「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「私の2019年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
「シャドウ 影武者」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年133作品目)映画シャドウ
中国のいつの時代だろう。将軍の影武者が皇帝を欺き、それでも敵を倒し、活躍するというもの。話しが上手すぎるね。影が表を乗っ取る?

「引っ越し大名」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年134作品目)映画引っ越し大名
江戸時代のある藩のお話し。越前松平藩は姫路15万石から豊後日田7万石へと引っ越しさせられた時、書庫を預かっていた若者が責任者となり、今でいうリストラをしながら引っ越しするというもの。2千数百人のうちから600名を帰農させ、人足は武士が、不要な道具は捨てる等々するのだが

「トールキン 旅の始まり」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年135作品目)
20世紀初頭のイギリス。両親を亡くしたトールキン兄弟は神父の援助を得て学校に進み、遂にはオックスフォードに入学するが、退学寸前になる。そこで出会った言語学者に認められ学業に復帰するが、第一次世界体制が勃発。友人4人と戦地へ。彼こそファンタージー作家の第一人者「ホビット」の著者トールキンだった。

「フリーソロ」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年136作品目)映画フリーソロ
高所恐怖症の私には辛い映画でした。フリーソロとは命綱を付けずに自分の手と足で切り立つ壁を登る命懸けのスポーツだ。彼らは正にプロ。アメリカ、ヨセミテ国立公園内の約900m強の聳え立つ垂直の岩肌を綱なしで登るというドキュメントだ。しかし死の恐怖と戦う彼は実は事前に何度もロープを付けたトレーニングを行い、その上でフローソロにチャレンジするのだが、何人もの命を奪った900mの壁に登れるのか?とても平静では見ていられませんでした。

「僕のワンダフルジャーニー」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年137作品目)映画僕のワンダフルジャーニー
犬が輪廻転生し、4代に亘って少女を守るというお話し。犬好きにはたまらないね。

9月13日の日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「サタンタンゴ」が5つ星、「ある船頭の話」が4つ星、「プライベートウォー」が3つ星、「荒野の誓い」が4つ星、「今さら言えない小さな秘密」が3つ星、「記憶にございません!」が3つ星、「人間失格 太宰治と3人の女たち」が2つ星でした。

「2019年の映画、私的評価表」
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」「運び屋」「こどもしょくどう」「さよなら くちびる」「ディリリのパリの時間旅行」
★★★★=「蜘蛛の巣を払う女」「バハールの涙」「メリーポピンズ リターンズ」「女王陛下のお気に入り」「ちいさな独裁者」「ヴィクトリア女王」「半世界」「ねことじいちゃん」「翔んで、埼玉」「あの日のオルガン」「天国でまた会おう」「マイ・ブック・ショプ」「Bの戦場」「ブラック・クランズマン」「ROMA」「ザ・プレイス」「バイス」「ハンターキラー」「パリの家族たち」「誰もがそれを知っている」「小さな恋のメロディ」「アラジン」「アマンダと僕」「COLD WAR あの歌、2つの心」「今日も嫌がらせ弁当」「存在のない子供たち」「天気の子」「北の果ての村で」「ロケットマン」「やっぱり、契約破棄していいですか」「ガーンジー島の秘密の読書会」

「2018年の映画はこんなでした」
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」「万引き家族」「空飛ぶタイヤ」「輝ける人生」「判決 ふたつの希望」「日日是好日」

「2019 観劇シリーズ」 2018年の歌舞伎観劇は3度でした。
一月大歌舞伎=歌舞伎座にて 
二月競春名作喜劇公演観劇=新橋演舞場にて
團菊祭五月大歌舞伎=歌舞伎座にて
七月大歌舞伎観劇=歌舞伎座にて
八月納涼歌舞伎観劇=歌舞伎座にて

