「恩師」

「J  REPORT 2017 3月第3週号」
「リタイアメント・ノート 8年9ヶ月目」
「VOL。993号 SINCE AUG.12th、1983」
ご意見ご要望等が御座いましたら、こちらへメールください。
 sekoguti@aa.e-mansion.com

「恩師」
3月4日の土曜日、昭和39年3月卒業した中学校の同窓会が天王洲アイルであった。ほぼ2年おきに開催しているはずだ。その日は非常に暖かった。開会の挨拶の後、いよいよ恩師のご挨拶があった。今日出席して頂いているのは3人。(写真:恩師1)

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まずは1年生の時に担当のK先生、渾名は「かぼちゃ」。数学の先生だ。(写真:恩師2)
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御歳88歳、既に6度の癌との闘いを生き抜いてきた。お孫さんが私の後輩でフットボールの部員で高校時代はエースランニングバックとして活躍、大学ではアシスタントをしている。(それが今年2年生からプレーヤーに復帰するというから、またグラウンドで彼の姿が観られそうだ)そんな話しを恩師とし、お孫さんの試合の応援に何度も駆けつけたことが話題に。次がS先生、渾名は「山猿」、東北出身で日体大OBだ。(写真:恩師3)
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2年生の時の担任で先生自身始めての担任をしたのが我がクラスだった。同窓生約250名だったが、物故者が26名、ほぼ10%の割合だ。早いのは30代で亡くなった仲間もいる。今回の出席者は60数名。なかなか会えない仲間だが、顔を見ても誰だか分からない。名札を付けているものの、思い出せないのが大半だ。さて恩師の方々もさることながら、学生時代は本当に良い思い出ばかりだ。特に多感な少年期の中学時代は楽しい思い出ばかりだ。そんな中で中学3年間で団体旅行はどこに行ったのだろうか?という話題になった。中学1年の時は、「奥日光」の林間学校だった。2年の時は「奈良、和歌山」、3年の時は「東北」かな?50年以上も前なので忘れてしまった。

「こぶし咲く」
こぶしの花は昔から農業の目安になっていたそうだ。(写真:こぶし)こぶし
花が咲くと今年の豊作を占ったり、作付けの時期を示す目安だそうだ。農業には全く不得意な私にはよく分からないが、自然との戦いの中で祖先たちは自然の動きを見極めて農業の時期を判断したのだろう。いよいよ春は目の前になってきた。

「シャセリオー展」

「シャセリオー展」
上野の国立西洋美術館で開催中のこの絵画展。(写真:1)

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余り知られていない画家だ。19世紀フランス・ロマン主義の異才だという。(写真:2)
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37歳の短い生涯を駆け抜けたと紹介してあった。(写真:3)3
自画像でも分かるが、なかなかの美男子であり、当時のパリの社交界で美女として有名だったオジーという女性が恋人だったとも言われている。自画像の左隣の絵が彼女だ。訪れている人は少なかったが、画家の能力を感じさせる絵画展だった。

「今週の映画と本」
「2017 私の映画鑑賞記録」
「ラビング 愛という名前のふたり」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★★(今年39作品目)映画ラビング
1958年アメリカはヴァージニア州。白人のラビング氏は黒人女性とワシントンDCで結婚した。当時ヴァージニアでは異人種間結婚は認められていなかった。ヴァージニア州の故郷に戻った彼らは逮捕、拘留、裁判、有罪、結果は懲役1年執行猶予25年、但しヴァージニア州には立ち入ることが出来ないことになった。それから続く10年余に亘る彼らの戦いを描く。昭和33年にもまだあったアメリカの差別を描く秀作でした。

「アサシン クリード」(TC日劇にて)私的批評眼★★★(今年40作品目)映画アサシン
設定はエデンの園にあった「リンゴ」を奪還するというもの。このリンゴは人類を暴力を奪い平和にさせ支配服従させることが出来るというもの。時代は500年前のスペインはグラナダ。キリスト教徒の騎士団がイスラムから奪い取った秘宝「エデンのリンゴ」をアサシン教団の一人が更に奪い取りどこかに隠した。それを現在に生きる騎士団の子孫がアサシン教団の子孫のDNAから祖先の記憶を蘇らせるというもの。500年前の祖先が現代に蘇る。

「雪女」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★(今年41作品目)映画雪女
日本の昔話にある雪女の現代版映画化。英語が字幕となっていた。輸出用かな?

