「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「2017 私の映画鑑賞記録」
「バリー・シール」(TCみゆき座にて)私的批評眼★★★(今年169作品目)映画バリーシール
20世紀後半のカリブ海周辺。CIAの依頼により、武器弾薬を南米に運び、帰りに麻薬を持ち帰る。全て密輸だ。これに関与したのが主人公のバリー・シール。大金持ちになるのだが、ギャングたちは許してくれない。実話でした。

「マイティーソー」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年170作品目)映画マイティソー
宇宙のどこかの星の物語。王を継ぐソーを追い落とそうとする姉。どっち付かずの弟。彼らの戦いが始まった

「ノクターナル・アニマルズ」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★(今年171作品目)映画エターナル
大学時代に結婚したものの、やがて分かれた女性が、分かれた男性が送ってきた本。その題名「ノクターナル・アニマルズ」(夜の獣たち)で話しの内容は全て今の彼女の家族構成と同じで、その家族に訪れる恐怖を描いていた。彼の本当の狙いは何なのか?

「ゴッホ 最期の手紙」(TC六本木にて)私的批評眼★★★(今年172作品目)映画ゴッホ
ゴッホは拳銃で自殺したが、その原因を探るべく、ゴッホの弟の友人がやってきた。その謎を解くために。映画は全て絵画から出来ていて、ゴッホの筆の特徴で描かれているという不思議なものだった。アニメというのには出来過ぎていて、やはり映画と呼ぶべきなのだろう。

「ザ・サークル」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★(今年173作品目)
有名なSNS企業に入社したマイ。しかしそこはプライベートのない全てが監視された世界だった。だが彼女は新進気鋭と評され、新しい企画に参画する。それは全世界の人間をこの会社のシステムに繰り入れ、全ての秘密をなくしてしまうものだった。未来社会の恐怖を描く。

11月10日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「ロダン カミューと永遠のアトリエ」が4つ星、「ゴッホ最期の手紙」が4つ星、「人生はシネマティック!」が4つ星、「グッド・タイム」が3つ星、「ネルーダ」が3つ星、「ラストレシピ」が3つ星、「Ryuichi Sakamoto:CODA」が3つ星でした。

「私の2017年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「彼らが本気で編むときは」「わたしはダニエル・ブレイク」「はじまりの旅」「ブランカとギター弾き」「ボブという名の猫」「あしたは最高のはじまり」「オン・ザ・ミルキー・ウエイ」「50年後のボクたちは」「ドリーム」「女神の見えざる手」
★★★★=「ショコラ」「アイヒマンを追え」「マグミフィセント・セブン」「愚行録」「ラビング 愛という名前のふたり」「パッセンジャー」「しゃぼん玉」「ジャッキー」「ライオン 25年目のただいま」「グレイト・ウォール」「追憶」「マンチェスター・バイ・ザ・シー」「怪物はささやく」「ザ・ダンサー」「怪盗グルーのミニオン大脱走」「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走」「君の膵臓をたべたい」「ファウンダー」「夜明けの祈り」「僕のワンダフル・ライフ」「婚約者の友人」

「2017 観劇シリーズ」
・6月大歌舞伎

「2017 旅の記憶シリーズ」
国内旅行は、2月の北海道(札幌、旭川)、9月の宮城県(石巻、松島海岸)。9月の中国地方(広島、愛媛、山口)。
海外旅行は、1月のキプロス(66カ国)経由マルタ島(67カ国)。3月のタイ。5月のハワイ。6月に中国(西域とシルクロードの旅)。9月にバルト三国(リトアニア68、ラトビア69、エストニア70カ国目)。そして10月にアメリカはハワイ。

「2017 本の記憶シリーズ」
「すわ切腹」(稲葉 稔 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年216冊目)「幕府役人事情 浜野徳右衛門」シリーズ最終回本すわ切腹

「混乱」(上田 秀人 著)徳間文庫 私的批評眼★★★(今年217冊目)「禁裏付雅帳」シリーズ第5段本混乱

「人質は八十万石」(牧 秀彦 著)徳間文庫 私的批評眼★★★(今年218冊目)「江戸家老塩谷隼人」シリーズ第1弾本人質

「永遠に残るは 上」(ジェフリー・アーチャー 著)新潮文庫 私的批評眼★★★(今年219冊目)

「永遠に残るは 下」(ジェフリー・アーチャー 著)新潮文庫 私的批評眼★★★(今年220冊目)