「2019 旅暦」
国内旅行は、1月は北海道2回と佐賀武雄温泉。6月末からは神奈川会の仲間と三陸で震災復興ツアーを、7月には4S会で壱岐の島から長崎へと、7月後半は妻と娘、孫娘たちと一緒に再び壱岐に行きました。
海外旅行は、2月と5月と8月のハワイ。
これまで行った国々の合計数は、71か国(直近18年5月のモンゴル)

「2018 読書記録」 2018年の読書数は、252冊でした。
「ゆけ、おりょう」(門井 慶喜 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年187冊目)本ゆけおりゅう
「家康、江戸を造る」の作者が書いたもの。面白かった。坂本龍馬を妻のお龍の目で見たもので新鮮味があった。

「夏燕ノ道」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年188冊目)「居眠り磐音・決定版」シリーズ第14弾本夏燕の道

「驟雨ノ町」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年189冊目)「居眠り磐音・決定版」シリーズ第15弾本驟雨の町

「鬼の鈴」(藤原 緋沙子 著)幻冬舎文庫 私的批評眼★★★(今年190冊目)「秘め事おたつ」シリーズ第2弾本鬼の鈴

「黄金の屋形船」(沖田 正午 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年191冊目)「大仕掛け悪党狩り」シリーズ第2弾本黄金の屋形船

「美女二万両強奪のからくり」(佐藤 雅美 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年192冊目)「縮尻鏡三郎」シリーズ第5弾本ビジョナリー二万両強奪のからくり

「浅き夢みし」(和久田 正明 著)小学館文庫 私的批評眼★★★(今年193冊目)「提灯奉行」シリーズ第3弾完結編本提灯奉行

「コートールド美術館展」

「コートールド美術館展」
上野の東京都美術館で開催中の「コートールド美術館展」に行きました。素晴らしい絵画に感激しました。あまり知られていない「コートールド美術館」ですが、イギリスはロンドンの美術館で、紡績業で財を成したコートールド氏が個人的に集めた絵画や彫刻を寄贈した美術館だそうです。個人でこれほど集めたのは本当に凄いことです。特にゴーガンの絵画は18点もあり、英国一の数だそうです。それでは見ていきましょう。(写真:C1)C1
(写真:C2)C2
パンフレットの絵はマネの「フォリー=ベルジェールのバー」(写真:C3)C3
バーメイドがこちらを向き、後ろの鏡に彼女の後姿とバーの前の人々を映し出している。題して「秘められた物語、マネ最晩年の傑作」。
セザンヌ作「カード遊びをする人々」(写真:C4)C4
この題材でセザンヌは5点描いているという。この絵の隣にカード遊び左側の人物の「パイプをくわえた男」という作品があったが、セザンヌは歳を重ねた人を描くのが好きだったとか。
セザンヌ作「大きな松のあるサント=ヴィクトロール山」(写真:C5)C5
松の枝振りが後ろの山と対照的な位置にある。南仏のこの山はセザンヌの大好きな山だ。本当に沢山この山は描かれている。
ルノワール作「桟敷席」(写真:C6)C6
陶器のような美しい透明感のある肌の色が印象的だ。実に美しいご婦人だ。当時誰だろうと噂にのぼったという。
ドガ作「舞台上の二人の踊り子」(写真:C7)C7
ブルジュワ出身のドガはこうして劇場通いをして絵を描いていたという。モーツワルト作のドン・ジョバンニを踊っているのだそうだ。
ゴッホ作「花咲く桃の木々」(写真:C8)C8
南仏アルルの景色、右奥の山は富士山をイメージしているという。ジャポニズムの影響が濃い。
マネ作「草土の昼食」(写真:C9)C9
モネ作「アンティーブ」(写真:C10)C10
モネは「私は太陽と刃の戦いをしている」と言った。
ゴーガン作「テ・レリオア」(写真:C11)C11
現地語で「夢」の意味。
(写真:C12)C12
左はモディリアーニ作「裸婦」、パリ派の代表であるモディリアーニの傑作だ。裸婦像の細部には驚きを持って受け取れられたという。
右はロートリック作「ジャヌ・アヴァリル、ムーランルージュの入口にて」
その他、ピサロ、ルソー、スーラ等本当に凄い作品群でした。これは必見です。

