「ベルニナアルプスとサンモリッツ」

2012年6月15日(金曜日) 第二日目
朝、チューリッヒの駅で簡単な食事を摂るが、物価が高い。それと「喫煙者」の数がやたらと多いのには閉口した。まあ皆よくタバコを吸うのには参った。「スイス・パス」を遣って「一等車」に乗り込む。勿論座席指定だ。「チューリッヒからサン・モリッツ」までの汽車の旅、約4時間でサン・モリッツに到着したのだが、ホテルまでの登り坂があるので、まずはバスで移動してホテルにチェックインしたのだが、食べ物を買おうとしたら、スーパーマーケットは正午から午後二時までは休業だという。更に追い討ちを掛けるように行こうと思っていた「ピッツ・ネイル」まではケーブルカーの運行が行われていないというのだ(注:シーズンオフで6月30日からの運行)。仕方ないので駅まで戻り、駅の売店で水とピッツァのお化けのようなもの(ピッザァの皮二枚の間に具が挟まっている)を買い、取り合えず腹を満たす。それからバスに乗り、「プント・ムライユ」というところまで行き、ケーブルカーに乗り、「ムオタス・ムライユ」(2450m)まで登る。そこは実に素晴らしい景色だった。「ベルニナ・アルプス」の3000m級の山々が立ち並び、それも晴天の中で雄姿を見せていた。雪を被った山の姿は神秘的とも言える荘厳な姿だった。下にはサン・モリッツの街と湖が見える。その後バスを乗り継いでホテルに戻る。途中スーパー「COOP」という店に立ち寄り食料品水等を仕入れる。その後は部屋で大宴会を催す。殆ど酔いつぶれる寸前で止めて、ホテルのイタリアン・レストランで「子羊、牛肉、魚」の料理を一皿づつ頼み、3人でシェアして食べた。高級レストランなのでワインと合わせて206CHF(スイスフランの略)、約1万7千円だった。リゾート地のレストランは高いね。夜中2時にホテルの屋上に上ってみたが、確かに星は光っており、「北斗七星」「北極星」は見つけたが、天の川は見えず、空は曇りがちだった。

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