裏もあった。(写真:Y9)Y9
ここの蕎麦粉は「南原そば」というらしい。(写真:Y10)Y10
「鴨鍋そば」が出て来た。(写真:Y11)Y11
鍋の下では火種が置かれていて熱々の出汁に蕎麦を入れて温めて食べる。しゃぶしゃぶ風だ。鴨の出汁が効いている。冬季限定の蕎麦らしい。(写真:Y12)Y12
もう一品頼んだ。「かいもち」という所謂蕎麦搔だ。(写真:Y13)Y13
「納豆だれ」と「ごまだれ」で餅を食べる。中々蕎麦の風味が感じられて美味しい。満腹になり鴨鍋の出汁に蕎麦湯を入れてゆっくりとすする。
次々と新しい客が入って来た。それでは店を去る。(写真:Y14)Y14
隣に民芸館があった。入ってみると「竹の花を買いに来たのか?」と言われた。きょとんとしていると現物を見せてくれた。この地方独特のもので、昔は正月には生花が手に入らなかったので、竹を削って花を造って飾った風習が今も残っているのだという。(写真:Y15)Y15
これで2000円しないというから安い。今はもう作り手が殆どいないというが、遠くから買い求めに来る人もいるので私もその一人かと思われたらしい。(写真:Y16)Y16
(写真:Y17)Y17
雪が降り出したり、太陽が照り出したりと目まぐるしく変わる天候。雪の中での生活は大変だろうなあ。さあ、帰ろう。

「香港後記」
兎に角沢山の大陸からの観光客がいた。それが殆どの人が、銀座でも見掛ける大型のスーツケースを持っているのだ。彼らは恐らく買い物をするために香港に来ているのだろう。皆派手な色の服装、男性は短髪、一見して中国人と分かるスタイルだ。そんな人たちが一斉に動く姿は異様でした。

「A君を偲ぶ」

「A君を偲ぶ」
東北新幹線の中で電話が鳴った。友人のD君からだった。A君の容体が急変したので病院に11時に行くことになったというのだ。A君が入院中というのは知っていた。A君から11月23日にメールが来て、「高校の試合はどうなっているか?」との問い合わせがあったからだ。その時電話して経過報告したのだが、急に容体が変わったというのだ。だが私は旅先でどうにもならないとD君には断った。しかしそれから10分後に再度D君からの電話で、A君が未明に亡くなったと知らせて来たのだった。(写真:A君)A氏
A君は私が高校でフットボールを始めた時は一年先輩だった。強面の顔で怖かったが、実は心根の優しい外見とは全く違う先輩だった。その後も大学でも一緒にフットボールをやった仲間だった。彼はドイツ留学をしたため、帰国した時には同学年となったが、Aさんと「さん」付けでしか中々呼べなかった。漸くOBになってやっとAと呼べるようになった。彼は銀行に就職、ヨーロッパにも長年勤務していた。彼が福岡の支店長時代には何回か博多で飯を食ったこともあった。またこの数年、一緒に高校の試合の応援に行っていた。去年、今年と体調不良ということで、応援に来られなかったのでメールで試合結果を報告していた。先月にも試合の話しをしたばかりだったので、突然の訃報に本当に驚いた。因みに彼の高校時代のニックネームは「フランケン」だった。若過ぎる死だ。本当に残念だ。A君のご冥福をお祈りします。

「たん焼き 太助」

「手前勝手世界食物語、第504号」
「たん焼き 太助」
杜の都仙台の太助は、嘗ては仙台一のたん焼き屋だった。その後兄弟喧嘩して暖簾が分かれて、本家は仙台で弟が元々の店を継いでいる。一方姉は起業化を図り全国展開している。しかし、やはり味が落ちているのは間違いないと思う。だからその間に次々と新しい店が名乗りを上げ、その地位は低下する一方だ。日本橋にある太助の店も残念ながら、そんな状態だった。焼酎を頼む。(写真:T1)T1
「サラダ」(写真:T2)T2
「たん焼き」(写真:T3)T3
このたんの厚みが薄い。一方「利久」のたん焼きが美味しいのは、厚さがあるのに軟らかいのだ。薄くて美味くないのが太助のたん焼きだ。
「焼肉」(写真:T4)T4
焼肉のほうが余程増しでした。
以上、勢古口が東京からお送りしました。

