「ボストン美術館の至宝展」

「J  REPORT 2017 8月第3週号」
「リタイアメント・ノート 9年 2ヶ月目」
「VOL。1015号 SINCE AUG.12th、1983」
ご意見ご要望等が御座いましたら、こちらへメールをください。
 sekoguti@aa.e-mansion.com

「ボストン美術館の至宝展」
ボストンには2008年10月に個人旅行の一人旅で行ったことがある。ニューヨークからアムトラックに乗って北上した。秋の紅葉シーズンでもあり、美しい風景を堪能した。ボストンではハーバード大学に地下鉄で行った。その後市内を探索し、戦艦があったので見学した。昼は海岸近くの店で「ボストン風クラムチャウダー」を食べた記憶がある。日帰りだったので、そんな事位しか出来なかったが、ボストンはもう一度訪れてみたい都市だ。さてボストン美術館展が上野の東京都美術館で開かれている。(写真:B1)

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1876年にアメリカ独立100周年記念で築かれた美術館だが、日本の美術品も沢山所蔵していることで有名だ。内部は写真撮影禁止なので、カタログを見ながら考えてみよう。(写真:B3)
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この絵は二枚の別々の絵なのだが、「ゴッホ」が描いた「ルーラン夫婦」の肖像画だ。いかにもゴッホらしい絵だ。次が日本に初めて里帰りした「涅槃図」の大作だ。高さ2.9m、巾1.7mで「英 一蝶(たちばないっちょう)」作だ。これは京都のお寺が寺の修理のためにボストン美術館に貸し出していたもので、170年前にアメリカに渡ったという。これは必見の作品だろう。(写真:B4)
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写真右手の二人の女性はボストンの名家の母と娘の肖像画だ。(写真:B5)
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画家は「ジョン・シンガー・サージェント」で、「フィスク・ウォレン夫人と娘レイチェル」だ。これも美しい絵だ。左は中国南宋時代のもので、「九龍図鑑」というもので、長い巻物状のもので九つ龍が描かれている。写真はその一部だ。九という数字と龍は中国では皇帝の権威の象徴だ。次が日本画で「風仙図屏風」。(写真:B6)
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江戸時代中期の作品で「曽我?白」という結構有名な人のらしい。名前の字が読めなかった。
次は「モネ」の絵だ。(写真:B7)
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印象派のモネらしい絵「睡蓮」の一つだ。モネの睡蓮の絵は一体何枚あるのだろうか?その他、エジプトから発掘された考古学上の貴重なものも沢山展示されていた。出口には写真コーナーがあった。(写真:B2)
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丁度雨が降ってきた。暑い37度を越す気温なのだが、雨で少しは涼しくなったのかと思ったら、蒸す暑さだけが残った。

「祭り」

「祭り」
いよいよ富岡八幡の祭りだ。3年に一度の本祭り。江戸時代から「三大祭り」として庶民に親しまれてきた祭りだ。(写真:祭りの幟)祭り
水掛け祭りと言われている祭りが永代通りを封鎖して行われる。今年は各町内の神輿が全て出て練り歩く連合渡御が行われる。先日シルクロードの旅で知り合った方もプロの担ぎ手として参加されるとの事。会いに行ってみよう。

「今週の映画と本」
「2017 私の映画鑑賞記録」
「夜明けの祈り」(UC有楽町にて)私的批評眼★★★★(今年129作品目)映画夜明けの祈り
1945年12月のポーランド。その春にドイツ軍を追い払ったソ連軍が行き掛けの駄賃と、修道院を襲い修道女たちを強姦した。その結果妊娠した修道女の出産ラッシュとなった。体面を気にする院長も妊娠していた。そこに掛け付けたフランス赤十字の女医と修道女たちの実話だった。戦争の悲劇と宗教の戒律の板ばさみに悩む彼女たち。地獄には落ちたくないとする修道女。ではどうする?

