「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「ラーゲリより愛を込めて」(UC豊洲にて)私的評価★★★★(今年102作目)
山本幡男一等兵とその家族は終戦直後のソ連の満州侵略で別れ別れになり、夫はシベリアに抑留された。そしてスパイとして25年の懲役刑を科せられた山本は昭和29年に癌で死亡するが、その間の家族とのやり取りが悲しい。事実だとすれば実に可哀想な話しでした。

12月16日付け読売新聞夕刊の「All that Cinema」では「ケイコ 目を澄ませて」、「アバター ウェイ オブ ウォーター」、「理大囲城」、「週末の探偵」、「トゥマロー・モーニング」、「浦安魚市場のこと」が紹介されていました。

また16日付け日経新聞夕刊の「アートレヴュー」の評価は、「ケイコ 目を澄ませて」が5つ星、「アバター ウェイ オブ ウォーター」が4つ星、「理大囲城」が4つ星、「週末の探偵」が3つ星、「そばかす」が3つ星、「トゥマロー・モーニング」が3つ星、「Never Goin’ Back」が3つ星、「浦安魚市場のこと」が3つ星他でした。

「私の2022年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」「ベルファスト」「大河への道」「PLAN75」「峠 最後のサムライ」「エリザベス 女王陛下の微笑み」「ベイビー・ブローカー」「エルヴィス」「アキラとあきら」「アバター3Dリマスター」「RRR」「ザ・メニュー」
★★★★=「クライ・マッチョ」「スティルウォーター」「コーダ あいのうた」「オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体「ザ・バットマン」「林檎とポラロイド」「ガンパウダー・ミルクシェイク」「オートクチュール」「ナイトメア・アリー」「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」「名探偵コナン ハロウィーンの花嫁」「親愛なる同志たちへ」「トップガン マーヴェリック」「アルピニスト」「ボイリング・ポイント」「アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台」「ロッキーVSドラゴ」「異動辞令は音楽隊!」「アイ・アム まきもと」「ダウントン・アビー」「MONDAYS」「犯罪都市 The Roundup」「土を喰らう十二カ月」「ミセス・ハリス、パリに行く」「ラーゲリより愛を込めて」

「私の2021年に観た映画は107本でした」
特によかったのは、★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」「ドライブ・マイ・カー」でした。
2022年アカデミー賞でドライブ・マイ・カーが国際長編映画賞を受賞。

「2022 観劇シリーズ」 2021年の歌舞伎観劇は11度でした。
寿初春大歌舞伎(歌舞伎座)第2部観劇。
新作歌舞伎「プぺル~天明の護美人間」(新橋演舞場)朝の部を観劇。
2月大歌舞伎第2部を観劇。「春調娘七種」&「義経千本桜 渡海屋大物浦」。
3月大歌舞伎第2部を観劇。「河内山」&「芝浜革財布」
4月大歌舞伎第2部を観劇。「荒川の佐吉」&「義経千本桜」
5月大歌舞伎第2部を観劇。「暫」&「土蜘」
6月大歌舞伎第2部を観劇。「信康」・「勢獅子(きおいじし)」
7月大歌舞伎第2部を観劇。「夏祭浪花鑑」=主演は海老蔵。「雪月花三景」=海老蔵、ぼたん、堀越勘弦の親子
納涼8月大歌舞伎第2部観劇。「安政奇聞佃夜嵐」「浮世風呂」
秀山9月大歌舞伎第2部を観劇。「松浦の太鼓」「揚羽蝶繍姿」
芸術祭十月大歌舞伎第2部を観劇。「祇園恋づくし」「釣女」
十一月吉例顔見世大歌舞伎、十三代目市川團十郎襲名、八代目市川新之助初舞台の昼の部を観劇。「祝成田櫓賑」「外郎売」「勧進帳」
十二月大歌舞伎 市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿披露 八代目市川新之助初舞台を観劇。「鞘當」「京鹿子娘二人道成寺」
歌舞伎座新開場十周年 壽 初春大歌舞伎第二部を観劇予定。

