「杭の偽装問題」

「J  REPORT 2015 11月第4週」
「リタイアメント・ノート 7年4ヶ月目」、
「VOL。925 SINCE AUG.12th、1983」
「杭の偽装問題続き」
11月14日土曜日の日経新聞一面トップにJパイルの記者会見があり、同社も偽装を発表した。翌日15日日曜にも同社K社長(財閥系S銀行出身)とのインタビュー記事が出ていた。私は1998年からJパイルの前身であるDコンクリート工業に転籍し役員もやっていた。2005年に3社が経営統合し今のJパイルになり、2008年に同社を辞めたが、その内容はよく知っているつもりだ。今回のAK建材の偽装で知らなかったのは杭が「鋼管杭」だったということだ。普通のコンクリート杭ではなかったのだ。全くコンクリートを使わない鋼管だけの杭だ。従ってこの杭は鋼管メーカーが製造したものでAK建材は施工だけだったはずだ。今回の場合、本来ならば支持層に到達していないのならば更に掘り下げ、支持層にまで入れて足りない分は杭頭を補強すればいいはずだ。なのにしなかったのは手抜きと言われても仕方がないし、設計変更の煩わしさ、工期の問題や追加の費用負担が頭をよぎったのだろうか? ただの保身か悪意があったとしか思えない。お蔭で16日の月曜日の東京株式市場ではJパイルの株はストップ安だ。業界ではこのような問題は当たり前に行われているはずだ。MセキサンもNコンクリート工業もコメントは出していない。Jパイルの思惑は当たるのか?いち早く情報公開したことが果たしてどう出るのだろうか?今、業界は責任の擦り合いとなっている。問題となった場合の費用負担が膨大なだけに元請は責任を下請けに押し付けようとしている。果たしてこれでいいのだろうか?

「撮影風景」
隅田川に架かる中央大橋の橋の上で女性のモデルさんを撮影しているのに出会った。余り綺麗なモデルさんではなかったがスタイルはよかった。何の撮影なのかは分からないが、バックは佃島の高層マンション群だ。薄いピンク色の服は春の感じのものだった。(写真)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
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「知らないと損をすること」
今のIT社会は私のような人間にはとてもではないが、早過ぎてついて行けない。実はもう10年以上前からネットは光ケーブルを使用しているのだが、別に持ち運び出来るパソコン用にポケットWI-FIも使っていた。だからブロバイダーが2社で光ケーブルと無線と両方使っていたのだ。よく考えてみて光ケ―ブルのブロバイダーに聞いたら、光ケーブルの端末に市販されている無線通信機を繋げば自宅の中は無線通信が可能だというのだ。それで料金も変わらないという。慌てて無線ランの装置を買い使い始めた。合わせてポケットWI-FIをキャンセルした。スマフォもあらゆる場所にフリーWI―FIがあるから、自分でポケットWI-FIの器具を持ち歩く必要がなくなったことで気が付いたことだっただけに、知らないと損をするなあと実感させられた。