「選挙戦」

都知事選挙も何か影薄くスタートした。たまたま日曜日の銀座4丁目に共産党候補の選挙カーが止まっていて、立会い演説会を行っていた。当然内容は現政権の運営、特に原発問題を取り上げて激しく追及していた。この夏、電力不足は大変なことになりそうだ。単なる計画停電では収まらないだろう。昨年のような猛暑だったら、それこそ死人も出かねない。冷房がない都会生活など殆ど不可狽セろう。築地、新銀行東京等色々論点はあるのだろうが、大震災と計画停電、それに原発不安の最中では論争も全く盛り上がらない。「天罰」だといった候補者もいるようだが、震災は天罰ではないだろう。何か東北の人たちが天罰を受けるようなことをしたとでもいうのか?否、そんなことは全くない。自然災害だ。天災だ。
「決算期」
サラリーマンを止めて3年近く経つので今では余り意識していないが、3月末は大半の企業の決算期だ。従って震災で被害を受けた地域も例外ではない。だからこれから4月上旬は企業関係者は本当に忙しくなる訳だ。震災被害地も例外ではない。本当に大変だろう。被災し避難し且つ決算業務とは。特に企業は「落Z」よりも「決算」が大切だ。所謂「儲かってなんぼ」の世界だからだ。役所は決算よりも落Zだろうが、これは全く間違った発想だ。役所は落Zを獲得することを至上命令としているようで、実際には決算が一番大切だという認識に欠けているように思う。そのためにも企業経営に精通した人が政治を行うという観点も非常に大切だと決算期を目の当たりにして思うのだった。

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