「新緑の季節」

「J  REPORT 2016 5月第3週」
「リタイアメント・ノート 7年11ヶ月目」、
「VOL。950号 SINCE AUG.12th、1983」
ご意見ご要望等が御座いましたら、こちらへメールください。
 sekoguti@aa.e-mansion.com

「上野の山は新緑に」
連休にも行った上野のお山だったが、12日の木曜日、訪れた上野のお山は雲一つない青空に、新緑が映えていて実に美しい桜並木だった。(写真:上野の山)

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驚いたことに人出ももの凄く多い。平日なのにどうしたことなのだろうか?さて、目指すは「東京都美術館」の「若冲展」だ。連休の時は残念ながら人波で見逃したが、今日はどうだろうか?とんでもない。美術館を囲む行列は益々増えており、何と3時間20分待ちだというのだ。それでも次々と人は並ぶ。(写真:美術館前の人たち)
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これではどうしようもない。またまた諦めて引き返すしかなかった。開館前に並ばないと仕方がないのだろうか?残念ながら帰宅しました。

「高校、県大会優勝」

「タクシーはトヨタ」
2008年6月末に会社を辞めて最初の旅が7月の「カナディアン・ロッキー」だった。そして立ち寄ったバンクーバーで一番驚いたのが、タクシーはほぼ全てトヨタの「プリウス」だったことだ。当時のエコカー最先端のハイブリッド車だったからだ。私も日本ではプリウスに乗っていた。今回スペインでは車の大半は隣のフランス車或いはドイツ車だったが、タクシーだけは殆どが「トヨタ・プリウス」だった。(写真:トヨタのプリウスのタクシー)

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ヨーロッパではディーゼル・エンジンの小型車が多いが、今回の旅で意外と日本車が走っていたのに驚かされた。勿論トヨタが筆頭だったが、その他日産もホンダもマツダも三菱も走っていた。

「高校、県大会優勝」
春の高校アメリカンフットボール神奈川県大会決勝戦は5月8日に日吉の陸上競技場で行われた。母校対法政二高の戦いだ。母校のキックオフで開始されたゲームは法政がじりじりと陣地を進めたのだが、肝心のところで母校のディフェンス陣の反則が相次ぎ、ゴール前までボールを運ばれた。何とかこの攻撃をキックの3点に抑えた。第2クオーター、母校の攻撃。連続のラインプレーを見てもらおう。きちんと相手ディフェンスをブロックしているのが分かる。(写真:連続ランプレイ1)

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(写真:ランプレイ2)
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(写真:ランプレイ3)
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(写真:ランプレイ4)
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ゲインしてファーストダウン獲得。このシリーズ、直後のパスでタッチダウンし、トライ・フォー・ポイント(TFP)も決って7:3となった。(写真:TD後のキックオフ)
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その後法政が反撃に出てTDを得たが、TFPを失敗し、前半は7:9で終了。後半は母校の力が徐々に発揮され、QBのランプレイでTD、14:9となった。私は次の用事もあり、途中で失礼するが、後刻21:9で勝利したことを聞いた。これで県大会決勝戦に勝利した。殆ど毎年のことだが、県大会も他校の実力が上がり、厳しい戦いが増えている。さて今回の法政二高戦だが、法政のプレーヤーの数の少なさに対して母校の層の厚さが決め手となったようだ。今年の高校の新入部員はなんと50名だとのこと。凄い数だ。我々の時代は精々10名が限界だった。そして大学も60名の新入部員だというから更に驚きだ。ついでに先日の早慶対抗戦の駒沢陸上競技場の入場者数は10,500人だったというから、この数字も凄いものだ。母校は優先入学などないから純粋に希望者が集まる訳だが、父兄の方々の負担も大変だろう。関東の強豪校H大学のアメフット部のA監督の使途不明金問題が出ているが、長くやるとこういった問題が必ず起こるということだろう。新しい血を入れて出直さないと駄目だと思う。

「2016 私の映画鑑賞記録」
映画「5th WAVE」(丸の内ピカデリーにて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年70作品目)
宇宙人が地球を襲うというもの。いつものお話しだ。勝つのは勿論人類だ。マンネリだね。

