「夜の薄野」
札幌一の繁華街が「薄野(すすきの)」だ。東京で言えば、銀座か渋谷か新宿か?まあそんな意味では六本木でもあり、麻布でもあり、なのが北の都「札幌」、それも「薄野」なのだろう。眠らない街が薄野なのだ。定期観光バスを途中下車して薄野で食事をした後、歩いたら何とここでも「氷の祭典」を開催する準備をしていた。氷の塊を積み上げて、それをチェーンソーでカットして行くようだ。(写真:12)
明後日の開催目指して急ピッチで準備が進んでいた。多分気温はマイナス何度かなのだろう。(写真:13)
(写真:14)
いろいろな氷のオブジェが造られている。(写真:15)
まあ、芸術的かどうかは別として、一生懸命造っている姿は何とも言えない。それもこの寒さの中での作業だから大変だと思う。(写真:16)
札幌は明治時代の初期の函館に次いで道内2番目の路面電車が運行されたという。だが戦後の自動車の発展でお荷物にされて縮小され続けていた。それが最近最後の路線をループ式に山手線風にして8kmを残したという。(写真:17路面電車)
確かに薄野の交差点を通過する路面電車があるのに驚かされた。利用客があるかどうかは別としてループ式にしたほうが、観光客には利用価値はあるのかも知れなかった。いずれにしても札幌が選んだ道は路面電車のループ化だったのだった。それにしても大通り公園のテレビ搭が意外に小さく感じられたのには変な気分だった。(社員:18テレビ搭)
ライトアップされた「時計台」。観光名所だが、流石に夜は観光客も少ない。(写真:19時計台)
北海道の面積は四国と九州を合わせたよりも大きいという。そして札幌は人口180万人の大都市だ。北海道の人口は538万人、従って北海道は全国一、人口密度が低いという。確かに広い原野が続く。