「2022年旅暦」
1月に福岡・博多、北海道・札幌、富山、2月に富山・氷見、福岡、熊本、長崎・佐世保、大宰府、石川・金沢、3月に北海道・釧路、そして石川・橋立、4月は札幌に、信州(松本、長野)と東北(米沢)に、6月には宮古島へ、下旬には釧路に避暑、8月には長岡に花火見物に、9月には今年4度目の北海道へ、10月には都民割で迎賓館見学に、11月には4S会で新潟北陸に、また11月末から12月始めには大人の休日俱楽部パスを利用して東北、信州への蕎麦の旅に、12月には八重山諸島に行きました。
更に北陸と岐阜へも行く予定です。
来年は1月に釧路、2月にオホーツクへと行く予定です。
また海外にはハワイに5月、8月と11月に行き、次のハワイは家族連れで34度目を2023年5月の予定です。

「2022 本の記憶シリーズ」  2021年の読書数は、277冊でした.
「商人殺し」(小杉 健治 著)幻冬舎文庫 私的批評眼★★★(今年270目)「はぐれ武士・松永九郎兵衛」シリーズ第1弾

「恩讐」(上田 秀人 著)徳間文庫 私的批評眼★★★(今年271目)「隠密鑑定秘録」シリーズ第2弾

「本位に非ず」(上田 秀人 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年272目)

「十二月大歌舞伎」

「十二月大歌舞伎」昼の部(写真:K1)
「市川海老蔵改め 十三代目市川團十郎白猿襲名披露 八代目市川新之助初舞台」(写真:K2)
歌舞伎十八番から3つの題目を選んだ公演だ。歌舞伎十八番とはご存じの通り、七代目團十郎が初代から好評だった演目から十八題を選び市川宗家のお家芸としたもの。
(写真:K4)

「鞘當」(さやあて)
武士の刀の鞘が触れることをいい、喧嘩の元となった。桜満開の吉原で雲に稲妻模様の着物の不破伴佐衛門(松緑)と、雨に濡れ燕模様の着物の名古屋山三(幸四郎)がすれ違う際に鞘当て、切り合いとなる。

「京鹿子娘二人道成寺」
道成寺は紀州最古の寺で、「安珍清姫」のお話しの舞台となった寺。僧侶の安珍に惚れた清姫は安珍を追うが、安珍は寺の釣り鐘に隠れる。そうとしった清姫は蛇となり釣り鐘にとぐろを巻き、安珍を焼き殺したという。
時代は変わり今、寺では新しい釣り鐘の鐘供養が行われていた。本来女人禁制の境内に二人の白拍子(勘九郎、菊之助)が現れ奉納の舞を踊る。実はこれらの白拍子は清姫の亡霊だった。そこへ勇猛果敢な豪傑「大館佐馬五郎(團十郎)」が現れ荒事となる。そして蛇になった清姫の亡霊を「押戻」で退散させるというもの。実はこの押戻が歌舞伎十八番なのだ。團十郎の登場はほんの10分にも満たなかった。

「毛抜」
小野小町の子孫「春道(梅玉)」の屋敷では日照り続きのために雨乞いをしようとした帝から小町の短冊を出すように求められる。しかし短冊がなくなっていた。またこの家の姫君錦(廣松)は不思議な病に掛かっていた。姫の許嫁の家臣粂寺弾正(新之助)がやってくる。そこで弾正は毛抜きを使うと不思議、毛抜きは舞い上がる。姫の髪の毛も舞い上がるという。しかし銀製のキセルは舞い上がらない。弾正はその理由を見抜き、天上裏に何者かが潜み磁石を使っていることを突き止める。
私の感想、9歳の新之助君は声も子供の声で甲高く音量も少なく、また早口過ぎてセリフの半分も聞き取れなかった。まだまだこれからの役者だ。練習と経験を沢山積む必要があると感じた。まあ、将来性を見込んで長い目で見てあげよう。
市川家の家紋「三囲」四角が三つある紋(写真:K5)
牡丹の花をあしらったもの(写真:K6)