「トランスフォーマー 騎士王」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★(今年130作品目)映画トランスフォーマー
疲れた。見ていて疲れた。映画も長い2時間半。

「少女ファニーと運命の旅」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★(今年131作品目)映画少女ファニーと運命の旅
第2次大戦下、ドイツ軍に占領されたフランスからユダヤ人の子供ら9名がスイスに脱出するというもの。子供たちの演技がよかった。

8月4日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「ロスト・イン・パリス」が4つ星、「スパイダーマン:ホームカミング」が4つ星、「夜明けの祈り」が3つ星、「きっと、いい日が待っている」が3つ星、「俺たちポップスター」が3つ星、「リベリアの白い血」が3つ星、「ジョジョの奇妙な冒険」が3つ星でした。

「私の2017年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「彼らが本気で編むときは」「わたしはダニエル・ブレイク」「はじまりの旅」「ブランカとギター弾き」
★ ★★★=「ショコラ」「アイヒマンを追え」「マグミフィセント・セブン」「愚行録」「ラビング 愛という名前のふたり」「パッセンジャー」「しゃぼん玉」「ジャッキー」「ライオン 25年目のただいま」「グレイト・ウォール」「追憶」「マンチェスター・バイ・ザ・シー」「怪物はささやく」「ザ・ダンサー」「怪盗グルーのミニオン大脱走」「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走」「君の膵臓をたべたい」「ファウンダー」「夜明けの祈り」

「2017 観劇シリーズ」
・ 6月大歌舞伎

「2017 旅の記憶シリーズ」
国内旅行は、2月の北海道(札幌、旭川)。
海外旅行は、1月のキプロス(66カ国)経由マルタ島(67カ国)。3月のタイ。5月のハワイ。そして6月に中国(西域とシルクロードの旅)。

「2017 本の記憶シリーズ」
「一刀斎夢録 下」(浅田 次郎 著)文春文庫 私的批評眼★★★★★(今年165冊目)本一刀下
新選組を描いた3部作の最終版だ。「壬生義士伝」で南部藩の脱藩者の義士を描き、「糸里」では京都島原の太夫の女性たちと義士たちの愛情を描き、「一刀斎」では死神といわれたが、戊辰戦争を生き抜き、西南の役も生き延びた元義士の男を描いた超大作だった。

「クラウド・テロリスト 上」(ブライアン・フリーマントル 著)新潮文庫 私的批評眼★★★(今年166冊目)

「クラウド・テロリスト 下」(ブライアン・フリーマントル 著)新潮文庫 私的批評眼★★★(今年167冊目)

「鹿の王 3」(上橋 菜穂子 著)角川文庫 私的批評眼★★★(今年168冊目)本鹿の王3

「鹿の王 4」(上橋 菜穂子 著)角川文庫 私的批評眼★★★(今年169冊目)

「政と源」(三浦 しをん 著)集英社文庫 私的批評眼★★★(今年170冊目)本政と源

「豊洲風景」

「雑談、第14話」
「豊洲風景」
今日も早朝から愛犬との散歩に「豊洲公園」に向かう。いつものことだが、早朝は犬を連れた人かウォキングかジョギングの人だけだ。椋鳥とカラス、それに鳩が餌を啄ばんでいる。(写真:椋鳥)とよす公園と椋鳥
空を見上げると青空の中に飛行機雲が見えた。こんな朝早いのにもう飛んでいる飛行機がいるなんて、LCCかな?(写真:飛行機雲)
西の空には大きな満月が今にも消えようとしていた。(写真:満月)満月
近くの運河には屋形船が泊められていた。(写真:屋形船)屋形船
今が盛りの船の旅。当然夜の船旅だろうから、日中は準備なのだろう。
それにしても台風一過、暑いね。

「SONY アトリウム」

「SONY アトリウム」
毎年恒例のソニーのアトリウムが今年はJR有楽町駅前にオープンした。水槽の中で泳いでいる。一時の涼を呼びこむ。いつもは数寄屋橋交差点角のソニービルのところで開催されていたのが、今年は工事でビル解体作業中ということなので仮設が駅前になったのだろう。(写真:熱帯魚1)