「探偵は今夜も憂鬱な夢を見る」(UC豊洲にて)私的批評眼★(今年42作品目)映画探偵
観なければよかった。失敗でした。最悪。

「ボイージュ オブ タイム」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★(今年43作品目)映画タイム
なんだかよく分からない映画でした。余りに抽象的で理解不能でした。

日経新聞3月10日(金)の「シネマ万華鏡」の映画評価によれば、「わたしは、ダニエル・ブレイク」が5つ星、「SING」が4つ星、「モアナと伝説の海」が3つ星、「ボヤージュ・オブ・タイム」が3つ星、「アシュラ」が3つ星、「ニア*ダン」が3つ星、「話す犬を、放す」が4つ星でした。

日経新聞3月3日(金)の「シネマ万華鏡」の映画評価によれば、「ラビング 愛という名前のふたり」が4つ星、「お嬢さん」が4つ星、「ヨーヨー・マと旅するシルクロード」が3つ星、「人類遺産」が4つ星、「汚れたミルク」が2つ星、「アサシン クリード」が2つ星、「雪女」が4つ星でした。

「私の去年2017年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「彼らが本気で編むときは」
★★★★=「ショコラ」「アイヒマンを追え」「マグミフィセント・セブン」「愚行録」「愛という名前のふたり」「ラビング 愛という名前のふたり」

「2017 観劇シリーズ」

「2017 旅の記憶シリーズ」
国内旅行は、2月の北海道(札幌、旭川)。
海外旅行は、1月のキプロス(66カ国)経由マルタ島(67カ国)。

「2017 本の記憶シリーズ」
「藩主の乱」(氷月 葵 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年59冊目)「御庭番の二代目」シリーズ第2弾本藩主の乱

「上様の笠」(氷月 葵 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年60冊目)「御庭番の二代目」シリーズ第3弾本上様の笠

「汚染 上」(ジョン・グリシャム 著)新潮文庫 私的批評眼★★★(今年61冊目)本汚染上

「汚染 下」(ジョン・グリシャム 著)新潮文庫 私的批評眼★★★(今年62冊目)本訴訟下

「湯島天神の梅」

「雑談、第5話」
「湯島天神の梅」
ちょっと肌寒い日だったが、「湯島天満宮」は多いに賑わっていた。
(写真:梅2境内)

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だが、肝心の梅の花は散りかけていた。まあ、境内の梅をご覧頂こう。(写真:梅3)
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沢山の合格祈願の絵馬が奉納されていた。(写真:梅4)
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(写真:梅7)
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合格御礼の長い列が続いていた。ここは学問の神様「菅原道真」公が祭られている。福岡の大宰府や京都の北野天満宮と同じ道真公が居られるのだ。梅の花は盛りを過ぎていたが、美しい花もあった。鉢植えの美しい梅もあった。(写真:梅5)
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(写真:梅8)
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最近盆栽が海外でも人気で特に中国人が買い漁っているというが、これなどもどうなのだろうか。
(写真:梅6)
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(写真:梅10)
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(写真:梅11)
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(写真:梅12)
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日本人は季節、季節で違った花を愛で、風流を好む。梅が終わればいよいよ桜だ。東京の桜の開花日の予想は3月25日だそうだ。すると満開は1週間後の4月1日となる。