「シェラトン横浜 中華料理 彩龍」

「手前勝手世界食物語、第642話」
「シェラトン横浜 中華料理 彩龍」
私の母の姉が10月に100歳を迎え祝ったが、その3週間後に亡くなった。
その四十九日の日に藤沢の遊行寺の下寺「長生寺」で納骨をした。
横浜駅に戻り「シェラトンホテル」のレストランで偲ぶ会を催した時の写真だ。(写真:叔母の遺影)
初めて来た中華レストランだったが、中華をフランス風にアレンジしたものだった。
まずはビールで献杯。(写真:S1)
突き出し(写真:S2)
フカヒレ(写真:S3)
鶏肉のオレンジ味(写真:S4)
海老(写真:S5)
豚肉と野菜の炒め物(写真:S6)
焼き飯(写真:S7)
デザートのお汁粉(写真:S8)
余りにも上品過ぎていたが、味は流石に良かった。サービスの良かったが、値段が高そうだったのが玉に瑕かな?

「ル・クチュ」

「ル・レクチュ」
新潟は佐渡の所謂洋梨だ。いつも気に掛けて頂いているO氏からの贈り物だ。収穫時期と食べ頃に時差があり、少々待たないと熟して美味しい食べ物にはならないというので、自宅で保管していたが、漸く食べ頃になり、孫たちに配って回った。(写真:洋梨)
私は食べなかったが大好評だったことをお伝えしよう。

寒さも本格的になってきた東京より勢古口がお送りしました。

「夏が涼しい勝浦・担々麺の三彩亭」

「J  REPORT 2022 12月第3週号」 
「リタイアメント・ノート 13年6ヶ月目」
「VOL.1294 SINCE AUG.12th、1983」
「走るな! 転ぶな! 風邪引くな!」が老人には大切らしいです。

「旅暦120話」「東北・信州蕎麦の旅+房総の麺 続き」
「夏が涼しい勝浦・タンタン麺の三彩亭」
今年の夏に有名になった勝浦。実は夏場でも27度を超えることがないということで大人気になったというのだ。だから日中も冷房は不要だし、夜は寒い位だという。そんな関東では珍しい涼しい夏の勝浦には新しく住む人が増えているという。そして勝浦の名物と言えば「勝浦タンタン麺」だ。町内には十数件のラーメン屋があり、そこで提供される勝浦タンタン麺がある意味観光名物になっている。
今回の店には数年前に日経新聞で紹介された店で二度目の訪問だ。東京から特急で1時間半。勝浦に到着した。
駅には歓迎の?(写真:A1)
何だろう、雛人形があった。(写真:A2)
歩いて5分ほどのところにその店はあります。「三彩亭」です。(写真:A3)
丁度若い人たちの客が4人いました。店は店主が調理人で若い女性が運び役でした。カウンターには6人くらい座れるかな。(写真:A4)
私は勿論勝浦タンタン麺を頼みましたが、先にいた4人組はそれぞれが違う料理を頼んでいたので、調理に時間が掛かり、私の番になるのに20分ほど掛かりました。
出て来た勝浦タンタン麵です。(写真:A5)
具材は大量の玉葱、ひき肉とニラだけ、細麺に辛い出汁のタンタン麺でした。前回訪れた時の印象と全く違うので戸惑いました。これだったのかな?でも親切にスプーンが二つあり、穴あきと穴なしがあり、これは驚きのサービスでした。(写真:A6)
辛いスープを飲みたくない人には穴あきが便利ですね。まあ余り感動なしませんでしたが、スープは飲まずに具材だけ食べました。
帰り掛けに雨が降り出しましが、駅に無事戻りました。(写真:A7)

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「ブラック・アダム」(TC日比谷にて)私的評価★★(今年101作目)
まあ荒唐無稽なお話しを練り上げたものだ。魔力のある王冠を巡って5000年の眠りから目覚めたブラック・アダムに対して昔の王朝の後継者が襲い掛かり王冠を奪おうとする。それに対して正義の味方の軍団が現れ、三つ巴の戦いとなるのだが、2時間も長かった。こんな映画が世界的にヒットするとは信じられない。

12月9日付け読売新聞夕刊の「All that Cinema」では「ラーゲリより愛を込めて」、「夜、鳥たちが啼く」、「MEN同じ顔の男たち」「天上の花」「光復」が紹介されていました。