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(写真:熱帯魚2)
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「夏の料理は茶豆」
新潟の友人から「朝採り黒崎茶豆」が送られてきた。早速、茹でた。(写真:茶豆)

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まず豆を塩で揉む。それから熱湯で茹で、茹で上がったらなるべく早く冷やす。扇風機で冷やすのがよいそうだ。そして食べて見ると、これが甘いのだ。美味しい茶豆、ありがとうございました。食べ過ぎないようにします。

「またまた北京ダックを食べる」

「手前勝手世界食物語、第459号」
「またまた北京ダックを食べる」
日比谷シャンテのビュッフェ・スタイルが無くなったので新しい店を探しているのだが、取り敢えずは北京ダック専門店で食べ放題にまたまた挑戦。今回は小皿料理が中心だ」。まずは「北京ダック」だ。(写真:P1)

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店内でダックを焼いている。普通は窯で焼くのだろうが、ここでは熱線で焼いていた。(写真:P2)
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変な飾りがあった。ここで出す食べ物なのだろう。(写真:P3)
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次に頼んだのは、「茹で海老」。広東料理では定番の料理だ。(写真:P4)
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「ピータン豆腐」(写真:P5)
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「海鮮サラダ」(写真:P6)
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「野菜炒め」(写真:P7)
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「痲婆茄子」(写真:P8)
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「大根餅」(写真:P9)
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「豚の角煮」(写真:P10)
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「山芋炒め」(写真:P11)
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「海老チリ」(写真:P12)
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「海鮮炒め」(写真:P13)
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「細切豚肉」(写真:P14)
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「焼き餃子」(写真:P15)
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食べ過ぎました。
以上、勢古口が東京よりお送りました。

「日野原先生,逝く」

「J  REPORT 2017 8月第2週号」
「リタイアメント・ノート 9年 2ヶ月目」
「VOL。1014号 SINCE AUG.12th、1983」
ご意見ご要望等が御座いましたら、こちらへメールをください。
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「日野原先生、逝く」
日野原先生が亡くなった。私自身は一度お目に掛かったことがある。それは1998年の秋のこと、50歳になったこともあり、聖路加国際病院の人間ドック、それも1週間入院してのドックにお世話になった時のことだった。ドック終了の日には日野原先生との懇談会が設けられていた。約30分ほどだったが、人間ドックの重要性を話されていたと思う。その後、全日空機の機内におられるのを見た。席は最前列の右側の通路側だから、勿論プレミアムシートだ。多分講演会にお出掛けの出張中だったのだろうか。その年、1998年の6月に聖路加に2週間ほど入院した。それも緊急入院で外来で診て貰って、即その場で入院となった。驚いたことに部屋代が1日3万円だった。そんな経験があったので、これは身体をケアしないといけないと思い、1週間の人間ドックに入ったのだった。先日、毎月行く整形外科の定期診断の後、旧館2階の献花場に伺った。そこで先生の遺影を見て手を合わせた。(写真:日野原先生献花場にて)

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ご冥福をお祈りする。先生が患者に向かう態度は家族に向き合うのと同じだということだが、立派な先生がおられたものだといつまでも感心している。

「築地の火事」

「築地の火事」
3日の夕方、突然築地場外市場の火事が報じられた。密集した店舗兼住宅の、それも古い木造家屋からの失火だ。約15時間後に消火されたが、銀座からも近く当たりは大混乱だったようだ。翌日訪れた。(写真:T1)

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(写真:T2)
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(写真:T3)
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(写真:T4)
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(写真:T5)
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(写真:T6)
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周囲から見た限りではそんなに大きな火事だとは思えない。消防と警察が現場検証していた。火元は有名なIラーメン店だそうだ。新大橋通りに面した一番いい場所にあり、行列の絶えない店だ。私も何度も通ったことがある店だ。やはり、築地も変えないと危ない。古過ぎる街でした。

