「稚内のタコシャブ」

最終日は礼文島7:30発のフェリーで稚内に向う。戦前は「樺太」への定期航路の町として栄えたが、戦後は衰退したようだが、それでも「道北」最大の都市であることには変わらない。「自衛隊」の3軍「陸、海、空」が全て駐屯している珍しい町でもあるという。デジカメの電池がなくなってしまい、写真が撮れなくなったので、困ったが、荷物に「充電器」を入れなかった私が悪いので仕方ない。昼食は稚内名物の「タコシャブ」を食べた。冷凍させたタコの足を薄く切り、野菜と一緒にシャブシャブで食べる。実に柔らかい舌触り歯触りだ。タコと野菜から丁度いい出汁が出て、これにご飯を入れて「おじや風」に仕立てても美味しい。塩味が効いている。食が増す一品でした。その他、「海鮮丼」「黒牛肉のシャブシャブ」が出されていた。一番多くリクエストされていたのは不思議と海鮮丼だった。最後に「宗谷岬」を訪れたが、そこには食用家畜の「放牧黒牛」がのんびりと草を食み、自然の「蝦夷鹿」が時々見られた。利尻、礼文で見かけた動物は、当然ながら「カモメ」と「カラス」だったが、「犬や猫」は全く見られなかった。「チョウチョ」も「虫類」も見なかった。トレッキングの途中で死んでいた「小さな野鼠」と、生きている「カタツムリ」を見ただけだった。最北の島には「熊」も「蛇」もいないという。「猿」もいない。但し野鼠退治用に「イタチ」は北海道本島から持ってきたのでいるという。風が強い宗谷岬では、「風車発電」が行われていた。因みに、利尻礼文の電力は島内にそれぞれ発電所があるという。宗谷岬からは約43kmで旧「樺太」、今の「サハリン」だが、生憎天候が悪く見えなかった。前回は見えたのだが、残念でした。稚内空港から羽田まで一時間半のフライトはあっという間でした。
以上、北海道道北から勢古口がお送りしました。

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