「天空のプール」

「夜の天空のプール」
二日目の朝、朝食の後、屋上のプールサイドに行った。3つのホテルタワーの屋上部分(57階)を一つのプールで繋いだものだったが、確かに「天空のプール」だった。プールの水の先がそのまま下に落ち込んでいるような造りには、知ってはいたが驚きだった。ジャグジーもあり、家族連れが早朝から楽しんでいた。朝7時、太陽が東の空から昇ってきた。今日もまたシンガポールは動き始めた。週末の土曜日ということもあり、どこも人出が多い。やはり中国からの客が多いようだ。さてお定まりの観光コースを廻る。「シンガポール川河畔、マーライオン、新しい植物園、スカイウエイ、チャイナタウン、インディアンタウン、アラビアタウン」等だ。シンガポールには「徴兵制」がり、男子は高校卒業後「2年間の兵役義務」があるとのこと。少子化は日本より酷く、このままでは女子も徴兵しないと兵隊が足りなくなるらしい。子を産まない若い人たち。どこの先進国も悩みは同じだ。また平均寿命は高いのに長寿ではなく、100歳以上の老人は10人程度だという。現在の人口が540万人、これを政府は2030年までに690万人にするという目標を掲げているらしい。そのためには150万人の移民を受け入れるという。これは将来の日本にも共通する課題だ。昼食後、一度ホテルに戻る。今回は地下鉄のカードを買った。12S$(デポジット5S$)だ。何度乗れるかなあ。地下鉄網は発達しているので、乗り換え、乗り換えでどこにでも行ける。この地下鉄、日本より車両の幅が大きい。新幹線よりも大きいのではないだろうか?広軌だから同じか。カードは日本の交通系カードと同じSONYのフェリカのようだった。さて聞くと、シンガポールの小学生、中学生の生徒さんたちは激しい競争に幼い頃から晒されているらしい。直ぐに能力別のクラス分けで振り分けられてしまい、それが将来の進学に反映されてしまうという。毎年クラス替えがあり、ある意味実力を色濃く反映させたシステムのようだ。良いにつけ、悪いにつけ、競争社会であることは事実のようだった。確かシンガポールの学童学力テストは世界的にも上海に継いで2位だったはずだ。夜は、再度天空のプールに行ってみたが、朝ほど感動しなかった。まあこんなものかというより、夜景が何か疎らに光り、昨晩の夜景の感動はなんだったのか?と思ってしまった。土曜日なのでオフィスが休みで電気が付いていないのが原因なのだろうか?多分そうなのだろう。マリーナ・ベイ・サンズの対岸は金融機関を中心としてオフィスビルが大半だから。

「2014年の映画のお話し」  2013年は221本の映画を観ました。
映画「フルートベール駅で」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年45作目)
2009年の元旦、新年を迎えたばかりの電車の中で起こった揉めあいの末、無実の黒人青年22歳が警官によって撃ち殺された事件を克明に再現したもの。

映画「ローン・サバイバー」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年46作目)
アフガンでの任務で潜入した4人の米海軍「シールズ」の兵士達を待ち受けていたのは200人のタリバン兵だった。そしてたった一人だけ脱出できた事実の物語。

映画「ワンチャンス」(TOHOシネマズ有楽座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年47作目)
イギリスはウェールズの男性は子供の頃からオペラ歌手になるのが夢だった。イタリア留学までしたが、夢は挫折した。だが、テレビの素人タレント発掘番組に挑戦し、勝利を得るのだった。

映画「神様のカルテ2」(TOHOシネマズスカラ座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年48作目)
松本の「24時間365日」活動している病院の若い医師を描く第二作目。医師が直面する悩みや病院はビジネスなのかを問う。

映画「ウォルト・ディズニーの約束」(TOHOシネマズシャンテにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年49作目)
「メリー・ポピンズ」の映画化に際して、原作者の女性とディズニーとの契約裏話。秘話でした。

日経新聞3月28日付け夕刊「シネマ万華鏡」の評価によれば、「ウォルト・ディズニーの約束」が3つ星、「インミチ」が4つ星、「フルートベール駅で」が3つ星、「LIFE」が3つ星、「LEGOムービー」が3つ星、「ローン・サバイバー」が3つ星、「オーバー・ザ・ブルースカイ」が4つ星でした。

「私の去年2014年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、
今年の★★★★は、「小さいおうち」「アメリカン・ハッスル」「ウルフ オブ ウォールストリート」「光にふれて」「ダラス・カーボウイズ・クラブ」「それでも夜は明ける」

「2014 旅の記憶シリーズ」  2013年の旅では、「ペルー」が51カ国目、「南アフリカ」が52カ国目、「ジンバブエ」が53カ国目、「ボツワナ」が54カ国目、「ザンビア」が55カ国目でした。
2014年の国内旅行は、第一回目は九州福岡と水俣(1月)、第二回目は能登(1月2月)。第三回目は長崎(三月)です。
2014年の海外旅行は、トルコ(1月、3度目)、台湾(2月、3度目)、シンガポール(3月、X度目?)です。

「2014 歌舞伎観劇シリーズ」歌舞伎座にて★★★「今年2回目」
「鳳凰祭三月大歌舞伎」夜の部「盲長屋梅加賀鳶」

「2014 本の記憶シリーズ」  2013年は本を350冊読みました。
「家光の陰謀」(藤井 邦夫 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年64冊目)「乾 蔵人 隠密秘録」シリーズ第6弾

「幻剣双猿」(鳥羽 亮 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年65冊目)「隠目付江戸日記」シリーズ第8弾

「紅川疾走」(稲葉 稔 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年66冊目)「剣客船頭」シリーズ第9弾

「ふらっと銀次事件帳」(牧 秀彦 著)角川文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年67冊目)「天ぷら長屋の快男児」シリーズ第1弾

「シャドー・ストーカー」(ジェフリー・ディーヴァー 著)文芸春秋刊 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年68冊目)「人間嘘発見器キャサリン・ダンス」シリーズ第3弾

「開港」(佐伯 泰英 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年69冊目)「交代寄合伊那衆異聞」シリーズ第20弾

「相抜け左近」(坂岡 真 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年70冊目)「帳尻屋始末」シリーズ第3弾

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。