「三社祭」
5月13日から三日間は浅草の「三社祭」だ。江戸三大祭りの一つだ。午前中だったのでまだ街は静かだった。バスで駒形橋まで行き、そこから徒歩で歩く。スカイツリーがよく観える。(写真:花壇とスカイツリー)
ここ浅草から下流は所謂「大川」と江戸時代は呼ばれていた。(写真:大川の流れ)
そして上流、千住大橋までが「隅田川」と呼ばれていた。だからこの間の堤にある桜を「墨堤の桜」といい、八代将軍吉宗の時代に植えられて江戸の桜の名所のひとつとなった。いよいよ浅草だ。雷門の前は多くの観光客で賑わっていた。特に人力車の数が凄い。丁度観光客と修学旅行生が重なったようだ。(写真:雷門前)
門の裏には対になった仏像があるが、余り観ている人はいないようだ。(写真:対の仏像)
それにしても凄い人出だ。正門を潜る。(写真:正門)
正門裏には大きな草履が飾られている。(写真:草履)
とても人が履けるようなものではない。仏様向けなのだろうか?本殿が見えてきた。煙が凄い。(写真:本殿)
階段を登り、賽銭を投げる。正面に仏様が観える。ご本尊は奥深く隠されているので本当の姿は分からない。(写真:正面祭壇)
言い伝えによれば、ご本尊は隅田川で付近の漁師が川の中から黄金の仏像を発見したとされているが、どうなのだろうか?若い着物姿の女性がお御籤を引いていた。(写真:お御籤)
「金龍山浅草寺」の裏にせせらぎがあるのを初めて知った。(写真:せせらぎ)
そこにはたくさんの鯉がいた。外国人が興味深く見詰めていた。(写真:鯉)
午後からは三社祭のパレードが始るらしいが、今はまだ何もやっていなかった。三日間で100万人の人出が見込まれるという祭りで江戸の夏祭りの始めを飾るものだ。五重塔も見える。(写真:五重塔)
道端で子供がクルクルと棒を廻していた。吹流しのような紙が付いていてキラキラとひかっていた。(写真:子供の遊び)
驚いたことに「ふくろう」が飼われていた。夜行動物だが昼も見えるのだろう。(写真:ふくろう)
街々では神輿は出発準備を終えているようだ。(写真;神輿)
神輿の向こうにスカイツリーが見えた。(写真:神輿とスカイツリー)
特に日曜日の15日は「せいや、せいや」との掛け声で浅草が埋め尽くされるのだろう。