「香港の旅」

J  REPORT2018年 12月第3週」
「リタイアメント・ノート 10年6ヶ月目」
「VOL.1085号 SINCE AUG.12th、1983」
「香港の旅」「旅暦81」
第一日目
今年の2月以来の香港行きだ。成田のラウンジでは久しぶりに掻き揚げ蕎麦を食べた。(写真:H1)H1
メミューも増えていて、蕎麦とうどんはキツネ、タヌキ、カレー、かき揚げ、更にカレー丼に親子丼もあった。
離陸後約4時間半後に見えました。香港とマカオを結ぶ橋だ。全長約50km、世界一長い海上橋で10月末に開通したばかりだ。(写真:H2)H2
(写真:H3)H3
九竜半島の中心部に着く。未だに香港では工事現場では竹の足場が使われているのが面白い。(写真:H4)H4
まず明日の予約をしに「鹿鳴春」(スプリング・ディア)に行く。明日はここで「北京ダック」を食べる。この辺りにも日本のラーメン店が本当に多い。来る度にラーメン屋が新しく出店している。行列が出来ていた。(写真:H35)H35
夕食は前回も行った「竹園海鮮飯店」に行く。その前にサッカーのジダンが近くの店に来るので、道路には群衆が一杯でスマホ片手に大騒ぎをしていた。
さて店で頼んだのは「伊勢海老のチーズソース和え」,何と600香港ドルだった。約1万円でした。これから調理する前の伊勢海老を持って来て見せてくれた。(写真:H26)H26
見事な伊勢海老、でも美味しかったが手掴みで食べるので食べにくいのが難か。(写真:H5)H5
「シイタケと季節の野菜(チンゲン菜)の炒め物」が88香港ドル。(写真:H6)H6
厚いシイタケが美味かった。
そして「アワビ」。一個30香港ドル。まあリーズナブルかな。(写真:H7)H7
最後は果物が出てきた。(写真:H8)H8
店の前には「いけす」があり、魚や貝やエビなどが沢山いた。(写真:H9)H9
(写真:H10)H10
(写真:H11)H11
(写真:H12)H12
テレビでも紹介されていた店だそうで、かなり日本人も多かった。店の入り口の看板です。(写真:H13)H13
ペニンシュラホテルの前に行く。色々なクリスマスの飾りがあった。(写真:H14)H14
トナカイさんだな。(写真:H15)H15
サンタさんだ。(写真:H16)H16
まあ美しい景色でした。(写真:H17)H17
(写真:H18)H18
香港島が見える場所には沢山の人がいて、対岸のイルミネーションを撮影していた。まずはクリスマス色に染まった香港島をご覧あれ。(写真:H19)H19
(写真:H20)H20
(写真:H21)H21
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(写真:H23)H23
(写真:H25)H25
美しい景色でした。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「かそくいろ」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★(今年206作品目)映画 かぞくいろ
父を失った小学生と義理の母が父の故郷に帰り、鉄道運転手を目指すファミリー映画。

12月7日の経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「来る」が3つ星、「マダムのおかしな晩餐会」が3つ星、「セルジオ&セルゲイ」が3つ星、「パットマン 5億人の女性を救った男」が3つ星、「おとなの恋は、まわり道」が3つ星、「共犯者たち」が3つ星、「真っ赤な星」が3つ星でした。

「私の2018年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」「万引き家族」「空飛ぶタイヤ」「輝ける人生」「判決 ふたつの希望」「日日是好日」
セウォル号
★★★★=「嘘八百」「バークバル」「ネイビーシールズ」「ジオストーム」「デトロイト」「ロングロング・バケーション」「ルイの9番目の人生」「ジュピターズ・ムーン」「ローズの秘密の頁」「犬猿」「ぼくの名前はズッキーニ」「リバーズ・エッジ」「ミッドナイト・バス」「シェイプ・オブ・ウォー」「坂道の上のアポロン」「しあわせの絵の具」「トゥーム・レイダー ファースト・ミッション」「B・P・M」「ペンダゴン・ペーパーズ」「ウィンストン・チャーチル」「とレイン・ミッション」「ジョマンジー」「ダンガル きっと、つよくなる」「ラブレス」「ワンダーストラック」
「ザ・スクエア」「弧狼の血」「モリーズ・ゲーム」「モリのいる場所」「犬ケ島」「ゲティ家の身代金」「ファントム・スレッド」「ワンダー」「天命の城」「女と男の観覧車」「告白小説、その結末」「ブリグズビー・ベア」「バトル・オブ・ザ・セクシィズ」「未来のミライ」「ジェラシック・ワールド」「ウインド・リバー」「カメラを止めるな」「MI」「オーシャンズ8」「オーケストラ・クラス」「泣き虫しょったんの奇跡」「プーと大人になった僕」「散り椿」「運命は踊る」「クレイジー・リッチ」「バッド・ジーニアス」「バーバラと心の巨人」「華氏119」が「母さんがどんなに僕を嫌いなっても」「サムライせんせい」「鈴木家の嘘」「ハード・コア」

