サラリーマン時代の先輩が「日美展」という絵画展に出品しているというので六本木の「国立新美術館」へ行った。水彩画部門で「国際文化カレッジ賞」というものを受賞したという。聞いてみると作品を主催者に出すのは自由で、但し参加料が必要らしい。そして作品を先生達が観て評価してくれるという。入選すれば、こうやって展覧会に出展されるという。落選の場合は批評が添付されて戻されるのだそうだ。絵画が趣味の方には合理的なやり方だ。先輩は技術者だったのだが、その絵はサラリーマン時代から有名で会社内にも彼の絵が飾られていた。工事現場での機材や工事風景を描いた仕事に直結するものだったが、見事な筆だった。今回のは「見沼自然公園」という埼玉の公園風景を描いたものだった。その後夕食をご一緒したが、絵を描くためには、用紙はフランス製、絵の具と筆はイギリス製がよいというもので決して「弘法、筆を選ばず」ではなく、材料もいいものを使わないと駄目だとおっしゃっていた。最終結果を先輩から聞くと、「水彩画部門」に限定した場合、総出品数529名、最優秀賞以上4名、優秀賞24名、審査員奨励賞40名、国際文化カレッジ賞65名、秀作76名、佳作141名、入選179名とのことだった。
「手前勝手世界食物語、第213話」
「天丼のまさる」
浅草、仲見世通りからちょっと脇に入った分かりにくいところにあるのが「天丼がおいしい店 まさる」と大きな幟が上がっている店「まさる」だ。数年振りに行った。実はこの店、いつもやっているかというと「ネタ」が悪いと店を開かないというこだわりと言うか偏屈な店なのだ。良いネタが入ればやるという気儘さ。以前はマスコミの取材お断りだったが最近は違うようだった。丁度11時30分に入店したが、既に満席で店の入口近くの椅子に座って待つことになった。小さな店でカウンターが4席、上がり框のテーブルで5≠U人程度しか座れない。私の後から来た二人連れの女性たちは外の椅子に座らされてしまった。ギリギリのタイミングで店の中に座れた私でした。メニューは一種類のみ「天丼@3500円」と「美味しい味噌汁@200円」しかないのだ。店の中には「落語」の寄席の案内ばかりが張られている。カウンターの向こう側で油で揚げる音がする。カウンターの人たちが食べ終えて私が席に付いたのが入店後20分か。それから10分ほどで天丼が出てきた。丼の上にネタが乗り、丼の蓋が被せられなくて縦に乗せてある。蓋を丼の横に置き、まずネタのいくつかを蓋に移す。そしてオモムロにネタとご飯を食べる。蓋に乗せないとご飯が食べられないのだ。天麩羅のネタは「車海老と頭」「キス」「穴子」「ハゼ」だ。特に有名なのはこの店の「穴子の天麩羅」なのだ。その日のは穴子がクルクルと丸くなってしまっていたが、本来は20cm以上の穴子一匹が丼から溢れ出ている姿が凄いのだ。車海老をまず最初に食べた。それからキス、ハゼ、最後に穴子を食べたが、満腹満足美味しかったです。カロリーが高いだろうな?と思いながら、その夜からのダイエットを考えながら食べた。蓋にまず天麩羅を乗せるというのは、名古屋名物の「味噌煮込みうどん」も同じで熱々のうどんを蓋に一度乗せて温度を下げながら食べるのと似ている。今度行こうと思っている「吉原大門」前の「土手の伊勢や」の天丼も同じ食べ方をする。店を出ると外には7?8名の女性たちが暑い中椅子に掛けて待っておられた。ご苦労様です。さて30分で一回転となると一日で10回転5時間営業とすると約80人、すると売り上げは28万円、1ヶ月25日営業だと月の売り上げは700万円、年間では8400万円か、まあこれの7掛けだとしても、5880万円。家族3人でやっているから恐ろしい利益率になるのではないだろうか?
