「本を読む」

「本を読む」
毎年約300冊の本を読む私。文庫本が殆どだが、全て新刊本だから出費も馬鹿にならない。それは別として、毎月30冊近くの文庫本を買うと何冊かは同じものを買ってしまう。それの防止のために「リスト」を作っていて、買った本を記載している。それでも間違って買ってしまう。リストをチェックしてみた。まず女流作家が14名、男性作家が59名、その他にもリストにない人もいるが、まあ継続して読んでいるシリーズ物だけでも100本以上になるだろう。(写真:本のリスト)
このリストを手に持ち、本屋の文庫本コーナーで新刊書を探しながら歩く。新しいシリーズ物を買えばリストに加える。ところが本屋でのチェックミスを度々犯す。同じものを再度買い求めてしまうのだ。まあ老眼になっている私だから、見落としが常にある。それでもこのリストがなければ本を買い求めることは出来ない。

「今週の映画と本」
「2017 私の映画鑑賞記録」
「クリミナル 二人の記憶を持つ男」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年33作品目)映画クリミナる
ロンドン中を追い掛け回す活劇。CIAの工作員が殺された。だが彼の脳の中の記憶を別の人間に移して、彼から秘密を聞き出す手術が行われた。移されたのは感情を持たない凶悪な犯罪者。追うCIA、ロシアのスパイ、犯罪者グループ。二つの人間の記憶を持った男は果たしてどうなるのか?

「トリプルX 再起動」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年34作品目)
お金を掛けたのだろうが、マンネリだなあ。ヴィン・ディーゼルが強過ぎるよ。

「彼らが本気で編むときは」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★★★(今年35作品目)映画彼らが本気で編むとき
性転換手術を受けた元男性の女性と一緒に暮らす叔父の元に引き取られた小学生の女の子。シングルマザーの母はいつもの如く新しい男を追って出て行ってしまった。残された3人の不思議な家族生活を描くが、問題が触りにくい微妙なだけに、そこを鋭く突き上手く出来ていた。今年一番のお薦めだ。生田ら出演者の熱演に拍手。

「素晴らしきかな、人生」(丸の内ピカデリーにて)私的批評眼★★★(今年36作品目)映画素晴らしきかな、人生
6才の少女を失った男性が失意の内に人生の全てを投げ出そうとしていた。それを会社の同僚たちが何とかしようとして、役者たちに「愛」「時間」「死」の3人の役割を振り当てて、彼を救おうとするのだが、果たしてどうなるのか?まあ、キリスト教的な発想だな。

「お嬢さん」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★(今年37作品目)
日本統治下の朝鮮で朝鮮人なのだが日本人になりたがる金持ちがいた。そこのお嬢様と侍女、そして偽者の伯爵を演ずる朝鮮人青年が金持ちの財産を奪おうとするが、そこで起きる三角関係が春画やその朗読でエロティックに描かれる。

日経新聞2月24日(金)の「シネマ万華鏡」の映画評価によれば、「バンコクナイツ」が5つ星、「彼らが本気で編むときは」が4つ星、「クリミナル 2人の記憶を持つ男」が3つ星、「アイヒマンの後継者」が3つ星、「百日告別」が3つ星、「一週間フレンズ」が3つ星、「退屈な日々にさようなら」が3つ星でした。

「私の去年2017年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「彼らが本気で編むときは」
★★★★=「ショコラ」「アイヒマンを追え」「マグミフィセント・セブン」「愚行録」

「2017 観劇シリーズ」

「2017 旅の記憶シリーズ」
国内旅行は、2月の北海道(札幌、旭川)。
海外旅行は、1月のキプロス(66カ国)経由マルタ島(67カ国)。

「2017 本の記憶シリーズ」
「遺恨あり」(坂岡 真 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年49冊目)「あっぱれ毬谷慎十郎」シリーズ第6弾本遺恨

「黄昏」(岡本 さとる 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年50冊目)「新剣客太平記」シリーズ第6弾本黄昏

「風蘭」(藤原 緋沙子 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年51冊目)「隅田川御用帳」シリーズ第10弾本風蘭

「逃れ道」(辻堂 魁 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★(今年52冊目)「日暮し同心始末帖」シリーズ第5弾本逃れ道

「高楊枝」(藤井 邦夫 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★(今年53冊目)「素浪人稼業」シリーズ第14弾本高楊枝

「冬の野」(藤原 緋沙子 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★(今年54冊目)「橋廻り同心・平七郎控」シリーズ第12弾本冬の野

「秘薬」(上田 秀人 著)角川文庫 私的批評眼★★★(今年55冊目)「表御番医師診療禄」シリーズ第9弾本秘薬

「本所おけら長屋」(畠山 健二 著)PHP文芸文庫 私的批評眼★★★★★(今年56冊目)「本所おけら長屋」シリーズ第8弾本本所おけら
いつもながら落語を聞いているような本でした。面白い。

「天保の亡霊」(小杉 健治 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★★(今年56冊目)「表御番医師診療禄」シリーズ第9弾最終回本天保の亡霊
遂に終わってしまいました。残念です。

「家宝の鈍刀」(千野 隆司 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年57冊目)「雇われ師範・豊之助」シリーズ第1弾本家宝の

「将軍の跡継ぎ」(氷月 葵 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年58冊目)「御庭番の二代目」シリーズ第1弾本将軍の後継ぎ