「2018 観劇シリーズ」
3月大歌舞伎=昼の部「国せん爺合戦」、「男女道成寺」、「芝浜革財布」
7月大歌舞伎=昼の部「三国無双瓢箪久 出世太閤記」
9月大歌舞伎観劇=秀山祭 「金閣寺」他

国内旅行は、1月の東北。6月は北海道の予定。
海外旅行は、1月の台湾。2月の香港。5月のモンゴル(71)。7月のシアトル。9月のハワイ。12月は香港。

「2018 読書記録」 昨年は256冊の本を読みました。
「忍び崩れ」(藤井 邦夫 著)角川文庫 私的批評眼★★★(今年235冊目)「江戸の御庭番」シリーズ第3弾本 忍び崩れ

「江戸の雷神」(鈴木 英治 著)中公文庫 私的批評眼★★★(今年236冊目)「火盗改 伊香雷蔵」シリーズ第1弾本 江戸の雷神

「父鷹子鷹」(牧 秀彦 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年237冊目)「評定所留役秘録」シリーズ第1弾本 父鷹子鷹

「北京ダック」

第二日目
たまには朝食を食べることにして、前回も行った軽食の店に行く。結構地元の人で混んでいた。鶏肉のボールが入った米粉麺を食べた。(写真:H27)H27
41香港ドルとリーズナブルだ。メニューが外にも飾られていた。(写真:H28)H28
メインストリートにはクリスマスを描いた機関車の置物があった。(写真:H29)H29
次に訪れたのは中華デパートだ。「裕華國貨」という。店内は写真が撮れないので表のディプレーを撮影した。中国服や書や筆、硯など、また漢方薬やパンダの置物もあった。(写真:H30)H30
(写真:H31)H31
(写真:H32)H32
午後からは有名ブランドのアウトレットを回った。看板には30%や70%オフとなっているが、元値が分からず安いのか高いのか分からない。でも結局値段が高いものばかりで手が出なかった。
夕食は予約してある「鹿鳴春」(英語名はスプリング・ディア)に行く。店は2階だ。(写真:H34)H34
入り口付近だ。ちょっと見には店は分からない。知る人ぞ知る店なのだ。(写真:H36)H36
階段部分だ。(写真:H37)H37
階段を登る。(写真:H38)H38
さあ、席に着くと出されたのは、お茶とメニューとキャベツの漬物だ。(写真:H39)H39
「北京ダック」(一羽HKD420)と「4種の季節の野菜炒め」(小皿HKD88)を頼む。隣のテーブルには韓国人家族3人と更にその横にはフランス人の若い男性が2人いたが、全員が北京ダックを頼んでいた。4種の野菜はお勧めのようで、係のおばさんがフランス人たちにも勧めていた。(写真:H40)H40
フランス人は、焼きそば、野菜炒め、焼き餃子も頼んでいたがよく食べられるね。
いよいよ北京ダックの登場だ。コックさんが手慣れた手付きで皮をカットする。(写真:H41)
香港にも北京ダックの食べ方は2種類あり、「北京式」は皮の部分を削ぐようにカットするし、「広東式」は皮に身を厚く付けてカットする。私は広東式が好きだ。ダックを包む小麦の皮。(写真:H42)H42
キュウリとネギは皮に挟む。(写真:H43)H43
甘いタレだ。(写真:H44)H44
ダックがカットされて出てきた。(写真:H45)H45
小麦の皮にダックとネギとキュウリ、そしてタレをかけて、皮を巻き込んで食べる。満足、満足の北京ダックでした。この店には、香港を訪れた時には必ず1度は行っている。ある時には2度行ったこともある。兎に角香港では北京ダックが一番美味しい店の一つだと思っている。

