第3日目
朝からパワースポットを巡ることとした。まずは地下鉄を乗り継ぎ「車公廟」へ向かう。月曜の午前中でもあり既にラッシュは終わっていて空いていた。(写真:H46)
香港の地下鉄は車体は広いのだが、座席が座り辛い。ステンレス製で一人分の席がくぼんでいるのだが、加速時や停車時にお尻が滑るから安定しない。地元の人は慣れているからいいのだが、我々は旅行者には辛い。この車両は新しくてつり革があった。他の路線にはつり革は少ない。殆どポールだけだ。(写真:H47)
そして「車公廟」に着く。(写真:H48)
道教のお寺だ。大きな像があった。誰だろうか?道教の神様なのだろう。(写真:H49)
ここでのお参りの仕方は、長さ50cmほど、太さ1cmの線香を10本ほど纏めて、火をつけて額付近に掲げて、3度神様に拝礼し、線香を数本づつ、炉に刺していくようだ。
占い師が並んでいた。(写真:H50)
軒に額があり、その一つ「美人計」というのがあった。(写真:H51)
私の想像では「女難の相」のことではないだろうか?
廟の入り口。(写真:H52)
どうもパワースポットらしくないのでもう一度戻り、探すと4枚羽の風車があった。(写真:H72)
これを時計回りに3回回すとラッキーになるらしい。
奥の方にお金の神様が4人いた。東西南北に位置する神様だ。(写真:H73)
中国人は道教でも全てがお金に繋がるのだ。するとSMSが入り、仙台のマンションが売れたとの報告が入った。早速ご利益があったようだ。
次に向かったのは「香港文化博物館」。(写真:H53)
歩いて行けるというのだが、標識が分からず、あちこちうろうろした結果、地元の妊婦さんに聞いたら教えてくれた。ここは「ブルース・リー」の記念館でもあるのだ。入り口に早速像があった。(写真:H54)
文化的な展示物としては、「京劇」に対して、ここ香港では「香港ごう劇」というのがあるらしい。漢字がわからないが、広州という意味の「ごう」らしい。演技中の模型があった。(写真:H55)
楽屋裏風景。(写真:H56)
勿論ブルース・リーの記念館もあった。(写真:H57)
内部は撮影禁止だが、いろいろな写真や映画、テレビ等々が飾られていた。別の部屋にはフィギアーもあった。(写真:H58)
テレビではヌンチャクを操り、独特の掛け声を出すリーが活躍するシーンが放映されていた。彼は1940年生まれで32歳の若さで亡くなった。米国生まれの香港育ちでハリウッドスターだった。
それから地下鉄を4度乗り換え香港島の「上湾」に行く。香港の地下鉄も路線が増設され延長され、本当に便利になったし安いのが素晴らしい!ところがこれから目的地まではネットで調べた案内の言葉だけで実際の地図がないので迷いに迷う。結果元の地下鉄の駅に戻り、そこにあった地図で再確認して漸く長い階段を見つけて登った。
ありました。「文武廟」です。香港最古の道教寺院だ。(写真:H59)
言葉通り文武両道の廟なのだろう。(写真:H60)
(写真:H61)
(写真:H62)
(写真:H63)
特徴は渦巻き状の線香が吊るされていて煙もうもうなのだ。一巻きが一か月燃えているというから凄い。(写真:H64)
こんな処にも香港市民が多数やって来ていた。ああ疲れた。もう1万5千歩も歩いている。
一度ホテルに戻り少し休憩し、初めてのレストランに行く。中心部にありながら海鮮が美味くて、駐在員お薦めだという店だ。「金山海鮮酒家」という。5時開店だと思い行くがまだ従業員が食事をしていた。予約が必要とのことがネットに書かれていたので、予約なしなので早めに行ったのが裏目に出た。50分待たされて漸くオーダー出来た。4品頼む。最初に出てきたのが「冷たい鶏、半羽」。(写真:H65)
薄味の鶏肉だ。名物の「蝦蛄」は時価だし、過去に唇を切った経験があるので止めて、「白魚のバター揚げ」を頼む。(写真:H66)
多分これは酒のあてには最高だろう。ビールならごくごくと行けるかも。
次の「車海老」は無くなってしまったが横浜中華街の「海員閣」の「車海老の辛煮」を思い出す。頭からガブリと噛み砕くが、ソフトシェルで食べ易い。味も丁度いい。(写真:H67)
次が「ホタテ」だ。(写真:H68)
シンプルな味付けでこれも美味しい。あっと言う間に食べ終えた。
店の入り口だ。(写真:H69)
7時過ぎには満席になるらしい。値段だが、鶏半羽が148HKD、白魚が98HKD、車海老が206HKD、ホタテ4個で258HKDだった。お茶とかサービス料含めて805HKDでした。両替だと、多分1HKDは日本円で16~17円くらいかな?店の場所は佐敦(ジョーダン)だ。
帰りに「COACH」の前を通るとウィンドウに面白いディスプレイがあった。豚さんだ。(写真:H70)
そしてリスさんだ。(写真:H71)
香港の人は歩くのが遅い。本当にのんびりと歩くのだ。テンポが合わないから歩きつらい。大半の人が歩きスマホだし、困ったものだ。