また9日付け日経新聞夕刊の「アートレヴュー」の評価は、「MEN 同じ顔の男たち」が3つ星、「少年たちの時代革命」が4つ星、「夜、鳥たちが啼く」が4つ星、「光復」が4つ星、「ラーゲリより愛を込めて」が4つ星、「天上の花」が4つ星、「北風だったり、太陽だったり」が3つ星、「にわのすなば」が3つ星他でした。

「私の2022年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」「ベルファスト」「大河への道」「PLAN75」「峠 最後のサムライ」「エリザベス 女王陛下の微笑み」「ベイビー・ブローカー」「エルヴィス」「アキラとあきら」「アバター3Dリマスター」「RRR」「ザ・メニュー」
★★★★=「クライ・マッチョ」「スティルウォーター」「コーダ あいのうた」「オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体「ザ・バットマン」「林檎とポラロイド」「ガンパウダー・ミルクシェイク」「オートクチュール」「ナイトメア・アリー」「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」「名探偵コナン ハロウィーンの花嫁」「親愛なる同志たちへ」「トップガン マーヴェリック」「アルピニスト」「ボイリング・ポイント」「アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台」「ロッキーVSドラゴ」「異動辞令は音楽隊!」「アイ・アム まきもと」「ダウントン・アビー」「MONDAYS」「犯罪都市 The Roundup」「土を喰らう十二カ月」「ミセス・ハリス、パリに行く」

「私の2021年に観た映画は107本でした」
特によかったのは、★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」「ドライブ・マイ・カー」でした。
2022年アカデミー賞でドライブ・マイ・カーが国際長編映画賞を受賞。

「2022 観劇シリーズ」 2021年の歌舞伎観劇は11度でした。
寿初春大歌舞伎(歌舞伎座)第2部観劇。
新作歌舞伎「プぺル~天明の護美人間」(新橋演舞場)朝の部を観劇。
2月大歌舞伎第2部を観劇。「春調娘七種」&「義経千本桜 渡海屋大物浦」。
3月大歌舞伎第2部を観劇。「河内山」&「芝浜革財布」
4月大歌舞伎第2部を観劇。「荒川の佐吉」&「義経千本桜」
5月大歌舞伎第2部を観劇。「暫」&「土蜘」
6月大歌舞伎第2部を観劇。「信康」・「勢獅子(きおいじし)」
7月大歌舞伎第2部を観劇。「夏祭浪花鑑」=主演は海老蔵。「雪月花三景」=海老蔵、ぼたん、堀越勘弦の親子
納涼8月大歌舞伎第2部観劇。「安政奇聞佃夜嵐」「浮世風呂」
秀山9月大歌舞伎第2部を観劇。「松浦の太鼓」「揚羽蝶繍姿」
芸術祭十月大歌舞伎第2部を観劇。「祇園恋づくし」「釣女」
十一月吉例顔見世大歌舞伎、十三代目市川團十郎襲名、八代目市川新之助初舞台の昼の部を観劇。「祝成田櫓賑」「外郎売」「勧進帳」
十二月大歌舞伎 市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿披露 八代目市川新之助初舞台を観劇予定。

「2022年旅暦」
1月に福岡・博多、北海道・札幌、富山、2月に富山・氷見、福岡、熊本、長崎・佐世保、大宰府、石川・金沢、3月に北海道・釧路、そして石川・橋立、4月は札幌に、信州(松本、長野)と東北(米沢)に、6月には宮古島へ、下旬には釧路に避暑、8月には長岡に花火見物に、9月には今年4度目の北海道へ、10月には都民割で迎賓館見学に、11月には4S会で新潟北陸に、また11月末から12月始めには大人の休日俱楽部パスを利用して東北、信州への蕎麦の旅に、12月には八重山諸島に行きました。
更に北陸と岐阜へも行く予定です。
来年は1月に釧路、2月にオホーツクへと行く予定です。
また海外にはハワイに5月、8月と11月に行き、次のハワイは家族連れで34度目を2023年5月の予定です。