「パワースポット巡り」

第3日目
朝からパワースポットを巡ることとした。まずは地下鉄を乗り継ぎ「車公廟」へ向かう。月曜の午前中でもあり既にラッシュは終わっていて空いていた。(写真:H46)H46
香港の地下鉄は車体は広いのだが、座席が座り辛い。ステンレス製で一人分の席がくぼんでいるのだが、加速時や停車時にお尻が滑るから安定しない。地元の人は慣れているからいいのだが、我々は旅行者には辛い。この車両は新しくてつり革があった。他の路線にはつり革は少ない。殆どポールだけだ。(写真:H47)H47
そして「車公廟」に着く。(写真:H48)H48
道教のお寺だ。大きな像があった。誰だろうか?道教の神様なのだろう。(写真:H49)H49
ここでのお参りの仕方は、長さ50cmほど、太さ1cmの線香を10本ほど纏めて、火をつけて額付近に掲げて、3度神様に拝礼し、線香を数本づつ、炉に刺していくようだ。
占い師が並んでいた。(写真:H50)H50
軒に額があり、その一つ「美人計」というのがあった。(写真:H51)H51
私の想像では「女難の相」のことではないだろうか?
廟の入り口。(写真:H52)H52
どうもパワースポットらしくないのでもう一度戻り、探すと4枚羽の風車があった。(写真:H72)
これを時計回りに3回回すとラッキーになるらしい。
奥の方にお金の神様が4人いた。東西南北に位置する神様だ。(写真:H73)
中国人は道教でも全てがお金に繋がるのだ。するとSMSが入り、仙台のマンションが売れたとの報告が入った。早速ご利益があったようだ。
次に向かったのは「香港文化博物館」。(写真:H53)H53
歩いて行けるというのだが、標識が分からず、あちこちうろうろした結果、地元の妊婦さんに聞いたら教えてくれた。ここは「ブルース・リー」の記念館でもあるのだ。入り口に早速像があった。(写真:H54)H54
文化的な展示物としては、「京劇」に対して、ここ香港では「香港ごう劇」というのがあるらしい。漢字がわからないが、広州という意味の「ごう」らしい。演技中の模型があった。(写真:H55)H55
楽屋裏風景。(写真:H56)H56
勿論ブルース・リーの記念館もあった。(写真:H57)H57
内部は撮影禁止だが、いろいろな写真や映画、テレビ等々が飾られていた。別の部屋にはフィギアーもあった。(写真:H58)H58
テレビではヌンチャクを操り、独特の掛け声を出すリーが活躍するシーンが放映されていた。彼は1940年生まれで32歳の若さで亡くなった。米国生まれの香港育ちでハリウッドスターだった。
それから地下鉄を4度乗り換え香港島の「上湾」に行く。香港の地下鉄も路線が増設され延長され、本当に便利になったし安いのが素晴らしい!ところがこれから目的地まではネットで調べた案内の言葉だけで実際の地図がないので迷いに迷う。結果元の地下鉄の駅に戻り、そこにあった地図で再確認して漸く長い階段を見つけて登った。
ありました。「文武廟」です。香港最古の道教寺院だ。(写真:H59)H59
言葉通り文武両道の廟なのだろう。(写真:H60)H60
(写真:H61)H61
(写真:H62)H62
(写真:H63)H63
特徴は渦巻き状の線香が吊るされていて煙もうもうなのだ。一巻きが一か月燃えているというから凄い。(写真:H64)H64
こんな処にも香港市民が多数やって来ていた。ああ疲れた。もう1万5千歩も歩いている。
一度ホテルに戻り少し休憩し、初めてのレストランに行く。中心部にありながら海鮮が美味くて、駐在員お薦めだという店だ。「金山海鮮酒家」という。5時開店だと思い行くがまだ従業員が食事をしていた。予約が必要とのことがネットに書かれていたので、予約なしなので早めに行ったのが裏目に出た。50分待たされて漸くオーダー出来た。4品頼む。最初に出てきたのが「冷たい鶏、半羽」。(写真:H65)H65
薄味の鶏肉だ。名物の「蝦蛄」は時価だし、過去に唇を切った経験があるので止めて、「白魚のバター揚げ」を頼む。(写真:H66)H66
多分これは酒のあてには最高だろう。ビールならごくごくと行けるかも。
次の「車海老」は無くなってしまったが横浜中華街の「海員閣」の「車海老の辛煮」を思い出す。頭からガブリと噛み砕くが、ソフトシェルで食べ易い。味も丁度いい。(写真:H67)H67
次が「ホタテ」だ。(写真:H68)H68
シンプルな味付けでこれも美味しい。あっと言う間に食べ終えた。
店の入り口だ。(写真:H69)H69
7時過ぎには満席になるらしい。値段だが、鶏半羽が148HKD、白魚が98HKD、車海老が206HKD、ホタテ4個で258HKDだった。お茶とかサービス料含めて805HKDでした。両替だと、多分1HKDは日本円で16~17円くらいかな?店の場所は佐敦(ジョーダン)だ。
帰りに「COACH」の前を通るとウィンドウに面白いディスプレイがあった。豚さんだ。(写真:H70)H70
そしてリスさんだ。(写真:H71)H71
香港の人は歩くのが遅い。本当にのんびりと歩くのだ。テンポが合わないから歩きつらい。大半の人が歩きスマホだし、困ったものだ。

