「旅暦47、南アフリカの旅」

第一日目(11月21日、木曜日)
香港にやってきた。かれこれ10年位来ていないはずだ。ランタオ島の新しい空港ができる前のカイタック空港には何回来ただろうか?景気の良い頃には年2回はJALのファーストクラスで往復したものだった。これから南アフリカに飛ぶ。今回は無理してビジネスクラスを手配している。追加料金が往復32万円だが、長旅が堪える歳になったということか?

第二日目(11月22日、金曜日)
早朝のヨハネスブルグに到着。機内ではほぼ完全にフラットになる座席だったから、よく寝ることができた。都合13時間のフライトだが、6時間以上は熟睡できた。そして52か国目の訪問国南アフリカに着いた。今、ラウンジでコーラを飲みながらこれを書いている。今日は移動日でケープタウンに行き、半日観光の嵐閧セ。寝たとは言ってもやはり時差はきつい。日本との時差は7時間。もう日本を発って24時間だ。約2時間で南アフリカ第二の都市「ケープタウン」に着く。すぐに飛行場から「テーブルマウンテン」へと。ケープタウンの街を見下ろす1000mの山というか丘というか、上部が平らなテーブル上になった巨大な岩石の塊があった。今は春真っ盛り、紫色の「ジャカランダ」という花が木に咲き乱れ、実に美しい。さて中腹からロープウェイで山頂へ。このゴンドラ、円形をしていて、床の部分が360度回転をする。だから乗客はどこに乗っても、必ず360度景色を見渡すことができるという訳だ。まあ、1000mの高さから見下ろすケープタウンの街と大西洋の美しさは言葉に尽くしがたい。澄み渡る空、海の蒼さ、崖の途中には大型のモルモットのような動物がたくさんいた。天候が良いので日光浴に出てきたというその動物は「ダッシー」というらしいが、なんと象の仲間だという。どう考えても象には見えない。野鼠かと思ってしまう。日差しが強く、紫外線で顔が真っ赤になってしまった。このテーブルマウンテンだが、西の大西洋と東のインド洋を吹き抜ける風が強く、年間50日程度しかロープウェイが運航されないという。確かに夜、ホテルの窓の外を強風が吹き抜けていた。2010年サッカーワールドカップの準決勝を行った「ケープタウンスタジアム」が海岸縁に見えるが、おもちゃのような大きさにしか見られない。人口350万人の大都市だというが、もともとはオランダの東インド会社が野菜と水を船に供給するために作った中継基地が始まりだという。そこにインドネシアから奴隷を連れてきて、農場で働かせたとのこと。だから今でもイスラム教徒が多く、市内にも40以上のモスクがあるという。何年か前まで人種差別、人種隔離政策をとっていた国だから、今でも最下層の貧しい人たちのスラムが沢山あった。現地ガイドからは、「治安が悪いからメインストリートは歩くな」とのこと。「外出禁止令だな」。確かに路上生活者も多そうだ。貧しいと食べるため、生きるために何をするか、されるか分からない。さてホテルには午後4時過ぎに到着、早速シャワーを浴び、髭を剃った。人心地着いた。肝心かなめの懐中電灯を忘れてきたことに気が付いた。何に使うのかは知らないが、多分夜間の行動に使うのだろうが、困りました。江戸時代、オランダは日本の長崎の出島で貿易を行うことを幕府から許された唯一の欧州の国だったから、オランダ人たちは祖国を出てから、この地を経由して遥か日本まで出向いたのだった。スエズ運河が出来るまで、アフリカ最南端のここがヨーロッパとアジアを結ぶ海の道だったのだ。通信状況が悪い。WIFIは何度トライしても繋がらない。携帯も圏外侮ヲが多く出る。困りました。陸の孤島ですね。

「ジャカランダの花とテーブルマウンテン」

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