「マルタ島の観光名所崩落」
マルタ島の観光名所の一つである「アズール・ウィンドー」が嵐で崩落したと伝えられた。風や波で岩の真ん中に穴が出来たので「窓」と呼ばれていて、多くの観光客が訪れる名所だったが、ニュースでは崩落したとのこと。(写真:アズール・ウィンドー1)マルタ1
(写真・アズール・ウィンドー2)マルタ2
非常に残念な話しだった。でも1月に行っていてよかった。

「G46浅草会」

「G46浅草会」
最近同期の仲間の集まりが多い。今回の集まりは大学OBの会で「G46浅草会」というもの。昭和46年3月卒業の母校の体育会の仲間達の一部で、浅草を地盤に現役で活躍しているF君のご苦労で和風の店をご紹介してもらった。店の名は「浅草一文本店」だ。寂びた店先だ。(写真:店先)

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2階の一部屋が会場だったが、座敷に椅子とテーブルが入っていたので、ほっと一安心。胡座では座れない私には救いの手だった。毎年46年卒の集まりは、4月6日が定例会でその後、ゴルフをやったり、温泉旅行をしたり、忘年会、新年会と慌ただしく行っている。私はこの浅草会には初参加だったが、叔父さん、お姐さんが14名集まった。この店はちょっと変ったやり方で、入店時に木札を買う。「十文」の札が1000円に相当する。(写真:食2木札)
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この札をお金として注文し食事が来たらそれで決済するのだ。またメインは「葱間鍋」だ。江戸時代マグロは下品な魚として相手にされていなかった。特にトロの部分は殆ど捨てられていたらしい。それを醤油と味醂の出汁でマグロと葱を鍋に入れることで美味しく食べられるようにしたのは、中々の知恵だと思う。マグロの臭みを葱で消すということだろう。同時にマグロを醤油に漬けた「ヅケ」も出来た訳だ。
最初の付け出しは「シュウマイ」。(写真:食1)
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次が「鴨肉のつくね」。(写真:食3)
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そしてメインの「葱間鍋」が登場した。野菜中心で主力は「葱」、葱は太くて甘い。それにマグロのトロ身だ。(写真:食4)
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葱を一番先に入れ、次々に野菜を入れ込む。煮立ってきたら最後にトロ身で完成だ。(写真:食5)
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(写真:食6)
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俄然食欲が増す。皆一斉に食べ始めた。これは美味い。そんなことで最後に全員で記念写真に納まりました。(写真:浅草会全員集合)
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浅草の遊園地の傍の雰囲気の落ち着いた昔風の古民家での会食、楽しかったです。

「月齢11.5日の月」
もうほぼ満月みたいな綺麗な月が東の空に観えた。3月10日、東日本大震災6年目の前日の月だ。晴れている。(写真:夕暮れの月 PM5)

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(写真:夜の月 PM8) 
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「松坂牛のローストビーフ」

「手前勝手世界食物語、第441号」
「松坂牛のローストビーフ」
いつもいく日比谷の「柿安」が経営するビュッフェ形式のレストランで席に着くや直ぐに出されたのが、この品。実は私だけに出された特別品なのだった。(写真:松坂牛)

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特別ですと言われて確かに食べてみれば、とろとろで舌に乗せただけでとろける美味しさ。肉の脂が実に柔らかく、口の中の熱で溶け出すような感じだ。こんなのを毎日食べられたらどんなに素晴らしいことだろうか。病み付きになってしまいそうだ。他の客には申し訳なかったが、少しですが松坂牛を堪能しました。
以上、勢古口が東京からお送りしました。