「高校、準決勝進出決める」

「高校、準決勝進出決める」
快晴だが、風が強い「大井第2球技場」、関東大会ベスト4を決める準々決勝が行われる日曜日。初戦は母校と埼玉地区2位の立教新座高校の試合だ。朝9時半キックオフと早い。今日一日で4試合行われるためだ。
盛り上がる雰囲気にも落ち着いて試合開始を待つ。(写真:F1)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:F2)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

一進一退だったが、第1Q残り5分24秒、母校ゴール前に攻め込んだ立教は4ヤードからQB2番のランプレーでTDを上げるが、TFPのキックは不成功。0:6とリードされた。(写真:F3)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ここまでランプレーがよく出る立教、特に小さなQBのランが中々見事だし、WR13番のランでも大きくゲインしていた。またディフェンスでは立教98番のDLが巨体ながら動きもよく、素晴らしい活躍をしていた。聞くと彼はゴルフのジャンボ尾崎の孫だという。凄い選手が出てきたものだ。その後、残り58秒、敵陣10ヤード、第3ダウン、TDパスが見事決まる。TFPのキックも決まり、7:6となる。(写真:F4)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

しかし、立教の攻撃だったが、ランナーがタックルされた際に母校ディフェンスに抱えていたボールを奪われ、ターンオーバーとなる。母校はこのチャンスを生かし、第2Q,残り9分13秒、ゴール前3ヤードからランでTD,TFPも決まって、14:6となった。(写真:F5)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

更に残り5分41秒にも母校タックルによって立教のランナーはボールを落とし、母校がリカバーしてターンオーバーとなる。しかしここでは母校の敵陣15ヤードからのフィールドゴールは失敗となり、14:6のまま。更に残り28秒にも立教はファンブルし、ターンオーバーで前半終了。兎に角風が強くて日陰のスタンドは寒い。ぶるぶる震えながらの応援だ。
第3Q,残り3分39秒、自陣35ヤードからの攻撃でQB7番大河原君が自らボールを持って走り切り、65ヤードのロングゲインでTDを上げ、21:6とリードを広げる。(写真:F6)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

第4Q,残り9分30秒、ゴール前8ヤードからランで立教がTDを上げる。TFPはキックではなくランプレーで2点を狙うが、母校ディフェンスの粘りで失敗、21:12となる。(写真:F7)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

逆転を狙う立教はパスプレーを連続するが、母校ディフェンス陣が上手く防ぐ。パスディフェンスは見事に機能していた。残り1分35秒、立教のパスをインターセプトし、母校の攻撃となり、そのまま試合は終了した。(写真:F8)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:F9)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

この結果、準決勝は、母校対駒場学園(東京2位)と、埼玉栄(埼玉1位)対佼成学園(東京1位、昨年の全国覇者)となった。いずれも競合が残ってきた。12日の日曜日に駒沢第2球技場で行われることとなった。
今日の試合で目立ったのは、立教のファンブル(3回)だ。逆に言えば母校のディフェンス陣のタックルが良かったということでもあるのだが、ディフェンスの健闘には拍手を送りたい。
試合開始前の練習を見ていて分かったことがある。下手なタックルを指摘したが、練習中のタックル練習はショルダーを当て合う形だけのタックルだった。こんな練習をやっていれば本当のタックルなど出来るはずがない。大体ブロックというのが、昔はショルダーでブロックしていたが、今は手を前に出してブロックしているので、タックル時に低い姿勢での動きが出来ない。どうなっているのか?タックルはハードでなければならない。

「安藤忠雄展 挑戦」

「安藤忠雄展 挑戦」
六本木の国立新美術館で公開中の「安藤忠雄展」を見てきた。(写真:A1)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

内外で活躍している安藤氏は、双子だったそうで、若い頃はプロボクサーだったとのこと。その後建築家に転じた。彼の特徴には、打ちっぱなしのコンクリートむき出しの建物や、外光を巧みに取り入れた光と影、そして周囲の場所や環境との調和などがあるようだが、実際の物件が再現されていた。教会だ。内部から見ると、十字架が光となって見える。(写真:A2)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
これは感動的なシーンだ。外側も極々簡素なものだった。
(写真:A3)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

世界中の代表的な建物の模型があったが、撮影禁止。瀬戸内海の直島の模型もあった。島に複数の美術館を造ったというものだ。今では年間数十万人が訪れているという。(写真A5)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ニューヨークはマンハッタンの100年前の建物のペントハウスの建築では、建物をそのまま生かして建てねばならず苦労したとか、現在ベニスで古い建物を美術館にするプロジェクトでは、建物の内部に新しい建物を造り、外部はそのままにするとか、色々面白かった。私が一番感動したのは、北海道の大仏だ。苫小牧の丘の上に大仏があったが、それを大仏の周囲を埋めて、頭だけ出した形の構造物を作り、人は埋められた下の地下トンネルを通って大仏まで行けるというもの。冬になると周囲は雪になり、雪の中に大仏の頭半分だけ出ているなんて、最高だ。正に才能と発想の豊かな安藤忠雄氏。感心しました。(写真:A4)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