以上、勢古口が東京からお送りしました。
「人力車」
浅草雷門前のバス停のところに2台の人力車が置いてあった。観光地ではどこにでもある光景だが、歴史的な古い街にはこの人力車が観光客用に走っているのを良く観掛けることがあるだろう。京都でも沢山走っているし、ここ浅草もかなりの数の「車屋さん」がいる。この暑いのに大変だと思うのだが、果たして料金はどの位なのだろうか?10分1000円程度なのかなあ?とまあ勝手に想像している。今や「東京スカイツリー」人気もあり、7月末から「夢の下町」コースと銘打った都バスの新しい観光コースが出来た。東京駅から上野、浅草、東京スカイツリーの業平橋、そして両国や錦糸町などを巡るコースだ。まだ一度も乗ったことがないが、下町の観光地を上手く廻るには丁度安くていいかも知れない。都バスの一日乗車券@500円を買えば乗り放題だから、これは便利だろう。都バスというのは実は本当に便利だ。特に私のように身体障害者になった当初歩けない状態だから階段が一番困った。その点都バスは乗り降りが階段一段のみだから年寄りや身体が不自由な人には安心安全な乗り物なのだ。一日中乗り放題で500円もありがたい。都内ほぼ全部に張り巡らされた路線網があるから、ちょっと時間は掛かるが、のんびりと都内を廻るならば実に便利な乗り物なのだ。
「豊洲地区の再開発」
新聞報道によれば、豊洲交差点付近で大型の再開発が「三井不動産」によって始められるという。現在は草ぼうぼうの場所で、「地下鉄豊洲駅」と「ゆりかもめ豊洲駅」に隣接する絶好の場所がそれだ。記事によると約4万7千平方mの土地だとある。既に区立の図書館や消防署などが存在するが、それらを含めて一体化した再開発のようだ。地下鉄有楽町線も枝分かれして延伸が決っている様で、豊洲から住吉まで延びるという。すると半蔵門線や都営新宿線との接合にもなるから更に便利になる訳だ。今後、再開発が進めば、2012年には「武蔵野大学有明キャンパス」が、2014年には「昭和大学新豊洲病院」がベッド数100床以上の規模で開業するし、豊洲と隣接する有明、東雲地区は一気に人口増加となり、これらの地区合計で現在の8万人程度から2019年には約13万人になる見込みだという。当然それまでには「豊洲市場」もオープンしているだろうから、魚介類の日本最大の市場も出来、益々活気が出てくるのだろう。都心から南に下って、日比谷°竝タ?z地$ー海=i隅田川を越えて)*L洲%潔_@L明≠ィ台場と続くのが「晴海通り」だが、この周辺、益々目が離せない地域になりつつある。話しはちょっと変わるが、たまに都バスに乗ると、料金を支払わないで乗る人がいて運転手から注意されているのを見かけることがある。都会のバスは均一料金で「前乗り後降り」だが、地方だと料金が距離によって違うので「後乗り前降りで精算」と言う具合になる。だから都バスに乗ったことのない人は料金は後払いだと思うのだろう。まあどうでもいいが、都バスの200円は安いと思う。
「旅行の再開」
昨年9月に左膝の手術をしてほぼ一年が経過した。その間、リハビリに専念したこともあって、海外旅行等の長い旅は見送っていた。しかし、体調もほぼ元に復し、そろそろ海外旅行を再開したいと思う。9月には国内だが、念願だった「越中、八尾のおわら風の盆」へ行こうと思う。その後は9月に「東ドイツ」、11月に「ロシア」、12月に「ベトナム・カンボジア」1月に「南フランス」2月に「アメリカ西海岸」に行く嵐閧?贔?「している。西ドイツには行った事があり、東ドイツには一度行きたかったし、ロシアは美術館巡りが楽しみだ。また南フランスはこれも初めてだ。ベトナム・カンボジアも初めて、アメリカ西海岸はLAもラスベガスもグランドキャニオンにも行ったことがあるが、その他の世界自然遺産は初めてだ。
映画
映画「一枚の葉書」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年138作目)
戦友から預かった一枚の葉書はその戦友宛に届いた故郷の妻からのものだった。返事が検閲で書けない戦友は「自分が戦死したら、この葉書を妻の元に届けて、確かに読んだと伝えて欲しい」とのことだった。そして全ての配属先は上官の籤引きで決った。戦友は死んだ。男は生き残り、戦友の妻を尋ねると、そこには実に運の悪い女がいたのだった。新藤兼人監督の恐らく最後の作品となるのだろう。
映画「ツリー・オブ・ライフ」(TOHOシネマ六本木にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年139作目)