「東京マラソン2017」

「J  REPORT 2017 3月第2週号」
「リタイアメント・ノート 8年9ヶ月目」
「VOL。992号 SINCE AUG.12th、1983」
ご意見ご要望等が御座いましたら、こちらへメールください。
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「東京マラソン2017」
例年の東京マラソンの時の気候は非常に寒いと記憶している。雪の日もあった。しかし今年は快晴、ほぼ無風、比較的暖かい日だった。コースも有明のゴールから東京駅前に変更された。午前9時過ぎのスタートをテレビで観てから、家を出て門前仲町のコース脇に向った。バスも終点ではなく、手前で降ろされた。丁度門仲の交差点は20kmと21kmの両方が重なっている場所なのだ。周囲は人人人の壁。2列目位に漸く位置取り。交差点手前が20kmだ。スタート一時間経っていないのだが、先頭がやって来た。(写真:T1)

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ペースメーカーが横一列になって芭知ってきた。その直ぐ後に先頭集団がいた。(写真:T2)
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アフリカ系のランナーばかりだ。(写真:T3)
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漸く日本人ランナーがやって来た。一人旅の設楽君だろう。(写真:T4)
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浅草と両国を経て清澄通りを南下、門仲交差点の永代通りを左折して東に向うが、先頭とはかなり離れている。(写真:T5)
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次に来たのが、日本人2位だ。(写真:T6)
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結果はご存知の通り、彼が日本人一位になったのだが、トップとはかなりの差だ。やがて大集団が現われた。(写真:T7)
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ここにはかなりの日本人が入っていた。そんなところに先頭集団がもう折り返して戻ってきた。丁度ここが21km地点になる。(写真:T8)
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設楽君も戻ってきた。(写真:T9)
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外国人とのレベルの差は一目瞭然だ。(写真:T10)
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それでも走る。場所を変えて銀座に向かう。もうスタートから4時間が経過している。終わりのほうの一般ランナーが歩きながらジョギングしている。(写真:T11)
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市民マラソンもそろそろ終わりだ。3万6千人が走った今回は3万5千人が完走したようだった。まあ、東京のいい点を日本中に、そして全世界に広めてもらえればいいだろう。それにしても暖かい日でした。

「本を読む」

「本を読む」
毎年約300冊の本を読む私。文庫本が殆どだが、全て新刊本だから出費も馬鹿にならない。それは別として、毎月30冊近くの文庫本を買うと何冊かは同じものを買ってしまう。それの防止のために「リスト」を作っていて、買った本を記載している。それでも間違って買ってしまう。リストをチェックしてみた。まず女流作家が14名、男性作家が59名、その他にもリストにない人もいるが、まあ継続して読んでいるシリーズ物だけでも100本以上になるだろう。(写真:本のリスト)
このリストを手に持ち、本屋の文庫本コーナーで新刊書を探しながら歩く。新しいシリーズ物を買えばリストに加える。ところが本屋でのチェックミスを度々犯す。同じものを再度買い求めてしまうのだ。まあ老眼になっている私だから、見落としが常にある。それでもこのリストがなければ本を買い求めることは出来ない。

「今週の映画と本」
「2017 私の映画鑑賞記録」
「クリミナル 二人の記憶を持つ男」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年33作品目)映画クリミナる
ロンドン中を追い掛け回す活劇。CIAの工作員が殺された。だが彼の脳の中の記憶を別の人間に移して、彼から秘密を聞き出す手術が行われた。移されたのは感情を持たない凶悪な犯罪者。追うCIA、ロシアのスパイ、犯罪者グループ。二つの人間の記憶を持った男は果たしてどうなるのか?

「トリプルX 再起動」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年34作品目)
お金を掛けたのだろうが、マンネリだなあ。ヴィン・ディーゼルが強過ぎるよ。

「彼らが本気で編むときは」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★★★(今年35作品目)映画彼らが本気で編むとき
性転換手術を受けた元男性の女性と一緒に暮らす叔父の元に引き取られた小学生の女の子。シングルマザーの母はいつもの如く新しい男を追って出て行ってしまった。残された3人の不思議な家族生活を描くが、問題が触りにくい微妙なだけに、そこを鋭く突き上手く出来ていた。今年一番のお薦めだ。生田ら出演者の熱演に拍手。

