「J REPORT 2017 8月第2週号」
「リタイアメント・ノート 9年 2ヶ月目」
「VOL。1014号 SINCE AUG.12th、1983」
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「日野原先生、逝く」
日野原先生が亡くなった。私自身は一度お目に掛かったことがある。それは1998年の秋のこと、50歳になったこともあり、聖路加国際病院の人間ドック、それも1週間入院してのドックにお世話になった時のことだった。ドック終了の日には日野原先生との懇談会が設けられていた。約30分ほどだったが、人間ドックの重要性を話されていたと思う。その後、全日空機の機内におられるのを見た。席は最前列の右側の通路側だから、勿論プレミアムシートだ。多分講演会にお出掛けの出張中だったのだろうか。その年、1998年の6月に聖路加に2週間ほど入院した。それも緊急入院で外来で診て貰って、即その場で入院となった。驚いたことに部屋代が1日3万円だった。そんな経験があったので、これは身体をケアしないといけないと思い、1週間の人間ドックに入ったのだった。先日、毎月行く整形外科の定期診断の後、旧館2階の献花場に伺った。そこで先生の遺影を見て手を合わせた。(写真:日野原先生献花場にて)
ご冥福をお祈りする。先生が患者に向かう態度は家族に向き合うのと同じだということだが、立派な先生がおられたものだといつまでも感心している。