タ「エルミタージュ美術館のダ・ヴィンチ」

昨年11月に訪れた時に撮った写真の中にかの有名な「レオナルド・ダ・ヴィンチ」作の名画が二つあった。絵自体はそう大きなものではないが、周囲は人の壁が出来ていた。「ブノワの聖母」と「リッタの聖母」(写真)の二枚の絵だった。これらの絵はやはり人類の貴重な遺産なのだろう。画家であり、建築家であり、科学者でもあったダ・ヴィンチは天才だったのだろう。パリ、ルーブルの「モナ・リザ」で有名な彼の絵も含めた彼の絵はそう多く残されていない。描いた作品数が少ないということなのだろう。

2012年の映画のお話し
「私の今年の映画の評価は」
今年の★★★★★ 「ヘルプ」「わが母の記」
今年の★★★★  「ロボジー」「麒麟の翼」「ドラゴンタトゥーの女」「ポエトリー」「ピラミッド」「シャレード」         「PINA」「エル・ブリ」「マーガレット・サッチャー」「マリリン 7日間の恋」「スターウォーズ EPISODE1」「アーティスト」「ジョン・カーター」「裏切りのサーカス」

映画「タイタンの逆襲」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年87作目)
ギリシャ神話が題材なのだろう。神々達の争いから「ゼウス」が地底の神に捕らえられてしまう。それをゼウスと人間の間に生まれた「ペルセウス」が助けに行くというもの。3Dでした。

映画「女ドラゴン」(銀座シネパトスにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年88作目)副題「怒りの未亡人軍団」
中国は「宗」の時代の「楊家」という豪族の物語。次々と男が辺境の戦いで死ぬ。その敵を未亡人になった婦人たちが立ち上がって戦うというものでした。中国映画特有の「ワイア・アクション」と戦闘シーンが半分以上の映画でした。

映画「マッシュ」(日比谷みゆき座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年89作目)
朝鮮動乱時の前線で活躍する医師団の部隊が「MASH」というものだった。そこで起こる悲喜劇を描く。セックスありお笑いあり、なんでもありでした。

日経新聞5月11日付け夕刊の「シネマ万華鏡」の評価によると、「ロボット」が4つ星、「さあ帰ろう、ペダルをこいで」が4つ星、「ムサシ日記?白い犬」が4つ星、「幸せの教室」が3つ星、「宇宙兄弟」が2つ星、「レンタネコ」が3つ星、「この空の花」が3つ星でした。

「シノプスシ174」
「笑う合戦屋」(北沢 秋 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年121冊目)
16世紀前半の信州地方を争う豪族「村上家」に仕える外様の「石堂一徹」は若いが戦の名人と武勇を誇っていた。村上家の敗戦後9年が経ち、今や遠藤家に仕えていたが、遂に竹田晴信との戦いとなった。実に面白かった。絶対にお薦め。

「秋風惑う」(芝村 涼也 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年122冊目)「返り忠兵衛 江戸見聞」シリーズ3作目
「花風躍る」(芝村 涼也 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年123冊目)「返り忠兵衛 江戸見聞」シリーズ4作目
「雄風翻る」(芝村 涼也 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年124冊目)「返り忠兵衛 江戸見聞」シリーズ5作目
遠州の小藩「定海藩」の藩内対立で兄を失った「筧忠兵衛」は江戸の逃れたが、藩を牛耳る御側用人「神原」からの追っ手は厳しかった。だが江戸での忠兵衛の大活躍は幕閣の目にも留まり、遂に藩は改革派の勝利となる。

「傾国の策」(上田 秀人 著)徳間文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年125冊目)「お髷番承り候」シリーズ4作目
徳川4代将軍家綱のお髷番「深室賢治郎」が活躍する。

「燦 風の刃」(あさの あつこ 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年126冊目)シリーズ1作目
「燦 光の刃」(あさの あつこ 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年127冊目)シリーズ2作目
双子の兄弟の運命を描く。一人は国元の筆頭家老の息子。一人は山に住む一族の唯一の生き残り。二人は競いながら、しかし協力しながら活きて行く。

「剣術長屋」(鳥羽 亮 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年128冊目)「はぐれ長屋の用心棒」シリーズ23作目
「怒りの一閃」(鳥羽 亮 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年129冊目)「はぐれ長屋の用心棒」シリーズ24作目
人呼んで「はぐれ長屋」に住む一刀流の達人「華町源九郎」と居合いの達人「菅井紋太夫」たちが活躍する物語。

「刺客三人」(幡 大介 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年130冊目)「大富豪同心」シリーズ8作目
「卯之吉子守唄」(幡 大介 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年131冊目)「大富豪同心」シリーズ9作目
江戸の豪商「三國屋」の孫息子はお金で同心株を買ってもらい「八巻卯之吉」となって大活躍。本当は何もしていないのだが周囲がお膳立てしてくれ手柄ばかりが転がり込むという強運の持ち主だった。

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