「素晴らしきかな、人生」(丸の内ピカデリーにて)私的批評眼★★★(今年36作品目)映画素晴らしきかな、人生
6才の少女を失った男性が失意の内に人生の全てを投げ出そうとしていた。それを会社の同僚たちが何とかしようとして、役者たちに「愛」「時間」「死」の3人の役割を振り当てて、彼を救おうとするのだが、果たしてどうなるのか?まあ、キリスト教的な発想だな。

「お嬢さん」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★(今年37作品目)
日本統治下の朝鮮で朝鮮人なのだが日本人になりたがる金持ちがいた。そこのお嬢様と侍女、そして偽者の伯爵を演ずる朝鮮人青年が金持ちの財産を奪おうとするが、そこで起きる三角関係が春画やその朗読でエロティックに描かれる。

日経新聞2月24日(金)の「シネマ万華鏡」の映画評価によれば、「バンコクナイツ」が5つ星、「彼らが本気で編むときは」が4つ星、「クリミナル 2人の記憶を持つ男」が3つ星、「アイヒマンの後継者」が3つ星、「百日告別」が3つ星、「一週間フレンズ」が3つ星、「退屈な日々にさようなら」が3つ星でした。

「私の去年2017年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「彼らが本気で編むときは」
★★★★=「ショコラ」「アイヒマンを追え」「マグミフィセント・セブン」「愚行録」

「2017 観劇シリーズ」

「2017 旅の記憶シリーズ」
国内旅行は、2月の北海道(札幌、旭川)。
海外旅行は、1月のキプロス(66カ国)経由マルタ島(67カ国)。

「2017 本の記憶シリーズ」
「遺恨あり」(坂岡 真 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年49冊目)「あっぱれ毬谷慎十郎」シリーズ第6弾本遺恨

「黄昏」(岡本 さとる 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年50冊目)「新剣客太平記」シリーズ第6弾本黄昏

「風蘭」(藤原 緋沙子 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年51冊目)「隅田川御用帳」シリーズ第10弾本風蘭

「逃れ道」(辻堂 魁 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★(今年52冊目)「日暮し同心始末帖」シリーズ第5弾本逃れ道

「高楊枝」(藤井 邦夫 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★(今年53冊目)「素浪人稼業」シリーズ第14弾本高楊枝

「冬の野」(藤原 緋沙子 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★(今年54冊目)「橋廻り同心・平七郎控」シリーズ第12弾本冬の野

「秘薬」(上田 秀人 著)角川文庫 私的批評眼★★★(今年55冊目)「表御番医師診療禄」シリーズ第9弾本秘薬

「本所おけら長屋」(畠山 健二 著)PHP文芸文庫 私的批評眼★★★★★(今年56冊目)「本所おけら長屋」シリーズ第8弾本本所おけら
いつもながら落語を聞いているような本でした。面白い。

「天保の亡霊」(小杉 健治 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★★(今年56冊目)「表御番医師診療禄」シリーズ第9弾最終回本天保の亡霊
遂に終わってしまいました。残念です。

「家宝の鈍刀」(千野 隆司 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年57冊目)「雇われ師範・豊之助」シリーズ第1弾本家宝の

「将軍の跡継ぎ」(氷月 葵 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年58冊目)「御庭番の二代目」シリーズ第1弾本将軍の後継ぎ

「昔、神童、今は?」

「雑談、第4話」
「昔、神童、今は?」
写真は中学の同級生の集まりだ。「横浜会」と称している。現在横浜在住仲間が集まっての2度目の会の写真だ。(写真:同級生)