「芝大神宮」

「芝大神宮」
東京十社めぐりの一つに「芝大神宮」がある。平安時代に創建された由緒ある神社だ。古くは「芝神明」と称したが、明治5年に正式に官許され「芝大神宮」と改めたという。
有名な話しは「め組の喧嘩」で鳶のめ組と力士の喧嘩だが、歌舞伎でも演じられている。その時の半鐘が今でも保管されているらしい。(今年も歌舞伎で観た)
芝大門近く。(写真:S1)S1
「芝神明例大祭」の案内だ。(写真:S2)S2
昔はだらだらと20日間以上に亘っていたから「だらだら祭」だったそうだ。
鳥居。(写真:S3)S3
神輿がありました。(写真:S4)S4
色々なものが置いてあります。(写真:S5)S5
神社は階段の上。(写真:S6)S6
旗です。(写真:S7)S7
絵馬もありました。(写真:S8)S8
生姜がありました。(写真:S9)S9
何故か?と巫女さんに聞くと、昔この辺りには「生姜」が沢山生えていたので、そこから縁起物になったという。
生姜は農協の寄付でした。
階段の下には保育園の小さな子供たちがいました。S10
保母さんたちも大変だね。孫の凜も蓮もこうして保母さんと遊んでいるのでしょうか?

「ブルーリリー」

「手前勝手世界食物語、第529号」
「ブルーリリー」
4月に同期会のパーティーをして以来の訪問だ。10月のパーティーの予約も兼ねて訪れた。
まずは「魚のカルパッチョ」(写真:食1)食1
「白菜の辛子和え」これは私が好きな料理なのだ。ピリ辛だし安くて美味い。(写真:食2)食2
「大根餅」大根を固めて焼いたもの。(写真:食3)食3
「豚の小籠包」(写真:食4)食4
「茄子の辛子炒め」(写真:食5)食5
最後は「汁なし坦坦緬」(写真:食6)食6
ハワイでは肉ばかり食べていたから、中華は本当に久しぶりだ。
禁酒していたから、非常に安くてすみました。銀座は飲み代が高いな。
以上、漸く涼しくなりかけた東京から勢古口がお送りしました。

「ハワイの旅、帰国日」

『J REPORT 2019年9月第2週号』
「リタイアメント・ノート 11年3か月目」
「VOL.1124号 SINCE  AUG.12th, 1983」
「ハワイの旅 旅暦90」
「帰国日」
いやあ、早いものだ。あっという間のハワイ7日間でした。帰るのかと思うと残念、帰りたくないよ。
でも仕方ない。帰りましょう。
ホノルルのイノウエ空港の格納庫、巨大な飛行機も入ることが出来るようだ。(写真:A1)A!
ANAは新しいラウンジを設けた。エアバスA380の導入に伴い、新設されたラウンジは広い。全面ガラスで遠くにダイヤモンドヘッドが見える絶好の場所だ。(写真:A2)A2
ハワイの亀を描いた機体だ。総2階建ての機体。(写真:A3)A3
おっと、もう一機A380が降りてきた。(写真:A4)A4
(写真:A5)A5
ラウンジには焼酎はなかったので白ワインで簡単な食事。豚肉生姜焼きです。(写真:A6)A6
ラウンジ出口に模型のA380がありました。(写真:A7)A7
座席に座りました。(写真:A8)A8
食事は洋食にした。ステーキです。(写真:A9)A9
途中にサンドイッチが選べた。(写真:A10)A10
機内の照明は7色のレインボーカラーでした。(写真:A11)A11
トイレにはウォシュレットも付いていた。これは日本の航空会社では当たり前の装備になっているようだ。
まあ完全にハワイに嵌まってしまった私だが、芸能人が来たがる訳が分かるような気がする。本当に過ごし易いし、気持ち良く寛げるのがハワイだ。お金さえあればハワイに永住したい位だ。とは言え、愛犬も待っている。帰国しましょう。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「私の2019年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
「やっぱり、契約破棄していいですか?」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★★(今年129作品目)
英国のブラックジョークだ。自殺願望の青年が出会ったのは殺人請負人。1週間以内に殺してくれるという。しかし、自分の作家としての作品が売り出せそうになり、青年は契約をキャンセルしようとするのだが、そう簡単には行かない。まあ面白い。

