「手前勝手世界食物語、第324」
「博多、もつ鍋の七山」
もう何度もご紹介した行き着けの店「七山」。ご主人が佐賀県七山のご出身なので名付けられたと聞く。この店の不思議は場所(福岡市中央区薬院大通り)は余り良くないのに、一見の客が沢山訪れることだ。まあ、以前には私のブログを観て訪れた人もいたそうだが、私にとっては博多の第二の自宅みたいに居心地のいい店なのだ。ここの「もつ鍋」の味を私は「博多一」だと思っている。年末の家族会にもここのもつ鍋を送ってもらって親戚一同で食べたが、いつもながら美味しい。新鮮な牛モツとキャベツ、ニラ、そしてトッピングで「黒豚カルビ」を加える。勿論大量のニンニク入りです。これを取り皿に「柚子胡椒」と「酢醤油」を加えて、更に「刻み唐辛子」もパラリと振りかけ、具を鍋から出して食べる。まあ簡単なものだが、だから余計に奥が深いのかも知れない。博多の母の味といった感じだ。残念なのはこの店で以前は食べられた「レバ刺し」が食べられなくなったことだ。美味しかったのに本当に残念!