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一人を除いて他は外部入学の生徒だった。彼らは皆東京の大手進学塾の出身だ。当時10数倍の競争率を乗り越えて入学した。勿論私は横浜生まれの横浜育ち。今は東京に住んでいるが、生粋のハマっ子だ。そして私も入試競争を経えの入学だった。だから彼らは皆「昔は神童」だったのだ。では今は?それぞれが大手企業に就職して既に大半はリタイアしている。医師も一人いる。医師のT君は今も在宅ケアで仕事をしている。私などは遊び呆けている一人なのだろう。「嘗て神童、今老人」というところかな。それでもこういった仲間の飲み会は楽しい。まあやろうということになった。幹事役のM君、ご苦労様ですが、今後も宜しくお願い致します。帰りは京急日の出町まで歩いた。ここは小学校6年の時に塾通いした懐かしい場所だ。しかし当時の面影は全く残っていない。どこにでもある街だった。昔は日雇いの人たちが屯する汚い街だったのだが。
追伸:医師のT君曰く、長生きするための秘訣は「血管年令」とそのための「糖質制限」だという。彼によれば「ご飯一膳で角砂糖7個分に相当」するそうだ。ご飯をたった一膳ですよ。これには驚かされた。ご飯やパンや麺を食べ過ぎないように、というか食べないようにしないと長生き出来ないみたいだ。T君の話しでは「血管の老化」を防ぐためには「糖質制限」が必要だそうだ。今の医師の考え方は間違っているとのことでした。ご参考までに。

「孫息子は1歳に」

「孫息子は1歳に」
早くも一年が経ち、孫息子の「蓮」は1歳の誕生日を迎えた。私からのプレゼントはリクエストのあった「三輪車」だ。(写真:蓮君1)

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(写真:蓮君2)
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まだつかまり立ちしか出来ないが、その内この三輪車を押したり、乗ったりするのだろう。爺は楽しみに待っているよ。彼の世代は平均寿命107歳の世代だから、未来に期待を持って生きて貰いたい。(写真:蓮君3)蓮君3

「豊洲風景」
色々と悪いイメージが先行している豊洲だが、豊洲市場以外は問題ない。特に周辺に高層マンションが林立しているし、オフィスも増えて通勤の人も増えて活気ある街だ。そんな豊洲駅前に残されていた最後の土地がいよいよ再開発に入った。そこには多数の重機が活躍していた。(写真:工事現場)

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数年後には2棟の高層ビルが出来る。また隣の晴海ではいよいよオリンピック関連の選手村の工事も始まった。豊洲は交通渋滞になるのだろうか?
朝、豊洲公園から晴海方面を観る。夜明け直前なので東の空はまだ暗い。だが西の空の雲に太陽の微かな光が当たり薄赤くなっていた。(写真:夜明けの雲)夜明け前
明けない夜はないというが、夜明け前の空も美しい。遠くに東京タワーが橙色に輝いていた。
豊洲運河を「ボートタクシー」が走っていた。(写真:ボートタクシー)ボートタクシー
オリンピック目指して、交通渋滞を避けるためのものらしいが、果たして利用客はいるのだろうか?他人事ながら心配してしまう。

「ミートロック」

「手前勝手世界食物語、第440号」
「ミートロック」(写真:看板)

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一度ご紹介したことのある店だ。「コレド日本橋」の5階にある店だ。名前の通り肉を中心とした洋食屋だ。コレド日本橋はウィークデイは混雑するが、土日は比較的というか、かなり空いている。その日も空いていた。頼んだのは、「キノコのアヒージャ」(写真:アヒージャ)
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オリーブオイルで煮込んだ?キノコが熱くて美味しい。結構私はこれが好きだ。
次が「焼き野菜盛り合わせ」(写真:焼き野菜)
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盛り合わせというほどのボリュームはないが、まあこの程度か?最近また「糖質ダイエット」を始めたので、炭水化物は食べない。
メインは「ニュージーランド産牛肉リブアイ」のステーキ(写真:ステーキ)
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赤身の肉をミディアムレアで焼いて貰った。柔らかいが、赤身なので脂身一杯の霜降りとは違い、口の中でとろけるという訳にはいかないが、でも私は赤身肉が好きだ。
以上、三寒四温で春がすぐそこまで訪れている東京から勢古口がお送りしました。