「母校、法政に敗れる」

「母校、法政に敗れる」
東京に木枯らし一号が吹いた10月24日の土曜日。旧川崎球場(小学生の頃、父に連れられてプロ野球を観に来て以来か?)、今は「富士通スタジアム川崎」で関東大学アメリカンフットボールリーグ戦の一つの試合が行われた。関東一部には二つのブロックがある。上位が「トップ8」であり、下位が「ビッグ8」だ。因みにトップ8には、日大、法政、慶應、早稲田、中央、明治、日体、専修の8チームが所属し、ビッグ8には、立教、拓殖、駒沢、横浜国大、一橋、東大、帝京、東海の8チームにより構成されている。トップ8の下位2チームと、ビッグ8の上位2チームはシーズン末に入れ替え戦を行うことになっている。トップ8の優勝校は11月29日の「東日本代表校決定戦」で北日本代表と戦い、勝者が12月13日の「甲子園ボウル」(全日本大学選手権)で西日本代表と戦うことになる。この日まで、トップ8の上位4チームは共に4戦全勝の成績だった。母校と法政との星の潰し合いで5連勝になるのか、それとも4勝1敗になってしまうのか、注目の試合が始まった。昨年上位の法政がホームスタンド側に、母校がバックスタンド側に陣取り、いよいよ試合開始のキックオフを母校が蹴った。(写真:試合開始のキックオフ、左側が母校)

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レシーブした法政が連続攻撃を続けあっという間にタッチダウン。TFPも決まり0:7となった。その後母校も3TDをあげ、法政は2TDとフィールドゴールも決め前半は21:24に。母校のエースランニングバックで先の世界選手権にも現役大学生として唯一日本代表となった母校の背番号29番のR君の快足でタッチダウン。(写真:R君のタッチダウン・ラン)
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この試合前まででR君はリーディングラッシャーで591ヤード、2位の選手を100ヤード以上引き離しての断トツのトップだ。この試合も彼のランは冴える。前半終了間際に背番号6番T君タッチダウン・ダイブが成功した。(写真:T君のタッチダウン)
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ハーフタイム・ショーでは見事なチアガールの演技があった。(写真:ハーフタイム・ショー)
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残念ながら、後半は反則によるロスやファンブル等ミスが相次ぎ、結局勝てる試合を失い、35:45で敗れた、点差以上に白熱した試合だっただけにミスが痛かった。