2012年6月20日(水曜日) 第七日目

今日の目玉は鉄道で行けるヨーロッパ最高地点駅「ユング・フラウ・ヨッホ」だ。メンヒとユングフラウの間にある万年雪の中にある人口施設だ。しかし、朝から空は曇っている。スイスに来て初めての曇り空だ。アイガーは見えているものの、その後ろは雲ばかりだ。登山電車はアイガーの中をくり貫いたトンネルを進む。途中、岩の間から外を見ることができるポイントが数箇所(途中駅)あるが、まあ驚きの光景だ。あの岩山の中を列車が進むのだから驚かされる。「ユングフラウヨッホ」に到着。雲の中に入ってしまっており、周囲は全く見えない。展望台から外に出る。そこは雪に覆われた別世界。本来ならば美しい山々が見えるはずが雲の中で何も見えない。そこには「氷河の中をくり貫いたトンネル」もあり、それなりに楽しい場所だ。だが如何せん、周囲が見えなければ宝の持ち腐れだ。雨も強く降り始めた。仕方なく嵐闥ハり下山した。列車の中で関西から来たJTBのツアーの方とお話しをしたが、ドイツロマンティック街道からスイスに入って今日が最初の日だそうだが、ユングフラウヨッホだけがスイスの観光で今日中にパリに入るという。まあ恐ろしい強行軍だ。ドイツ・スイス・フランスを駆け足で一週間で廻るのは観るではなく、走るという感覚だろう。だから深く観るのではなく、いくつかの有名な観光ポイントを廻ったということになるのだろう。我々は本来ならば午後から「フィルスト」というところに行く嵐閧セったが、雨のため急遽嵐閧??マえてスイスの首都「ベルン」に向かう。古都ベルンを簡単に探索してまた戻る。約6時間の旅だった。ベルンの大聖堂は外からしか見なかったが歴史と伝統を感じさせる建物だった。この街「ベルン」は日本で言えば鎌倉時代初期に造られたものらしい。さあ明日の天気次第だが、天候によっては計画を大幅に変更することにした。これは個人旅行の強みだ。決断と実行力、機敏な判断で旅を楽しもう。何とか晴れてもらいたい。スイスパスにもお世話になっています。

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