カンヌ映画祭最高賞獲得。キリスト教的倫理観を持って、神とは生命とは人類とは愛とは何か?を問うもの。独特のカメラワークと人の眼丈の視線で捉えた画像が実に美しい。1950年代のテキサスの田舎町に住む少年3人兄弟の長男と、独善的な父親との愛憎関係を描く。見方によっては理解出来ない部分もあるかも。だが長男を演じた少年の演技が素晴らしかった。必見の映画です。
映画「メカニック」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年140作目)
メカニックと呼ばれるプロの暗殺者のお話し。痛快な動きでどんどん暗殺を実行してしまう手際のよさとスリリングな活躍に暑さを忘れさせてくれた。
映画「ペーパーバード 幸せは翼にのせて」(銀座テアトルシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年141作目)
フランコ総統支配下のスペイン。全体主義が国を覆う。戦争で妻と子どもを亡くした喜劇役者、同じく戦争で母を失った子ども。彼らは偶然に同じ劇団で働くことになる。子どもは子役として喜劇に出る。そこで起こる悲喜劇、最後は涙、涙の感動ドラマ。良い映画でした。原題のペーパーバードとは紙で折った鳥のこと。子どもが作ったもの。
映画「未来を生きる者たちへ」(日比谷シャンテシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年142作目)
主題は「沫ヘ」にどう対応するか?ということ。デンマークの中学で虐めにあっているスゥエーデン人の少年と転向してきたばかりの少年は遂にいじめっ子に逆襲する。一方、虐められていた少年の父親は医師でアフリカで難民キャンプで働いている。そこで次々と起きる妊婦殺人事件。だが偶然犯人のブラックマンという「ならず者達」の首謀者が運び込まれてきて怪我した足を治せという。周囲の人は殺人者だから治す必要はないというのだが、医師は患者として扱う。医師はデンマークに帰国したが、あることがあり子供たちの前で乱鮪メの男に殴られるが反撃しない。そんな沫ヘの応酬を嫌う医師。だが息子達は乱鮪メに復讐しようとするのだった。なかなか考えさせられるいい映画でした。
映画「雨に唄えば」(日比谷ミユキ座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年143作目)
1920年代、アメリカ映画界にトーキーの時代が訪れた。無声映画からトーキー映画への切り替え時に起こった事件をミュージカル風に描く。歌は良く知っていたが、映画がこのような内容だとは知らなかった。流石ハリウッド。
映画「この愛のために撃て」(有楽町スバル座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年144作目)
パリで富豪が暗殺された。その犯人とされた男が交通事故で入院した。そこで働く看護士の妻が何者かに誘拐され、妻を殺されたくなければ、入院している男を密かに連れ出せと命令される。そして何とか男を連れ出すのだったが、警察に追われパリの街中を逃げ回ることになる。なかなか見ごたえのある映画でした。
日経新聞8月19日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価は、「ハンナ」が4つ星、「サヴィヴィングライフ」が4つ星、「カンフー・パンダ2」が2つ星、「イースターラビットのキャンディ工場」が3つ星、「シャンハイ」が3つ星、「うさぎドロップ」が3つ星、「リメンバー・ミー」が3つ星でした。
「シノプスシ138」
本「三人羽織」(井川香四郎著、)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年241冊目)「梟与力吟味帳」シリーズ10作目
本「闇夜の梅」(井川香四郎著、)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年242冊目)「梟与力吟味帳」シリーズ11作目
北町奉行所の吟味与力「藤堂逸馬」ら3人が江戸の悪を魔ュ。
本「旧主再会」(佐伯泰英著、)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年243冊目)「酔いどれ小藤次留書」シリーズ16作目
老年の域に入ろうという年寄りの「赤目小藤次」、今度の事件は信州は「松野藩」のお家騒動だった。信州路に旅立つ彼の前にはまたまた危機が。