隣の部屋では「日展」をやっていたが、それよりも安藤展の人の多さに驚かされた。

「またまた、火鍋」

「手前勝手世界食物語、第468号」
「またまた、火鍋」
このところ、週一で通っているのが「火鍋」だ。安くて美味くて栄養バランスが良い。これだけでも最高なのだが、何しろ野菜がたらふく食べられるので身体には絶対にお勧めだ。この鍋は勿論「四川火鍋」なので、かなり辛い。辛いのが嫌いな人には向かない。(写真:S4)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

たれは火鍋の辛い部分を一分取り出して、具材を付けて食べればよいが、私は更にそれに「白胡麻摩り下ろし」と「刻みニンニク」、「刻み唐辛子」などを加える。さあ、具材が出てきた。野菜のほかに「海老」「牡蠣」「烏賊」がある。(写真:S1)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

野菜はその日によって違う。多分その日の一番安い野菜を組み合わせているだろう。(写真:S2)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

肉は2種類。豚と羊。どちらも薄く切ってある。(写真:S3)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

その他、「豆腐」、「鶏肉」が出た。更に「圧縮豆腐」もあった。(写真:A5)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

これらを食べ放題、飲み放題だから堪らない。毎日元気で生きていこう。そのためには食事も大切ですね。
以上、晩秋の東京から勢古口がお送りしました。

「ハロウィーン」

J  REPORT2017 11月第2週号」
「リタイアメント・ノート 9年5ヶ月目」
「VOL.1028号 SINCE AUG.12th、1983」
ご意見ご要望等が御座いましたら、こちらへメールをください。
 sekoguti@aa.e-mansion.com

「ハロウィーン」
いつの間にか日本に定着してしまったハロウィーンだが、少しはしゃぎ過ぎではないのかなあ?まあどうでもいいけれど、これで景気回復の一役になればましかな。それにしてもハロウィーン一辺倒だ。(写真:X1)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ネコも杓子もハロウィーンだ。(写真:H2)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ハロウィーンで思い出すのが、10年以上前のことだと思うが、アメリカ留学中だった高校生の事件だ。何と銃で殺されてしまった。ハロウィーンの仮装をしてお菓子を貰いに他人の家に行ったところを不審者と思われ銃撃された事件だ。何とも痛ましい、そしてアメリカの銃社会の恐ろしさを知らされた事件だった。

「信号機」
ハワイの信号のシステムが日本と同じだという話しはこの間したが、来日する旅行者が日本の信号機を見て戸惑うのが、赤なのに矢印が前と左に出ていることだそうだ。(写真:信号)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「赤は止まれ」は万国共通だが、矢印の使用方法は各国それぞれだが、どうも日本は「止まれ」の標識も三角で、世界中共通の八角形ではない。矢印も独特のものなのだろう。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「2017 私の映画鑑賞記録」
「猿の惑星 聖戦記」(TC日劇にて)私的批評眼★★★(今年164作品目)映画猿
進化した猿と欲望渦巻く人間の戦い。飽きさせない。それにしても長い映画でした。

「ブレードランナー2049」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年165作品目)映画ブレードランナー
哲学書を読んでいるようで内容が理解出来なかった。誰が敵で誰が見方か?理解不能でした。

「ゲット・アウト」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★(今年166作品目)映画ゲットアウト
黒人男性は恋人の白人女性と彼女の家を訪ね、泊まることになる。翌日は地元の人たちを集めたパーティの日。そこで彼は嘗ての知り合いの黒人男性を見つけるが、彼はまるで別人のようだった。そこで起こるのは彼女の母親からの催眠術によるマインドコントロールだった。彼には恐ろしい結末が待っていた。

「彼女がその名を知らない鳥たち」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年167作品目)映画彼女がその名
会う男に直ぐに惹かれてしまい、関係を持ってしまう女が主人公。彼女は男たちに利用されてばかり。そんな彼女を救おうとした男がいた。彼は本心で彼女を好きになり、守ろうとしたのだが、彼女はそれをうざいと思っていた。昔付き合っていた男が5年前から行方不明になっていた。その男はどうなったのか?この謎を解くことがこの映画の命題だった。

「ラスト・レシピ 麒麟の舌を持つ男」(TC日劇にて)私的批評眼★★★(今年168作品目)
戦前の満州に一度味を感じたら二度と忘れない麒麟の舌を持つ料理人がいた。彼の不運な運命を描くのだが、主役は一体誰だったのか、疑問だった。