「ワンス アポンアタイム イン ハリウッド」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年130作品目)映画ワンスアポンアタイムインハリウッド
1969年の2月から8月に起こった出来事から、ハリウッドの裏側を描く。映画俳優とそのスタントマンの二人が起こす出来事は?

「ガーンジー島の秘密の読書会」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★★(今年131作品目)映画ガーンジー島の秘密の読書会
第二次大戦で英仏海峡にあったガーンジー島はドイツ軍に占領されていた。そこで起きた住民とドイツ軍との争いや愛憎を、戦後偶然島の男性と文通を始めたロンドン在住の女性作家が島を訪れ、隠されていた秘密を探り出すというもの。実に美しい島と島の人々の心に果たして何があったのだろうか?

「ディリリのパリの時間旅行」(UTC有楽町にて)私的批評眼★★★★★(今年132作品目)映画ディリリとパリの時間旅行
南の島から来た混血児の少女ディリリが20世紀初頭のパリを巡り少女床事件を解決するというもの。当時の有名な画家や作家、彫刻家、医者等多彩な人々が出てくる痛快なお話し。これがアニメとは驚きだ。

9月6日の日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「やくざな男と女の感情」が4つ星、「タロウのバカ」が4つ星、「SHADOW 影武者」が3つ星、「ラスト・、ムービースター」が3つ星、「アス」が3つ星、「フリーソロ」が4つ星、「台風家族」が3つ星でした。

「2019年の映画、私的評価表」
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」「運び屋」「こどもしょくどう」「さよなら くちびる」「ディリリのパリの時間旅行」
★★★★=「蜘蛛の巣を払う女」「バハールの涙」「メリーポピンズ リターンズ」「女王陛下のお気に入り」「ちいさな独裁者」「ヴィクトリア女王」「半世界」「ねことじいちゃん」「翔んで、埼玉」「あの日のオルガン」「天国でまた会おう」「マイ・ブック・ショプ」「Bの戦場」「ブラック・クランズマン」「ROMA」「ザ・プレイス」「バイス」「ハンターキラー」「パリの家族たち」「誰もがそれを知っている」「小さな恋のメロディ」「アラジン」「アマンダと僕」「COLD WAR あの歌、2つの心」「今日も嫌がらせ弁当」「存在のない子供たち」「天気の子」「北の果ての村で」「ロケットマン」「やっぱり、契約破棄していいですか」「ガーンジー島の秘密の読書会」

「2018年の映画はこんなでした」
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」「万引き家族」「空飛ぶタイヤ」「輝ける人生」「判決 ふたつの希望」「日日是好日」

「2019 観劇シリーズ」 2018年の歌舞伎観劇は3度でした。
一月大歌舞伎=歌舞伎座にて 
二月競春名作喜劇公演観劇=新橋演舞場にて
團菊祭五月大歌舞伎=歌舞伎座にて
七月大歌舞伎観劇=歌舞伎座にて
八月納涼歌舞伎観劇=歌舞伎座にて

「2019 旅暦」
国内旅行は、1月は北海道2回と佐賀武雄温泉。6月末からは神奈川会の仲間と三陸で震災復興ツアーを、7月には4S会で壱岐の島から長崎へと、7月後半は妻と娘、孫娘たちと一緒に再び壱岐に行きました。
海外旅行は、2月と5月と8月のハワイ。
これまで行った国々の合計数は、71か国(直近18年5月のモンゴル)

「2018 読書記録」 2018年の読書数は、252冊でした。
「冬晴れの花嫁」(今村 翔吾 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★★(今年183冊目)「くらまし屋稼業」シリーズ第5弾本冬晴れの花嫁

「あばよっ!」(金子 成人 著)双葉文庫 私的批評眼★★★★(今年184冊目)「若旦那道中双六」シリーズ第5弾完結編本あばよっ!