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映画「アイヒマンショー」(HTC有楽町にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★★★(今年71作品目)
この映画を私はお薦めしたい。1960年アルゼンチンで元ナチス親衛隊SSの中佐「アイヒマン」は見付け出された。15年にものぼる逃亡生活の末だった。史上最悪のホロコーストの犯人の一人としてイスラエルで行われた裁判をラジオが生中継。またテレビは録画されて後日放送された。その残酷さの映像をアイヒマンに見せて反省を問うというものだが、鉄面皮の彼には通用しなかった。是非一度ご覧になり、ホロコーストの実態を見て、こういったことが歴史上繰り返さないで貰いたいと思うのだった。
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映画「亜人 第2部 衝突」(TC日本橋にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年72作品目)
所謂不死身の亜人が遂に人間との戦いに進む。一部の亜人とはいえ、これが最終的な人類対亜人の戦いになるのか?まだまだ話しは終わらないようだ。人気漫画の映画化でした。
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映画「ちはやふる 下の句」(TC日本橋にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年73作品目)
高校生のかるた全国大会を描く青春ドラマ。
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映画「64 前編」(TC日本橋にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★★(今年74作品目)
ベストセラー小説の映画化。たった7日間で終わった「昭和64年」。翌日から「平成」となった。そんな平成64年1月5日、少女が誘拐された。しかも身代金は奪われ、更に少女は殺されていた。現場で何があったのか?実は県警による隠蔽が行われていたことが徐々に分かってくる。原作が面白かったから、映画も面白い。
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日経新聞5月13日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価によれば、「ヘイル、シーザー!」が4つ星、「ひそひそ星」が4つ星、「世界から猫が消えたなら」が3つ星、「殿、利息でござる!」が3つ星、「ヒーローマニア 生活」が2つ星、「すれ違いのダイアリーズ」が3つ星、「カルテル・ランド」が3つ星でした。

「私の去年2016年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
今年の★★★★★は、「俳優、亀岡拓次」「サウルの息子」「最高の花婿」「スポットライト」「アイヒマンショー」

今年の★★★★は、「はなちゃんのみそ汁」「ブリッジ・オブ・スパイ」「最愛の子」「ザ・ウォーク」「ブラック・スキャンダル」「キャロル」「オデッセイ」「マネー・ショート」「ヘイトフル8」「家族はつらいよ」「アーロと少年」「リリーのすべて」「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」「ルーム」「さざなみ」「レヴェナント」「ズートピア」「64前編」

「2016 観劇シリーズ」
・1回目の観劇=二月喜劇名作公演(新橋演舞場)「名代 きつねずし」

「2016 旅の記憶シリーズ」
国内は1月の北東北「角館、秋田市内(秋田)」、「三内丸山遺跡(青森)」、「あつみ温泉、酒田(山形)」、「村上、新潟市内、瓢湖、燕三条、弥彦(新潟)」へ旅しました。海外旅行は、2月のキューバ(65カ国目)、そして2月のタイ、4月のスペインでした。

「2016 本の記憶シリーズ」
「うつけ者の値打ち」(辻堂 魁 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年86冊目)「風の市兵衛」シリーズ第17弾

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「桜おこわ」(和田 はつ子 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年87冊目)「料理人季蔵捕物控」シリーズ第30弾
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「嵐を呼ぶ女」(和久田 正明 著)光文社文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年88冊目)「女十手持ち」シリーズ第1弾
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「赤坂の達磨」(佐々木 裕一 著)二見時代文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年89冊目)「公家武者松平信平」シリーズ第13弾
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「天の刃」(あさの あつこ 著)文春文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年90冊目)「燦」シリーズ第7弾
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「一途」(岡本 さとる 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年91冊目)「新剣客太平記」シリーズ第4弾
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「三社祭」

「三社祭」
5月13日から三日間は浅草の「三社祭」だ。江戸三大祭りの一つだ。午前中だったのでまだ街は静かだった。バスで駒形橋まで行き、そこから徒歩で歩く。スカイツリーがよく観える。(写真:花壇とスカイツリー)

