「セントーサ島」

「セントーサ島」
三日目、弾丸ツアーのような旅はあっという間に終りに近付いた。午前中は「セントーサ島」を訪れた。この島、今では娯楽の島になっていた。「ビーチ」がいくつかあり、「ユニバーサルスタジオ」があり、「水族館」があり、「カジノ」があり、その他沢山の遊戯施設、ホテル、レストラン等があり、休日なので家族連れ、恋人同士、若者同士、物凄い混雑だった。昔の面影は「ロープウェイ」が本島との間に掛かっていたことだけだった。昔、船のマストがこのロープウェイのロープを切断しゴンドラが落ちて沢山人が死んだことを思い出した。さて水族館は「海遊館」という名前だが、大阪の海遊館の数倍の規模がある。超大型の水槽を中心にして沢山の小さな水槽が併設され、それこそ何万匹もの魚が泳いでいた。島内の交通はモノレールとシャトルバスが無料で走っていたので便利だった。シンガポールの生活だが、物価もそこそこ高いので生活水準はほぼ日本と同じ程度だろう。ただ小さな島だから、勿論一戸建てなど存在しないのだろうし、大概はマンション暮らしなのだろう。今空いている土地も将来の住宅建設には必要だろうし、現在都心近くにあるコンテナヤードも西海岸に移動するようで、空地は住宅になるらしい。兎に角狭い土地を効率的に使おうという政府の考え方がよく分かる。小さな島だから生産力はないから、「金融」で世界に覇を唱えようという政策だろう。富める国「シンガポール」はこれからも健在だろう。また自動車は全て輸入車で関税が2.5倍掛かるというが、皆立派な車を運転しているのには驚かされた。

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