「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「太陽は動かない」(TC日比谷にて)私的評★★★(今年22作品目)
日本版産業スパイ物語だ。ブルガリアやインド、香港でのロケで描く。

「ビバリウム」(TCシャンテにて)私的評★★★(今年23作品目)
若い恋人たちが何気なく訪れた不動産屋に案内されたのが、ヨンダーという新しい分住宅地。そこの9号棟に案内されたが、そのまま放置されてしまう。食料品は何故か配送されてきて赤ん坊まで送られてくる。だがそこから逃れられない。限りない恐怖が二人を襲う。

3月12日付日経新聞の「シネマ万華鏡」の映画評価は、「まともじゃないのは君も一緒」が4つ星、「ラーヤと龍の王国」が3つ星、「ブレイブ 群青戦記」が2つ星、「タロル」が4つ星、「フィールズ・グッド・マン」が4つ星、「すくってごらん」が3つ星、「ビバリウム」が3つ星でした。

「私の2021年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!! 
★★★★★=「ある人質」
★★★★=「聖なる犯罪者」「羊飼いと風船」「天国にちがいない」「秘密への招待状」「愛と闇の物語」「ステージ・マザー」

「2020 観劇シリーズ」 2020年の歌舞伎観劇は6度でした。
1月の初春海老蔵歌舞伎(新橋演舞場)を観劇。
2月大歌舞伎(歌舞伎座)二幕を観劇。「於染久松色読販・土手のお六、鬼門の喜兵衛」「神田祭」
3月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部「一谷ふたば軍記 熊谷陣屋」本筋は平家物語の一谷の合戦にて源氏の熊谷次郎直実が平家の平敦盛(16歳)を討つという話しだが、歌舞伎では戦い直後の陣屋でのお話し。総大将の義経から「桜の一枝を切らば、一指を切るべし」との命を受けて出陣した熊谷は実は敦盛を討ったと見せて、自分の息子の小次郎を殺しその首を敦盛の首として義経に差し出す。実は敦盛は後白河法皇のご落胤という高貴な出だったのだった。結果熊谷は直後出家し菩提を弔うことになる。子供を殺しても忠義を守るという武士の世界を描く。
            「雪暮夜入谷畦道 直侍」御家人の片岡直次郎は数々の事件を起こし奉行所から追われる身。花魁の三千歳は20日間も会えない直次郎に遂には体調を崩し廓の寮で静養している。そこへ訪れた直次郎に一緒に逃げるか、そうでないなら私を殺してから逃げてという。二人の悲恋を描く人情物語。
      (写真:K1)
      (写真:K2)
      (写真:K3)
      桟敷席から(写真:K4)
           (写真:K5)

「2021年大相撲観戦シリーズ」2020年の大相撲観戦は2場所でした。
1月場所の11日目を観戦。
3月場所は12日目を観戦予定。

「2021年旅暦」
1月に米沢と新潟に。

「2021 本の記憶シリーズ」  2020年の読書数は、364冊でした。
「江戸橋慕情」(稲葉 稔 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年46冊目)「研ぎ師人情始末」シリーズ第9弾

「長く高い壁」(浅田 次郎 著)角川文庫 私的批評眼★★★★(今年47冊目)

「あるいたぞ」(風野 真知雄 著)双葉社文庫 私的批評眼★★★(今年48冊目)「わるじい慈剣帖」シリーズ第5弾

「生きてこそ」(小杉 健治 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★★(今年49冊目)「風列廻り与力・青柳剣一郎」シリーズ第52弾

「三つ巴」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年50冊目)「新・酔いどれ小藤次」シリーズ第20弾