「今週の映画と本」
「2017 私の映画鑑賞記録」
「ファウンダー」(角川シネマ有楽町にて)私的批評眼★★★★(今年124作品目)映画ファ生んだー
マクドナルド・ハンバーガーの創業物語。カリフォルニアの片田舎で創めたマクドナルド兄弟のハンバーガーは注文から受け取りまでたったの30秒。皿もなし、紙に包んだだけの簡易梱包。それに目を漬けた男が
ファランチャイズ化を狙うが兄弟と対立。兄弟はあくまでも少数店舗で品質管理を重視する態度。男は店舗を不動産化することで一挙に全米に、そして世界に打って出た。創業した1954年当時のハンバーガー1個はたったの15セント。兄弟はブランドを男に売った。金額は350万ドルだった。

「ザ・マミー」(TC日劇にて)私的批評眼★★★(今年125作品目)映画マミー
5000年前のエジプトで父親と夫、それに我が子を殺した女王が生きながらミイラにされた。それがメソポタミア(今のイラク)で発見されロンドンに移された。そこから再びミイラが復活する。ジギルとハイドまで出てくる奇妙なお話しでした。まあ、トム・クルーズがあの年で活躍するのだけが悲しかった。

「ブランカとギター弾き」(シネスイッチ銀座にて)私的批評眼★★★★★(今年126作品目)映画ブランか
フィリピンのスラム街に住む少女ブランカ。一人暮らしの少女は盗みで暮らしていた。そんな彼女が盲目のギター弾きの老人と知り合い、歌を歌うことで新たな生活を始めるというもの。感動のドラマだった。一度ご覧あれ。フィリピンのスラムの生活がよく分かる。日本人監督がスラムの密着して撮影したもの。

「東京喰種(トーキョーグール)」(UC豊洲にて)私的批評眼★★(今年127作品目)
人間を食料にする人間がグールと呼ばれていた。そんなグールと人間の戦いだ。よく分からない映画でした。

「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★(今年128作品目)映画ジョジョ
ヒットした漫画の実写化

8月4日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「ロスト・イン・パリス」が4つ星、「スパイダーマン:ホームカミング」が4つ星、「夜明けの祈り」が3つ星、「きっと、いい日が待っている」が3つ星、「俺たちポップスター」が3つ星、「リベリアの白い血」が3つ星、「ジョジョの奇妙な冒険」が3つ星でした。

「私の2017年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「彼らが本気で編むときは」「わたしはダニエル・ブレイク」「はじまりの旅」「ブランカとギター弾き」
★ ★★★=「ショコラ」「アイヒマンを追え」「マグミフィセント・セブン」「愚行録」「ラビング 愛という名前のふたり」「パッセンジャー」「しゃぼん玉」「ジャッキー」「ライオン 25年目のただいま」「グレイト・ウォール」「追憶」「マンチェスター・バイ・ザ・シー」「怪物はささやく」「ザ・ダンサー」「怪盗グルーのミニオン大脱走」「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走」「君の膵臓をたべたい」「ファウンダー」

「2017 観劇シリーズ」
・ 6月大歌舞伎

「2017 旅の記憶シリーズ」
国内旅行は、2月の北海道(札幌、旭川)。
海外旅行は、1月のキプロス(66カ国)経由マルタ島(67カ国)。3月のタイ。5月のハワイ。そして6月に中国(西域とシルクロードの旅)。

「2017 本の記憶シリーズ」
「壬生義士伝 下」(浅田 次郎 著)文春文庫 私的批評眼★★★★★(今年161冊目)
主人公たちに死ぬな、死ぬなと心のうちで連呼してしまった。本当に涙が止まらなかった。南部武士の真髄は幕末の武士道を間違いなく描いていた。読めてよかった。

「輪違屋糸里 上」(浅田 次郎 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年162冊目)本輪違い上
新撰組を巡る女性たちを描く。

