「J REPORT 2015 11月第2週」
「リタイアメント・ノート 7年4ヶ月目」、
「VOL。923 SINCE AUG.12th、1983」
「日田と唐津へ」
五月の連休に訪れた福岡に久々にJALの便で飛んだ。何気なく観た機内誌に「日田特集」があった。明日行く予定の日田が詳細に報じられていた。偶然とは恐ろしい。取り合えず博多の市内観光に向う。オープントップの二階建てバスに乗り、市内を廻る。ちょっと寒過ぎるが致し方ない。そろそろ市内の木々も色付き始めていた。秋から冬へと衣更えだ。(写真左:観光バス)(写真中:紅葉)(写真右:佐賀バルーンフェスタ会場)
夜はいつも行く佐賀は武雄温泉の「鮨 まねき」に行く。列車の中から今行われている「佐賀バルーンフェスタ」の会場が見えたが、バルーンは夜なので仕舞われていた。朝になると沢山のバルーンが集まってきて飛ぶ姿は圧巻だ。色とりどりのバルーンが舞うのは感動的だ。
「鮨 まねき」
店に入って席に着いた途端に目に付いたのが、自家製の「カラスミ」だ。長崎沖で獲れた大型の「ボラ」を魚屋から仕入れて、焼酎を何度も何度も塗りながら乾し造るというが、手間、隙掛かる一品だ。(写真左:自家製カラスミ)まず付け出しで出たのが、「燻製された牡蠣」と「ナマコ」だ。燻製された味が染み込んだ牡蠣は美味しいし、ナマコはかりかりと歯応えがある。(写真中:付け出し)次が「白身魚、鯛の刺身」(写真右)。
「やり烏賊」(写真左)も甘くてなんともいえない美味しさだ。日本に生まれてよかったと思う瞬間だ。目を見張ったのは「巨大ニンニク」だ。地元で作られているらしいが、ニンニクと玉葱を掛け合わせて作ったものだという。(写真中と写真右)驚きの大きさだ。味はニンニクで大きさは玉葱だという。
「〆鯖」は玄界灘の鯖をまず砂糖に浸け、その後塩と酢で〆るというものでこれも手間が掛かっている。砂糖で幕を作ったほうが美味しいのだというが確かに抜群に美味しかった。(写真左) 鯖の骨付きも焼いてくれた。(写真中) 脂が乗っていて美味しい。次が手数が掛かっているが「蟹」だ。(写真右) 身を全て剥いてくれているので助かる。ちょっと甘めの酢で食べた。
「ウニ」は2種類出た。九州の「ウニ」は美味しくないので塩浸けしてあり、北海道の「ウニ」はそのまま食べるが味の違いは、生ウニはほんのり甘く、塩ウニは濃厚な味だった。(写真左) 次は「カラスミ」(写真中)、そして「海老の佃煮」(写真右)と続く。
次は何だったんだろう?忘れたが何かの「煮付け」だ。(写真左) そろそろお腹も膨れてきたので握ってもらうことにした。コハダがないので代用品で「いわし」を光物として出してくれた。(写真中) 「マテ貝の軍艦巻き」(写真右)
地元の「しゃこ」はちょっと小さ目だ。(写真左) そしてその「しゃこ」に二本しかない小さな鎌のような足の身を取り出して軍艦巻きにしたものは手数もさることながら、美味に唸らされた。(写真中)
握りを3つの最後は「穴子」で終えた。(写真左)(写真中)(写真右)
大根を大葉で巻いて食べた。(写真左) お吸い物(写真中) 先ほど食べた大根の実物だ。地元の大根だというが変わった形をしているし、色も面白い。(写真右)
充分満足した「鮨 まねき」でした。約3時間も食べて飲んでしまった。帰りの特急では殆ど寝ていた。