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ここ浅草から下流は所謂「大川」と江戸時代は呼ばれていた。(写真:大川の流れ)
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そして上流、千住大橋までが「隅田川」と呼ばれていた。だからこの間の堤にある桜を「墨堤の桜」といい、八代将軍吉宗の時代に植えられて江戸の桜の名所のひとつとなった。いよいよ浅草だ。雷門の前は多くの観光客で賑わっていた。特に人力車の数が凄い。丁度観光客と修学旅行生が重なったようだ。(写真:雷門前)
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門の裏には対になった仏像があるが、余り観ている人はいないようだ。(写真:対の仏像)
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それにしても凄い人出だ。正門を潜る。(写真:正門)
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正門裏には大きな草履が飾られている。(写真:草履)
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とても人が履けるようなものではない。仏様向けなのだろうか?本殿が見えてきた。煙が凄い。(写真:本殿)
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階段を登り、賽銭を投げる。正面に仏様が観える。ご本尊は奥深く隠されているので本当の姿は分からない。(写真:正面祭壇)
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言い伝えによれば、ご本尊は隅田川で付近の漁師が川の中から黄金の仏像を発見したとされているが、どうなのだろうか?若い着物姿の女性がお御籤を引いていた。(写真:お御籤)
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「金龍山浅草寺」の裏にせせらぎがあるのを初めて知った。(写真:せせらぎ)
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そこにはたくさんの鯉がいた。外国人が興味深く見詰めていた。(写真:鯉)
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午後からは三社祭のパレードが始るらしいが、今はまだ何もやっていなかった。三日間で100万人の人出が見込まれるという祭りで江戸の夏祭りの始めを飾るものだ。五重塔も見える。(写真:五重塔)
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道端で子供がクルクルと棒を廻していた。吹流しのような紙が付いていてキラキラとひかっていた。(写真:子供の遊び)
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驚いたことに「ふくろう」が飼われていた。夜行動物だが昼も見えるのだろう。(写真:ふくろう)
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街々では神輿は出発準備を終えているようだ。(写真;神輿)
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神輿の向こうにスカイツリーが見えた。(写真:神輿とスカイツリー)
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特に日曜日の15日は「せいや、せいや」との掛け声で浅草が埋め尽くされるのだろう。

「北東北の遺跡」

「都会のど真ん中にお社?」
「コレド室町」の映画館の待合室の窓から下を見たら、真下にビルの建設現場があった。だが良く観るとその現場に囲まれるように神社があった。あんな大きな神社が日本橋のど真ん中にあったとは正に驚きだった。(写真:街中の社)

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「さいたま歴史研究会―13」
今回のテーマは「北東北の遺跡」。最初は勿論「三内円山遺跡」。今年の1月にも訪れた場所だ。この地を江戸時代後期の人が訪ねている。その人は「菅江 真澄」という人。三河の人だといわれているが詳しくは不明だ。彼が北東北や蝦夷地を廻って遺跡を調べていたのだ。縄文時代初期から中期(約5500年前から4500年前)に掛けて栄えた遺跡だ。(写真:三内丸山遺跡1)
三内丸山1
これだけの広大な敷地で巨大な建物を建てられるというのは、それなりの人口があり、且つ統率力がある人がいたので、出来たのだろう。周囲では植物や木々を畑のように人工的に育てていた。それも1000年にも亘ってだ。だが突然いなくなってしまった。理由は分からない。(写真:三内丸山遺跡2)
三内丸山2
次は「十三湊」(とさみなと)だ。この湊の名前は今読んでいる「岳飛伝」でも度々出てくる。平泉の藤原氏が栄えた鎌倉時代初期(12世紀末)に中国との間で交易があったことになっている。勿論小説だから事実は不明だ。今の十三湖当たりに15世紀半ばまで安東氏が居を定め繁栄していたらしい。実際、日本海側は津島海流に乗った文明の大きな流れがあったのは事実で、三内丸山でも翡翠(新潟県姫川付近で産出されたもの)が発見されているし、十三湊でも西の物品が色々見つかっている。また鯵ヶ沢の少し北に「亀ヶ岡遺跡」がある。ここからは縄文時代晩期の埴輪がたくさん出土しており、江戸時代にはヨーロッパにまで運ばれ売られていたという。そして稲作が北九州から日本海伝いに伝えられ、この地が当時の稲作の北限となった。その田んぼの跡も見つかっている。最後は「大湯遺跡」。秋田県にあるのだが、「ストーンサークル」があるのだ。日本にまさかストーンサークルがあったなど全く知らなかった。驚きでした。我等日本人の祖先は縄文時代から広く日本列島に住んでいたことは間違いない。その子孫が我々なのだ。菅江と言う人は1754年生まれで1829年76歳で亡くなったから当時としては長寿だったといえる。彼の書いた旅日記が現存し、こういった遺跡を教えてくれているのだ。さいたまでの勉強会の帰り道、綺麗な薔薇の花が咲いていた。(写真:薔薇の花)