「輪違屋糸里 下」(浅田 次郎 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年163冊目)本輪違い下

「一刀斎夢録 上」(浅田 次郎 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年164冊目)本一刀斎
新撰組を描いた3部作の最終版だ。生き残りの一人を描く。

「走る凶器」

「雑談、第13話」
「走る狂器」
有楽町マリオン前での出来事。小さな車が目の前を駆け抜けていく。ああ、これか!と納得。今、話題のゴーカートだ。(写真:変な車1)

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公道を走るカートではヘルメットも着用されていない。中国人と思われるドライバーが乗る数台のカートが時速40km近くのスピードで一般の乗用車やバス、トラックの間を走り抜ける。全く気が知れない。スリル?スピード?狂気としか思えない。(写真:変な車2)
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事故でも起こしたら、どちらの責任になるのだろうか?信じられない人たちの暴走でした。

「アルチンボルド展」

「アルチンボルド展」
夏休みということもあって「国立西洋美術館」は混んでいた。特別展は「アルチンボルド展」、16世紀ミラノで学び、ウィーンのハプスブルグ家で重用された肖像画家だ。本業の肖像画も素晴らしいのだが、彼は別の絵も描いていた。それが「顔」だ。騙し絵なのだろうか、一見すると顔なのだが、詳細に見てみるとその顔の部位はそれぞれ別なもので構成されているのだ。例えば、全て小さな動物が沢山集まって人間の顔を造っていたり、動物ではなく果物だったりと兎に角驚くべき絵なのだ。(写真:A1)

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写真は撮れないので看板で勘弁してもらうが、まあ兎に角も驚かされる想像力だ。(写真:A2)
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(写真:A3)
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これは一度見てみるべき絵画展だ。

「さようなら、三尺三寸箸」

「手前勝手世界食物語、第458号」
「さようなら、三尺三寸箸」
7月末で店は閉店となった。それが三重県の牛肉専門店「柿安」が経営するビュッフェレストランの「三尺三寸箸」だ。この2年間、殆ど毎週通った店だっただけに残念でならない。理由はこの店が入る「日比谷シャンテ」の改装にある。所謂リニューワル工事だ。地下二階を改装するのだが、今ある飲食店の半数程度が再度の出店をしないとのこと。工事は12月上旬まで続くという。なぜ、この店に通ったのか?と問われれば、「安い、美味い、身体に優しい」と答える。まず安いだが、ソフトドリンク飲み放題付きの2時間食べ放題が大人@2980円、アルコール飲み放題付きだと+2000円。美味しいだが、これは食べれば分かる。そして身体に優しいだが、和食の野菜中心の料理に中華も洋食もあるし、なんと言っても野菜が豊富に食べられる。それも生だけでなく、煮物が美味しいのだ。こんな見せ出し、ロケーションも良かっただけに残念でならない。最終の日曜日にお別れで訪れた。まずは食事が置かれたカウンターだ。(写真:食1)

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私は食べないが、女性陣に人気なのが、デザートコーナー。(写真:食2)
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皆さん、沢山デザートを食べている。この店の自慢は流石に肉屋さんが原点だけに、「ローストビーフ」は人気のメニューだ。(写真:食3)
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私が皿に取ってきたのが、この写真だ。和食中心だ。(写真:食4)
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好きなのが、大根の煮物。実に美味しい。実は麻婆豆腐も美味しい。(写真:食5)
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必ず毎回食べる。その日の目玉が「鰻」だった。鰻の巻物だが、初めて出てきた一品で、これがまた美味しかった。写真はマグロの鮨と鰻だ。(写真:食6)
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この店は閉店となるが、都内にはまだ新宿等に店はあるとは言われたが、銀座周辺でないととても遠くて行けない。残念だが、新しい店を探さないと駄目だろう。マネージャーから「良い店は見つかりましたか?」と言われたが、未だ見つかっていない。がっくりして帰宅した私でした。