「浅草会にて」

「浅草会にて」
昭和46年卒の体育会の仲間たちの集まりの一つが「浅草会」だ。地元観光協会の会長をされている剣道部のF君に毎回ご紹介を受けて地元浅草の名店を廻っている。今回はコロナ禍、「マスク会食」とした。飲んだり食べたりした時にはマスクを外すが常時マスク着用での静かな宴会とした。場所は「魚采」さん。貸し切り状態とした。まずは幹事の挨拶と乾杯。(写真:A1)
今回の出席者は11名。ではご紹介を。(写真:A2)
(写真:A3)
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(写真:A6)
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(写真:A8)
では料理をお願いしよう。「付出し」(写真:A9)
「刺身」(写真:A10)
「揚げ物」(写真:A11)
「茄子の漬物」(写真:A12)
「馬刺し」(写真:A13)
「パンとアヒージョ」(写真:A14)
「ローストビーフ」(写真:A15)
最後に「ピッザ」が出たが写真を撮るのを忘れていました。
皆さん、元気に飲んで食べて楽しく3時間以上の会になりました。勿論昼間です。

PS「新型コロナウィルス対策を内閣官房NISCから眺めての考察」U君の話し。
恒例になっているU君からの報告ですが、彼は日常的に内閣官房に出入りしているのでその報告です。いわば政府内の内輪話ですね。
1:感染症と人類の戦いには常に人類が勝利してきた。
2:日本より衛生観念が低く医療体制も脆弱な国でも死者数が少ない国が多いのは何故か?3蜜だとか手洗いうがいは本当に科学的なのか?医療体制が日本より進んでいる欧米諸国に死者数が多いのは何故か?果たしてマスクには予防効果はあるのか?疑問だ。
3:集団免疫の強化策が必要だ。
4:日本では一冬1000万人以上のインフルエンザ患者が発生し3万人以上が死亡している年でも医療崩壊は起きていないのに何故コロナでは医療崩壊が起きるのか?不思議だ。
5:人類史上初めてのRNA遺伝子組み換え方式ワクチンゆえ危険性を長期間チェックすることが必要だ。
6:世界を席巻している新型コロナの嘘、米大統領選挙の嘘、環境問題の嘘等を見抜く世界観や歴史観はコロナの収縮よりも重要課題かも。
との疑問を投げ掛けてくれました。
こういう話しを内輪話として聞くと、政府も政治家も医療関係者もマスコミも皆、どうもコロナ危機を煽る方向に進んでいて国民を恐怖に陥れようとしているとしか思えない。これで誰が得をするのか考える必要があるようだ。
更にU君よりは米大統領選挙の嘘については、100年以上前から不正が横行していて、米国民は皆知っているとのこと。日本で報道されないだけだそうで、今回の選挙も不正だらけの嘘ばかりだそうです。民主主義国家とは名ばかりのアメリカが真実のようです。