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「ある日の夕食」

「手前勝手世界食物語、第406」
「ある日の夕食」
週に2-3回は外食をしているが、余り最近は食べたいものがなくなってしまった。行く店もマンネリになりつつあり、かといって新しい店を開拓する意欲もない。困ったものだ。その日も有楽町マリオンの8階のイタリアンの店でいつもと同じようなものを食べた。まずは豚の燻製肉のスライスしたもの。(写真:豚燻製肉)

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油っぽい肉だった。
サラダ(写真:サラダ)
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次がピッツザ・マルガリータ、この店のピッツァはちょっと小さ目。まあまあの味でした。(写真:ピッツァ)
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最後は、豚肉を焼いたもの。ボリュームもある肉だ。(写真:豚肉のロースト)
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これに白ワイン一本でした。

次の日はいつも行く食べ放題の店。野菜中心に食べて、最後に寿司のコーナーから「手巻き寿司」も二本取ってきた。マグロと白身の魚が入っていた。(写真:手巻き寿司)

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これだけで満腹になってしまう。満腹でした。この日は家族連れが多く、老夫婦がお孫さんを連れてやって来ていたし、母親に学生風の男女の子供連れや、友人同士か男女のカップルなどもいた。肉類はローストビーフに肉団子、唐揚等だが、麺類もラーメン、うどん、焼そばとあり、カレーもスープも多種類あるのでお子様には合うのだろう。今日も食べ過ぎました。
以上、勢古口が東京よりお送りしました。

「スペインの旅、後記、ガウディの死」

「J  REPORT 2016 5月第2週」
「リタイアメント・ノート 7年11ヶ月目」、
「VOL。949号 SINCE AUG.12th、1983」
ご意見ご要望等が御座いましたら、こちらへメールください。
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「旅暦66、三度目のスペインの旅、後記、ガウディの死」
「時差と夏時間」
不思議だったことがある。時差の問題だ。到着したスイスのチューリッヒは日本との時差が7時間だった。夏時間を使っているので、普通ならば8時間の時差のはずだ。ところが移動したスペインも同じ7時間の時差だった。地球一周360度を24時間で割れば1時間は15度になる。標準時のロンドンの経度がゼロ度。この線はパリの西、スペインではバレンシアを通過する。そして東経15度の線は、チェコのプラハやオーストリアのウィーン当たりを通る。東経30度はロシアのサンクトペテルブルグやウクライナのキエフ、トルコのイスタンブールを通過する。ということはスペインは本来の時間帯(ロンドンと同じ時間帯)ではないヨーロッパ時間帯を使っていることになるのではなかろうか?だから夜明けが午前7時、日の入りが午後9時と極端な夏時間になっていた。(写真:バルセロナの夜明け)

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「国民性と時間」
ラテン系の民族は皆時間にルーズだ。待ち合わせ時間になっても我々のバスが現われない。添乗員さんが何度電話しても出ない。どうなっているのか?時間丁度に現われることはなかったが、それでも遅れてでもやってくるのが国民性なのだろうか?因みに運転手はポルトガル人だった。(写真:アルハンブラ宮殿の庭にて)
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「サグラダ・ファミリアの奇跡」
ガウディが造り始めてから既に100年以上経っている。少し前はあと300年は掛かると思われていた大聖堂だが、これだけ巨大なものを造るのに、力学上の色々な問題を解決するためにガウディは砂を袋に入れて逆さまに吊り、これで建物の形を考えたという。その模型が写真だ。(写真:逆さまのサグラダ・ファミリアの設計)
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ところが今はコンピュータで計算出来、更に3Dプリンターで詳細を作ることができるので細部の設計も直ぐに完成するそうだ。だから後10年でこの大聖堂は完成するというのだ。科学の進歩は素晴らしいとしかいいようがない。とことでガウディが死んで100年が経つ。彼は実はバルセロナ市内で市電に轢かれて死んだという。だが芸術家らしく非常にみすぼらしい格好だったので、浮浪者の死体として始末され、数日間放置されていたという。その後ガウディだったと判明したという。何故市電、所謂路面電車に轢かれたのだろうか?謎の死でした。

