「名誉の橋」

北スペインの「巡礼の道」の途中に「名誉の橋」というのがある。ここで昔の騎士が甲冑に身を包み、通りがかる騎士に戦いを挑み、なんと「千人」もの相手を倒したという橋なのだ。甲冑に人も馬も覆われた馬上の騎士が凄まじい勢いで突入してくる姿を想像するだけで恐ろしくなろうと言うもの。当時の騎士は長い長い鑓を持ち、それで相手を突き落としたという。まあ京都五条の橋の上で待っていた「弁慶」と同じでなんでそんなことをするのかは知らないが、真に困ったものだったのだろう。それでも有名を馳せた騎士に因んで「名誉の橋」として未だに記憶されているのだった。

2013年の映画のお話し
映画「もうひとりのシェークスピア」(日比谷シャンテシネ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年1作目)
昨年2012年は225本の映画を観た。
イギリスの文豪戯曲作家のシェークスピアには自筆の著書が全くないという。本当のシェークスピアはある貴族だったというお話しだ。だからその時代にシェークスピアと呼ばれていたのは偽者、替え玉だったという。

映画「ダーティー・ハリー」(日比谷みゆき座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年2作目)「午前10時の映画館」
クリント・イーストウッド主演の警官映画。流石面白かった。

映画「大奥」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年3作目)
男女逆転の世界を描く。徳川綱吉の時代だ。変な映画だなあ。

映画「シェフ」(銀座テアトルシネマにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年4作目)
これは面白かった。パリの三ツ星レストランを維持するために何をするのか?それがシェフの悩みだった。

日経新聞1月11日夕刊「シネマ万華鏡」によれば、「フラッシュバックメモリーズ 3D」が」5つ星、「カラカラ」が4つ星、「LOOPER」が3つ星、「96時間リベンジ」が3つ星、「鈴木先生」が2つ星、「渾身」が3つ星、「しんしんしん」が4つ星でした。

「私の去年2013年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、
今年の★★★★は、「シェフ」

「シノプスシ203」
「薔薇色の人」(風野 真知雄 著)角川文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年345冊目)「姫は31」第4段

「血霧」上(パトリシア・コーンウェル 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年1冊目)「検屍官ケイ・スカーペッタ」シリーズ
「血霧」下(パトリシア・コーンウェル 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年2冊目)「検屍官ケイ・スカーペッタ」シリーズ
昨年は345冊の本を読んだ。
流石このシリーズはいつも面白い。すぐに書店のベストテンになっていた。

「冬うどん」(和田 はつ子 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年3冊目)「料理人季蔵捕物控」シリーズ第18段

「今日を刻む時計」(宇江佐 真理 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年4冊目)「髪結い伊三次捕物余話」シリーズ第9段

「ふきだまり長屋大騒動」(鳥羽 亮 著)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年5冊目)「半次と+兵衛捕物帳」シリーズ第1段

「縁談」(小杉 健治 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年6冊目)「独り身同心」シリーズ第1段
「破談」(小杉 健治 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年7冊目)「独り身同心」シリーズ第2段

「血は欲の色」(澤田 ふじ子 著)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年8冊目)「公事宿事件書留帳」シリーズ第19段

「泣きの剣」(井川 香四郎 著)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年9冊目)「船手奉行さざなみ日記」シリーズ第1段

「うだつ屋智右衛門縁起帳」(井川 香四郎 著)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年10冊目)新シリーズ第1段

「夜霧兵馬」(佐々木 裕一 著)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年11冊目)「旗本ぶらぶら男」シリーズ第1段

「花始末」(藤井 邦夫 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年12冊目)「秋山久蔵御用控」シリーズ第8段

「千石の夢」(佐々木 裕一 著)二見文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年13冊目)「公家武者松平信平」シリーズ第5段

「葉月の危機」(稲葉 稔 著)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年14冊目)「よろず屋稼業早乙女+内」シリーズ第4段

「天国と地獄」(波多野 聖 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年15冊目)「銭の戦争」シリーズ第3段

「小袖の陰」(上田 秀人 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年16冊目)「御広敷用心 大奥記録」シリーズ第3段

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