本「淡路坂」(藤井邦夫著、)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年244冊目)「養生所見廻り同心 神代新吾事件覚」シリーズ4作目
「小石川養生所」が担当の北町奉行所の同心「神代新吾」の活躍を描く。
本「母子草」(今井絵美子著、)角川春樹時代文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年245冊目)「立場茶屋おりき」シリーズ8作目
品川宿で料理宿屋と茶店、蕎麦屋を経営する2代目おりきを中心にして季節の料理を生かしながら江戸の暮らしを描く。
本「彼岸花」(宇江佐真理著、)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年246冊目)
いつもながら女心を美しく描く下町人情話し6話。
本「眼に見えぬ敵」(八木忠純著、)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年247冊目)「喬四郎 孤剣ノ望郷」シリーズ5作目
敵討ちを目指す有馬喬四郎を次々と襲う敵を破り続けるのだが。
吉原大門
「J REPORT 2011 8月第4週号」
「リタイアメント・ノート 3年目2月目」 「VOL.699 SINCE AUG. 12th、1983」
「吉原大門」
天丼を食べに浅草から都バスに乗って「吉原大門」へ行った。ここはご存知、江戸時代に遊郭があった場所だ。「大門(おおもん)」は今はないが、当時の人たちは日本橋辺りから船で大川を遡り、浅草の先、山谷堀で船から上がり、日本堤をここへと繰り出してきていたのだろう。今も吉原の花魁を見物するバスツアもあるようだし、「見返り柳」跡は今も残されているという。見返り柳というのは、昨晩同衾した花魁に心を残してきたので、ここで吉原を振り替えったと言われる場所に植わっていた柳というものらしいが、なんとも粋なものだ。江戸時代の古地図を観てみると「吉原」は長方形の四角になったおり、周囲を「お歯黒溝」と言われている掘割で囲まれていたらしい。勿論その訳は遊女たちの逃亡を防ぐことにあったという。さて今も吉原跡地にはかなり風俗関係の店があり、客引きの黒服の男性が出ているし、いかにもその筋の女性と思われる人たちが買い物から帰ってきたりして、やはりちょっと普通の街とは違った印象を与えてくれる。
「自転車は凶器」
早朝、愛犬の散歩中に中学生の乗った自転車に当て逃げされた。「こら、待て」と言ったら、何かわめきながら逃げて言った。こちらは身体障害者だから走れもしないから追いかけることも出来ない。翌朝、同じ時間同じ場所で待伏せして犯人を捕まえた。近くの中学校の生徒と称したが、「謝れ」と言ったのに「練習に遅れるから」とかいって、また逃げようとした。本当にどうしようもない「餓鬼」だ。サッカー部の早朝練習らしいが、人に後からぶつけておいて謝りもしないというのはどういう考えの餓鬼なのか?警察に引っ立てようかとも思ったが、名前と学校名、学年を聞いて後日学校宛にメールしたが、全く反応がない。夏休み中だからなのか?それとも教育に不熱心なのか?校長にでも文句を言いに行く必要があるだろう。かすり傷だったからよかったものの、本当に怪我や或いは死亡事故にも繋がる可柏ォがある自転車の運転には充分な注意が必要だということを再教育すべきだ。本当に頭に来た。
「手前勝手世界食物語、第212話」
「尾花」
東京で一番人気のある鰻屋さんといえば、勿論「尾花」だ。久し振り、恐らく数年振りに南千住の尾花を訪れた。開店直後の11時半だったが、既に一巡目の客が入っていて、外に行列が出来ていた。店側曰く、「これから一時間待ちです」とのこと。そとには椅子もあるが、私は立ちん坊。大きなミスト噴霧器付きの扇風機が廻っていたので意外に涼しかった。一時間待って、店に入ってから55分後に注文した「鰻重」の「中」が出てきた。因みに鰻の注文は並んでいる時にすることになっている。メニューを見てみると、「白焼 3300円」「うな重 3000円、3500円、4000円」「蒲焼 3200円 3700円 4200円」「中串蒲 8000円より」「筏 蒲焼 13000円より」「うざく 1500円」「う巻 1800円」「柳川 2300円」「あらい 1000円」「鯉こく 1200円」「焼鳥(二本) 1100円」「焼鳥重 2500円」「茶碗蒸し(10月から3月)1100円」とある。その他このメミューにはないが、「お新香」と「肝吸い」、それに飲み物類が注文できる。調理場を見てみると、凡そ男性が8名で、2名が捌き、2名が焼き、4名が盛り付けとその他の料理担当のようだ。