「世界最長のエスカレーター」

第4日目
今日もパワースポット巡りだ。まずは「黄大仙」(ウォンタイシン)に行く。お寺の前には沢山の観光客がいたが。大陸から来た人たちだ。年間300万人の人が来るという。(写真:H74)H74
門の左右に像があった。content/uploads/2018/12/H76.jpg”>H76
色々なお堂がある。(写真:H77)H77
(写真:H78)H78
「三聖堂」というお堂は、「関羽」に「観音」に「祖先」まで敬う堂になっていた。(写真:H79)H79
欲張り過ぎてはいませんか?お堂ばかりだ。(写真:H80)H80
池があった。(写真:H81)H81
お堂はまだまだある。(写真:H82)H82
(写真:H83)H83
(写真:H84)H84
最後の門を潜る。(写真:H85)H85
それにしても暑い。気温29度だ。汗だくです。
次は香港島に渡り、世界最長のエスカレーターに乗ることにした。ヴィクトリア・ピークに向かって、長さ800m、時間にして20分掛かるという。動く歩道だったり、エスカレーターになったり、途中乗り換えながら進む。(写真:H86)H86
(写真:H87)H87
(写真:H88)H88
(写真:H89)H89
半分ほどの所で降りた。地図があった。(写真:H90)H90
香港島からはフェリーで九竜半島に渡る。九竜サイドを撮る。(写真:H91)H91
(写真:H92)H92
高層ビルが連なる景色はどこも一緒だ。午後からは買い物に専念する。ブランド店廻りだ。
そして夜は新しい店を探す。ホテル近くの「WU江飯店」漢字が読めないので御免なさい。(写真:H93)H93
日本語にはない漢字の店でした。しかし、もう一度北京ダックを食べようとしたら、一時間待つと言われた。海老と北京ダック、それにキュウリの漬物を頼むが、キュウリしか出てこず、海老は忘れられていた。キュウリの漬物。(写真:H94)H94
海老(写真:H95)H95
北京ダック(写真:H96)H96
でも失敗だった。北京市の包み方は、まず皮を皿に敷く。(写真:H97)H97
北京ダックの皮や身とキュウリとネギを乗せる。(写真:H98)H98
味噌を掛ける。(写真:H99)H99
包む。(写真:H100)H100
失敗は、まず小麦の皮が市販のものだったこと。身が少なかったこと。だから余り美味しくなかった。得意な料理ではなかったようでした。この店は地元の人が沢山来ていたから人気店だったのだろうが、上海料理を頼めば良かったと後悔しています。価格ですが、北京ダックが360HKD、海老が186HKD、キュウリが75HKDでした。
やはり北京ダックは鹿鳴春に限るなあ。
香港の物価は意外に高い。日本の方が安いのではないかと思ってしまう。食事も意外に高かった。でも相変わらず建築が行われていて、その躍動感には驚かされる。行く度に姿が変わる香港。まだまだ進化が止まらない。
以上、勢古口が香港からお送りしました。