「貧富の差」
失業率が20%を超えるスペイン。また先進国病でもある「少子高齢化」の波がスペインも襲っていた。出生率は1.1だというから驚きだ。また依然として過去の貴族たちが保有する広大な私有地があるという。貧富の差は益々広がっているのだろう。街で見た大きなゴミ箱。分別仕分けて捨てられていないのでごみ焼却炉の傷み激しいという。だからある意味無責任な人たちだとも言える。(写真:大きなゴミ箱)

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過去の大航海時代の栄光を今も追っているのだろうか。EU内の南北問題の根は深い。

「スカート」
海外を旅行していて思うことに実に女性のスカート姿が見当たらないということだ。稀にスカート姿の人を見掛けると70歳以上の高齢の女性なのだ。しかし、日本では若い女性もスカートを履いている。だが海外では殆どの女性がスラックス姿だ。何故なのだろうか?(写真:太陽の広場の人びと)

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「灼熱の太陽」
グラナダの街中にある「ユダヤ人街」の一角。観光客が必ず訪れる場所だ。白い壁に青いバケットに花が植えられているのは前回ご紹介した。それにしても太陽が眩しい。スペインの位置は日本では東京から青森位の緯度に当たる。それにしても南国の太陽そのものだ。紫外線も凄い量だろう。だから皮膚がんの人が多いと聞いたことがある。不思議なのはマドリードの朝、気温8度、半袖の人もいれば、ダウンジャケットを着ている人もいた。(写真:ユダヤ人街)
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スペインは、南米を征服した国でもあり、アジアではフィリピンの宗主国でもあった。今、その栄光は失われたが、漸く最近はサッカーで強国として蘇っている。そしてスペイン語は今や全世界での共通語の一つにもなりつつある。過去の栄光は決して失われてはいないと思っている。

「東京都美術館にて」

「新世界絵画展」
友人Kさんの奥様が出展されているというので連休中に出掛けた。東京都美術館だった。絵は二枚続きの巨大なものだった。薄いブルーを基調にしたもので、女性らしい感性を感じさせる絵だった。こういう絵が描ける才能を私は持っていないので実に羨ましいと思うのでした。(写真:友人の奥様の絵)

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「伊藤若冲展」
同じ東京都美術館。驚いたのはもの凄い行列が出来ていたことだ。それが「若冲展」だった。聞くと何と2時間半待ちだという。江戸時代の画家だが、これほど注目されていたとは驚き以外の何物でもなかった。「フェルメール」の絵でもこれほどの行列は出来ていなかった。5月24日まで開催されている。(写真:若冲展の列)
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「2016 私の映画鑑賞記録」
映画「レヴェナント 蘇えりし者」(TC日劇にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★★(今年64作品目)
多分年代は19世紀初頭のアメリカは中西部。動物の皮を仕入れる猟師と地元インディアンの争奪戦。そんな中で案内役の男はグリズビーに襲われ瀕死の重傷を負わされる。そして仲間割れし、混血の息子を殺される。生きながら埋められた彼が蘇り仇を追うというお話し。確かに厳しい演技だったのだろう。レオナルド・デカプリオがアカデミー主演男優賞を、その他監督賞、撮影賞も獲得。だが食べるものもなく、重傷の中で九死に一生を得た割には太り過ぎていた彼は本気だったのだろうか?あれでは如何にも役者根性が足りたいのでは?

