「手前勝手世界食物語、第264話」

「財布を失くす」
たまにはといっても最近遺失物が多くて困る。先日も銀座の「紅虎」で中華料理を食べた。「辛子白菜」@580円、「砂肝ネギあえ」@480円、「焼きエビワンタン」@680円、「牛ほほ肉のうま煮」@1900円、「穴子の白酒香り揚げ」@1600円。「牛ほほ肉」は箸でも切れるほどに柔らかく煮込んであって美味しかった。これは満足。「穴子の香り揚げ」は骨を取り除いた穴子を揚げたものだが、香ばしい香りと共に塩味で食べるのだが、さっぱりした味だった。ここの料理はどれも実に美味しい。「焼きエビワンタン」は想像と違っていて、ワンタンの皮にエビを入れて焼いたもの、まあまあか。とご機嫌で帰ったのだが、翌朝、散歩から戻っての午前7時、ポシェットから財布を出そうとしたら「ない」のだ。「財布を落としたのだ」。これからが大変だった。まず「銀行のキャッシュカード」を止める。同時に「クレジット機煤vが付いたものはクレジットも止める。次に「ゆうちょ銀行」、デパートのカード2社、スーパーのカード等々と電話をあちこちに掛けてから、近くの交番へ「遺失物届け」を出しに行く。銀座の店で金を払ったのは間違いないので、店から自宅までに間、途中は銀座4丁目バス停からバスに乗ったが、本を読んでいたので財布は一切使っていない。でも現金は精々数千円しか入っていなかったから、あとはポイントカードだとか病院の「診察券」だとか重要なものが沢山入っていたが、取り敢えず現金化されるものはまずは止めた。そして午前11時、店の開店を狙って電話をすると、「ありました」。向こうはこちらの名前も知っているし、名刺も渡してあるのに、連絡をしてこないとはと怒りもあったが、まずは直ぐに回収に向う。勿論問題なく全てありました。銀行には10時過ぎに既に「再発行依頼済み」だったから、「ゆうちょ銀行で停止解除」してもらい、後は仕方がないが新しいカードが付くまではお金の取り扱いは当分停止としよう。まあ何があれ見つかってよかった。実は回収してきてからみたら、まだまだ沢山の銀行キャッシュカードやらクレジットカードやらが入っていたので、整理のためにも全てのカード類をパャRンに入力して分かるようにしておいた。どうして財布を店での支払いの後忘れてきたのか今もって分からない。カード以外のものでは、診察券2枚、ホテルのバーのボトルキープカード、歌舞伎のイヤフォーン前払い券、レストランのポイント券、スタバのコーヒーのポイント券、床屋のポイント券、スーパーのギフト券、そして「身体障害者手帳」等が財布には入っていた。基本的にクレジットカードは別のものに入れているので、もしそれも失くしていたら、もうどうにもならなかっただろうが、運よく?馴染みの店だったので助かったのかもしれない。以後気を付けます。全くどうしているんだ、気の緩みか?夏バテか?海外に行くときは、カードは「VISA ANA」と「AMEX」の2枚のみ、後はお金のみで余計なものは絶対に持っていかないのだが、国内にいる時はそうもいかない。病院の診察券がなくなっていたらと思うと恐ろしくなってきた。
以上、勢古口がちゅっぴり涼しくなってきたかなあ?と感じる東京からお送りしました。

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