「2022 本の記憶シリーズ」  2021年の読書数は、277冊でした.
「風神雷神 上」(原田 マハ 著)PHP文芸文庫 私的批評眼★★★★(今年266目)

「風神雷神 下」(原田 マハ 著)PHP文芸文庫 私的批評眼★★★★(今年267目)

「家康の軍師1 青龍の巻」(岩室 忍 著)朝日時代小説文庫 私的批評眼★★★(今年268目)

「家康の軍師2 朱雀の巻」(岩室 忍 著)朝日時代小説文庫 私的批評眼★★★(今年269目)

「八重山諸島の旅」

「旅暦121話」
「八重山諸島の旅」
早朝6時半に集合しての羽田から約3時間で沖縄の那覇空港に。まだ午前10時45分だ。早速石垣島行きに乗り換える。沖縄本島からは空路約1時間、距離にして385km、八重山列島と呼ばれる島々に石垣島はある。沖縄から約200kmには宮古列島があり、これらを合わせて先島諸島と呼ぶらしい。今年は宮古島には行ったから、更にその南の島を訪れたのだ。これらの島々は東シナ海に浮かぶ緊張の防衛最前線でもある。
沖縄付近にも沢山の小島がある。(写真:B1)
(写真:B2)
宮古島上空だ。(写真:B7)
いよいよ石垣島が見えてきた。(写真:B3)
(写真:B4)
(写真:B5)
サトウキビの畑だろうか?(写真:B6)
空港に着陸。(写真:B8)
水槽には熱帯魚だ。(写真:B9)一旦ホテルに荷物を下ろした後、鍾乳洞にやってきた。(写真:B10)
丁度雨風が強くなり、勿論こんな状態では私は足元不如意につき参加はしなかったが、皆さんは鍾乳洞見学に赴く。(写真:B11)
(写真:B12)
兎に角39名と非常にツアーの人数が多く、それも勿論中高年中心のツアー客だから何事にも大変だ。花が咲いていたのがせめてもの慰めか。時間はもう5時過ぎだが、時差の関係でまだ明るい。
夕食は石垣牛だというが果たしてどんなものなのか?(写真:B13)
陶板焼き肉に魚の唐揚げ他、余り美味いものではなかった。

「二日目」

「二日目」
本日が周辺の島巡りの日だ。昨日は雨に祟られたが、今日は曇り空だ。まずはいつも食べない朝食を。(写真:C1)
そして船で約1時間、西表島(いりおもて)へ。船は双胴船だ。聞くと西は太陽が沈む方角、即ち日の入り、そこで西と書いてイリと読ませているという。東京から2100km、もう台湾のすぐそばだ。
この島に二つしかない信号機の一つ。(写真:C2)
島にはガソリンスタンドが一軒だけ。価格はレギュラーで190円台だとか。離島の生活は大変だ。もやし1袋170円だとか。
サトウキビ畑でススキのようなのはサトウキビの花だそうだ。石垣島は白糖、西表島は黒糖を生産しているという。有名な「とらや」の羊羹にはここ西表島の黒糖が全て使われているらしい。(写真:C3)
パイナップルの畑。(写真:C4)
めったに見られないのが「イリオモテヤマネコ」。道路には看板が。(写真:C5)
さて向かうは小さな島「由布島」(写真:C6)
ここへは水牛の車で向かう。水牛が餌を食べている。草しか食べない。大体水牛は身体の大きさ程度の草を毎日食べるらしい。(写真:C7)
海を渡る。(写真:C8)
御者による三線の演奏だ。歌も唄う。(写真:C9)
島には水牛の住まいもある。休む水牛たち。(写真:C10)
子牛もいますね。(写真:C11)
(写真:C12)
水牛の寿命は最大で30歳だとか。人間に換算すると90歳程度。また人を運ぶ仕事は3歳頃から始めて20歳までで引退するという。一日5時間、週休2日の労働だ。
南国ならではの草木もある。(写真:C13)
年間平均気温が23度というから暖かい。
昼食の時間に。地元の食材が一杯だ。(写真:C14)
名物の「紅いもご飯」(写真:C15)
モネの睡蓮の絵を連想させる池もあった。(写真:C16)
水牛は水で過ごすのが一番好きらしい。池に身体を沈める牛。(写真:C17)
水牛は海に入ると排便排尿を始める。陸では決してしないらしい。綺麗好きなのだろう。
次は「マングローブ」の川へ。ボートで川の上流へ向かう。両側共にマングローブの林だ。
サギがいた。今魚を狙って潜っているのが「黒面へらサギ」だという。立っているのはシロサギだ。
マングローブの林だ。海水と真水が合わさるところに生える植物だ。(写真:C18)
(写真:C19)
(写真:C20)
漁師が仕掛けた「蟹箱」だ。(写真:C21)
活け花のケンサシのようなマングローブ。色々な種類がある。(写真:C22)
陸には蟹が沢山いる。(写真:C23)
西表島から移動して竹富島へ。双胴船です。(写真:C24)
竹富島です。(写真:C25)
花に囲まれた島。ブーゲンビリア。(写真:C26)
ここでも観光客は水牛車で運ばれる。子牛が練習中だ。(写真:C27)
竹富島の入島証明書。(写真:C28)
実は海は本当に綺麗なのだが、雲が覆っているので美しさが理解し辛い。(写真:C29)
(写真:C30)
石垣島に戻ってきて一人の夕食です。観光ガイドブックを調べて選んだのが焼き肉店
「金牛」(かねうし)だ。(写真:C31)
二人分の肉と野菜です。(写真:C32)
(写真:C33)
締めは「冷麺」(写真:C34)
ここで沖縄県のクーポン券6000円を使い切りました。3泊x2000円ですね。
天気はなんとか雨降らず救われた一日でした。石垣島から西表島、由布島、竹富島と巡った一日。お疲れ様でした。膝がめちゃくちゃ痛いです。