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映画「ズートピア」(TC日劇にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★★(今年65作品目)
動物たちが進化し言葉を喋り社会を形成しているという未来のお話し。弱い兎の女の子が平和のために警察官になる。そしてそこで起きる事件を見事解決するというもの。中々に捻った内容だった。連休中とはいえ子供も含めて満席でした。
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映画「追憶の森」(HTC豊洲にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年66作品目)
妻を失った教授が富士山の麓、青木が原樹林で死のうとする。するとそこに道を失い彷徨う日本人男性と遭遇する。二人は生き延びようとするのだが。大人のメルヘンでした。
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映画「シビル・ウォー キャプテン★アメリカ」(TCスカラ座にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年67作品目)
まあ、話しがなくなってきたのでヒーローを総出で映画を作ったという感じだ。アベンジャーズが仲間割れを起こすという物語。よく作るよ。
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映画「アイ アム ア ヒーロー」(UC豊洲にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年68作品目)
所謂ゾンビ映画だ。売れない漫画家、鈴木英雄が主人公。ひでお、英雄、だからヒーローか?まあ散弾銃をぶっ放しゾンビをやっつけるというお話し。あとは何もない。
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映画「スキャナー」(UC豊洲にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★(今年69作品目)
死者のものであっても、触れた物に残された思いを感じることが出来る男が殺人事件を解決するというもの。荒唐無稽過ぎた。つまらない。
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日経新聞5月6日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価によれば、「レヴェナント 蘇えりす者」が3つ星、「緑はよみがえる」が5つ星、「64/ロクヨン前編」が4つ星、「テラフォーマーズ」が3つ星、「シビル・ウォー キャプテンアメリカ」が3つ星、「追憶の森」が3つ星、「ヴィクトリア」が4つ星でした。

「私の去年2016年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
今年の★★★★★は、「俳優、亀岡拓次」「サウルの息子」「最高の花婿」「スポットライト」

今年の★★★★は、「はなちゃんのみそ汁」「ブリッジ・オブ・スパイ」「最愛の子」「ザ・ウォーク」「ブラック・スキャンダル」「キャロル」「オデッセイ」「マネー・ショート」「ヘイトフル8」「家族はつらいよ」「アーロと少年」「リリーのすべて」「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」「ルーム」「さざなみ」「レヴェナント」「ズートピア」

「2016 観劇シリーズ」
・1回目の観劇=二月喜劇名作公演(新橋演舞場)「名代 きつねずし」

「2016 旅の記憶シリーズ」
国内は1月の北東北「角館、秋田市内(秋田)」、「三内丸山遺跡(青森)」、「あつみ温泉、酒田(山形)」、「村上、新潟市内、瓢湖、燕三条、弥彦(新潟)」へ旅しました。海外旅行は、2月のキューバ(65カ国目)、そして2月のタイ、4月のスペインでした。

「2016 本の記憶シリーズ」
「獅子の城塞」(佐々木 譲 著)新潮文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年80冊目)

「奥右筆外伝 前夜」(上田 秀人 著)講談社文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年81冊目)

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「戎せいの章」(北方 謙三 著)集英社刊 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年82冊目)「岳飛伝」シリーズ第16弾
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「風雲」(坂岡 真 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年83冊目)「あっぱれ毬谷慎十郎」シリーズ第4弾
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「吉原詣で」(佐伯 泰英 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年84冊目)「鎌倉河岸捕物控」シリーズ第28弾
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「ないないば」(風野 真知雄 著)双葉文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年85冊目)「わるじい秘剣帖」シリーズ第4弾
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「五月人形」

「五月人形」
初めての内孫「蓮」のために「五月人形」を買い求めた。男の子の立身出世を願い、古式に則り、冑(かぶと)とした。合わせて山形県は酒田の「傘福」も買った。日本では傘の下に吊るす雛は酒田を含めて3箇所あり、1月に酒田に行った時に傘福の制作現場を見て、これは買わなければと思っていたので丁度よかった。更に名前と家紋を入れた木札も買った。(写真:五月人形)