「黄昏の華」(藤村 与一郎 著)コミック文庫 私的批評眼★★★(今年185冊目)「かみそり同心松平定信」シリーズ第2弾本黄昏の華

「金四郎の妻ですが」(神楽坂 淳 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★(今年186冊目)「同」シリーズ第1弾本金四郎の妻ですが

「防災の日」

「さいたま歴史研究会―31」
「防災の日」
1923年(大正12年)9月1日、午前11時58分、相模湾を震源とする大地震が東京・横浜を襲った。所謂「関東大震災」と呼ばれることになるものだ。東京都心から南西100km、相模湾の中央部、伊豆大島の北20kmの地点が震源だと思われているが、ここでM7.9、震度7が館山、鎌倉、小田原、震度6強が東京市内、横浜、震度6弱が山の手。津波は伊豆大島で12m、伊東で12m、房総半島南端で9m、三浦半島で6mと言われている。
建物の被害は横浜が圧倒的に多く、東京は南半分が殆ど消失した。(写真:消失地図)消失地図
黒い部分が焼失した部分で皇居の周囲から南と東側が焼け野原となった。それに対して新宿、渋谷等は殆ど焼けてない。被害は下町に集中した。
火災は東京市内では178か所から発生、48万戸の内、30万戸が焼失した。死者行方不明者は東京で約7万人、関東全域では10万5千人と見られる。その中でも最も被害の多かったのは、本所区横網町の旧陸軍被覆廠だろう。近くの住民およそ10万人がここに逃げ込み、やがて火が回り旋風が吹き荒れたという。今はここに慰霊塔が建てられている。
人々が逃げた場所は、上野公園に50万人、皇居前広場に30万人、浜離宮に10万人、靖国神社に5万人、清住庭園に2万人、小石川公園に8万人、日比谷公園に15万人などとなっている。
上野公園から上野駅を見下ろす。完全に焼き尽くされている。(写真:上野駅)上野駅
皇居前広場には沢山の荷物を持った人たちが30万人も集まった。(写真:皇居前広場)皇居前広場
日本橋から見た三越方面、二つビルが建っているが、奥のほうが三越だが、内部は全て消失している。(写真:日本橋)日本橋
当時は鉄道も道路も電線(電力、通信)、水道も崩壊して、箱根以西との連絡は全く不能になっていた。そこで朝日新聞社の記者3名が写真のネガを持って大阪に向かったのが、1日の夜9時、まずは車を雇って小田急沿線を進み、厚木まで、川が渡れず徒歩で渡り、再び車を雇い、小田原から北へ向かい御殿場経由で三島へ。ここから列車で大阪に向かい、4日の朝に大阪着で、その日のうちに号外を発行し東京の惨事を知らせたという。
小菅刑務所に収監されていた囚人は1500名いたが、数名脱走したほかは、塀も崩壊していたが、誰も逃げなかったという。理由の一つに食料の問題があったと言われている。外は焼け野原で食料は全くなかった。
その後の問題としては遺体の処理があった。通常の日当の10倍も支払って人を集めて焼却したという。
その時、台風が日本海を通過しており、そのため南からの強い風が吹いていたという。風速10mの風だったという。また火災が人命を奪った一因に、家財道具を持った人たちが逃げ惑ったため、消火活動が殆ど出来ず、逆にその家財に引火して延焼を増やしてしまったらしい。
いずれにしてもこの大震災を教訓にして都市再開発が行われ、明治通りや昭和通りが造られたのも事実だ。
さて、東京では過去、元禄大地震が1703年、安政大地震が1855年に起こっている。既に関東大震災から94年が経過している。いつ東京直下型大地震が起きても不思議でない時期になっている。防災の日を契機にもう一度地震に対する心構えと対策を行いたいものだ。備えあれば憂いなし。
以上、台風と共にまたまた暑さがぶり返してきた東京から勢古口がお送りしました。