10月27日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「ノクターナル・アニマルズ」が4つ星、「ブレードランナー2049」が4つ星、「ゲット・アウト」が3つ星、「彼女がその名を知らない鳥たち」が3つ星、「リンキング・ラブ」が3つ星、「ポンチョに夜明けの風はらませて」が3つ星、「被ばく牛と生きる」が3つ星でした。

「私の2017年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「彼らが本気で編むときは」「わたしはダニエル・ブレイク」「はじまりの旅」「ブランカとギター弾き」「ボブという名の猫」「あしたは最高のはじまり」「オン・ザ・ミルキー・ウエイ」「50年後のボクたちは」「ドリーム」「女神の見えざる手」
★★★★=「ショコラ」「アイヒマンを追え」「マグミフィセント・セブン」「愚行録」「ラビング 愛という名前のふたり」「パッセンジャー」「しゃぼん玉」「ジャッキー」「ライオン 25年目のただいま」「グレイト・ウォール」「追憶」「マンチェスター・バイ・ザ・シー」「怪物はささやく」「ザ・ダンサー」「怪盗グルーのミニオン大脱走」「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走」「君の膵臓をたべたい」「ファウンダー」「夜明けの祈り」「僕のワンダフル・ライフ」「婚約者の友人」

「2017 観劇シリーズ」
・6月大歌舞伎

「2017 旅の記憶シリーズ」
国内旅行は、2月の北海道(札幌、旭川)、9月の宮城県(石巻、松島海岸)。9月の中国地方(広島、愛媛、山口)。
海外旅行は、1月のキプロス(66カ国)経由マルタ島(67カ国)。3月のタイ。5月のハワイ。6月に中国(西域とシルクロードの旅)。9月にバルト三国(リトアニア68、ラトビア69、エストニア70カ国目)。そして10月にアメリカはハワイ。

「2017 本の記憶シリーズ」
「黎明の剣」(小杉 健治 著)朝日時代小説文庫 私的批評眼★★★(今年212冊目)「御用船捕物帖」シリーズ第4弾本黎明

「浅き夢みし」(佐伯 泰英 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年213冊目)「吉原裏同心抄」シリーズ第2弾本浅き夢

「五郎治殿御始末」(浅田 次郎 著)新潮文庫 私的批評眼★★★(今年214冊目)本五郎

「ブラック オア ホワイト」(浅田 次郎 著)新潮文庫 私的批評眼★★★★(今年215冊目)本ブラック
「老頭児」これは中国語で「ラオトウル」と読むのだが、これが日本語の「ロートル」の語源だそうだ。所謂年寄りのことだが、中国の満州や華北の方言で、日本の軍隊や企業が持ち帰った言葉らしい。

「大学、3敗目を喫す」

「大学、3敗目を喫す」
小雨の降る日吉の母校陸上競技場で関東TOP8リーグの公式戦が始めて行われた。母校のホームカミングゲームとしての開催だ。相手は「法政大学」、強豪だ。昨年最終週で母校は全勝、法政は一敗で激突し、母校は勝てば優勝だという一戦で破れ、同率ながら得失点差で早稲田に優勝を持っていかれた因縁の試合だ。(写真:F1)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

さて試合開始直後の1Q残り10分48秒、法政のQBが怪我で対照し、18番の二番手に交代した。しかし、法政はパスでは失敗が続くもののランプレーで母校陣内深く攻め込む。ここで母校ディフェンス陣が頑張って残り4ヤードを何とか防ぎきり、法政はFGの3点を得て、0:3となる。しかし2Q残り11分8秒、母校のパントキックをキャッチした法政の背番号1番のワイドレシーバーがリターナーとなり、50ヤード以上走りきりTD、TFPも決めて、0:10となってしまった。この時のタックルミスが4件、そしてサイドライン際を走られた時の追い方の悪さ、基本がなっていないイージーミスでの失点は大いに反省してもらいたい。まずタックルだが、所謂抱き付きタックルでボールキャリアの上半身を捕まえようとしていて、本当のタックルになっていない。だからタックラーのスピードを落としてしまい、簡単に振り切れてしまう。もっと腰から下へのハードタックルが必要だ。タックルになっていない。しかし、法政も3度のターンオーバー(内パスカット2本)を許しており決して本調子ではなかった。そのチャンスを生かせず、残り5分46秒、漸くFGで3:10なった。更に前半終了間際35ヤードのFGを失敗してしまった。(写真:F4ハーフタイムショー)
後半3Q残り8分48秒、母校はFGで6:10とした。だが、兎に角QB小田のパスが全く決まらない。レシーバー陣もポロポロと落とす。投げるコントロールが悪い小田、捕れないレシーバーと最悪の状態だ。
4Qから一年生QB背番号98番の三輪に変わる。テンポが一気に良くなった。そして残り10分42秒、敵陣15ヤードからのパスプレーで三輪はディフェンスに追われながらも逃げながら、見事フリーになっていたレシーバーを見つけてTDパスを成功させる。13:10と逆転した。(写真:F2)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