「三日目」

「三日目」
聞くところによると、この地方では黒毛和牛が飼育されているという。それが産まれて8カ月までで、セリに掛けられ売り出され、それらの和牛が日本全国各地に行き育てられ、成牛となりご当地牛として出荷されるという。だから種黒毛和牛の産地なのだそうだ。
まずは朝食を。(写真:D1)
ホテル前の浜辺に行ってみた。コサギがいた。(写真:D2)
海は綺麗だ。(写真:D3)
平均気温23度で冬も暖かい地方なのだが、この時期の天気は良くないそうだ。
初日は雨、二日目は曇り空、三日目漸く青空が一部見えた。最終日には石垣島の北側にある「川平湾」(かびら)でのグラスボートによる海の生物の見学だ。
白い砂と蒼い海。(写真:D4)
八重山列島や沖縄本島も含めてサンゴ礁が隆起した島々なので、白い砂はサンゴ礁の欠片だという。ボートで湾内に。そこにはサンゴ礁に群がる青い小さな魚が沢山いました。(写真:D5)
グラスボートとは船の底をガラスにして魚等を見させる観光船だ。(写真:D6)
一昨日と昨日は海が荒れてグラスボートは出航出来なかったという。(写真:D7)
グラスボートは底が平だから波に弱いのだ。直ぐに転覆してしまう。
波が高かったので海底の砂も攪拌されて透明度が下がっているので、余り魚の姿が見えにくい。(写真:D8)
一部の人はウミガメを見たと言っていましたが、私は見ませんでした。
でもウミヘビが現れた。(写真:D9)
横縞模様のウミヘビ、嫌だね、気持ち悪いね。
浜に戻りました。(写真:D10)
これで石垣島を中心にした4島巡りは終わりだ。石垣島から那覇へ。そして東京へと飛び、羽田には午後5時15分着で無事帰りました。結構疲れましたし、膝の痛みが酷いのでもう旅は難しいかも知れません。再来週には北陸に行く旅があるのですが、膝の具合が心配です。

「今年最後の満月」

「今年最後の満月」
12月8日の月は今年最後の満月だった。(写真:M)
毎月満月の日はあるのだが、雨だったり曇りだったりして観ることが出来ない日もある。だが今年最後の満月は無事に観ることが出来た。感謝、感謝だ。
以上、先島諸島から東京に戻った勢古口がお送りしました。