「今年3度目のハワイの旅」

『J REPORT 2019年9月第1週号』
「リタイアメント・ノート 11年3か月目」
「VOL.1123号 SINCE  AUG.12th, 1983」
「ハワイの旅 旅暦90」
初日と第二日(土曜日)
今年3度目のハワイだ。この日は失敗続きでした。まず成田空港で降りる駅を間違えて、一つ手前の第2ビル駅で降りてしまった。JALのカウンターがあるので可笑しいなあと気付いたのだが、既に時遅し。ターミナルビル連絡バスで第1ビルへ向かうが、またまた失敗、第1の南へ行かなければならないのに北に行ってしまった。約30分のロス。それでもチェックインしてラウンジに入って一安心。流石に本日は空いている。
バーにはお酒が沢山並んでいた。(写真:A1)A1
私は焼酎の水割りを飲む。食事だが、羽田に比べて非常に落ちる。種類が少ないので、仕方なくチーズ、サラダ、中華風鶏唐揚げ、焼きそばを食べて飲んでばかりいた。サンドイッチやおにぎりでは食べる気もしない。
ラウンジ入口の模型の飛行機。(写真:A2)A2
本日乗る飛行機。当初予約時にはエアバスのA380に乗る予定だったが、機体が変わっていてB777-300だった。(写真:A3)A3
座席に着く。(写真:A4)A4
直ぐに寝てしまい、起きたのは出発の2時間半後、大方の人の食事は終わっていたが、急いで私はステーキを注文して、サラダとステーキだけ食べてまた寝た。追加の焼酎も2杯飲んだ。(写真:A5)A5
成田を出て7時間後、オアフ島上空にやって来た。下に島の西側が見えてきた。(写真:A6)A6
リゾート施設も見える。(写真:A7)A7
徐々に降下をする機内からの景色。(写真:A8)A8
(写真:A9)A9
パールハーバーが見えてきた。(写真:A10)A10
(写真:A11)A11
軍艦も見える。(写真:A12)A12
空軍の飛行機も見える。(写真:A13)A13
軍の基地だ。(写真:A14)A14
イミグレーションは入国処理用機械の数が多くなっていて、パスポートを翳し、その写真と本人の顔との照合と右手指4本の指紋を取り完了。意外に早く通過出来た。HISの乗り合いバスでホノルルへ。ビルの外壁に大きな絵があった。(写真:A15)A15
ホテルは前回同様アラモアナホテルだが、チェックインの時間には早いのでまず荷物を預けて、アラモアナショッピングセンターからANAの水素発電の燃料電池バスでワイキキに行く。今回は行きのエアチケットも見せるだけで乗車可。
ワイキキのHISの事務所でLEALEAトロリーの七日間チケットを貰い。安売りの店ドン・キホーテに行く。飲み物などを買い求める。ブドウが美味しそうだったので買った。(写真:A16)A16
そしてホテルにチェックインしてから、今度は服を安く売っている「ROSS DRESS FOR LESS」に行きスラックスを2本買った。(写真:A17)A17
兎に角安いのだ。(写真:A19)A19
この店、全米に展開しているのだが、全米中から売れ残りの品を安く買いたたき、それを自分の店で格安に販売している勝ち組なのだ。多くのデパートやSCがつぶれていく中、こういった形態の店は生き残る。日本のドンキなんかもその勝ち組仲間だろう。