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お爺さんと一緒の写真もそうそう撮ることはないだろう。初めて孫を抱きました。(写真:私と蓮)
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早いもので産まれてもう2ヶ月経った蓮君。目鼻立ちもはっきりしてきて男前?に思えるようになった。これも爺馬鹿なのだが、まずは一安心だ。(写真:2ヶ月目の蓮)
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当初2400g強しかなかったが、今は標準体重になったというから順調に成長しているのだろう。(写真:5月3日の蓮)
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孫娘二人も初めての「いとこ」との対面だ。(写真:いとこ3人)
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人は歴史を繋ぐものだ。蓮は分家(私の祖父の時に上京し分家となった)ながら十二代目の当主に当たる。私が十代目、長男が十一代目だ。彼が迎える22世紀はどんな世紀なのだろうか?決して見ることに出来ない未来に私は家系が続くことを祈った。

「早慶戦、敗れる」

「早慶戦、敗れる」
4月29日昭和の日、恒例の「早慶対抗戦」が駒沢陸上競技場で行われた。小学生の部から高校の部までは我が母校「ユニコーンズ」が連勝したが、69回目の大学対抗戦は強風が吹き荒れる中、いよいよキックオフ。(写真:キックオフ)

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前半は1点リードで終了した。最近はハーフタイムショーが凄い。チェアリーダーたちが動き回る。素晴らしい演技だ。(写真:ハーフタイムショー)
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しかし、後半は早稲田が追い上げ逆転を許してしまい、残念ながら敗戦を喫してしまった。彼我に一日の差があったとしか言いようがない。秋のリーグ戦は必ず勝とう。

「江戸の庶民の生活は楽だったか?83」
「江戸時代の門前仲町」
「深川永代寺」の門前にある町で通称「なかちょう(仲町)」と江戸時代から言われていた。「なかちょう」と言えば深川の門前仲町を指した。参詣客は「辰巳芸者」を揚げての宴会や、深川悪所と呼ばれる岡場所目当ての人も多かったという。元禄年間に「成田山新勝寺」の出開帳があってから、縁日以外にも「深川不動尊」や永代寺に繋がる「富岡八幡宮」への女性の参詣者も増えて反映した。また人気歌舞伎役者の「市川団十郎」が訪れたこともあり、より人気を博したという。私の地元でもあるので度々訪れるが、段々に下町風情が失われつつあるように感じているのは私だけだろうか?写真は近くのマンションの池で戯れる鴨の夫婦でした。(写真:鴨)

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昔は「神仏混合」だったから、富岡八幡宮の別当が永代寺であり、同じ境内にあったのだった。

「マグカップと紙コップの不思議」

「手前勝手世界食物語、第405」
「マグカップと紙コップの不思議」
有名コーヒーチェン店の「スターバックス・コーヒー」に対してアメリカで「アイスコーヒー」の量で訴訟が起こっていると報じられている。私は以前から不思議に思っていたことがある。それはスタバのコーヒーのショートサイズで「マグカップ」と「紙コップ」ではコーヒーの量が違うことだ。マグの方が少ないのだ。だからかも知れないが、店員はマグカップでの購入を勧める。なぜなのだろうか?本当はコーヒーの量が違うことを知りながら、店の利益のためにそうしているのだろうか?不思議だ。アイスコーヒーの場合は氷の量があるのでコーヒー本来の量が違うのは理解出来るが、普通のコーヒーでマグカップと紙コップで量が違うのとでは性質が全く違うのではないだろうか?私はプリペイドカードで支払いしているが、本来ならばマグで出してくれる場合は値引きすべきではないだろうか?疑問に思っています。(写真:スタバの店頭にて)

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「高いハンバーガー」
自宅近くの「ララポート豊洲」に新しい店が入った。それが「J.・S・FOODIES」というハンバーガー専門店だった。メニューを見てみるとなんと全てのハンバーガーが1000円以上する高価なものだった。平均1200円強だ。こんな高いのを買う人がいるのかと思っているとそれなりに結構人が入っている。たかがハンバーガー、されどハンバーガー、なのだろうか。マックでは今でも100円バーガーをやっているのかは知らないが、何故ならば食べたことがないので分からないのだが、その値段の差は何なのだろうか?本格的なハンバーガーでモスバーガーのように注文を受けた後に焼き始めていたから美味いのだろう。でも食べてみる気にはならなかった。(写真:ハンバーガー店の店頭)
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以上、勢古口が東京よりお送りしました。