「ポーランドの旅」

「J  REPORT 2014 6月第3週」
「リタイアメント・ノート 5年12ヶ月目」、
「VOL。851 SINCE AUG.12th、1983」
「旅暦51、ポーランドの旅」
「ヘルシンキからワルシャワ」
第一日目―6月5日(木曜日)
成田から初めて「ボーイング787」に乗った。あれだけ乗りたかった機体だ。JAL0413便ヘルシンキ行。機内はがらがらだ。だからサービスもいい。驚いたのは窓にシェードがなく、窓ガラスの色が変化し、青黒くなり、陽の光を遮るようになっていたことだった。西に行くのにも関わらず若干の追い風で予定より1時間早く到着した。緑と水の国、フィンランドだ。ここで乗り換えてワルシャワに飛ぶ。まだ夕方だが、太陽は真上にあるようだ。どんよりと曇っているが気温は25度とのこと。初夏という感じだろうか?飛行場の周囲は「白樺」の林だ。時差は6時間。既に機内で持ち込んだ本を3冊読み終えた。バッグにはもう本がない。スーツケースにも何冊か入っているが、帰りに読むのがなくなってしまう。食事は機内食2回だったが、糖質制限中だからおかずだけ食べた。ダイエットには旅行は丁度いい。余計なものを食べなくて済むからだ。約1時間45分でワルシャワに着く。「ワルシャワ・ショパン空港」、何でもこの国では「作曲家ショパン」が最高なのだ。現地時間午後7時なのに太陽はまだ角度30度以上の上にある。ここも気温25度、明日は30度以上になるらしい。時差は7時間。ホテルで部屋に荷物を入れて直ぐに目の前の大きなショッピングセンターに行く。まずは両替。1万円で現地通貨250ZT(ズウォティ)だ。そして地下のスーパーマーケット「カルフール」で水とソーセージを買った。準備万端整いました。初めてのポーランド。「平らな土地」という意味の国名だそうだが、真っ平な平原が続いていた。森林と農地が入り組んでいるように飛行機からは観える。ワルシャワは中心部には高層ビルがあるが、大体が中層のビルで直ぐに郊外となり、アパート群と個人住宅、そして畑と森が広がっていた。新宿副都心を更に小さくしたような規模か?この町を歩く人々には色白の美人が多い。東欧は美人が多いとは聞いていたが、これからの旅が楽しみだ。顔が小さい八頭身型だ。さて、これを書きながら、持参した焼酎を飲み、買い求めたソーセージを食べた。物価は安いのかと思っていたが、意外とそうでもなく、加工肉(ハム、ソーセージ類)などは大体700円から1000円前後だった。品物は豊富だが、何か実感がつかめないといった感じだ。スーパーのこの光景は世界中皆同じになったからだろうか?どこの国にいるのかが分からないといった感触だ。
第二日目:6月6日(金曜日)
目覚めたらまだ午前1時半(日本時間午前8時半)、完全な時差ボケだ。4時間ほど寝たのだろうか?二度寝して目が覚めたら午前4時半。大体東京で生活しているとの同じ時間帯に起きた。風呂に入ってから散歩に出掛ける。まずは「ワルシャワ中央駅」へ。この時間だが列車の発着もあり、人々が歩き回っていた。道路が広い。ヨーロッパの都市でも広さでは負けないだろう。駅から北上して国立博物館辺りまで歩き、ホテルに戻る。約1時間10分の朝の散歩。気が付いたのは、歩道に「タバコの吸い殻」が多いことと、ヨーロッパにしては珍しく自転車が少ないことだった。車社会なのだろう。日本車も多い。トヨタ、ホンダ、マツダ、日産、スズキが走っていた。それはドイツやフランス、そしてアメリカの車も多いが日本車大いに健闘しているようだ。タバコは皆がどこでも吸っている。そしてポイ捨て。困りますね。さて7時半にホテルを出発して東南の「ザモシチ」という町へ向かう。高速道路がない。一般道と自動車専用道路の合の子のような中途半端な道路を走る。この国、やはり「中進国」だ。それは道路の未整備が物語っている。ちょっと郊外に出るともう「林と田園風景」だ。どこまでも続く平坦な土地に畑が広がり、林が点在する。畑では多分「輪作」が行われているのだろう。麦、穀物類、牧草、休耕地が交互にある。周囲は緑一色だった。道端に「十字架」や「イエスキリスト」、「マリア様」などの像が点々とある。まるで日本の「お地蔵様」のようだ。カソリックの国ならではなかろうか?もう一つ、「墓地」のお墓には生き生きとした花が捧げられていた。余程頻繁にお墓参りに来ているのだろうか?感心な人たちだ。ところで二つ疑問がある。一つ目は川がないことだ。ワルシャワを流れる大河「ヴィスワ川」が国土の中心を南から北に流れ、この幹に毛細血管からのように支流が流れ込み、バルト海に流れ込む。だから道路を走っていても、この大河を二回超えただけで後は小川すら見えないし、橋で越えることもない。延々と続く平原だけなのだ。摩訶不思議だ。もう一つは動物が見えないことだ。牛も結局今日一日で10頭も見なかった。酪農王国での話しだ。ヤギ一頭、ニワトリ数羽、猫一匹、犬数頭、これが今日見た動物だ。何でこんなに少ないのか?目に見えないところにいるのだろうが、不思議な世界だった。道路に速度制限の看板が非常に少ない。見てみると最高速度100kmから50kmと10km毎の表示はあったが、村なり町を走る時は50kmで後はかなりの早さで走れる。途中ネズミ取りを数か所でやっていた。どこの村にも町にも「教会」がある。キリスト教国なのだ、ここは。道路の上に電光掲示板があり、気温と道路の表面温度を示していた。この国ではやはり冬の凍結が交通に支障をきたし、問題になるのだろう。それでも道路工事をあちこちでやり、高速道路網を強化しているようだった。道路にだけ関していえば、日本より30年は遅れていると思った。さて、目的地の「ザモシチ」に着いた。ここは16世紀末にある貴族が留学先のイタリアの「ルネッサンス」に憧れ、ルネッサンス様式の建物を自らの資金で建てた街なのだという。100m四方の広場の周囲に「市庁舎」、「教会」、そして「商人の館」が建てられていた。「市場」が広場では開かれていたという。写真は「銃を背負う女性」とでも名付けようか?偽物の銃を肩にして歩く女性の後ろ姿だ。観光客集めなのだろうか?市内観光後、320km先の「クラクフ」へと向かう。日没は午後8時45分でした。クラクフ到着は午後9時でした。ワルシャワから「モザシチ」まで250km、本日の走行距離は合計570km強でした。さて食事は昼が「ビゴタ」という地元の名物料理にビール大@7ZT(280円)。「牛肉とソーセージを細切れにしてザワークラフト(酢漬けキャベツ)を一緒に煮込んだもの」を食べた。ビーフストロガノフのようなものだった。夜は豚肉のソテーと茹でたポテトと人参でした。生ビール10ZT(400円)。まあツアー飯だから仕方がない。不味くても文句は言わない。

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