「K先輩の訃報」

「K先輩の訃報」
それは突然の連絡だった。K先輩は私が学生時代のアメリカン・フットボール部の監督だった。私と6歳違いのまだまだ若手の監督だった。彼は都立戸山高校時代からフットボールのQBで活躍し、我が母校に入っても勿論フットボールをやった。私は高校時代に彼の現役時代の試合を見たことがある。そしてK先輩はM電機に就職後も母校のヘッドコーチを経て監督にもなった。
最も思い出すことは4年の時の明治大戦だ。下馬評は圧倒的に明治有利とのこと。だが私には実は開き直りの気持ちがあった。それは自分のやりたいゲームを自分で組み立ててみようということだった。試合前、痛めた右肩に駒沢の病院で痛み止めの注射を打って試合に挑んだ。最初から捨て身の我がチームはゲインにゲインを掲げ最初のタッチダウンを奪う。その後も展開は思い通りに進む。何度かベンチサイドから次のプレーの指示が入ったが、全て無視し自分でゲームを組み立てたが、それが見事に相手の裏を掻き遂にゲームセット。勝利した。その時K監督から初めて「ナイス・クォーターバッキング」と褒められた。私のような下手なQBが監督の指示を無視していても試合で使ってくれたK監督に改めて感謝申し上げる。御免なさい。でも試合は勝てました。
そんなK先輩とは2019年夏の部の不祥事による関東リーグTOP8からの下落という不名誉の後始末で何度も上京して頂き話し合った。また逐一状況を報告するためにFAXや手紙を送たり、指示も受けていた。実は先月2月13日にもメールでやり取りをしていた。
そんなK先輩の突然の訃報には驚くしかなかった。
家族葬のその日は晴れ渡っていた。遠く浅間山が見える西軽井沢の式場だった。(写真:S1)
家族葬とは名ばかりの本格的な葬儀だった。(写真:S2)
(写真:S3)
本当にダンディーなK先輩。皆が惜しむ中、奥様が仔細を話された。昨年5月に血液の病気だと判明し、治療は輸血ということで度々輸血してきたが、痛みもなく睡眠もしっかり取れていたという。また厳重なかん口令が敷かれ他言無用ということで進んだ。ところが2月22日に状況が悪化し緊急入院となり、最後は肺炎になり死亡したというのだ。参列者も皆その直後訃報を連絡されたという訳だ。実に安らかな死に顔だった。でもいい葬儀だった。
出棺後、我々フットボール仲間は追悼のために旧軽井沢の蕎麦屋に行った。軽井沢でも人気の蕎麦点だという。
そこで私が食べたのは「鴨せいろ」だ。(写真:S4)
少し硬めの蕎麦だった。田舎風だな。鴨汁は出汁も効いていて美味しかった。でも高かった。観光地価格だ。
蕎麦屋の前で東京から行ったフットボール仲間の3人だ。(写真:S5)
本当に人生は無常だ。これからも一日一日を大切に生きよう。K先輩ご冥福をお祈りいたします。
PS:葬儀会場で葬儀社の人が、この地方の風習は「棺に花は顔の周りだけに入れる」、「葬儀は火葬後に行う」ということでこれまたびっくりしたのでした。勿論我々は棺に花を満杯に入れた。

「北京烤鴨店」

「手前勝手世界食物語、第586話」
「北京烤鴨店」
ほぼ3年ぶりに訪れた。銀座のブルガリの裏にある店で、北京ダック専門店だ。(写真:C1)
飲み放題付きで10品のコース料理付きで3980円也。ハイボールを頼む。(写真:C2)
「前菜3種盛り」(写真:C3)
「五目フカヒレ入りスープ」(写真:C4)
コースメニューだ。(写真:C5)
「エビチリ」(写真:C6)
「北京ダック」(写真:C7)
「唐揚げ」(写真:C8)
「春巻き」(写真:C9)
「豚肉入り焼売」(写真:C10)
「麻婆豆腐」(写真:C11)
最後は「焼飯」(写真:C12)
香港にも2年以上行っていないから、あの「春鳴鹿(スプリング・ディア」の広東式北京ダックも食べていないので、今回行ってみたが、残念ながら本場香港の味は感じられなかった。あのダックを食べたいと思うのだが、コロナが去っても香港には行く気にならないと思う。中国政府が支配する共産国家の香港には魅力を感じないからだ。でもあの肉厚で熱々の広東式ダックを食べたいという気持ちに変わりはない。
以上、春の足音はもうそこまで来ている東京から勢古口がお送りしました。