4名の内2名は蒸しの仕事もこなしていた。女性陣も6≠V名ほどが店内を駆け回っていた。更に会計の窓口と下足番兼オーダー取りの女性が2名。板場の焼きの係りの人には頭の上から蛇腹のスポット冷房が流れていたが、そうでないととてもではないが火の前では暑くてたまらないだろう。さてこの店、鰻がなくなり次第店仕舞なのだ。過去にも何度となく仕事の後に来たことがあり門前払いをくらった経験がある。さあ、注文した3500円の鰻重と肝吸いが出てきたので食べた。時間はたったの10分。都合2時間以上で漸く食べられたが、やはりここの鰻は柔らかくて美味しかった。器も美しいし満足でした。さて過去、中串蒲や筏串蒲も食べた経験があるが、筏は流石大皿から溢れ出している超大型の天然鰻が丸まる一匹乗っていたが、これが出ると周囲のお客からため息が漏れるという優れものだ。昔は筏が1万円からだったからやはり値上げされていたが、チャンスがあればもう一度トライしたものだ。本当に美味しいのはこの筏だとお伝えしておく。お土産の鰻重の折を持って外に出たが、合計7450円は高いか安いかは食べてみれば分かるというもの。外にはまだ20人近くのお客が炎天下並んで待っていた。待ち時間1時間、店内で更に待ち時間1時間、さあどうしますか?お昼でなければお酒を飲みながら鰻が出てくるまでの間に焼鳥やう巻などを摘み時間調整するのだが、お昼では仕方がなかったので本を読みながら鰻を待っていた私でした。やはり尾花は尾花でした。
以上、暑さがぶり返した東京から勢古口がお送りしました。
「水族館」
数寄屋橋交差点の「SONYビル」前に毎年恒例の沖縄からの「ミニ水族館」がお目見えした。世の中「水族館ブーム」だという。日本は世界にも珍しい「超水族館大国」とのことで「数」「質」とも世界一だという。本当に全国各地に水族館はある。最近池袋のサンシャインに驚くべき水族館がオープンしたようだが、色々と魚の見方も変わったものだ。屋上の水槽はイルカが泳いでいる姿を下から見上げるとまるでイルカが空に浮かんで泳いでいるように見えるという。一度観てみたいものだ。
「円高と株安」
米国の景気停滞卵zや「国債格付け下げ」等が絡まって、このところの急激な「円高」と世界的な「株安」にはまいる。含み益が激減してしまった。まだまだ利益はあるものの、8月第一週に一瞬躊躇したために売り逃げ出来ずに利益を失ってしまった。投資信託も円高の影響でこれまた損害大だ。「リーマンショック」の再来のようなものだ。米国の債務問題が一端解決したのではと気を緩めたところを、米国債の格付け下げ騒ぎで世界株安で大損だ。一般投資家にとっては「魔の格付け会社」といえよう。何でこんなに格付け会社の影響力が強くなったのか?サブプライムローンでは全く間違った格付けをしていたくせに。本当に嫌になってしまう。
「ごろべい」
銀座4丁目の交番の角にあるコーヒーハウスの横に「狛犬」のように「ごろべい」と名付けられた犬だから猫だか分からない石の像がある。分かり難いから目立たないが、何なのだろうか?目の前の交番を睨んでいるような「ごろべい」だが、待ち行く人には殆ど眼に入らないように通過して行く。土日の歩行者天国ともなれば多数の人で賑わう銀座だが、この「ごろべい」の眼には何が写っているのだろうか?角の交番には名物叔父さんがいる。ボランティアなのだろうが、銀座の知恵袋的存在らしく、観光客などの問い合わせに応じて色々と教えているようだ。同じような紙袋を持った中国人観光客がワイワイ言いながら通過していった。今や中国人は日本経済を支える重要なお客様だ。その購買意欲たるや凄まじいものがあるという。きっと「ごろべい」も喜んで大歓迎していると思う。
「右肩」
左膝を昨年の9月に手術して、その後永年の無理が祟って右膝痛になってしまったが、実は左膝と同じような時期から悪くしているのは「右肩」なのだ。大学時代はフットボールのクォーターバックをやっていた。その時、右肩を壊している。4年の秋のシーズンには試合前に駒沢の国立第二病院で毎回痛み止めの注射を打ってもらって、試合をしていた。そんな無理に無理が重なって、50歳を過ぎた頃から右肩が真っ直ぐに上がらなくなってしまった。勿論今でも右肩は真上に上げることは不可狽セ。中途半端に曲がったままでしか上げられない。なんだか身体中がガタガタになってしまっている。情けない限りだ。膝のほうはモモの筋肉が落ちたが、それでも毎日ほぼ10kmのウォーキングには耐えられている。走ることは無理だし、ゴルフも出来ないが、それでも歩けるだけましだろう。満身創痍の私でした。