道路の反対側の「ウォルマート」で染み抜きのクリームを買った。(写真:A20)A20)
最近歳相応に顔に染みが出てきたので染み抜きしてみようと思う。
ウォルマートで見た乳母車に子供が二人乗っていた。男の子は寝ていた。(写真:A21)A21
5時を過ぎたので遅い昼飯兼夕食を食べようと思いアラモアナの4階の中華料理の店に行ってみた。(写真:A22)A22
今回の旅行では新しい店を探すことにしていたのだが、残念その店は貸し切り中でした。(写真:S23)A23
そこでワイキキ行きのANAバスに乗りDFSギャラリアまで。そこには真っ赤な猿が口紅をくわえた変な像があった。(写真:A24)A24
「アトランティス・シーフード&ステーキ」という店に行った。(写真:A25)A25
頼んだのは「シーフード・ボート」という魚介類の盛り合わせ。$39.95(写真:A26)A26
そしたらいくらたってもメインのステーキが出て来ない。30分も待っていたが、来ないので問い合わせしたらどうも忘れていたようで慌ててステーキを走って持ってきた。$45.95(写真:A27)A27
サイドはご飯に野菜。(写真:A28)A28
値段の割に忘れ去られたステーキが高かったのがショックでした。二度と行かない。これが初めて行く店のリスクだ。何があるか分からないのが困りますね。それにも拘らず16%のチップを要求してきていた。
帰りはANAバスでアラモアナに戻った。(写真:A29)A29
今回の旅はどうも失敗続きのようです。

「ビショップ博物館」

第三日目(日曜日)
時差ぼけ状態で寝坊してしまった。起きたら午前10時過ぎだった。アラモアナSCを歩いていたら、ちょっと太目のマネキンがあった。ハワイの人の体形に合わせたのだろうか?(写真:B1)B1
公園にホームレスがいた。如何にもハワイらしいホームレスだ。(写真:B2)B2
戸外で寝ても寒くない。(写真:B3)B3
市庁舎の前を進む。(写真:B4)B4
(写真:B5)B5
アロハタワーだ。1926年に造られたという。(写真:B6)B6
今は大学の寮になっているという。
ピアス38の前の海だ。(写真:B7)B7
ここには有名な「ニコス」というシーフードのレストランがある。(写真:B8)B8
アメリカ本土やカナダからも客が来るという。私は時間の都合で一度も行ったことがない。(写真:B9)B9
やがて少し山の手の「ビショップ・ミュージアム」に着く。(写真:B10)B10
入口の看板。(写真:B11)B11
ハワイの歴史を示しているという。ビショップ館。(写真:B12)B12
入口のスロープ。(写真:B13)B13
「ハワイ館」とその周辺。(写真:B14)B14
中庭。(写真:B15)B15
(写真:B16)B16
ハワイ王朝系図。(写真:B17)B17
歴代王の肖像画。(写真:B18)B18
日本語ガイドさん。(写真:B19)B19
王の飾り等。(写真:B20)B20
「キング・カラカウア」(写真:B21)B21
昔の住居の模型。(写真:B22)B22
藁の家。(写真:B23)B23
鯨が空に、(写真:B24)B24
元々ハワイはアメリカの鯨採り船が寄港地として利用、水や食料、燃料を求めてやって来たところなのだ。
日本との関わりは明治元年に初めての移民が訪れたことによるという。昨年が150周年だった。
そんなこともあり、明治初頭にはハワイ王国の王妃が明治天皇に嫁ぐと正式に要請があったという。しかし明治天皇側は既にお妃が決まっていたため、断ったという事実があるという。仮にそれが実現していたら、ハワイは日本国になっていたのかも知れない歴史の不思議なミステリーでした。
庭からはダウンタウンが観られた。(写真:B25)B25
ハワイの弱点はその家賃の高さ。ワイキキ周辺は殆どがホテルで占められているが、アラモアナ周辺からダウンタウンにかけては海が見えるマンションやコンドミニアムが建てられているが、これが凄く高い。アラモアナSCの海側のコンドは4億円以上だというから凄い。でも需要があるのだろう。最近も大物歌手(矢沢永吉)が買ったという。
またまたワイキキに戻り、食事に出掛ける。これまでもこれからも基本一日一食ですから、次の食事が今日初めての食事になります。
クヒオ通りにある「ヒルトン ガーデンINN ワイキキ」の一階にあるレストランが「FIRE GRILL ワイキキ」だ。
ホテル入り口。(写真:B32)B32
店の前。(写真:B31)B31
バーカウンターが空いていれば午前11時から22時まで「ハピ-アワー」が可能なのだ。(写真:B30)B30
頼んだのは「ヴォッカ マティーニ」$6(写真:B26)B26
「シュリンプ カクテル ハワイ風」$17(写真:B27)B27
「プライムリブ・スライダー フライズ」$13(写真:B28)B28
「TRI-TIP SIZZRLING HOT」$16(写真:B29)B29
時間さえ合えば、もう一度来てみたい店になりますね。リピーターになる可能性が高いと思います。美味しかったです。気楽な雰囲気がいいですね。
最後にDFS近くのROSSに行き1時間近く服を探すが今一つ買いたいものがなく、ANAバスでホテルへ戻る。

