「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「あのこは貴族」(HTC有楽町にて)私的評★★★(今年20作品目)
東京は松濤で代々医者を営む家族の3女は結婚を焦っていた。偶然見合いで出会った弁護士の男性からプロポーズされ一気に結婚へと進むが、彼の実家は資産家であり政治家でもあった。一方富山から都内の超有名私大に入学するが実家の父が失業し授業料を払えなくなり中退しキャバクラで働く女性。憧れの東京だったが現実は厳しい。そんな彼女が知り合い入社した会社に例の弁護士が勤めていて関係を持つ。彼女たち二人の共通の友人がバイオリニストの同級生でこの3人が絡み合う現代社会の縮図を描く。主演は今注目の女優「門脇麦」。

「ステージ・マザー」(TCシャンテにて)私的評★★★★(今年21作品目)
20年前にテキサスの田舎からサンフランシスコに来たゲイボーイだった青年が自分の経営するゲイバーの舞台で薬物の過剰摂取で死ぬ。テキサスから夫を振り切って葬儀にやって来た母親は、ゲイバーとそこで働く人たちをどうするか考え、自ら演出と経営に乗り出すというお話し。アメリカらしいゲイの世界の受け入れ方でした。

3月5日付日経新聞の「シネマ万華鏡」の映画評価は、「きこえなかったあの日」が4つ星、「野球少女」が4つ星、「太陽は動かない」が4つ星、「サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス」が3つ星、「レンブラントは誰の手に」が3つ星、「ステージ・マザー」が4つ星、「カポネ」が3つ星でした。

「私の2021年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!! 
★★★★★=「ある人質」
★★★★=「聖なる犯罪者」「羊飼いと風船」「天国にちがいない」「秘密への招待状」「愛と闇の物語」「ステージ・マザー」

「2020 観劇シリーズ」 2020年の歌舞伎観劇は6度でした。
1月の初春海老蔵歌舞伎(新橋演舞場)を観劇。
2月大歌舞伎(歌舞伎座)二幕を観劇。「於染久松色読販・土手のお六、鬼門の喜兵衛」「神田祭」

「2021年大相撲観戦シリーズ」2020年の大相撲観戦は2場所でした。
1月場所の11日目を観戦。

「2021年旅暦」
1月に米沢と新潟に。

「2021 本の記憶シリーズ」  2020年の読書数は、364冊でした。
「幽霊奉行 牢破り」(喜安 幸夫 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★(今年44冊目)

「新選組の料理人」(門井 慶喜 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年45冊目)