映画
映画「モールス」(TOHOシネマ六本木にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年135作目)
原題は「LET ME IN」。冬、雪の日に12歳の少年の隣の部屋に一人の男性と一人の少女が引っ越してきた。実は彼女はバンパイヤーだった。男性は少女のために殺人を犯し、被害者の血液を抜き取っていた。そんなある日、少女と少年は夜の庭で知り合い互いに惹かれあうようになった。一方、少年は学校で虐めにあっていた。少女の連れであった男性が事故に巻き込まれ病院に運ばれた。そこで起こった出来事は?果たして吸血鬼である少女と普通の少年との間に何が起こるのか?サスペンスドラマでした。日本語の題名はモールス信号のこと。一方原題は「部屋に入れて下さい」という吸血鬼のお願いの言葉でした。
映画「ヒマラヤ 運命の山」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年136作目)
ヒマラヤのある山に登ったドイツチームの中の二人の兄弟の物語、実話だそうです。未踏はの山に挑む登山家兄弟を描く。暑い最中、涼しい怖い映画でした。
映画「ウエストサイドストーリー」(日比谷みゆき座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年137作目)
既に何度も観ているはずだったが、こんな内容だったのか?と実は驚いている。ブロードウェイ・ミュージカルの大ヒット作品だが、移民という人たちの争いの中でこんな悲劇があったとは。実に素晴らしい作品だった。
日経新聞8月12日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価は、「ツリー・オブ・ライフ」が4つ星、「未来を生きる君たちへ」が4つ星、「メカニック」が3つ星、「ペーパーバード 幸せは翼にのって」が3つ星、「行け!男子高校生演劇部」が2つ星、「ヒマラヤ 運命の山」が3つ星、「ジョン・レノン、ニューヨーク」が3つ星でした。
「シノプスシ137」(読書シリーズ137)
本「日照り草」(井川香四郎著、)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年233冊目)「梟与力吟味帳」シリーズ2作目
本「忍冬」(井川香四郎著、)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年234冊目)「梟与力吟味帳」シリーズ3作目
本「花詞」(井川香四郎著、)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年235冊目)「梟与力吟味帳」シリーズ4作目
北町奉行所の吟味与力「藤堂逸馬」3人が江戸の悪を魔ュ。
本「天地明察」(冲方 丁著、)角川書店刊 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年236冊目)
一人の江戸城に勤める「碁方」であり、「算学(数学)好き」である「春海」が22年の長きを掛けて遂に「大和暦」を完成させ改暦となるまでの物語。17世紀前半に既に日本でも「地動説」や「円周率3.14」が信じられていたということに驚かされる。当時の数学の水準の高さも凄い。2010年「本屋大賞」&「吉川英治文学新人賞」受賞作品でした。
本「雪の花」(井川香四郎著、)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年237冊目)「梟与力吟味帳」シリーズ5作目
本「鬼雨」(井川香四郎著、)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年238冊目)「梟与力吟味帳」シリーズ6作目
本「科戸の風」(井川香四郎著、)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年239冊目)「梟与力吟味帳」シリーズ6作目
本「紅の露」(井川香四郎著、)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年240冊目)「梟与力吟味帳」シリーズ7作目
本「惻隠の灯」(井川香四郎著、)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年241冊目)「梟与力吟味帳」シリーズ7作目
北町奉行所の吟味与力「藤堂逸馬」ら3人が江戸の悪を魔ュ。