「高校、準決勝進出決める」

「高校、準決勝進出決める」
快晴だが、風が強い「大井第2球技場」、関東大会ベスト4を決める準々決勝が行われる日曜日。初戦は母校と埼玉地区2位の立教新座高校の試合だ。朝9時半キックオフと早い。今日一日で4試合行われるためだ。
盛り上がる雰囲気にも落ち着いて試合開始を待つ。(写真:F1)

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(写真:F2)
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一進一退だったが、第1Q残り5分24秒、母校ゴール前に攻め込んだ立教は4ヤードからQB2番のランプレーでTDを上げるが、TFPのキックは不成功。0:6とリードされた。(写真:F3)
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ここまでランプレーがよく出る立教、特に小さなQBのランが中々見事だし、WR13番のランでも大きくゲインしていた。またディフェンスでは立教98番のDLが巨体ながら動きもよく、素晴らしい活躍をしていた。聞くと彼はゴルフのジャンボ尾崎の孫だという。凄い選手が出てきたものだ。その後、残り58秒、敵陣10ヤード、第3ダウン、TDパスが見事決まる。TFPのキックも決まり、7:6となる。(写真:F4)
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しかし、立教の攻撃だったが、ランナーがタックルされた際に母校ディフェンスに抱えていたボールを奪われ、ターンオーバーとなる。母校はこのチャンスを生かし、第2Q,残り9分13秒、ゴール前3ヤードからランでTD,TFPも決まって、14:6となった。(写真:F5)
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更に残り5分41秒にも母校タックルによって立教のランナーはボールを落とし、母校がリカバーしてターンオーバーとなる。しかしここでは母校の敵陣15ヤードからのフィールドゴールは失敗となり、14:6のまま。更に残り28秒にも立教はファンブルし、ターンオーバーで前半終了。兎に角風が強くて日陰のスタンドは寒い。ぶるぶる震えながらの応援だ。
第3Q,残り3分39秒、自陣35ヤードからの攻撃でQB7番大河原君が自らボールを持って走り切り、65ヤードのロングゲインでTDを上げ、21:6とリードを広げる。(写真:F6)
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第4Q,残り9分30秒、ゴール前8ヤードからランで立教がTDを上げる。TFPはキックではなくランプレーで2点を狙うが、母校ディフェンスの粘りで失敗、21:12となる。(写真:F7)
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逆転を狙う立教はパスプレーを連続するが、母校ディフェンス陣が上手く防ぐ。パスディフェンスは見事に機能していた。残り1分35秒、立教のパスをインターセプトし、母校の攻撃となり、そのまま試合は終了した。(写真:F8)
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(写真:F9)
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この結果、準決勝は、母校対駒場学園(東京2位)と、埼玉栄(埼玉1位)対佼成学園(東京1位、昨年の全国覇者)となった。いずれも競合が残ってきた。12日の日曜日に駒沢第2球技場で行われることとなった。
今日の試合で目立ったのは、立教のファンブル(3回)だ。逆に言えば母校のディフェンス陣のタックルが良かったということでもあるのだが、ディフェンスの健闘には拍手を送りたい。
試合開始前の練習を見ていて分かったことがある。下手なタックルを指摘したが、練習中のタックル練習はショルダーを当て合う形だけのタックルだった。こんな練習をやっていれば本当のタックルなど出来るはずがない。大体ブロックというのが、昔はショルダーでブロックしていたが、今は手を前に出してブロックしているので、タックル時に低い姿勢での動きが出来ない。どうなっているのか?タックルはハードでなければならない。