だが、法政のQB18番のランが続き、どんどん攻め込まれ、残り0分53秒、最後はゴール前1ヤードをQBに突入されTDを奪われ、TFPも決まり、13:17となってしまった。(写真:F3)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

これで2勝3敗となった母校はTOP8で7位がほぼ決まり、BIG8の2位との入れ換え戦となってしまった。敗因は、QB小田の不調が最大の要因だが、ベンチからのプレー指示も納得出来なかった。前半パスに固執し続けて失敗した。これも基本的にランプレーが出ないから仕方なくパスに逃れたのだろうが、余りにもラインの力が弱いし、兎に角基本が出来ていない。情けない。ランプレーがないから、パスだと読まれてしまい、従ってパスが通らない。やはりパスとランとのコンビネーションが必要だ。ランがないから、当然ランプレー・フェイクのパスがない。ディフェンスにとってこれほど守り易いことはない。もう一度言うが、フットボールはタックルだ。タックルが出来なければフットボールとは言えない。今後の日大戦、早稲田戦は新人QBにやらせて来年を見据えた考えに立つべきだろう。4年生はもう出さなくていい。3年生以下で戦おうではないか。
最後のもう一言。キッカーの廣田君。フックボールを蹴らないでまっすぐ蹴ってください。

「ゴッホ展」

「ゴッホ展」
上野の東京都美術館で公開中の「ゴッホ展・巡りゆく日本の夢」を見てきた。(写真:G1)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)は、その死後注目された画家だということはご存知だろうが、実に彼は日本の浮世絵を沢山収集し、その影響を強く受けていたというのが、今回の展覧会の主眼だ。だからゴッホの絵と同時に沢山の浮世絵も展示されていた。
この絵は「花魁」と名付けられていた絵だ。正に浮世絵そのものだ。(写真:G3)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

自画像が多数あることでもゴッホは有名だ。(写真:G4)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

デッサンを含めて40点もの作品が一同に会しているのだから、必見の展覧会だ。(写真:G2)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:G5)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

平日にも関わらず混んでいました。来年1月8日まで開かれています。お勧めです。

「上野の山にも紅葉が」
ゴッホ展の行きと帰りに上野の山を歩いたが、徐々に紅葉が深まりつつあった。まだ紅葉は序盤戦だろう。これから益々紅葉も深まろう。まずはご覧あれ。(写真:U1)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:U2)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:U3)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

桜並木も色付いてきていた。春は桜が満開になる坂だ。(写真:U4)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:U5)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:U6)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

次は国立西洋美術館に行く予定だ。

「蕎麦の会」

「手前勝手世界食物語、第467号」
「蕎麦の会」
昭和46年3月に卒業した団塊の世代の同期の桜たちで体育会の集まりが「G46」という会で、毎年4月6日に会合を開いている。だが徐々に分科会というのが、あちこちに出来てきて、その一つが「蕎麦の会」だった。蕎麦好きが集まって、美味しい蕎麦屋を探すというものだ。今回は品川にある「しながわ翁」という小さな店だった。まずは、芋焼酎を頼む。鹿児島のものだという。(写真:S1)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

出てきた順にご紹介しよう。付き出し3品、かまぼこ、焼き味噌、シラスおろし。(写真:S2)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

とろろ。(写真:S3)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

漬物1。(写真:S4)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

合鴨。(写真:S5)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

漬物2.(写真:S6)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ここで湯豆腐が出たのだが、撮影を忘れた。たまにこういうことはある。
次が卵焼き。(写真:S7)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

最後は勿論蕎麦だ。私は細い蕎麦を頼んだ。(写真:S8)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

中々に美味い蕎麦だった。新蕎麦なんだろうか。兎に角我々が7名、その他テーブル席合計で10席の小さな店だから大変混みあっていた。今回の7名は、アメリカンフットボール部が4名、残りがフェンシング部、空手部、水泳部が各1名でした。(写真:蕎麦の会)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

来年には北海道遠征も考えているというが、70歳、69歳、68歳の半老人だが、皆元気だ。
以上、勢古口が東京からお送りしました。