「浅草にて」

「J  REPORT 2021 3月第2週号」
「リタイアメント・ノート 11年9ヶ月目」
「VOL.1202 SINCE AUG.12th、1983」
「浅草にて」
来週の同級生の集まりの場所を確認しておこうと思い浅草を訪れた。店は少し探したが、「ふぐの三角」の少し先にあった。店頭です。(写真:A1)
色々なメニューが貼られていた。(写真:A2)
今も昼間だけの営業で夜は持ち帰りのみだそうだ。
仲見世通りに出る。(写真:A3)
(写真:A4)
人出は少ない。観光客はせいぜい土日だけなのだろう。
一応浅草寺まで行ってみる。(写真:A5)
五重塔。(写真:A6)
本堂。(写真:A7)
人は疎らだ。ひな人形の季節ですね。(写真:A8)
雷門前には客引きの人力車がいたが、乗る人は殆どいない。一方貸衣装の和服姿の女性が沢山いた。(写真:A9)
果たしてこの先緊急事態宣言はどのような状況になるのだろうか?寂しい限りの浅草でした。
スカイツリーも心なしか力なく立っていました。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「あのこは貴族」(HTC有楽町にて)私的評★★★(今年20作品目)
東京は松濤で代々医者を営む家族の3女は結婚を焦っていた。偶然見合いで出会った弁護士の男性からプロポーズされ一気に結婚へと進むが、彼の実家は資産家であり政治家でもあった。一方富山から都内の超有名私大に入学するが実家の父が失業し授業料を払えなくなり中退しキャバクラで働く女性。憧れの東京だったが現実は厳しい。そんな彼女が知り合い入社した会社に例の弁護士が勤めていて関係を持つ。彼女たち二人の共通の友人がバイオリニストの同級生でこの3人が絡み合う現代社会の縮図を描く。主演は今注目の女優「門脇麦」。

「ステージ・マザー」(TCシャンテにて)私的評★★★★(今年21作品目)
20年前にテキサスの田舎からサンフランシスコに来たゲイボーイだった青年が自分の経営するゲイバーの舞台で薬物の過剰摂取で死ぬ。テキサスから夫を振り切って葬儀にやって来た母親は、ゲイバーとそこで働く人たちをどうするか考え、自ら演出と経営に乗り出すというお話し。アメリカらしいゲイの世界の受け入れ方でした。

3月5日付日経新聞の「シネマ万華鏡」の映画評価は、「きこえなかったあの日」が4つ星、「野球少女」が4つ星、「太陽は動かない」が4つ星、「サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス」が3つ星、「レンブラントは誰の手に」が3つ星、「ステージ・マザー」が4つ星、「カポネ」が3つ星でした。

「私の2021年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!! 
★★★★★=「ある人質」
★★★★=「聖なる犯罪者」「羊飼いと風船」「天国にちがいない」「秘密への招待状」「愛と闇の物語」「ステージ・マザー」

「2020 観劇シリーズ」 2020年の歌舞伎観劇は6度でした。
1月の初春海老蔵歌舞伎(新橋演舞場)を観劇。
2月大歌舞伎(歌舞伎座)二幕を観劇。「於染久松色読販・土手のお六、鬼門の喜兵衛」「神田祭」

「2021年大相撲観戦シリーズ」2020年の大相撲観戦は2場所でした。
1月場所の11日目を観戦。

「2021年旅暦」
1月に米沢と新潟に。

「2021 本の記憶シリーズ」  2020年の読書数は、364冊でした。
「幽霊奉行 牢破り」(喜安 幸夫 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★(今年44冊目)

「新選組の料理人」(門井 慶喜 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年45冊目)

「満月」

「満月」
今年2度目の満月が2月27日だった。英語ではこの満月を「スノー・ムーン」というらしい。(写真:満月)
晴れ渡った夜空に大きく登ってきた満月。外の寒さを忘れさせるような美しさに感動しきりでした。

「再びのデル・ソーレ」

「手前勝手世界食物語、第585話」
「再びのデル・ソーレ」
1週間の間に2度目の訪問だ。今回も店は客で一杯、それも情勢客が殆どだった。(写真:S1)
前回同様のスパークリングワインを頼む。「スプマント・プロセッコ」。(写真:S2)
「コベルト」お通しだが、バケットの上に乾燥したトマトが乗っている。(写真:S3)
「カポナート」ジャガイモの煮込み。(写真:S4)
「タコとジャガイモのガーリック」(写真:S5)
「フリッター・ケース」卵のケーキのようなもの。(写真:S6)
最後は「ピッザ・マルゲリータ」。(写真:S7)
これらを2000円引きで頂きました。ありがとうございました。
以上、そろそろ桜の開花も見えて来そうな東京から勢古口がお送りしました。