「手前勝手世界食物語、第504号」
「たん焼き 太助」
杜の都仙台の太助は、嘗ては仙台一のたん焼き屋だった。その後兄弟喧嘩して暖簾が分かれて、本家は仙台で弟が元々の店を継いでいる。一方姉は起業化を図り全国展開している。しかし、やはり味が落ちているのは間違いないと思う。だからその間に次々と新しい店が名乗りを上げ、その地位は低下する一方だ。日本橋にある太助の店も残念ながら、そんな状態だった。焼酎を頼む。(写真:T1)
「サラダ」(写真:T2)
「たん焼き」(写真:T3)
このたんの厚みが薄い。一方「利久」のたん焼きが美味しいのは、厚さがあるのに軟らかいのだ。薄くて美味くないのが太助のたん焼きだ。
「焼肉」(写真:T4)
焼肉のほうが余程増しでした。
以上、勢古口が東京からお送りしました。