今年の冬の映画はお勧めが沢山あります。

「クリスマスのその夜に」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年203作目)
ノールウェイの小さな町でのクリスマスイブの出来事。色々な人たちがイブの夜を過ごす。そんな人たちの一晩の行き方を描く。なかなかの秀作でした。

映画「タンタンの冒険」(日比谷スカラ座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年204作目)
原題は勿論「TINTIN」だから、ティンティンと発音されるべきなのだろうが、ヨーロッパでは有名なお話しの映画化。それも3Dのアニメだ。ハドック船長の祖先が隠したといわれている宝を狙って起きる事件をジャーナリストのタンタン青年が解決しようとするもの。文句なく面白い。

映画「50/50」(日比谷シャンテシネにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年205作目)
シアトル在住の27歳の独身青年が突然癌に侵される。1年目の生存率が50%という。恋人も去って行く。人生に絶望するかと思いきや、家族や友人の支えに何とか耐えて抗がん剤治療を受けるのだが、果たして生き残られるのだろうか?今年お勧めの映画の一つです。ぜひご覧になって下さい。

映画「RAILWAYS」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年206作目)副題「愛を伝えらない大人たち」
立山連峰が眺められる富山平野を走る「富山地方鉄道」所謂「地鉄」の運転手とその家族の物語。勤続42年、35年間無事故無違反で定年を迎える運転手の夫「三浦友和」に妻「余 貴美子」は看護士に復帰するという。そこで意見の衝突があり、妻は家出、離婚届が届けられる。心温まる家族愛でした。いい映画です。

映画「けいおん」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年207作目)
アニメだが、超人気とか。女子高の軽音楽部。3年生4人と2年生の梓の仲良し5人組は卒業旅行でロンドンへ行く。茶目っ気たっぷりの彼女たちが面白い。なるほど人気になる訳が見えてきたかな。

映画「怪物くん 3D」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年208作目)
人気漫画の映画化だが、怪物世界のプリンスが人間世界で活躍するというものだが、荒唐無稽なのがこれまた楽しい。お子様向けでした。

日経新聞12月9日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価は、「風にそよぐ草」が5つ星、「フレンズ、もものけ島のナキ」が3つ星、「MI ゴーストプロトコル」が4つ星、「源氏物語 千年の謎」が3つ星、「瞳は静かに」が3つ星、「エル・ブリの秘密@約のとれないレストラン」が3つ星でした。

「シノプスシ152」
本「ご存じ大岡越前」(鳴海 丈著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年359冊目)「雲霧仁左衛門の復讐」
奉行の「大岡越前守」と瓜二つの遊び人「金次」が入れ替わって活躍するというお話し。

本「謎解きはディナーのあとで2」(東川篤哉著)小学館 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年360冊目)
ベストセラー小説の第二段。令嬢刑事「宝生麗子」と執事「影山」の絶妙コンビが殺人事件を次々と解決する。

本「恵比寿屋喜兵衛手控え」(佐藤雅美 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年361冊目)
ちょっと古い作品だが、大110回直木賞受賞作品。公事宿を営む恵比寿屋の物語。複雑に絡んだお話しが凄い。

本「謎手本忠臣蔵 上」(加藤 廣 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年362冊目)
本「謎手本忠臣蔵 中」(加藤 廣 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年363冊目)
本「謎手本忠臣蔵 下」(加藤 廣 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年364冊目)
ご存知忠臣蔵を5代将軍綱吉の母を「従一位」に叙してもらいたがために引き起こされたとして別の観点から描いたもの。涙なくしては読めない。丁度帰国日が12月14日だったためにどうしても読み終えたかった。

本「007 白紙委任状」(ジェフリー・ディーヴァー 著)文言春秋 刊 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年365冊目)
ジェフリー・ディーヴァーがジェームス・ボンドを描くという面白いもの。流石作者の意図が凄い。巨大なテロ集団に立ち向かうボンド、果たしてどうなるのか?

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