「ワイキキ」

第四日目(月曜日)
今日も寝坊した。ゆったりした気分になっているからか、兎に角よく眠れる。まずは昼から出掛けて買い物に。倉庫街に絵が沢山描かれたワードセンター近くに行く。まずはマンタの絵だ。(写真:C1)C1
(写真:C2)C2
人の顔か?(写真:C3)C3
「NORDSTROM RACK」というこれも安売り店でシャツ3枚とスラックス1本買う。ここはブランド品の安売りだ。
アラモアナSCに戻る。おや、猿とキリンがいた。初めて見るオブジェだ。(写真:C4)C4
勿論草間彌生のかぼちゃのオブジェもある。(写真:C5)C5
アラモアナの2階の中央部に水が流れていて錦鯉がいた。(写真:C6)C6
(写真:C7)C7
ホテルの一階の店で水を大量に買い込む。水を運ぶのは大変だからちょっと高くてもホテルで買うのが便利か。
そして午後4時過ぎ、早めだがハピーアワーを利用して夕食に向かう。ロイヤルハワイアンSCにあるイタリアンの店「IL LUPINO」だ。(写真:C13)C13
内部の雰囲気です。(写真:C8)C8
(写真:C9)c9
のどが渇いたのでマルガリータを。$8(写真:C10)c10
そして注文したのは、「ピッザ クワトロ・フォルマージ」$17(写真:C11)c11
豪快な大きさだ。とても食べられそうにない。
前菜は「シーザ-サラダ」$17(写真:C12)C12
これも馬鹿でかい。
でも両方とも美味しかった。ウルフギャングのオーナーが経営しているというから納得。
もう満腹で眠たくなった。
帰りのトロリーでワイキキビーチを通る。(写真:C14)C14
相変わらずサーファーが海に出ている。(写真:C15)C15
でも皆海を楽しんでいるようだ。(写真:C16)C16
家族連れも多そうだ。(写真:C17)C17
いつものように「デューク・カハナモク」像前を通過。(写真:C18)C18
クヒオ通りの「丸亀製麺」には今日も行列がある。大半が日本人以外だ。人気があるんだなあ。(写真:C19)C19
多分ワイキキで行列があるのはこの店位だろう。
また飲み物他を買いにドン・キホーテに行く。(写真:C20)C20
そうそうアメリカでは歩行者は信号待ちしている時に、自分の進む方向のボタンを押さないと車の信号が青になっても歩行者は赤で進めない。忘れずに手押し信号を押すこと。(写真:C21)C21
眠たい。